賢者の石編 15話
しおりを挟む
「うぇ…トロールの鼻くそだ…」
レンが立ち上がりハーマイオニーを説得してる間に、2人はトロールと戦いを繰り広げていたらしく、その際に鼻の穴に刺さった自分の杖をハリーは嫌そうに抜き、トロールのズボンでそれを拭き取った。
「ロン、なかなかやるじゃない」
レンは親指を立てウインクをすると「僕だってこれくらいは出来るさ」とウインクを仕返して、皆が笑った。
「これ…死んだの?」
「いや、ノックアウトされてるだけさ」
「レン、大丈夫?」
「うん、平気。たいした事ないわ」
既に痛みで意識が遠退きそうだったが、レンは心配かけないようにいつものように笑って見せた。
その後、少しの間、意識が違う所に行っていたのだろう、先生方がトイレに駆けつけてきたのに気付かなかった。
2/5
←前へ    次へ→
目次へ