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それは神の技が現れるための
DIOの日記 1
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DIOの日記より一部抜粋。


こうしてペンを取り日記に記すことは天国へ行く方法についてのことだ。そのためにこの日記は存在する。

今日は私の人生で現れた人間達について書こう。

私が出会った人間達は、少なくとも私の人生に大きく関係した人間達はある一定の種類に分けることが出来た。

「与える者」と 「奪う者」

そして、 「受け継ぐ者」である。

与える者は、母であった。そしてジョースター卿もそうだ。当たり前のように人々に与えた。私はそれが、母のその行いが心底嫌いであった。

奪う者は、父であった。欲しい者は奪えばいい。そう言う男であった。それがあの掃き溜めの様な街では正しいと感じたし、私をこの分類に当てはめるとしてもやはり奪う者だろう。そしてその浅はかさが心底嫌いであった。

受け継ぐ者は、あの忌々しいジョナサン・ジョースターである。彼は当たり前のようにあらゆる者を受け継いだ。ジョースター家(結局燃え尽きてしまったが)、波紋法。数え出せばきりが無いだろう。そしてこの受け継ぐ者が私は一番嫌いだった。きっと与える者であるジョースター卿も昔はこうやって受け継いできたのだろう。
私は、私が必死に手に入れた者を易々と受け継ぐ彼らが心底嫌いだったのだ。

基本的に私の人生に影響を及ぼした人間の種類は大きく分けてこの3つである。
それに私はあと1つ、例外的に付け加えよう。

「受け容れる者」を。

それはただ1人しかいない。
そのことについて少しだけ書いておくことにしよう。

私の全てを許容し受け入れたマリィ・ウォードという存在を。

常に私という存在と共にあり続けた優しく哀れな女の事を。
私を語るには外すことのできないであろうあの白く儚い聖女の事を。


そしてその女が今は私と共にいない事を。

私は此処に書かねばならない。


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