良性賢母なアズール


腐『良妻賢母なアズール』



説明
良妻賢母なアズールさんがみたいし、甘やかされたい




主人公
好奇心旺盛な研究者。雑食故に色々とやりたい放題。
発明品は完成したら満足して放置するためにアズールが処理している。
他人の感情に鈍いが、素直。
卒業式にアズールには番として指輪を。
幼馴染組としてお揃いのデザインしたものを。
カフスボタンをアズール、イヤーカフをフロイド、ラペルピン(ジャケットの襟につけるピン)をジェイドを贈る予定。
自分は腕時計を持つ予定。


アズール
偶然出会った主人公と交流していくうちに好きになる。ガチ恋。
んで、自覚したら良妻賢母のようにせっせとお世話をしていく。
『アズくんみたいな人と結婚したいなぁ』とつぶやかれたので「なら僕と結婚すればいいだろ!」とブチ切れた。
それをきっかけに契約を結び、一生一緒にいることにさせたほどの執着をみせた。
僕の番は最高。独占欲が強め。
彼の代わり特許取得の手続きなどを行い、窓口となる。それが商人としての土台となる。


双子
たまたまいじめられっ子のアズールがどこかに楽しげに向かうところをストーキングして、消えたことから興味を持ち、主人公の亜空間に飛び込んだことをきっかけに仲良しになる。
アズールほどではないが、世話焼きをしている。甘やかすし甘やかされる。なんだかんだが、真っ直ぐに「好きな友だちー!」としてくるので悪い気はしない。
いつでも予想外な主人公と振り回されるアズールが見ていて面白い。
嫉妬するアズールが地味に仕返してくるので主人公に泣きついてからかうこともする。
ただし、嘘泣きである。


リーチパパン
貿易商(捏造)で、アズールが初めて交渉した人物。
主人公の才能を息子たちから聞いており、興味を持ったことがきっかけで本人が無関心だったが番であるアズールの拙い交渉であるが未来を見据えて話をつけた。
部下の交渉役を指導役としてつかせるほどに気に入っている。


部下さん
アズールの交渉の先生




ストーリー



僕は、


『アズくん、』


と、呼ぶ彼が好きだ。
偶然にも迷い込んだ先にいた彼と交流をし始めたことがキッカケだ。
ぶっ飛んでいる彼はアレコレ研究に夢中になると食事でさえ忘れてしまうからお世話をせっせっとし始めた。
はじめてできた友達だから。
もちろん、はじめはそんな気持ちだった
なのに途中からきたあのリーチ兄弟が彼の世話をするのだ!!
それは僕の役目だっ!!!


『アズくん?』


〜〜〜っ
あぁ、どうせアイツらはこうやって苛立つ僕を見て楽しんでるだけ!
別に僕がお世話しなくても、ても…………



『アズくん??』
アズール「!」
『どうしたの??』
アズール「な、なんでもない!!」
『そー?体調悪いの?お家まで送ろうか?』
アズール「だ、大丈夫!!」
『…んー、わかった。でも送るからいつでもゆってね』
アズール「……ん、」


そしてトドメになったのが、


『ママがねー、将来は結婚できるかしらって心配された』
アズール「えっ」
『ボク、好きなことばっかしちゃうからお嫁さんできるのかなぁって』
アズール「……」
『ボク、結婚するならアズくんみたいな人がいいってママに言ったの』
アズール「!?」
『だってアズくんといるの好きだもん!勉強するのもご飯も好きだもん』
アズール「…なら」


何かを思いついたのか、作業台に向かう彼を捕まえて、乱暴なキスをした。


『???』
アズール「僕と番になればいいだろーが!!!!僕みたいな人じゃなくて!!!僕と!!」
『ほぁ?』
アズール「僕と番になるの!?ならないの!?」
『アズくんはボクと番になっていいの??』
アズール「〜〜〜っいいよ!!」
『ボクも!アズくんのこと大好き!』むぎゅ
アズール「〜〜〜!!」


これで番になった二人。
アズールのユニーク魔法が開花したのはこの頃で、はじめて使用したのは二人の番の契約だ。


『んー……浮気判断する前に話し合いはしてね。ボク、線引き?がわかんない』
アズール「あ、……もちろん」


他人への感情が鈍い彼はそういうところがある。
アズールへのいじめもスルーして学校で声をかけてくるし、囲まれていても無視して割り込んでくることがあった。
今はそんなことはない。アズールなりにやり返してきたから。


フロイド「あはっ♡ねぇ、俺の事好きー?」
『?すきー!』
ジェイド「僕のこと好きですか?」
『?すきー!』
「「アズールのことは?」」
『?だいすきー!』
アズール「〜〜〜っ!!!」
「「」」ニヤニヤ
『???』


なんていう日々を過ごしていた。
その中で、彼の発明に目をつけたリーチの父が交渉に来た主人公がうんともすんとも返事しない、興味が無いようだったがそれを低価で引き取ろうとするのに番であるアズールがキレて交渉した。
パパさんは面白がってアズールをからかいながらも食いつく様子に未来投資を含めて、甘めに判定をした。
その結果、 パパさんから交渉役を紹介されてしごかれるアズール。


アズール「僕はあなたが作業をしている姿が好きなんです。ほかはこの僕に任せなさい!!」
『アズくん、かっこいいー』
アズール「ふ、ふん!僕は番ですからね!!これくらい簡単です!」
『わー!』ぱちぱち
アズール「だ、だから……その、…………」
『??』
アズール「…ハグしてあなたの時間と僕だけのことを考えてください」
『…ん!』ぎゅー
アズール「っ、………」


アズールにとって、それがなによりの愛情表現だと思っている。
ほぼ時間と頭の中身は発明に費やしているのに、このときだけは自分のために使ってくれる、それが何よりも幸せ。健気かな。
これがきっかけで時折、『ハグー』と来るのでやる気しかない。
しかし、双子にしこまれてデコチューには気絶しかけたが持ち直したという過去がある。
気絶したら二度としてもらえなくなるかもしれないからね!!





でまぁ、抜粋。
第三章にてアズールは別にオンボロ寮を求めなかったことが起点となる。
イソギンチャクはモンスト・ロラウンジでのバイトはさせずに魔法薬の調合や材料などを中心にした。
そのために監督生との契約に乗るはずもなかった。
しかし、モブがアズールたちに恨みがある奴らも巻き込んでモンスト・ロラウンジで大騒ぎしながら食事をしている中、契約書の窃盗を企むが主人公により強固にされた金庫を盗み出せるわけもなく、アズールと主人公に気づかれ、撃退される。
でまぁ、この事件で


『ジェイド』
ジェイド「はい、何でしょう」
『この騒動に関わった人たちを全部パパさんに連絡して』
ジェイド「おや、それは…」
『うん、中には商人や店の家の子、工場務めもいるでしょ?関係者いるなら取引を二度としないって伝えて』
ジェイド「理由は?」
『人魚の番に手を出した、それで充分』
ジェイド「かしこまりました」
『ん!今度キノコ料理頑張るね!』
ジェイド「楽しみにしてます」


お願いどおりに名簿と共に連絡すれば、パパさんの手配により一部撤退。
「ある人のお子さんが人魚の番に危害を加えたらしい」と噂が流れた。
特に人魚や獣人はつがいに対して愛情深く、重いとも言える。
そのためこの理由が大概通ってしまうのだ。
ちなみにパパさんに御礼に新製品を送っておいた。



ジェイド「ーーですって、良かったですね、アズール」
アズール「〜〜〜っ!!」
ジェイド「ちなみに音声がありますけど」
アズール「対価は!?」
ジェイド「そうですね。今度5連休をくださいね♡」
アズール「えぇ、えぇ!許可します!!」
ジェイド「うふふふ」


音声が取引されているとは、本人は知らないであった。

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