意識が朦朧としてるのか、彼女は俺に寄りかかった。
「花奈さん、飲みすぎたね?」
「…………うん。」
ぼーっとしつつも花奈さんは、俺の渡した冷たいお水を飲む。
「えへへ…………りょぉ……くん……。
あつくてとけちゃいそう……。」
グラスを俺に返した花奈さんは長い靴下を脱ぎ、普段はめったに見せない、ひざからつまさきにかけて少しずつ透けている足と、浮き上がった体を気にしない様子で、俺に甘えて来た。
「幽霊って溶けるの?」
「わかんない……れも、よってとろとろになってるから、とけるとおもう。」
「あはは、確かに。
とろとろだもんね。」
「うん……。」
花奈さんの瞳はいつもの少しキリッとした感じはなく、幸せそうにとろんとさせている。
普段のクールにすましてる様子はどこへやらだが、そこがまたかわいらしい。
「りょぉくん」
「なぁに?花奈さん。」
ちゅっ
「……だいすきのきす。」
花奈さんの体はさらにふわふわと浮き上がるがしばらくすると俺に膝枕をせがみ、かわいい寝顔ですぅすぅと眠り出す。
頭を撫でるともっとかわいくなった。
「おやすみ、花奈さん。」
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