鷹獣人×アズール Part2.5
『』Part2.5
鷹獣人がキス魔と書いたとおもうんだが、
蛸墨混ざってるとかありそう。
…と思ったので、追加で書き込み。
アズールには人には言えない悩みがあった。
それは番である彼にも相談できないもの。
「は、〜〜〜っなんでぇ…」
ぽたり、と口から垂れる。
「コントロールしなくては、」
墨。そう、タコの人魚であるため人になってもタコ墨が吐ける。
主に感情をコントロールできなくなると吐き出す。
「っ、」
(キスしているときに、出てくるな)
そう、番との大切な語り合いの最中に気分が好調となりでてきてしまいそうになるのを何とか抑えている。
だから何とかしなくてはと、冷静を保とうと一生懸命しているのだが
(う、嬉し過ぎで難しいとか……僕は乙女か!!)
でまぁ、そんなもんもんと悩む様子に気づかれた。
寮長室でのお泊り会。
いつものように彼の腕の中で安心していたのに。
『アズール、キスは嫌いか?』
「へ、」
『眉間にシワ、寄ってる』
「!ちが、違くてっ……」
『…?』
「……タコの人魚なので、……その、………すみ……」
『墨が出そうなのか?』
「……ふ、普段ならコントロールできているんですが……どうも、あなたとのキスはできなくて…嫌かなと」
『………こう言ってはなんだが、その…唾液と変わらなくないか?』
「…」
『…』
「……」
『…けっこう深いの、してるだろ…』
「………そ、そうですけど、……」
『微量なら多分あると思うぞ』
「エッ」
『それに、興味あるな』
「エッ」
至近距離に迫る彼。
『ものは試しだ』
「ちょ、…んっっ!?ふ、……っ…………ぁ…ぅ…………♡」
積極的に舌を絡め、歯をなぞり、唾液を混ぜ合う。
逃げられるわけもなく、ダメだと思ってるのに止められず。
(も、だめ♡♡)
墨がもれてしまう
彼はピクッ、と反応したがそのまま
(だ、だめっ♡そんな、飲んで…♡)
(…きもちぃぃの、きしゅすき♡♡)
(すきっすきっ、もっと♡)
変わらずに咥内を味わってきた。
今まで耐えてきた分、開放された感覚に自らも積極的に、
「ぷはっ♡♡」
『ごちそうさま』
「はー、はー……♡」
酸欠だ。でもどこか楽しげな彼に安心した。
『…癖になりそうだな』
「へ、」
『俺のために我慢してくれてたんだろ?ならもうしなくていい』
目元に優しいキスを落とす。
彼には、色白な肌が赤く染まり、目をとろとろに溶かしてうるうるとこちらをぽやっとした表情で見るアズールが映った。
「、いいんですか…?不愉快とか、………」
『言っただろ?(その表情も含めて)癖になりそうだな、と』
「う、……」
『これからは我慢することはない、』
「…これからもいっぱいキスしてくれます?」
『あぁ。』
「墨出ちゃいますけど」
『かまわない』
「……も、もう一回して…♡♡」
うっすら開いた口。
唾液と墨が混ざっているのが見えた。
『あぁ』
「ンッ♡♡♡」
(僕の墨が、彼の中に入って……♡♡)
二人の逢瀬のときに、より積極的になるアズールでした。
(魔力を混ぜて、少しずつ少しずつ僕の一部を混ぜることで…)
(もっと僕と長生きして、そばにずっと居てください…ね♡)
人魚は妖精に次ぐ長命だ。
だが、反して人間とさほど変わらない獣人。
だから少しでも手元に置くためにおまじないをしている。
科学的根拠はない。だからおまじないだ。
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