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『新しい魔法薬学の先生に惚れ薬では本当の愛は知れない、心は薬で成長させるものではないって言われたわ。』
『わざわざ聞いたのか。レンは使う必要無いって。』
『売ってくださらないもの、貴方が飲ませない限り使えないわ。』
『なら一生体験する機会もないな。』
いつもの様に指輪に祈って語りかければ、すぐに反応を返してくれる変わらないジョージ。
それが今のレンにはちょっと嬉しかった。
『貴方は相変わらずで元気分けて貰えたわ。ご飯食べて勉強したら寝るわね。おやすみ』
『1人で抱え込んでんなよ?おやすみ。良い夢みろよ。』
『枕に言ってくださる?』
『俺の夢を見る様に言っとくよ。』
『ありがと。1日お疲れ様。』
レンはそれにくすりと笑ってしまった。
大広間に来るとハリーの周りにジニーも集まりなにやら話している様だった。
邪魔しても…と思い、空いている席で軽く食事を済ませようと思ったが、どうも食欲が出ず、軽く飲み物を一杯飲みレンは立ち上がり去ろうとした後ろ姿を「レン!」と誰かが呼び止め振り返ればハリーだった。
「…キミの香りがしたから。居なくて心配してたんだ。何処にいたの?」
ハリーは足早にレンのところへ来れば手を引き、自分とロンの間に座らせそう聞けば、レンは小さく苦笑をしてしまう。
「スラグホーンに質問していたら皆がいなかったの。」
「此処に来てたなら一緒に座れば良いじゃない。」
「食欲がないから帰ろうと思ったのよ。それに何か騒いでいるみたいだったから。」
ハーマイオニーの言葉にレンがそう言えばハリーは「レンからも言ってやってよ。」と憤慨している様にハーマイオニーとジニーを睨んでいた。


(P.92/全P.208)
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