賢者の石編 15話
「スネイプ先生?」
「なにかね?」
スネイプは相変わらず単調でレンの方は見ず、進行方向を真直ぐと見ながら返事をした。
「お聞きしたい事があるんですが…」
その言葉にスネイプは何も答えない。それは聞いても良いのだと判断し言葉を続ける。
「どうして先生は、ハリーにあんなに冷たくするんですか?」
レンは前から思っていた事を口に出してしまうと、彼の冷たい目が少しだけレンを睨んだ気がした。
「キミが気にする事ではない。」
「…その…正直に白状しますと…」
スネイプは一体レンがなにを言うのだろうと思ったのだろう、いつもより少しだけ瞳を丸くしてレンを見た。
そんなスネイプの表情が、ちょっとだけレンはおかしかった。
「少し、先生が羨ましく思う時があります。」
スネイプは何も言わず、聞いているのかいないのか判らないくらい真直ぐ前を見て歩いている。
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