ゆらぎは神に祈る

『ゆらぎは神に祈る。』




主人公
 この世界では大変珍しい1/fゆらぎ(リラックス効果のある声)の持ち主。
前世では某動画で語り部として有名。
絵本や著作権切れの物語、歌い手、ゲーム解説など活動は幅広い。
穏やかなのんびりとした声だけではなく、激しく乱暴な声も出せるため、あまたの観測者たちをギャップ落ちをさせた。
 転生後、神さまさえも「お願い」のひと言で頼めるスーパーヴォイス男児に。
今は魔法など前世に無い勉強が楽しいため、動画投稿はしてない。
けど喉のケアは大切にしており、その人をリラックスさせる声は相変わらず。
けどこの世界の人は歌にこだわりがあるため、声に関して色々と変質者に絡まれたことから話すのが前よりもだるくなったため、黒マスクを愛用している。
※ただしその容姿も理由だとは気づいてない。
感情を込めて読むと、想像力を駆り立てて周りを崩れ落とすため、コントロールしている。
 スカラビア寮一年。C組
 亡き祖母から和楽器を教えられており、ご近所の祭りに何度も参加を依頼されたほどの実力者。
それはお偉いさん()から褒美をいただいたほど。
なぜお持ち帰りしないって?鳥は羽ばたいているほうが美しいし、独占したら周囲がうるさいので。後方腕組み彼氏面している。
彼に対するストーカー行為は粛清されている。

容姿は…黒マスク。目にかかる前髪で顔がよくわからない。
実は中性的な美人。月光の傾国美人。
どちらにも見えるし、どちらの格好も似合うスタイル。
敬愛する祖母が髪結いをしてくれたことから今でも髪は長い。おばあちゃんっ子。



亡き祖母
 生前、神楽の演奏者として活動していた音楽家。
たくさんの弟子を持っていたが老いには勝てず、孫家族と余生を過ごした。
孫に人生の最後まで自身の愛した楽器や歌を教え続けた。
 孫の髪を結うことを楽しんでいた。


両親
 母親は龍笛奏者として活動しながら専業主婦をしている。
 父親は呉服屋務め。息子をモデルとして採用したこともある。







ストーリー


NRC入学式後、スカラビア寮では歓迎会が開かれていた。
歌えや飲めの大騒ぎでその各自の盛り上がりはすごいものだ。
それに圧倒され、部屋の隅で香辛料をあまり使ってないシンプルなサラダを中心に静かに食事をしている1年生がいた。
特に目立つことも無かったが1年生を見回っていた副寮長であるジャミルには見つかった。


ジャミル「あまり食べてないが、苦手なものでもあったか?」
『!副寮長』
ジャミル(…声がすっと入ってくる……魅了のものでは無いようだが、…人魚か?)
『すみません。あまり香辛料が使われたものは苦手でして…』
ジャミル「あぁそうなのか。熱砂の国の者が多いから自然とそっちの料理になってしまって…待っていてくれ」
『?』


ほかの香辛料をあまり使ってないスープやお茹で肉の盛り合わせを持ってきてくれた。
※ポムフィオーレ寮が好みそうなのを厳選。


『ありがとうございます』
ジャミル「楽しんでくれ(コエガイイ)」


そう離れたが本当はずっと声を聞きたいほどだ。
だがカリムの世話がある。離れるしかない。


ジャミル(要観察だな)


そう思われていることは知らない本人はジャミルに感謝してご飯を食べてました。
 当たり障りなく、平和にNRCでの学生生活。
その裏でじわじわと「声がイイ」として囁かれることに。


『129年に、』


たまに音読を指示されるほど。



第四章でのオバブロ?
体調崩して寝込んでました。
ジャミルに後日謝罪を受けましたとさ。





【原作?知らない子ですね(飛ばす)魔法 発動】




学園長は頭を抱えていた。
極東からのお手紙。


前略
うちの子に用事がある神さまたちがそちらに行くと行ってるので場所を提供していただきたい。
あ。ちゃんと決めないと乗り込むのですみませんが予定を決めてください★


と、かた苦しく書いてあるがこんな感じ。
まぁ、アレだ。妖精の春の宴のようなものだ。
人外なんてそんなもんだよね!!!互いに苦労しちゃうよね!!!!!!!!妙な親近感が湧いちゃう!


学園長「はぁ〜〜!!!!!」


生徒たちに「人ならぬものたちの誘致により、1日外出禁止」を通達。
先生方には見張りを依頼しなくては…!などと準備を始めた。
 え?本人?その話を聞いて頭を抱えていたよ。


『すみません…』
学園長「アッ…大丈夫です」
『宴は実行すると思うので、…穏便に帰っていただけるよう務めます』
学園長「おっお願いします(えぇ〜なんか肩の力が抜けてしまいます…)」


そんなやりとりを終えて決行日。
生徒たちは寮で過ごすことになった。
先生たちは各自見回りにいるが、その顔には紋様が書かれた面紗を付けて見張ることに。
生徒たちは寮で丸一日過ごすことになっていたはずだが、オンボロ寮は鏡での戸締まりが関係のない外にある寮なので数日前に呼び出されて学園長から厳しく言われた監督生とグリム。
その日、1年生の友人たちが泊まりに来たがエースとグリムが課題のプリントを忘れたことに夜に気づいた。
騒ぐものの外出禁止。
だが、もう夜だ。こんな時間までいないだろしバレなきゃ問題ないとこっそりと全員で出てしまう。
だが、美しい人たち(顔はピントが合わない)に捕まる。
何を話しているかはわからないが、やばいことになったと。
そこにクールウェル先生(※面紗でわからないが格好がいつもの)が飛んできて生徒たちをコートの中に隠し、間に入ってくれたが困っている様子。


『なにをしてますか、』
クールウェル「!」


そこに来たのはどこかの民族衣装(※羽織袴姿)の美人。
腕に縦長の身長ほどある黒い袋に入ったものを抱えている。


『他の方々はお帰りなられました。これ以上、この学園の方々にご迷惑をかけるようなら二度と御参りにいきません』


その様子に相手方はとまどって、その動きは彼の機嫌を伺うようなものだった。
少し会話し、彼の頭を撫でて姿を消した。


『クールウェル先生、大丈夫ですか?』
クールウェル「はぁ、…助かった。」
『間に合って良かったです。というか、生徒が紛れ込んだのですか…』
クールウェル「あぁ。お前たち、外出禁止と伝えたはずだが??」
「「「ひょっ」」」
デュース「エースとグリムの課題のプリント取りに来ましたァ!」
エース「デュース!てめぇ!」
グリム「ふなぁああ!!」
クールウェル「お前たち、明日楽しみにしておけ」
「「「 」」」


その様子に苦笑いしている美人さんでした。
そこに学園長や他の先生方も合流し、怒られた1年生はクールウェル先生にオンボロ寮に見送られた。
主人公は学園長により、一旦着替えてから寮におくってもらった。
夜遅くなったと思っていたら


カリム「あ、お疲れ様だな!」


そう、寮長であるカリム。
カリムとジャミルには自分の寮生のことなので、今日の件の詳しい話を伝えられている。


『寮長!こんな時間に起きていられるなんて副寮長に怒られますよ、』
カリム「んー、眠れなくてなぁ……宴はどうだったんだ?」
『なんとか終わりました』
カリム「へぇ、なぁなぁ。演奏するって言ってたけど聞かせてくれないか?」
『え?』
カリム「だめか?」


きらきらとした目に悩んでしまう。


『…1曲だけですよ、そしたら部屋に戻りましょう』
カリム「おう!ありがとうな」


彼が持っていた荷物は、箏


カリム「わ、…これは弦楽器か?」
『はい。箏と言います』


箏爪を付けて、ぽんっ…と軽やかな音。


『……ー♪』


異国の曲。
空気を弾くような箏の音と透きとおった声にゆらりと眠気を誘われる。


『…寮長、寮長?』
カリム「あ、……すっごいよかった!眠くなっちまった!」
『評価していただきありがとうございます。さぁ約束通り部屋に帰りましょう』
カリム「おう」


廊下を進む。寝ている人たちがいるので小声で話しながら


カリム「神様たちの宴かー、演奏家として招かれるなんてすごいな」
『お酒を飲みたいだけですよ、ですか…評価していただけるのはとても嬉しいです』
カリム「さっき以外のも演奏できるのか?」
『人並みには』
カリム「今度また聞かせてほしい」
『構いませんが、…スカラビア寮の宴には合わないかと』
カリム「うーん、そっか…じゃ、軽音部に来ないか?あそこなら問題ないだろ」
『構いません』
カリム「明後日の放課後、来てくれ!」
『はい』


そんな話をして見送り、自室に帰還。
 次の日は休みを取らせてもらっており、部屋でぐっすり寝た。
監督生たち含め、探されていることは知らずに。


監督生「めちゃくちゃ美人な声がイイ人!!」
エース「人魚か妖精かと思った!!」
セベク「妖精ではない!!…と思う」

監督生「俺の祖国の民族衣装に似ていて…話をさせていただきたい!お嬢(仮)さんっ!!!」


そんなに騒がれていることは知らない当人。
昼前に起きて贈り物の整理をしてゆったりと過ごしたそうな。
その多さに再び頭を抱えたとか。




 普段通り授業をこなし、約束の放課後に軽音部の部室に。
演奏をしたらケイトもリリアもびっくり。

 
カリム「あ!待ってたぜ!」

リリア「軽音部に入らんか?」
『わたし、古文書研究同好会に入ってますので』
リリア「残念じゃ」
ケイト「いつでも遊びにおいでよ!あ、マジカメに投稿するのは……」
『すみませんが…面倒事になるので、』
ケイト「あっうん。やめておくね」
カリム「大丈夫か?」
『いえ、ただ…(様々な方面から)ストーカーされたことがありまして…』
ケイト「ごめんね!!お菓子食べる!?」
カリム「」あわあわ
リリア「おーよしよし」


 ケイトはここで、監督生たちが探していた子ってこの子じゃないと思った。
なので寮に帰宅後にエースたちに話をしたら昼休みに監督生と合わせられ、事情を聞くことに。


『えぇっと…話を聞く限り監督生の祖国と似たような国なのは我が故郷稲穂の国かと。それで輸入は多少制限はありますが購入は可能では?高値ですが、』
監督生「…せん」
『?』
監督生「お料理できませんっ!!」
『…動画ありますけど』
監督生「高いので慎重に買い物をしたいです!味噌とか醤油とか!!」
『あぁ、まぁ種類ありますから…ですがわたしに何の徳が?手間です』
監督生「うぐっ…それはそうなんですが、…俺のできる範囲でお礼をさせていただく形で…マドルは支払いはもちろんさせていいだきます…」
『(というか、周囲の人たちがお財布片手に飛んできそうです……)』


んー………と考えながらそんなことを思う。


『あ』
監督生「!」
『監督生さんにお願いがあります』
監督生「何なりと、お嬢!!」
『わたしは男です』
監督生「( ゚д゚)ハッ!…先日のお嬢姿が印象深くて…」
『男です』
監督生「すみません」
『先日の催しで贈り物の中に食材等が含まれてまして…消費を手伝ってくれる腹ぺこさんを紹介していいだたいんです。交友関係が広い監督生さんなら紹介していいただけるかと思ったのですが』


そうそれはつまり、食事を用意すると言ってる。


監督生「俺!!!!お嬢!!!!」
『会話を成立させてください』
監督生「オンボロ寮に腹ぺこ集めるのでお願いします!!!!!お嬢!!」
『ひとまず、監督生さんの味覚に合っているかの判断が必要なので今度お邪魔させていただきます。空いている日時は?あと、お嬢ではないです』
監督生「今週の日曜日空いてます!!いつでもウェルカム!!」
『では土曜日の10時ほどを目安に向かいますね』
監督生「あぃ!」


まぁ、そんな話を食堂でしていたため、人が増えた。
主人公は炊いてあった白米(※業務用の炊飯器)と病みつき卵(※味付け卵)と味噌汁(豆腐とキノコ)を差し出して監督生を泣かせた。


監督生「おちぃ…」

ジェイド「このスープいただけませんか」
『お好きに。食べたい方はどうぞ』


あとは任せた。
白米とおかずの比率が合わないので追加。
電子レンジで豆腐ハンバーグ、ミートボール、肉じゃがetc.を温めながら。
コンロで卵焼き、ウィンナーetc.
そのまま食べられる漬物なども置いていくと次々と消えていく。


『あらあら、』
監督生「…は!!お嬢、美味しいです!!」
『お嬢ではないです。それはよかった』


というか、思ったこと。


エース「こんなに食べていいわけ?」
『監督生さんへのおそそわけが減るだけです』
グリム「ふぁー!!俺達の飯ーー!」
エース「そう言いながら食べてんじゃん」
デュース「すまん、美味いから止まらない」
監督生「しかたなし」
グリム「子分ー!!?」
『監督生さんは料理の訓練しましょうか』
監督生「はい!先生!!」


あらかた食べてお腹が膨れた人たちは放置し、料理講座。


監督生「豆腐!こんにゃくだ!」


知らない具材にアズールやヴィルを中心に興味津々で、ヘルシーメニューやごぼうにびっくりしてほしい。
保存食の作り方、貯める量にも限度はあるので週1で教えてることを約束。
え??次回からは参加費(オンボロ寮貯金)が徴収されることに。
現物でもOK。
和菓子に興味津々なトレイさんがみたい。


トレイ「花になった…!」
ケイト「しっとりした甘さ〜くどくなくて意外と食べれる!」
エース「せんべい消えるの早っ」

『そういえば。歯が丈夫な人いません?』
ジャック「ラギー先輩はどうだ?あの人骨まで食べるとか言ってた」
『じゃ、今度来たときにお願いしましょうか』
ジャック「?」
『うちの国でとっても固いせんべい』


みんなで齧った。むりっっ
かろうじてグリムがかじれそう


『お茶でふやかして食べるのが多いです』


次週の会にて呼ばれたラギーはガリガリと齧っていく。
その姿に拍手。
多分、フロイドやジェイドも参加してくれそう。
ちゃんとみんなで食べましたとさ。
モンスト・ロラウンジで極東料理やヘルシーメニューを期間限定でやってみて好評だったらメニューに加えてそう。


フロイド「、むぅ」


天ぷらに苦戦してほしい。



あと、スカラビア寮でのカリムのお願いによる演奏会。
普段の騒ぎ踊る宴とは真逆の物静かなものであったが好評。
噂によりモンスト・ロラウンジでも!と依頼されるほど。
ヴィルからはその衣装に興味を持たれて借りてマジカメにあげてそう。


そんな感じ。

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