sweetmagicオマケ
「ところで、何でパンケーキをプレゼントにしようと思ったんだ?」
「物を買ってプレゼントしても、君が居なくなれば価値が失われる。それならば、記憶に残る方がいいと思ったんだ」
「つまり?」
「私と過ごした時間を、楽しい思い出として君の記憶に刻みたい。記憶ならば、永遠に君だけの物になるだろう?」
「……よくそんな恥ずかしい台詞言えるな」
「? 何が恥ずかしいんだ?」
「解らないならそれでいい。なぁ、天使には誕生日ってあるのか?」
「いや、無いが」
「なら俺が作ってやる。お前の誕生日は、俺と同じ1月24日だ。つまり、今日だな」
「君と同じ日?」
「そうだ。お前が俺に誕生日を思い出させたんだからな、責任は取ってもらう」
「私は嬉しいが、君はいいのか?」
「キャスと同じなら、誕生日を忘れる事もないだろ。その、お前が俺の側にいる限り、俺も毎年祝ってやるよ。し、仕方なく、だけどな」
「そうか、誕生日とはこんなに嬉しい物だったんだな。ありがとう、ディーン」
「パンケーキの材料残ってるだろ? 今度は俺がキャスに焼いてやるよ。俺が作ってやるんだから、要らないとか言わないよな?」
「人間の感情という物は素晴らしいな。ありがとうディーン」
「うわ! ちょ、何だ。こら、離せ!」
「また後で抱き締めてもいいと許可をくれるなら、十五分後に離そう」
「ふざけんな、この馬鹿天使!」
END
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