獅子王の兄

獅子王の兄上様


名前
秋雨(仮)

刀派
??

刀種
太刀

伝承
雨を呼ぶ、と言われている。
しかし希望通りに行かないと陰口叩かれたり、過去には酷い目に何度も合わされた。
勝手に期待して絶望して…その繰り返しに嫌気がさした。
ただの九十九神が恵みの雨と言われる量を呼ぶにも無理に等しい。


性格
いつでもうだるげな様子で面倒くさがり屋と思われるが真摯に頼まれたら大体のことはやってくれる。目に見えてきびきび働くというよりも知らない所で気づいたらやってくれている。さらっと済ませてくれてる。
この度の歴史修正主義との戦いは人間の自業自得だと考えており、参加する意志はない。それが例え無関係の人間たちが巻き込まれようとも。例え自分が消されかけようとも興味を示さなかった。
主に愛着もないがとりあえず向かってきた歴史修正主義は始末対象としている。獅子王の応援はしている。

獅子王との関係性
じっちゃん()の手元にいたときにいた先人ならぬ先刀。
小さな獅子王の面倒をみていたこともあり慕われている。



獅子王
じっちゃんのことは兄上様に任せて現地入りした。
世話焼きなのは腰の重い兄上様の世話をされていたことが理由なのかもしれない。
兄上様の参加については本人の意思を無視するのは、と今の刀剣男士の性格を考えたら喧嘩する可能性があるので進めてはいない。
大半が「父親や前の主、人のために」と言う意志の中に「全員どうでもいい」とはっきり言う兄上様なんて入れられない…( ̄▽ ̄;)
(個人には明石は来派のためにいるような気がする。小狐丸も…どうなんだろ)





*兄上様*


獅子王「兄上様!兄上様!」


人をすり抜けてとある部屋に入る。
部屋の奥に大切に飾られた太刀の前に男性が座っていた。


秋雨「獅子王か、何用だ」


鋭い眼孔、ガサツに髪をまとめているのに雑さを感じさせないというクオリティ。
はだけた隙間からは鍛えられた筋肉が見える。


獅子王「兄上様、お外行こう!」
秋雨「………はぁ、わかった」


重い腰を上げで連れていかれたのは庭園。


獅子王「桜だよ!桜!今年も咲いた」
秋雨「あぁ、そうだな…」


満開の桜が空に広がる。


獅子王「また来年も見ようね!兄上様」
秋雨「そうだな…」


獅子王は頭を撫でる大きく雨のように冷えきっているがその手が好きだ。


秋雨「雨が降らない日に、な」


ポツリ、ポツリ


獅子王「あっ」
秋雨「屋根のあるところに行こうか」
獅子王「うんっ」


雨に濡れる桜を見る。そんな思い出。





*終わりを望む*


獅子王「もうやめてくれ!!」


ここは隠されたブラック本丸、既に生贄を何人か始末しており獅子王以外はその人型を保つことはできず荒神となった。
獅子王は何とか庇おうとしたが監禁されしまい、やっとどうにか脱出すればまだ幼い子どもにも手を出していた。
彼らが何を言ってるかもう分からない、でももうやめて欲しかった。
関係の無い人間を殺すのを、小さな子どもにまでも手を出すなんて


獅子王(なんで、なんで…!みんな!)


ポツリ、ポツリ


獅子王「あ、…め……?」


だんだんと荒神は地面に倒れていった。荒い息が聞こえてくる。
一方、腕に抱えている子供の傷が治っていく。神気を流し込んで塞いでいるようだ。


獅子王「兄上様なのか…?兄上様!どうかこの人の子を助けてくれ!頼む!俺はいいから、どうかもう…こいつらに人を殺めさせないでくれ……!」
『鍛刀しろ』
獅子王「!わかった」


聞こえた声に走りだした。地面に倒れたモノたちに掴まれないように避けながら
使っていなかった鍛刀部屋は機能しており、妖精がいた。
こちらを目視すると刀を作り始めた。時間がつく。時間を短縮するために札が投げられる。


秋雨「……ふぅ」


昔と変わらないあの人がいた。


獅子王「兄上様…っ」
秋雨「時間が無い。ここから出るぞ」
獅子王「うんっ!」


ゲートを無理やり起動させて脱出。戦場へと出る。


秋雨「傷は塞いだが俺の力は人間には相性が悪い。身体が冷めてしまう、だから早くどこかに助けを求める」
獅子王「わ、わかった」
秋雨「お前がしっかり幼子を抱えておけ。温めろ」


前に進む彼を追いかける。適当に進んでいるのではと不安になったものの、


秋雨「見つけた」
獅子王「え、あっ」


見えてきた部隊は和泉守、堀川、獅子王、加州、陸奥守、鳴狐
戦闘を終えたのか、周りを確認している。
ふとあちら獅子王がこちらを見た


獅子王「は、え…兄上様!!!?」


その声に反応して全員こちらを見る。
彼の影から同じく獅子王、しかし血色の悪く所々血がついており、こどもを抱えているのが見えた。
(以下、子供を抱えている獅子王は『獅子』と明記)


獅子王「えっ!!?」
加州「子供!?」
陸奥守「なんか事情ありそうじゃな」

獅子「た、たすけてくれ…このこども、しんじゃう…」

堀川「どうしますか?兼さん」
和泉守「主に連絡とった。こども共々保護しろとだとよ」
お供「では早く本丸に帰還しましょう!」
鳴狐「…うん」


共に本丸に帰還し、迎えられると多くの刀剣男士と人間がひとり。
その指示により部屋に案内され、薬研藤四郎という短刀が子供の手当をした。秋雨はその横で神気を少しずつ抜いていく。
獅子はこどもを任せて手入れを受け、事情を説明していた。


薬研「終わったぜ」
秋雨「…そうか、獅子王が喜ぶ」
薬研「あんたは獅子王の、兄なのか?」
秋雨「……面倒を見ていたらそう呼ばれるようになっただけだ」
薬研「そうか」


それ以上の会話は続かなかった。
薬研の支持によりほかの短刀が着替えや布団を用意してくれてエアコンもつけて部屋を温める。
それを見ると秋雨は部屋を出て廊下に座った。それを見た今剣が隣でしゃがんだ


今剣「おまえはそばにいないのですか?」
秋雨「…俺の神気は冷たい。あの子に悪影響だ」
今剣「そうですか。しんぱいにならないですか?」
秋雨「貴様らが人の子に手を出すほどに腐っているわけでないことは見てわかる。だから救援を求めたまで」
今剣「ふーん」
秋雨「それにアレは獅子王が守りたいと思ったものであって俺は興味はない。勘違いするな」
今剣「……そうですか」


優しい刀剣男士かと思いきや予想外の回答に困惑。あの獅子王が慕うとは思えない。


獅子王「兄上様!」
秋雨「こうして話すはいつぶりか、…まぁいいか。久しぶりだな獅子王」
獅子王「おうそうだな。あ、今剣兄上様の相手ありがとうな!」
今剣「どういたしまして。僕はあるじさまにほうこくしてきます」
獅子王「わかったぜ」


今剣は審神者の元に。獅子王は隣に座った。


獅子王「兄上様が分霊と子供を連れてるとは驚いたぜ」
秋雨「たまたま声が聞こえただけだ」
獅子王「…本丸はどうなってる?」
秋雨「さぁな」
獅子王「兄上様が雨を降らしたんだろ、それはわかってる。あいつらにとっては毒の雨か…少しはマシになるといいな」


彼が降らしたのは神気を混ぜたもの。
荒神となった彼らにとっては正常な神気は猛毒であろう。
普通ならば凍えるほどに冷たい雨にしか過ぎない。


秋雨「どうだろうな。既に遅いであろうな、あやつらは還れぬ。」
獅子王「なら兄上様は彼らをどうしたんだ?」
秋雨「さぁ、どうしただろうな」
獅子王「………。余計なのは混ぜていないよな?」
秋雨「雨は繰り返す。雲から落ち、日により消えてまた雲となる。」
獅子王「その雲はどこに行った?」
秋雨「行くべき場所、求めた場所では。今はまだできないがな」
獅子王「…そうか……」
秋雨「しかし直に出るなぁ、我らには関係ないがな」
獅子王「そうか。主に伝えておくわ」
秋雨「好きにしろ」
獅子王「おう」


獅子王は主の元に。
襖から聞いてきた薬研やほかの短刀は意味がわからずに首を傾げていたがほんのり意味が分かる。
彼により例の本丸から抜け出して復讐しに行くことが


獅子王「主、兄上様から話は聞いてきた。分霊は今剣案内してくれないか?」


今剣は獅子を連れて秋雨のところに戻った。


審神者「で、彼は…秋雨はなんだって?」


秋雨については獅子の話の前に簡単に説明してある。


獅子王「兄上様の逸話、雨を降らすって教えただろ?それで分霊が言っていたとおりに雨を降らせたことを認めた。」
審神者「すげぇな」
獅子王「それ、兄上様の前で言わないほうがいいぜ」
審神者「え、なんで…逸話で大切なもんだろ」
獅子王「あのな主、世の中例外てこともあるんだ。兄上様はその逸話により何度も焼かれて折られて錆びさせられて直されてを繰り返してきたんだよ、人間が望む量の雨を降らせられなかったからな」
審神者「っ」
陸奥守「それは、…」
獅子王「…話を戻す。それで雨の影響を受けて瘴気は溶けだして雲になった。」
堀川「雲、ですか?」
獅子王「雨は雲によってできる。その雲はお天道様に照らされて雨が雲になる、そうだろ?主」
審神者「お、おう。水蒸気の塊が雲だったな確か」
獅子王「お天道様があるかどうは置いておいて荒神から流れ落ちた時間をかけて瘴気は雲となって、本丸から抜け出して…行くべき場所に行く。とうに結界は壊れかけだろう兄上様の神気が混ざった雲なんて簡単にすり抜ける」
審神者「じゃあその本丸の審神者のところに?」
獅子王「だろうな。言えることは早くしないと関係の無い血縁にも呪いが流れるかもしれないことだ。兄上様はそうならないようにとどめてくれるみたいだけど限界あるし…」
審神者「ちょっと上に圧力かけておくね!!」
獅子王「それがいいぜ!!」
陸奥守「ははは…」


一方、あちらは


獅「兄上様!」
秋雨「話は終わったか」
獅「っ、うん…」
秋雨「いつまで立っている、座れ」


隣を叩くと獅はそっと座って寄りかかる。
それをちらっと見て今剣を軽い会釈をした。
それに対して(むさほう、というわけでないのですか)と思いつつ、頷いで返事をして去っていった。


秋雨「ご苦労であったな。獅子王」
獅「ふっ、…っ……」


掛けられる上着により隠される


秋雨「俺のそばは寒いからな、気をつけろと言っただろ?なぁ鵺、そうであっただろ?」


獅の腕の中でさられるがままの鵺が頷く


秋雨「今宵も冷えるかもしれんなぁ…」


横から聞こえる雨音も気にせずに空を見る。
生憎の晴天である。








ストーリー抜粋
・そのまま保護されることとなった。
子供にはあだ名として「烈火」と名付けられる。

・同田貫とは昔あったことがある、
とある同田貫の持ち主の目の前で焼かれたことがある。
心無い人間から「雨をくれなかった」ということで持ち主から盗み出されて逆恨みされる。それをまた持ち主の元に返すと「あぁなんということだ…!これ程につとめてくれたのか」になる。
無表情で一部を燃やされる姿に恐怖を覚えていた。



・担当ではない政府役人が乗り込んできて上辺だけの謝罪をして秋雨に取り入ろうとする。
しかし吹き飛ばされる。

秋雨「俺はな、人間なんぞどうでも良い。どうなろうとも興味はない。朽ちてしまえと思っているのだから…お前なんぞ殺しても構わないんだぞ。ほかの話のできる人間を呼ぶためにも首でも渡すか?」
役人「は、ひっ!!」
秋雨「さぁどうする?」
役人「す、みすみませんでした!!!」

逃亡。
機嫌の悪い秋雨は部屋に帰還。
審神者はスグに連絡して「秋雨は元々人間に好意的ではないというのにどいうことだよ!!!!」
お偉いさんが謝罪に来るもの、真顔な秋雨に供物を置いて帰宅。
秋雨は「貰えるものは貰うが、お前達が好きに食え。俺は要らん。」と押し付ける。
みんなで高級なおかしとか食べました。




・中々本丸が見つからずに長いする彼らにとって明石が
明石「いつまでもおるつもりでっか、から潰しは要らんで。特に秋雨はん、あんた何もしとらんで迷惑で」
堀川「あんたが言うなぁーー!」
明石「ぐふっ」

(゜д゜)(゜д゜)(゜д゜)<明石ー!極堀川の蹴りが決まったー!
獅は内番を手伝っているが、秋雨はずっと烈火のそばにいるのが気になるそうだ。

堀川「秋雨さんね!早朝に草むしりか皿洗いか廊下の掃除とかしてるんだよ!!」

石切丸「そうなのかい?」
秋雨「暇つぶし程度にしてたぐらいには、」

堀川「知らなかったからて言っていいことと悪いことあるよ。明石さん。」



秋雨「というか、帰っていいなら帰っていいか?」

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