黒の太陽
『黒の太陽』
説明
監督生に懐かれたモブの3年生
主人公
ディアソムニア寮所属の3年。
大体妖精で、ドラコニアインスパイアばかりなので浮いている。
他人に興味がなく、ふらぁと居なくなることが普通。
当たり障りのない付き合いが多く、広くて浅い付き合い程度しかない。
実は極東と呼ばれるトレーシア諸島生まれ。
監督生に餌付けをしたことから「兄ちゃん!」と慕われために目立つ羽目になるが、相変わらずのマイペース。
…どこぞの坊っちゃんにしょうとしたが、あくまでも人族を貫きたい。
頭にふと落ちてきた【怪奇】と友好関係の祓い屋なんてどうだろうかと。
『あのね、細かいことにいちいちリアクションなんて律儀なことしてたらこの世界じゃ一瞬で養分になるだから慣れたよ』
学園の怪奇もこちらに牙を向けられたのでトモダチがオハナシしたとか。
尺八様に「姉さん」と呼べる人が見たかった。男なのに。子供の頃から親しい。
ユニーク魔法
【昏天黒地(こんてんこくち)】
普段は影にしか、作用させてないが本来は闇に作用する。
自身の影を操るとしているが、本当は暗闇なら、ペン一つの影でも服の下の影で動かせるやべぇシロモノ。
……ユニーク魔法だと、本人も周りも思っている……
主人公の正体
百鬼夜行の最後に出てくる黒い太陽「空亡(そらなき)」
謎多き存在。
しかし何よりも圧倒的な強さを持つ。
だが、現在は和魂状態のため落ち着いている。神さえもその存在に干渉ができない故、遠目で見守る。
尺八様
本能でターゲットとして主人公に目をつけたが、真夏で『ぼくのあいすあげる!』とこちらをニコニコと見上げる様子に(無理ぃいいいいいいいいいい!!!!)とキュン死にしかけた。多分、半分は浄化されたよ。
封印されそうになるが、『あねしゃん』として彼を護る契約することでそれを逃れた。
過激派
口裂け女
『姐御』と呼ばれる男前な美人。
主人公に手を出そうとしが、尺八様が出る前に『お姉さんにはもっと濃いめの赤が似合うと思うんだけど、尺八様はどう思う?』と平常運転に固まった。
隠れ過激派
ぬらりひょん
ただのおじいちゃんだが、畏れをなによりも体現するやべぇお方。
主人公を孫のように、時には畏れを抱く。
……あのお方の生まれ変わりと、気づいているから。
女郎蜘蛛
イイ男は美味しい(いろんな意味で)
揶揄いはするが、捕食か子どもの餌かは天任せ。
上と決めた存在には忠実。口は悪いのはデフォルト。
監督生
ある日、主人公が校舎から離れたところで昼ごはんを食べていたところに遭遇。
極東式魔力避けの魔導具をくぐり抜けてきたのだ。だって魔力無いから。
懐かしい料理に涙する。
『仕方ないね、お食べよ』とほわほわした様子に懐いた。
あと何処か懐かしさを感じるやりとりに安心して「兄ちゃん……!!」と。
本人は気にしておらず、『弟ができたね』と。
全力で懐いた。
だって、ここにはない故郷近いものを怒涛に感じたら、ホロリと堕ちるわ。
フロイド
一時期、ディアソムニア寮生としていたとこがある。
その際、階段で落ちるところを助けられる。
どんなに自分が不機嫌だろうともマイペースな彼に毎回気が抜ける。
だから気まぐれに会いに行くことがあった。一週間連続会いに行くことも1ヶ月会わないこともある。
小エビちゃんが、手料理食べたと聞いて駄々っ子になった。
ジェイドとアズール
顔見知り程度。
合同授業で先輩と組め、となるとお願いするほどの仲。
ほかの主要人物とも、顔見知り程度。
レオナに先生に頼まれた課題のプリントを届けたり、またはラギーに渡しておいたり。
ルークは元気良く飛び出してきたところをびっくりしたので、捕まえて流れるように離したことからたまに鬼ごっこの中継役にされる。跳び箱とかやってる。
ヴイルさんには「うちの副寮長が面倒かけるわね…」と話すことも。
トレイとも談笑はする程度。
ストーリー
監督生は参っていた。
魔法使い、…違った。魔法士の学校にこの身体ひとつでやってきた。
魔獣のグリム
学園長
ハーツラビュル寮生のエースとデュース
トラブルに巻き込まれ、生徒からは絡まれる。
なにより、親しんだ【料理】がない。
そりゃ、名門。どの料理も美味しい。
しかし、しかし身体は味噌汁を、醤油やら求めている。
アレがあんパンとは認めない。俺は認めない!!!
サムさんに聞いたが、価額に白目になって諦めた。
そりゃ、商人であるサムさんに利益があれば取引するが物珍しさから買う人なんていない。口に入れるものだしね。
もともと、他国との交易に積極的でないとか。
あと、海が荒れるのがデフォルトとかで、それも関係して取り合う人も極少数の変わり者とか。
だから諦めていた。諦めるしかなかった。
『?』
目の前に混ぜご飯のおにぎりを食べている人を見てしまった。
そこに響くは腹の虫。
優雅にクスクスと笑われてしまい、恥ずかしくなった。
『ごめんね、お詫びに食べる?おにぎりって言うんだ』
ラップに包まれたおにぎりを一つ、差し出された。
震える手を押さてラップを外して、ひとくち。
「うっ、うっっ〜〜!」
『???』
懐かしいしょっぱい味。旨味を感じる。
『お米の料理なんだけど、無理に食べなくても』
頭を左右に振り、硬くなく断る。
『…これね。麦茶っていうお茶なの。茶色けど飲めるんだよ』
紙コップにいれてくれた懐かしい味。
涙と食べることは止められなかった。
「…ハ!……ご、ごちそうさまでした……」
『いいえ、お粗末でした』
この返しも懐かしい。
ここで言えば「ありがとうねぇ〜!」が普通だ。
相手を見ると懐かしさを感じるが、どこか一線を引いた独特な雰囲気のあるお兄さんだ。
『よく食べたね』
「ご、ごめんなさい…あっあっお金無くて、食券を」
『ごめんね、食券は人に誘われないと使わないんだ』
「ぇ、あ…」
『いいよ。気にしないで』
ポスポスと撫でてくれる手が優しい。
『そんなに美味しく食べてくれたから作った方も嬉しいから。それになんだか同郷の感じがするし…アレ?極東から来たの?』
「違くて、俺その…魔法士がいないところからきました」
『え?』
食べた罪悪感もあり、ポツポツと説明。
『うーん、なるほど。魔力ゼロならここも通れるのも理由がつく』
「え?」
『ここは魔力がある人を来ないようにしている。この世には魔法士になるほどでないが、魔力ゼロなんて病気の症状として取り扱われるほど珍しいものだから、そうでもないってことは異世界ってのもわかる。雰囲気もどこか違うしね、』
「ほぇ…」
『あ、煎餅食べる?』
「食べる、ありがとうお兄ちゃん」
『うん、お食べ』
「………」
『…』ニコニコ
「…ハッ!!!いや、その……!」
『ははは、かわいい弟だねぇ』
「も、もう!!」
それからというもの。
ふらり、と昼休みに彼のところに遊びに行くようになる。
エースたちから不審な目に見られたけど「俺にだって友達(お兄ちゃんだけど)できたんだよ」とかわす。
ちなみに追いかけられても途中までしか来れない。
リドル先輩に心配されたが、お兄ちゃんの名前を出すと「あぁ、彼なら…まぁ大丈夫だろう」と。
トレイ先輩といるところに何度か会話したことあるとかで。
気が抜けるほどほわほわしているが、害があるような人物ではないこの学園に似合いわないほどに温厚な人物と認識されている。
それから
ナントカ大会での事件に巻き込まれ、
寮が取られたりして取り返したり、
あっっつい中、走ったりしたけど
学園の中でお兄ちゃんを初めて見つけた。
なんだか、無性に声を聞きたくて走って、その無防備な背中に飛びついた。
監督生「お兄ちゃんっ!!」
『ほわ、…おやユウくん。こんにちは』
監督生「こんにちはっ!」
『元気だねぇ〜』
撫でてくれる手が優しくて、ほわほわする。
『これから授業?』
監督生「うん、歴史」
『あー、寝ないようにね。トレイン先生、大体口頭で小テストの問題言うこと多いからメモは忘れないように』
監督生「わかった!」
『ん、頑張って』
監督生「お兄ちゃんも」
『あぁ、またね』
監督生「うん!」
手を振り、別れた。
エースたちに説明を求められて仲のいい友達と知られる。
お兄さん呼びにからかいを受けたが、それほど仲いいのぉ!と返した。
だけどそれをきっかけに監督生の兄だと勘違いされて嫌がらせを受けるようになったことには気づかず、本人も態度に出さなかった。
ついには
「兄弟もろともろ消えちまえよ!!」
と、監督生アンチに火の魔法を向けられたが
[ぽ]
とっても長身の白い女優帽とワンピースを来た女性が庇った。
[ぽ、ぽぽ]
異質な気配。鳥肌が立つ。
[ぽ]
魔法を向けた生徒は地面に叩きつけられた。
そのまま蹴りを何度も入れられた。
突然の展開に混乱したものの、友人を助けようとした生徒が拳を振り上げたがこれもふっ飛ばされて壁にめり込む。
次はお前の番だと言わんばかりに執拗にその身体を痛めつけた。
それが終われば他の男子生徒もだ。見学者はスルー。
異様な光景に誰もが固まった。
『すごいなぁ、姉さんは』
その光景に対していつも通りわらう彼に寒気がした。
監督生「お、お兄ちゃん…?」
『なぁに、ユウくん』
監督生「あのお姉さんとは知り合いなの…?」
『あぁ。そうだよ、僕の友だち』
監督生「友だち…?」
『…ユウくんならわかるかな。尺八様だよ』
監督生「……っ!!?」
『僕のことを大層気に入ってくれたみたいで対象外になってるの。あぁもちろんユウくんも、エースくんやデュースくんも。ユウくんのお友だちだから』
監督生の青白い顔に対象外がいいのか悪いのかは分からない。
しかし、少なくとも監督生の味方である彼がそう言うならいい意味だとは思う。
監督生「尺八様つょぃ」
『うん、とっても強くて素敵な姉さんだよ。僕に対する沸点が低いけど』
監督生「エッ」
[今時は過激派、とか言うのかね?]
『あーー、そういえばそういったけ?姉御が』
[ほほっ、今時の子はそういう言葉を扱うのか]
『そうだよ、ぬらりひょんのおじいちゃん』
なんか増えてるーーー!!?
監督生「…ぬらりひょん………??」
ぬらりひょん[いかにも、]
監督生「 」
どこにでもいそうなおじいさんだ。
異国の服を着ている。
ぬらりひょん[なになに、こやつに危害を加えぬなら手出しはせぬから安心せよ]
監督生「アッハイ」
ぬらりひょん[しかしまぁ、懲りぬ子もおるものだ。この子の物を奪たり、故意に怪我をさせようとしたりといそがしく動いていたようだがすべて不発]
「「「!」」」
ぬらりひょん[そこで手を引けばよかったものの、自ら短き命を削るとは粋狂なものもいたものだなぁ]
『そうだねぇ、不思議に思わなかったの?どうして全部無駄になったか、』
彼の足元、影が揺らめく
ときには手の陰が、足が、身体が、何かが見えてきそうで見えない。
『ぜーーんぶ、みんなが助けてくれたからだよ』
クスクス、クスクスクスクス
はは、ははははははははは
愚かな、愚かな
滑稽ぞ、滑稽ぞ。なんと酒のつまみになるとか
ふふふ、ぁはははははは!おっかっしい!
影から声が聞こえる。
『君達のかまってほしい行動なんて彼らがいたらなんともないから直接的手を出してこない限りは放置したんだ。
だって、だってね。蟻程度のやつなんていちいち気にかけるの?』
にっこり
『でも、でもね。僕に攻撃したよね??』
「わ、…るか、った」
「悪かったがら、ゆるじで」
「、った!」
『なんで?』
『攻撃をしてきたやつに手を抜かないといけないの?』
首を傾げた。とっても不思議そうに。
『あぁ。大丈夫。命は取らないよ、要らないもの。そんなもの』
『たださ、‘’みんな‘’の気が済むまで相手してね』
『大丈夫、大丈夫。命は取らないからさ、…命は、さ』
影が伸びって、彼らを捕まえて……!
・
・
・
監督生「っ!」
エース「あ、………れ?」
デュース「は、ぁ?」
尺八様を含めて、居なくなっていた。
残ったのは生徒だけ。
ボロボロとなった生徒たちと壁や床がアノ出来事があったことを思い出させた。
『はぁ、』
「「「!!?」」」
『…喧嘩を売る相手は選んだほうがいいよ、死よりも恐ろしいことなんてあるのだから』
にっこりと、いつも通り笑って彼は先に帰っていった。
『(怖がらせちゃったなぁ、まぁいいか)』
次の日からは遠巻きにされたが、本人は気にした素振りもなく、普段通りだ。
だが、監督生がお礼と謝罪のために来るのは驚いた。
監督生「だって守ってくれたからお礼を言うのは当然じゃん」
『、ふふ。そっか』
ただし、彼らや一部の人達が悪夢やら多少の怪我をするようになっとか。
謝罪を受けても
『?何のことかわからないことを謝られても。だって君たちのことなんて知らないし』
アズールや寮長たちも相談を受けるが、ノータッチ。
自己責任。
そのため、退学を選ぶ人もいたり、いなかったり。
学園長?危機管理能力が高いのか、接触すらしてこないし、監督生に圧力すらかけてないよ。