金曜日の晩、レンはハーマイオニーを0時になるまで話しかけ続け、彼女も一緒に楽しそうに話してくれている。
そして0時が過ぎたのを確認してから、レンは1つの包みをハーマイオニーに手渡した。
「何?」
「ハーマイオニー、誕生日、おめでとう。」
その言葉にハーマイオニーはきょとんとし、そして直ぐに満面の笑みに変えていく。
「有難う、レン!覚えててくれたのね。」
「友達の誕生日はこっそりとちゃんと祝わせてもらっているのよ。」
「こっそりとじゃなくて堂々としてていいのよ?」
レンの言葉にハーマイオニーはくすりと笑い、その包みを開ける。
ブレスレットにも似た形の時計が入っていた。
「わぁ、綺麗。レン、大切にするわね。」
「えぇ。魔法界だと17歳が成人なの。それで成人した時に親とか家族が時計を贈るのが習わしなんだけれど、マグルは違うでしょう?だから、形だけでもって思って。親でもなんでもないけれど、親愛なる親友殿の大切な日だもの。」
ハーマイオニーはレンに飛びつき思いっきり抱きしめれば、涙目で嬉しそうに微笑んでくれた。