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おいそれと簡単にするものではない誓いをあって間もない子供とすることになったのだ。スネイプの顔色は芳しくない。
誓いの赤い閃光が腕に絡みつき消えるまで、彼は目をそらす事なく見つめ続けていた。
「僕1人を入学させるのに此処までするなんて思いませんでしたよ。そんなに僕が学校に欲しいとは、ね。
今年入学する英雄様に関係があるのかな?それともただ安直に僕という勢力を目の届く範囲に置いておきたかっただけかな。」
誓いを立て終えた私はクスクスと笑いながらいすに座りなおした。
「僕のために部屋を用意させると言いましたね。なら暖炉のある部屋がいい。此処までしていただいたんだ。前向きに検討させてもらいますよ。
あぁ、是非アフタヌーンティーにもお付き合い願えますか?シャルロッテの作るお茶菓子は絶品です。」
コネを広げる機会が増えるのはいい。ホグワーツには名家の御子息は勿論非魔法族との関係の深い者が多い。
関係を深めるのには持ってこいの場所であるし、不干渉の部屋まで与えてくれると言っているんだから無下にする必要はない。
それが私の答えだった。
最終的な結論としてホグワーツ魔法魔術学校に通うことは私にとって利となることが多いと判断した。
勉強と家業の両立と言っても低学年の魔法教育なんて遊びも良いところだし労力にはならないだろう。此処までさせると約束したんだ、電話線も繋いでしまえばまさしく私の城が出来上がる。私にとって不利益はない。
それからダンブルドアと学校に通うにあっての取り決めをいくつか定めてその日はお開きになった。
当主として、ただ1人のノーザンバランド家の者としてホグワーツで学ぶ7年間が実のある者であればいいのだが。