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「告白されたことではなくて。マルフォイに襲われたり…」
「襲われた!?」
「えぇ、行きの列車の中で変な薬を飲まされたみたいなの。レンはその時の記憶を失ってるわ。」
「色々あったとは聞いていたが…」
「彼奴が襲ったとはね。」
「それに最近の彼は病気みたいに隈を作っていたり痩せていたりしているから…もし自分が殺されるとしたら、そんな自分の甘さを突かれてドラコに殺されるんでしょうねってそう苦笑してたわ…レンはこれ以上ないくらいにいっぱい背負ってるものがあるのに、その上マルフォイの事も乗っかったら…」
ハーマイオニーはレンの家に泊まりに来てからゆっくりとレンが聞かせた話をコソコソと双子とシリウスに知らせた。
「他にも何かあるのか?」
ジョージは心配そうな表情をするとハーマイオニーは小さく頷く。
「当主の事、ご家族の事やそれのトラウマ、シリウスが死んでしまう様子を水晶玉で見た事だってトラウマになってるの。占い学を辞めるくらいに。それに…ルシウス・マルフォイとも色々ありそうだし…。」
「それでよく他人の事を心配してられるな…。」
フレッドは半ば呆れ気味にそう言えば、バカがつくくらい優しいのよとハーマイオニーは苦笑する。
「ルーピンの事、幸せになる事から逃げたらダメだ、みたいに叱ったらしいしな。」
「家にいる間は私やリーマスがなんとでも支えられ気を付けてられるが、ホグワーツではそれが出来ない。悪いがハーマイオニー、レンがホグワーツにいる間、彼奴の事を頼む。」
シリウスがそう真面目に言い、何かあれば彼奴から懐中時計をとって連絡くれと言うシリウスにハーマイオニーは頷く。
「俺も心配してたんだ…レンが溶けて消えちまいそうに儚く見える事がよくあるしさ。」
「えぇ。」
その後、シリウスは時間を確認すればそろそろ本部で報告を少し入れてくると出かけて行ったのと入れ違いに戻って来たレンを呼ぶジョージに、レンは首を傾げながら近寄れば腕の中に閉じ込められて、自分の足の間にレンを座らせ、その首元に顔を埋めたまま強く抱きしめるジョージ。


(P.189/全P.208)
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