ディア

ディア・フォン・ホーエンツォレルン
外国語表記:Dia von Hohenzollern
初登場作品:Fate/Apocrypha
声優:
身長:163cm
体重:45kg
年齢:18歳
誕生日:6月15日
血液型:B型
性別:女性
イメージカラー:漆黒の空に瞬く星の黄金・赤・白
特技:ネガティブ思考
好きな物:ルーマニア
苦手な物:魔術師
天敵:ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア
所属:ルーマニア王国ホーエンツォレルン家
魔術属性:火、水
魔術特性/起源:凍結
特質:ダイヤモンド
お相手:カルナ

ルーマニアの魔術師であり、古くはルーマニア全土のセカンドオーナー(管理者)だった家系の長女。魔術回路の燃費/質は良かったが数が少なく、魔術関係なく人間としての特質である『ダイヤモンド』の影響もあり、ホーエンツォレルンの娘であることを隠されて生きてきた。ディアの特質『ダイヤモンド』はディアの身体に存在する全ての液体が外に出た瞬間にダイヤモンドに変貌するというもので、涙、血液、汗、なんでも可。ディアの体液ならなんでもダイヤモンドになる。この特質ゆえ、ディアはルーン魔術を学んだ。また回路の本数が10本しかないため、オドで満たしたダイヤモンドを額に嵌め込み、無理矢理回路の数を増やしている。特質のおかげで宝石そのものに拒否反応は出ていないものの、大魔術を施行するなど身に合わないことをしたら体が崩れることになる。
またホーエンツォレルン家は大きな家のため、ディアが所謂落ちこぼれということを知る分家が本家に取って代わるためにディアを襲撃することも。幼い頃のそれで両親は死没し、不承不承といった感じではあるがディアが名目上の当主となることになった。表に姿は出していない。本家に仕える魔術師たちに無理な強化を施されており、本家の邸宅の外に出ることは赦されない。Fate/Apocryphaの劇中では、ルーマニア・トゥリファスで起こりうる聖杯大戦にあたり、古きルーマニア王であるホーエンツォレルン家の当主として大戦を視察することになった。ダーニック・プレストーン・ユグドミレニアは幼い頃散々虚仮にされた挙句鼻で笑われたので苦手だし、その当時こそ怖がっていたものの、現在では苦手を通り越して大嫌いである。
起源は『凍結』。魔術の施行から液体の凍結までなんでもござれ。魔術の施行はギリギリ出来るかもしれないが、回路の少なさと対応するものの関係で大魔術の施行は凍結出来ない。この起源を持ち且つ大量の回路を持つ魔術師なら起源を以て時さえ凍結させたやも。
髪色はプラチナブロンド、インナーカラーがブラック、メッシュはレッド。目立つ。瞳の色は黄金

名前の由来はダイヤモンドのドイツ語、Diamantからだが、一応Dearとのダブルミーニングも狙っている。

Fate/Apocrypha
前途したとおり、ホーエンツォレルン家当主としてルーマニアの地で起こる聖杯大戦を傍観するため、トゥリファスの地へ降り立つ。大戦初期にジークと対面したこともあるが、その際はファミリーネームは名乗らず、ディアと名乗った。ユグドミレニアの側ではなく、また、“赤”の側でもない。頭はそれなりに回るので、ダーニックにも天草にも利用されることなく大戦を見届けた。

聖杯大戦中、ディアは気高い施しの英雄と邂逅する。正直初対面の時は単刀直入がすぎる歯に衣着せぬ言い方に苦手意識こそ感じていたものの、後々その崇高なる施しの精神に救われ、惹かれるようになる。両親からの愛に飢え、意思ある人間としての生活を施されなかったディアに手を差し伸べたカルナ。惹かれるのも当たり前のように感じるだろうが、元は苦手だったため複雑な心境で、ディアはカルナにはツンデレである。「恥ずかしいからあんまり好き好き言わないで」「承知した」「(本当に辞めるのか)」「しかしディア、それは本当にお前が望むことか?」「いや……その……」「?」「……ぃって」「ふふ、承知した」ラブラブか?
ちなみにやっとこさこんな関係になったと思ったらすぐ赤と黒の最終決戦になるのでそのまま別れることになる。戦況を見届けるためカルナが崩れるところも見ていて、けれど「やる事があるのだろう」と言われてしまったので最期まで共にいることは出来なかった。唇を噛みその場から去り、ジークと天草四郎時貞の決戦までを見守ってその命を終えてから後悔した。カウレスと同じタイミングで魔術協会に所属し、現代魔術科ノーリッジに入科する。宝石魔術関連でリン・トオサカと関わりは深くなりそう。

Fate/EXTRA-CCC
ディア・フォン・ホーエンツォレルンをダウンロードしたNPCにリトゥがいきなり憑依した挙句精神を全部月のデータであるディアに譲渡したため覚悟もなにも持ち得ないまま月の裏側の聖杯戦争に巻き込まれることになった。地球でのディアも演算済みのため、カルナとの思い出はきちんと記録されている。

Fate/Grand Order
EXTRA-CCCの時と同じかたちで擬似サーヴァントとして顕現する。詳しくはリトゥ〔ディア・フォン・ホーエンツォレルン〕で。

名台詞
「私はただの傀儡だから、あんまり話してて良いことないよ。君も、……それから、ホムンクルスの君も。」

Fate/Apocrypha。トゥリファスで出会った二人組と。

「施しの英雄の名に恥じないね、君は。私には、眩しすぎる、かな」
カルナに心を開きかけているディア。

「私! 覚えてるから! 君に……カルナに救われたことも、カルナを好きになったことも、覚えてるから……っ、ありがとう! ――愛してる、さよなら」
カルナに送り出された時のディア。この後ジークと天草四郎時貞の最終決戦を見守り、最後の最後まで共に居たかったと後悔する。