第1話
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「厳しいお家だから、こんな本が見つかったら取り上げられてしまうかもしれないでしょう?だからカモフラージュよ」
そう言いリーマスに本を見せるとその表紙には”性格更正術”と大きく書かれていた。
それをリーマスは見ると、楽しそうに笑みを浮かべ、梟が飛び立って行くのを見送る。
「あ、レン。また梟だよ。」
年老いた梟が転がり落ちる様にレンの下に飛んで来るとレンは驚き、その梟をソファのクッションの上へ寝かせる。
すると梟は有り難そうにレンを見つめた。
「あ、ロンからだわ。…ほら、この前話した同じ寮のウィーズリー家の子」
レンがそう言うと、あぁ…とリーマスは返事をしながら梟の様子を見ていた。
レンはその様子を横目で見ながらもロンの手紙に目を通す。
「なにかあったのかい?」
「ハリーに手紙を送っているのだけど、何度送っても返事がなくて様子がおかしいって。ハーマイオニーも同じ事を言っているみたい。誕生日の日の夜にハリーを迎えに行くと書いてあるわ。」
少し早いけど、プレゼントを渡しに行きながら、様子を見てくるわね。と、ラッピングを終了した本を手にとりレンは玄関の方へと向かう。
「そっちから行くと近いのかい?」
何も知らないリーマスはレンを見送りに玄関まで着いてくるとレンはハッとした。
「あ、ここだけプリペット通りに繋がっているの。ハリーの家はすぐ近くよ」
そう言い行ってきますと言い残すとレンは家を後にした。
ホグワーツにいく前までは良く通った道を歩きながらレンはダーズリー家に向かって歩いている。
大きな家が立ち並ぶ中、懐かしい家を発見すればその垣根からそろーっと様子を伺う様に顔を覗かせる。
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