闇の魔法使い
『闇の魔法使い』
コードネーム スピリタス
偽名 リシン・A(アカシックレコード)・エテルヴィアッジャトーレ
深海、暗殺者(×複数)、魔法使い(×複数)etc.となり、探偵世界へと転生した。
『アカシックレコード』と呼ばれる特殊な書物に様々なモノノや漏れ出したもしくは新たらに生まれた存在を「記録(データ)」として保管している。
黒の組織にいるのは行動しやすいし、もみ消しやすいだけだから。
単独行動主義。目立つことはないがコードネーム持ち。雑用係幹部とか思われてる。
不老不死?ンなもんやめておけ。終わりを失くしたものほど哀れなものはない。
いつも手袋と太ももに千本(と混じって杖)を付けている。魔除けのお香が染み付いているが全く持って目立たない。
スコッチに懐かれて困っている。バーボンんんんんん!!!!!
記憶力が規格外のために悪夢に魘されることが多い。
『アカシックレコード』
形状は本。
しかし、その名前の通り様々なデータを保管している世界で唯一無二の存在。
全ての答えを持った本とも言える。
強制的に契約者とする。一種の呪い。
スコッチ=緑川唯(諸伏景光)
幼馴染に対して尊敬が9割、残りは嫉妬という感情を抱いている。劣等感。
拳銃の腕前までも抜かされそうで「幼馴染ができないもの」が自分ができるようになりたいな、と密かに思ってる。
ファンタジー系統の小説が意外と好き。
主人公に魔術で助けられ、札術を使えたことを驚かれたことから「俺にできるかな…!?」と。
匂いも安心して懐いた。裏の人間なのに。
悪い人だとわかっているけれど根は悪そうに見えない…かな?
バーボン=安室透(降谷零)
オカルト系統に全く持って才能はないのに幼馴染をキッカケに巻き込まれることに。
潜入先の人に懐くなよ…!!懐に潜り込んでいるって思っていいんだよね…!
主人公の困惑気味なところにオレも困惑です。
ライ=諸星大(赤井秀一)
ただの巻き添え、被害者ともいう。
主人公のせいで明美さんに近づけなかったし、身内だと知られてしまう。
前々から主人公の存在に注目している。
実はオカルト好き。
宮野姉妹
主人公が監視役となっている。
しかし前の監視役のジンと違い、配慮されている。監視役というよりSPのような感じ。
姉妹で行きたいところがあれば時間はかかるけども必ず調整してくれる。
兄のような存在。
主人公からすれば目印を付けているために何処に行こうが迎えにいけるので構わないだけ。
ジン
主人公に関してあんまり記憶に残っていないほど感知してない。
しかしあの方から自由行動を認められており、時折姿を消すことから少なからず気にかかる。
ストーリー
久々にチームを作り、行動することになった。
相方は最近コードネームをもらったスコッチという男性だ。取引を済ませて帰宅しょうとしたら、相手さんから不穏な空気。
「入れ替われ、ばいい…俺とお前がぁあああああああああァああああああ!!!」
スコッチ「 」
『逃げるぞ!』
スコッチ「わっ、」
倉庫を駆け抜け、隠れる。
『品物は持ったな。あとコレを持っておけ』
上着を被せられ、数枚の紙とブレスレットを持たされた。
『30分も戻らなかったら逃げろ。それまでに終わらせる』
スコッチ「スピリタスは、!?」
『いいから待ってろ、怖いならささっと逃げろ』
行ってしまった。
逃げようにも身体は硬直しており、ただ紙を強く握りしめた。
すると紙が抜け落ち、小鳥となった。数羽の小鳥が身体に乗ってくる。
そのことに驚いているうちに戻ってきた。
『ほー、才があるようだな…』
木の枝を振るうと鳥は元の紙に戻り、ブレスレットとも彼の手元に戻された。
スコッチ「今のは?」
『知る必要はないだろ』
上着を取り返した彼はそれ以上は答えなかったが、先ほどと同じ紙を数枚渡された。
『お守りだ』
スコッチ「…いいのか?」
『無いよりはいいだろ、使うことはないだろうが』
スコッチ「使い方は?」
『テキトーに握りしめればいけるだろ』
スコッチ「えっ、えぇ………」
『やり方は人それぞれだし、使うことはもうないだろ。』
スコッチ「……スピリタスって、」
『あ"?』
スコッチ「……魔法使い?」
『………魔法使い、ねぇ……』
スコッチ「?」
『まぁ、いい。今回のことはヤク中だったから始末した、そう報告しておく。解散だ』
スコッチ「あっ、…ありがとうな!!助けてくれて!」
『………』
それからというもの、組織の建物内を歩いていたら
スコッチ「スピリタス!!」ブンブンっ!!
『………………』
スコッチ「ひまか?飯食いに行かね?」
『…』
スコッチ「スピリタスー??」
『(どこまで付いてくる気だ…?)』
スコッチ「スピリタス!」ズボッ!!
『!?』
スコッチ「スピリタスって良い匂いするな」
『人の!コートの下に!潜り込むなぁ!!』
スコッチ「えへっ」
この変わりようにスピリタスはバーボンに苦情を出す。
バーボン(降谷)は笑顔であるが内心は混乱している。
苦言を呈するものの景光は誤魔化す。
そんな頃にスピリタスはスコッチに『ライの髪をもってこい』と注文。
「じゃ、俺とご飯行ってくれる?」
『…わかった』
んで、持ってきたのを志保に『この髪とこの髪が同一人物か、そしてお前たちと関係(身内)がある可能性がある。調べろ』
結果は同一人物であり、母方の身内と判明した。
『(スコッチ、素直に持ってきたのか)』
志保「誰なの?」
『ライだ』
「「え!?」」
明美「親戚なんだぁ……」
『信じられないなら今一度お前が、「ううん。大丈夫。薄々そんな感じしてたもの」…そうか』
そんなことしてたら、三人の任務後に巻き込まれる。
逃げる。逃げる逃げる逃げる!!
スコッチは慌てて財布からあの紙を取り出し、握りしめると鳥になり、攻撃してくれる。
呆気にとられるものの、
スコッチ「ぼさっとするな!!走れ!!」
止まることは許されない。
しかし、バーボンがバランスを崩す
スコッチ「っ!」
手を伸ばす。
それよりも前にバーボンの腕を掴む 手袋をした腕が引き寄せた。
『何をしてるんだ』
スコッチ「スピリタスっ!!!」
『下がってろ、邪魔だ』
バーボンにスコッチを渡す。
佩刀していた刀を引き抜き、見据える。
腰に手を伸ばして、投げたのはスコッチと同じ紙だ。膨大な紙が包み込む。
『……?…………!』
人ならぬ手がソレを掴んで持っていってしまった。
『……まぁ、いいか…』
刀を戻す。
振り返ると、強い衝撃
スコッチ「スピリタスーーーー!!」
『この野郎…!離せ!』
スコッチ「来てくれのか!?」
『違う!お前らが来たんだ!』
スコッチ「へ??」
『…はぁ、バーボン。これ被ってろ』
コートを頭からかけられる。微かに独特な煙草が薫る。不愉快ではない。
『あいつらはその匂いを嫌う。持ってろ』
バーボン「は、い……」
『付いてこい。出るぞ』
スコッチ「なー、スピリタス」
『…なんだ?』
スコッチ「ここはどこなんだ?」
『……人によって言い方は変わるが、狭間と呼ばれることが多い。』
スコッチ「狭間」
『人の世との狭間だ。神の領域だったり、あの世だったりな』
スコッチ「へー…さっきから黙ってるライは大丈夫か?」
ライ「…なのか……」
『「?」』
ライ「ここは!ghostとかいるのか!!?」
『「は?」』
『いや、…いるけど……』
ライ「!!本当か!すごいな!」
スコッチ「え?マジ?どこどこ」
バーボン「なに喜んでるんですか…!」
『バーボン、お前の反応が正しい。一番正しい』
バーボン(味方がスピリタスがいない…)
『探すな。ささっと出るぞ』
んで出る。
でなんと、任務した県から離れてました。
しかも半日近く経っていた。
ライに任務完了の連絡を行なわせた。言い訳は自分で考えろ。
現在の時刻は真夜中の1時。泊まる場所なんてありはしない。
深いため息をしたスピリタスが呼んだのは牛車。
そこに乗り、電話しているうちに旅館に到着。
牛車の運転手に紙袋(中身は金平糖)を渡した。
「こ、こんなにお菓子をもらえませんよ!!」
『他のやつと分ければいい』
「でも…!」
『また頼む』
「……わかりました!!いつでも呼んでください!」
そんなほのぼのもありつつ、旅館の女将に迎えられる。
「おかえりなさいませ、記録者様」
『すまないな。急に客が増えて』
「いいえ、お部屋に布団は運んでありますので」
『ありがとう、ではおやすみ』
「はい。おやすみなさいませ」
見えないものたちから視線を感じるものの、部屋にはいる。
2対2に並べられた布団。
バーボンの隣にスコッチ、上にスピリタスとライとなった。
しかし、眠れるわけもない。
『…眠れないか、バーボン』
バーボン「…」
『上を見ろ』
スコッチ「…わぁ、すげぇ」
ライ「ほー…キレイだ」
その声につられて恐る恐る布団から顔を出すと、
バーボン「わぁ…」
『今はこんな綺麗に見れないだろ、』
天井が満点の星空となっているではないか!
彼が持つ枝が描くように星がつながり、星座となる。動き出す星に語り部として教えてくれた。それに合わせて星空も映し出す。
その光景に見惚れてしまう。
そしてそのまま眠りについた。
主人公は仮眠を済ませると早々にお風呂と荷支度を済ませる。
受付には『あいつらが起きたら出る。食事は要らない』と伝えた。
戻り、読書をしていると、
バーボン「んぅ……」
起きたようだ。
バーボン「ここは、………!スピリタス」
『起きたな。お前がはじめだとは思わなかった。トイレや洗面台は出入り口近くにあるから行ってこい』
こちらを伺いながら彼は行って、戻ってくると早々にスコッチとライを起こした。
んで、みんなで出る。
女将「またのお越しをお待ちしております。記録者様」
『あぁ、また頼む』
門をくぐればそこはどこかの裏路地。
『今ここは…〇〇県のーーーだ。ここからなら帰れるだろ』
スコッチ「スピリタスは、」
『お前らと帰るわけねぇだろ』
翻し、行こうとしたが、スコッチに何かを投げた。
スコッチ「わっ、と…コレ…」
『また巻き込まれたら哀れだからな、持っておけ』
あの紙束が入ったケースだ。足につけられるようになっている。
『ま、使えるのはスコッチだけだが。無いよりはいいだろ』
スコッチ「っありがとうな!」
『…二度目は無いからな、気をつけろ』
そう言って消えた。
ライがスコッチにやり方を聞くが、うんともすんとも言わないで(´・ω・`)とした。
スコッチの身バレ
モブが始末したという報告。彼はコードネームをもらえたとか。
同じチームだったライ並びにバーボンは解散し、監視の目がついた。
一ヶ月ほど経ったか、安室透の家に誰かがいた。
拳銃を持ちつつ、いたのは…
バーボン「…スピリタス?」
『あぁ』
バーボン「…勝手に入らないでくださいよ、驚きました」
『これ、どうにかしてくれ』
バーボン「は?………は??」
コートをめくったら、そこに死んだはずのスコッチがいた。彼の腰に抱きついている。
スコッチ「やだーー!スピリタスといるぅううう……」
バーボン「…はぁぁあぁあああああああ????」
『なんとなく保護したら、こうなったんだ。どうにかしてくれ』
バーボン「え?え?じゃ、あのアレは…」
『アレ?あぁ、ただの自殺した犯罪者に細工した。自殺したのをアイツは自ら殺したと言っただけだ』
バーボン「 」
『ほら、もらってくれ』
バーボン「…なんで僕に?」
『…調べがついてないと思ってるのか?おめでたい頭してるなぁ、』
バーボン「っ!!」
『お前らの素性は俺には関係ないがな』
バーボン「…信じろと?」
『ならはじめからお前ら始末されてるぞ』
バーボン「…………」
『ちなみにライ、FBIだぞ』
バーボン「はぁ!!?」
『本名は赤井秀一、調べてみるといい』
バーボン「……」
『あ、でも。協力者にはならない、あの場所は都合いいからな、潰すなら頑張るがいい』
バーボン「…くそが、」
『ふん、俺は「待ってくれ。俺には見張りがいる、スコッチをどこか別の場所に置いてくれ」…………どこだ?』
降谷零としてのセーフハウスの住所を渡す。
『ふぅん、わかった』
バーボン「ほら、スコッチ。携帯渡しておく」
スコッチ「おう、ありがとう」
んで、そこに運ばれましたとさ!!
数年後、そこに宮野明美が投げられるのは予想外である。
江戸川コナンの殺害
ボスの命令で「江戸川コナン」の抹殺した。
…江戸川コナンであって、工藤新一ではない。
そう、例の薬をぶち込んで工藤新一に戻しただけ。
ほら、江戸川コナンを抹殺したよ。間違ってない、ホラ命令マチガッテナイヨー。
裏切り者のベルモットが隠れているマンションに放りなげた。
そんなことは知らない降谷さんと赤井さん
ボス〈キミたちのお気に入りの子供は既にスピリタスにより始末されただろうね〉
「「!!?」」
放送により聞こえる声に苛立ちを覚える。
降谷「(ヒロのように見逃してくれればいいのだが…いや彼も犯罪者。気まぐれが起こるのかは…)」
赤井「……、(明美のような処置であればいいのだが…!)」
ボス〈スピリタス、私の最後の砦…!捕まると思うなよ!〉
『はぁ、随分と他人任せだな』
悠然と現れた彼はいつもどおりに、そこにいた。
だが、その手には老人を持っており降谷さんの方へと蹴っ飛ばした。
「ぐ、スピリタス!!?」
『いつまで、冒涜者のふりをするなラム』
「「!!」」
「な、」
『俺が会ったことない、と勘違いしていたようだがお前の知らないところで会っていた。途中から呼び出しがなくなり、調べてみたら二足のわらじを履くとは酔狂よな。』
「裏切りのか!!」
『裏切る?ははははははははははは!面白いことを、……利用しただけだ。お前らも利用しただろ?お互いさまだ』
「…くっ、そがぁあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」
何かを押した。爆発音が響き渡る!
前から何かが来る、反射的に降谷は避けた。
ラムと赤井は奥に、出入り口のほうへと飛ばされた
『なんだ、外れたのか』
崩れた天井や柱の隙間からこちらに手を伸ばした彼がいた。
降谷「スピリタス、お前」
自分たちがいたところに、天井が。
『行け』
降谷「お前はどうする!?」
『別に』
降谷「は、」
『終わるだけだ』
降谷「ーーーば、」
がしゃんん!!!さらに落下してくる。もう彼は見えない
赤井「おい!!逃げるぞ!」
降谷「くそ、!」
ラムを連れて脱出するしかなかった。
『終わる。また終わるだけだ』
瓦礫の上で煙管を吹かせる。
痛みなど、とっくとうに慣れてしまった。
崩れた建物から瀕死のスピリタスを保護した。
血液はどの血液とも一致しないものだった。
しかし、傷を塞げは落ち着いていく。異常な身体。
人体改造でもされた人間なのだろうかと囁かれる。
普通の人間ではない、ウィスキートリオは知っている。
降谷「なんで、あんなに懐いていたんだ?」
景光「…俺さ、ずっとゼロに嫉妬していたんだよ」
降谷「……は??」
景光「なんでもできるから。そりゃゼロの努力の証だってわかってる!でもさ、追いつかれて追い抜かれて…その繰り返しだった。尊敬もしてるけどどこか、……妬ましかった。」
降谷「…」
景光「そんな中出会ったのが、スピリタスだよ。あんなことできないだろ?それだけ」
降谷「ヒロは!俺より人の懐に入るの上手いし、狙撃も上手いし、!!」
景光「ありがと。ただ一つぐらいゼロにでもできないのが欲しかっただーけ」
降谷「…」
景光「そりゃアイツは犯罪者だ。でも、なんか優しいだよな…妙なところで」
降谷「……はぁ、そうだな。結局、江戸川コナンという存在を殺したという工藤新一に戻したという屁理屈をやったしな」
景光「驚いたよな。ベルモットを保護していたマンションに侵入していたとは」
降谷「スピリタスだから、な…ほんと」
景光「だな…」
目覚めた。転生の独特の感覚はない。
『は、』
身体についた器具を乱暴に外し、起き上がる。
長い長い伸びた髪が三つ編みにされている。
『死んでないかよ……!』
監視カメラに苛立ちをぶつけた。
一瞬にしてすべて破壊された。
『くっそが、』
スタータスを確認。ここの世界のデータのものだ。
つまりは転生してない。
『はぁぁ………』
とりあえず、昔拾った人たちに〈解散。黒の組織壊滅〉というメールだけしておいた。
そして先程から騒がしいドアのロックを解除した。
景光「スピリタスっ!!!!」
『うるさいぞ、スコッチ』
景光「おま、お前ぇえええええ!!!!心配したんだぞ!!」
『あ"???』
景光「半年も寝やがって……!」
『……半年?』
景光「半年!!」
『ふぅん』
景光「反応うすっ!!!」
『(なら各自 動いてそうだな…)』
景光「お前が保護した人たちの抗議どうにかしてくれよ!!」
『しらね』
景光「うぉおいいいいい!!」
『たまたまだったしな、』
恩義を感じている人もいるのか、彼の安全を望むものが多い。
先程のメールで起きていることはバレたので色々と話し合いさせられた。
この半年の間に黒の組織の裁判や司法取引が行われたそうだ。
『じゃ、手っ取り早く極刑で』「「「却下」」」
『………はぁ??』
景光「ダメッ、スピリタスは協力者になって!!」
『無理。邪魔するならお前らも殺すから』
景光「…スピリタスは何をしてるの?そこまでして組織にいた理由は?」
『………………………………………』
降谷「その質問は後回しにさせてもらおう。お前の出身地は?」
『………。水?培養液』
「「「ん?」」」
『ホムンクルス、に近いものだ。身体も普通と違っただろ。母胎から中身を取り出して作り上げられたのが俺であり、唯一の成功品として置かれていた。
まぁ、それは先々代のボスが命じていたことでな。研究材料が手に入らないとか理由が重なって終わっていた。
それでまぁ、跡継ぎである今代ボスの影となって過ごした。内部監査のために下っ端から実力つけて幹部の名前をもらったんだ。
今代は俺のように年がとりにくくなりたいと思ったんだろうな。不老長寿の研究を熱心にするようになって、その過程で最愛の愛人のベルモットに試験薬飲ませたりとか…でも結局は死んだなぁ、』
「「「「…………………」」」」
『次の質問は?』
降谷「ちょ、ちょっとまって……ホムンクルス、…」
『まぁ、まがい物だが。そんな感じだ』
降谷「先々代…」
『時代が時代だったから研究材料は手に入りやすかったんだろ。そっから生きてるからな、俺』
降谷「え、ちょっと…………混乱して、え???」
『組織が作った人体兵器、といったほうがわかりやすいか?』
「「「 」」」
降谷「…お前にとって、命とはなんだ」
『家畜同然』
降谷「っ」
『なぁ、なんで人間を殺してはいけない?なのにどうして牛や豚を殺す?生きるため?なら人を殺して生きて何がいけないんだ』
「「「…」」」
『自分で自分を守るために作っただけだろ。争いを産まないために。随分と勝手だなぁ』
降谷「守って何がいけない?そうしなければ、そう決めなければ生きていけないんだ」
『ふぅん、』
『俺の考えは異常だ。お前らの考え方がこの世界の正常だ。深く気にするな。』
降谷「お前は、何者だ」
『ん?死にぞこないだ』
降谷「そういうことじゃない!」
『なんだ、』
降谷「はぐらかすな」
『………そうだな、異端者だな』
降谷「異端者、」
『お前らだって見ただろ?俺の力を』
降谷「、………」
『異端、異常、異質なもの。この世界に不適切、不適合なもの。そんな存在だ』
降谷「目的はなんだ」
『お前らに教える理由はない。協力もしない。』
降谷「スピリタス、」
『協力しょうともしない犯罪者をどうするのかね???』
降谷「っ、」
景光「スピリタス、」
彼はそれ以上、何も語らない。
景光「…寝れているかな…アイツ」
降谷「?」
景光「アイツ、眠りが浅いんだ。悪夢を見ているようで…すぐに起きてるんだよ」
降谷「そうなのか、」
彼を危険視する声が高まる。
何も語らないものだと信用できない。
しかし、彼により各地に逃されていたものたちの抗議の声は尽きない。
彼の人生に同情をするものも多い。
結局は公安に引き取られた。暮らしたこともある諸伏景光が監視役となった。
景光「ここで俺と一緒に暮らすんだ!!」
『は、は??』
景光「よろしくな!」
『…………』
一応、仕事はするようだ。
多分、景光さんか降谷さんを庇って死ぬだろうな。
最後まで呪われた運命の話はしないままに。
『や、と……終われる……』
「リシンっ!!!」