「さぁ、どっちがどっちだか当てられた奴にはおまけでこれを付けるぜ!」
何時もの悪戯グッズを寮生に売りつけてる時、俺達はある事に気付いた。
親でも間違う俺達を、どれだけの者が見分けつくんだろう…と。
そして実践してみたわけだ。
1/2って事もあって正解率は低くは無いが、高いともいえない。
だが、この発言で俺達はまた別のものに興味を惹かれる事になる。
「こっちがフレッドでこっちがジョージね。制服を取り替えても駄目よ。」
そこまで当てる奴は1人もいなかった。
それどころかレンは過去に一度だって俺達を間違えた事は無かった。
「なぁ、兄弟…俺に提案があるんだけど、協力してくれないか?」
「勿論だとも、兄弟」
-----密着クレスメント24時!-----
これは俺の素朴な疑問で考えた、あるプログラムの報告である。
そう、我らが姫、レン・クレスメントが一日をどう過ごしているのか…
それが判れば、俺らを簡単に見分けるその秘密も判るのではないか?
俺はふと思ったら気になってしまった。
いや、想像してみようと思ったんだが…思いつかなかったんだ。
ハーマイオニー・グレンジャーの話によると…
朝、レンは朝日の眩しさに目を擦りながら目を覚まし、時計を見る。
予定の時間より早く目が覚めてしまったが、また寝るにも時間が中途半端だ。
レンは諦めて身を起こすと、昨夜読みっぱなしだった本がベッドから転げ落ちバサッと音が響く。
その音にハーマイオニーが目を覚ましてしまうが、これが御馴染みの目覚ましになっていた。
「おはよう、レン」
「おはよう、ハーマイオニー」
そう言い苦笑しながら本を拾って元の場所に戻すと、彼女はゆっくりと着替え2人の着替えが終わると談話室に向かうそうだ。