悪役監督生をいじめる理由はない
(没)『悪役監督生をいじめる理由はない』
『だって、私。18歳までしか生きられないの』
『あぁ別に信じてもらおうとは思わないわ。だって私のこと信じてくれない人に言っても無意味でしょう?』
『一応説明しておくと、この腕の文様が【■■■】っていって女児が生まれると呪われるの。まぁ家系が男子ばかりだから問題ないはないけど極まれにこうして必要のない女子が生まれるの。』
『だから18歳まで生活して終わり!だからわたし、監督生さんをいじめてる暇があるなら帰らなきゃいけないの。ママやパパ、お兄ちゃんたち、メイドたちが見守ってくる中で死ぬって決めてるの。』
『わたしはあなたたちに愛されて幸せでしたって、笑って死ぬって決めてるの。』
『もういいかしら』
『わたし、もうすぐ死ぬからかまわないでくださる?』
『残りの時間無いの、家族の元に帰らなきゃ』
『あっ』
『学園長にお願いしておくの。忘れてた』
『もし帰るのが間に合わなくて無くなったら花といっしょに火葬してくださいって。灰はそうね、海は許可されるのかしら…人魚さんたちもいるようだし、高い山にしていただこうかしら!そしたらみんなのところまで飛べるかもしれないわ』
『ありがとう。学園長に伝えること思い出せたわ』
え??学園長??
悲鳴上げましたけどなにか?
それで色々調べたら監督生の偽装やら妄言だと発覚し、監督生は孤立。
主人公は周囲のやきもきした態度を無視して雑務しながら帰宅のために努力するだけ。
間に合ったなら帰る。
間に合わないなら学園長が責任を持って彼女の望むとおりにする。
誰ひとり、葬式にも参加させない。
NRC生徒に永遠のしこりを残すだけ