「それじゃ、例のあのナメクジの飾り棚にレンはまだ飾られ続けているって訳か。」
「ハーマイオニーと一緒にね。もう3度ほど小さなパーティに誘われて行く羽目になったわ。」
「そりゃーロンが拗ねてるだろ?」
「あー…まぁ最初の一度くらいはね。でもその後はハリーもジニーもクィディッチの練習とかで参加出来なかったから、談話室に帰ったらロンと3人でニヤニヤしながら話しているのを見たわ。…本当代われるものなら喜んで変わってあげるのに。私は目立たずひっそりと平和に過ごしたいもの。」
「人が集まるところ、ちーっと苦手だもんな?」
「よく知っているわね。」
「本当ならレンのことを1番に理解しているのは俺でありたいけど、まだまだルーピンという大壁には敵いそうにもないな。」
そんな時、遠くから「シリウス」という名を聞いた気がして様子を探るとハリー達3人だった。
「あー…ダンクの事で騒いでんな、ありゃ。」
「ダンク?…あぁ、マンダンガス。」
「あぁ。シリウスの物を盗んでいたって言ってたからな。」
「あの家はもうハリーの物だから、今となってはハリーの物ね。」
それにジョージは驚き隠せない様だった。
「レンに譲られたんだと思ってたぜ。」
「ブラック家のお家は代々男の子に譲られているらしいの。だから、愛息子のハリーにって。」
「あー!貴女こんな所にいたのね?」
ハーマイオニーのその言葉に、レンはしまったと思ってしまい苦笑する。
ハーマイオニー達3人は注文したバタービールを片手に持っており、ジョージはそれに苦笑するとレンの方に避けてはスペースを作ってやり、3人はそこに腰をかけ、ハリーはレンを見遣れば直ぐに何か言いたげに口を動かしたがそれよりもロンの方が早かった。
「ジョージと一緒だって知らなかったよ。」
ロンは驚いた様に言えばジョージも苦笑をしてしまっていた。
「俺は私用で来てただけだぜ?レンが1人だったからとっ捕まえてデート申し込んで、此処に連れて来たのさ。…ま、ホグズミード休暇にかち合わないかと淡い期待はあったのは否定しないけどな。」
レンに気を使ったのかもしれないジョージの言葉にレンは救われた思いだった。