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「と、いう訳でホグワーツに入学する事になった。」

「ハァ??」
定期報告にやってきたベルナドットは大きな声でそう言った。

ベルナドットは私の唯一信頼の置ける右腕である。主に魔法族と接触している非魔法族またその逆の魔法族の監視を行い私に報告すると同時にそれが悪となった時に排除する役割を果たしている。私は彼に命じて何人もの人間を粛清してきた。

こうやって定期的に報告に来させているわけだが今回のこちらの報告は彼を驚かせるには十分だったらしい。機嫌が良くなった私はさらに続けた。

「部屋を一部屋譲り受けたからその部屋に電話線や無線機を設置する。ベルナドット、定期報告はそれを使ってくれ。まぁ、ファックスも送れるし不自由はないだろうさ。」

「設置するのは俺なんですけどね全く。回線引くにしたって一からだってのに勝手に決めちゃうんだからよ嬢ちゃんは。」
「そう言わないでくれよ、パイプ作りの一環だ。早速機材を集めておけ。ベルナドット、君のいう通り配線諸々は君に任せる。」

「へいへい、全く人使いが荒いんだから。」

「信頼できる手駒が少ないんだよ。私の右腕さん。さぁ、定期報告に入ろうか。資料の説明を頼む。」

「はいよー、旦那サマ。」














「以上で終いだ。引き続き監視を続ける。
ま、さっき言ってた資材の準備が終わる事には尻尾捕まえとくさ。」

「……ふむ、分かった。引き続き頼む。今日は泊まるだろう?明日は私の買い物に付き合ってくれ。久々にいくつか新調したいものもある。」

冷めかけの紅茶に口をつけながらベルナドットにそう言えばりょーかいと気の抜けた声で返事を返した。