風見さんの場合


風見さんの場合(β)



主人公=幼馴染系後輩
βだと勘違いされているが、実は王位的α。
何故か匂いはしない。けど他人に移る。謎。
風見さんよりは小さい。


風見さん=ユウくん
αと勘違いされやすいが、β。
自称運命の相手とか騒がれたことが多少なりともあるが「あ、自分はβなので違います」。
実はそれを言われるのが、主人公と夜を過ごした後が多いために匂い移りが原因なのでは?と思っている。
共通の友人からは「いや、匂い移りっーよりもお前自身がαだったら〜の定番みたいなところがあるのが要因だろ。なんで匂いの本体が気づかれないんねん。」
2つの要因が重なった結果。
しかし、自分の優秀さよりも主人公の匂い移りが気がかりで(アイツの運命の相手とかじゃないよな?)と心配している。
とりあえずそんなこと言ってきたのは近づけないように注意する。





仕事場、資料室にて
またもや「自称運命の相手」さんに絡まれた彼は愛しい恋人を探していた。
普段通りの態度ではあるが、どこか苛立ちを含んでいたこともあり、周りはそっと距離をおいた。
いる場所に向かい、ノックする。


『はい、どうぞ』


開けた。相手は資料を集めて机の上に乗せていた。
後ろ手に鍵を占める。その音に気づいたのか振り向いた。


『風見さん?どうした、!?』


彼のもとに小走りながらメガネを無意識に外す。近寄り、抱きしめて口を塞いだ。
落ちたファイルは無視だ。


「ん、」
『…っ、』


ちゅ、ちゅ、と繰り返して…開けて??と甘えてみる。
薄く開いたところで掻き乱す。
薄い糸が切れた。


「もっと、おねがい」
『ユウくん、ここ仕事場』


すでにメガネは重なった資料の上に投げ捨てる。
彼の首に腕を回して、


「おねがい、」
『、はぁ……』
「ンッ♡」


お願いを聞いてくれるようだ。
満足するまで繰り返した。クラクラする。酸素不足だ。


『座ろう、ほら』


支えられてソファーに座る。
隣に座ろうとした彼を膝に乗せて、匂いを嗅ぐ。深呼吸だ。


「………はぁ、………」
『………』

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