ソードワールドしようぜ!-Future-
【ロングチャット】
イギリス→アーサー(ひかるさん)
日本→キク(おぼろ)
アメリカ→アルフレッド(おぼろ)
カナダ→マシュー(おぼろ)
プロイセン→ギルベルト(ひかるさん)
スペイン→アントーニョ(ひかるさん)
ロマーノ→ロヴィーノ(おぼろ)
ノルウェー→サンタ仮面(ひかるさん)
フランス→フランシス(ひかるさん)
ロシア→イヴァン(おぼろ)
*
【これまでのあらすじさんやで!なんやかんやで平和になったタリアーヘにもクリスマスが迫って来てるで!街も人もそわそわ。俺もそわそわしとるけど今朝はそれ以上にざわついとる言うか…何があったんやろね?】
「えっと、もしかしてふたりは…キクちゃんと…アーサー?(目の前の見覚えのある子供二人に瞬きが止まらない)」
「(アーサーの後ろに隠れて怯えながらもこくこくと頷く)え、えっと……私の名前は、キクですが……お姉さん……は、フランソワ……レディ?(記憶を手繰り寄せるように)」
「(後ろに隠れるキクの頭を安心させるようにぽふぽふと撫で)だいじょうだよキク。彼女は俺達の知ってるフランソワだ。…どうやら確信が持てない姿になってるのは俺達のほうみたいだがな」
【な、なんと!キクとアーサーは目が覚めるとめっちゃちっこくなってしもたみたい!いやあクリスマスってすごいなあ!!】
「クリスマス関係ないでしょ(ナレーションに思わずツッコミ)…うーん、これってふたりの神格だっけ?それのせいなのかしら」
「……(困ったように眉根を寄せ)神格が影響して……小さく?」
「神格が関係しているのかは俺にも分からない。だがこれだけは分かることがあるんだ(ゆっくりと瞼を閉じると噛み締めるように)…俺達はサンタだ」
「…………はい?」
「(アーサーの後ろから頷き)……記憶が曖昧で、私がどんなひとだったかはピンときませんが……私は、サンタであるアーサーさんを守る忍者サンタです」
「ちょ、ちょっと待ってね…(よろよろと後退し近くの椅子に腰掛け)えっと…ふたりが小さくなった原因は分からないけどアーサーはサンタで…キクちゃんが忍者サンタって言うのは間違いないと。…えっと、どういうこと?(真顔)」
「サンタです。皆の笑顔を守る、プレゼントの使者です(おっかなびっくりながらも堂々と宣言)」
「サンタだから小さくなったんだ(真剣な面持ちで)」
「………そっか、なら仕方ないね(諦めという名の順応)」
「レディ?お顔が引きつっていますよ?(きょとりと目を瞬かせ)」
「あー、うん。……気にしないでキクちゃん」
【クリスマスやからという魔法の言葉ですべての謎を片付けたフランソワ!そしてふたりの格好があまりにサンタらしくないと気付いたフランソワはサンタに相応しい若干趣味に走っとるサンタ服をふたりにプレゼントしたみたいやでー】
「即席で作ってみたけどどうかな?(やりきった顔で額の汗を拭いながら)」
「わあっ……わあ……!(サンタ服を見て目を輝かせている)」
「流石フランソワっ!1人前のサンタクロースになった気分だ(嬉しそうにくるくるとその場を一回転し)」
「ふふふ。ふたりとも可愛い。……って、1人前?ふたりはその1人前のサンタクロースじゃないの?(小首傾げ)」
「……まだまだ、未熟なサンタさんです(服に袖を通しながらしょんぼりと項垂れ)」
「ああ。俺もキクも駆け出しのサンタクロース…早く1人前になってみんなを笑顔にする素敵なサンタクロースになりたいんだ(キクの服の袖を掴みながら眉をハの字にして苦笑い)」
「サンタクロース業界も大変なのねえ…」
「でも、きっと素敵なお師匠様が現れてくださいます……!アーサーさんの神徳なら、ばっちりです!(顔を上げて幼い笑みを浮かべ)」
「キク…(キクの両手を握り)うん!お師匠様が出来たら一緒に修行がんばろうな!」
「ええ!アーサーさんの為なら火の中水の中……はちょっと怖いですけれど、いっしょに頑張りましょう!」
「微笑ましいなあ…。でもお師匠様ってのが気になるけど…って、あら?(扉が勢いよく開く音に振り返り)」
「フランソワ!っ、イヴァンを!イヴァンを知らねえか!?(切羽詰まった様子でフランソワに詰め寄り)」
「?ギルベルト、どうしたんだ?(小首を傾げながらギルベルトを見上げ)」
「おっきい声だと、皆怖がっちゃいますよ……(さっとアーサーの背後に隠れ)」
「おうっそれがなアーサー……って、あん?(小さすぎるふたりを凝視)」
「ひゃっ!(慌てて頭を引っ込める)」
「キク落ち着いて(背中をあやす様に叩き)」
「…………(フランソワの方へ振り返り)どういう事だよこれ(二人を指さしながら)」
「サンタクロースでクリスマスだから(きっぱり)」
「それなら仕方ねえな(納得)」
「(ドアベルを鳴らしながら扉を開け)モーニン……って、あれ。フランここにいなかったのかい?(客席をぐるりと見渡し)」
「(アルフレッドの後ろからひょっこりと顔を覗かせ)あれ、本当だ。てっきりこっちで朝ごはん食べてると思ったんだけど」
「おはようアルフレッド、マシュー。フランシスならここには居ないぞ?」
「(落ち着いたのか何度か頷き)今は、フランソワのレディと、ギルベルト君?……と、アーサーさんと私だけですよ」
「……どちら様?(現実逃避)」
「キクちゃんとアーサー(ずばり)」
「キクさんとアーサーさん。へえ、気付かなかっ………………ええええええ!?!?!?!?!?」
「驚かせてすまないアルフレッド、マシュー。だがこの姿になったのには理由がある。…そう、俺達はサンタだから(至って真面目な顔)」
「ええ……私たちは、サンタですから(真面目な表情)」
「ごめん、俺はまだ寝てたみたいだ……家帰って寝よう……寝たら起きれる(混乱)」
「これが現実だぞアルフレッド。……そう、クリスマスでサンタクロースだから納得せざるえないだろ(真顔)」
「そ、そうかも……もしかしたら僕たちの常識が間違ってたのかもしれないよ……クリスマスにはサンタさんがつきものだもんね……(真顔)」
「……(考えるのを諦めた方が良いよという顔をアルフレッドに向けて)」
「……(ここでまともな思考回路を持ってるのは君と俺だけかいという顔をフランソワに向ける)」
「で、話は戻るがイヴァンとフランシスが居ないとはどういう事だ?どこかに出掛けるとは言伝てなかったのか(顎に手をかけながら小首傾げ)」
「いや、フランがいないのは時々あるし……俺たちも遅くまで寝てることあるから、先に朝食べに行ったのかなーって(両手を頭の後ろに当て)」
「!そ、そうだイヴァンっ!いつもなら俺の抱き枕として居やがんのに朝起きたらベッドに居ねえんだよ!これは事件の匂いしかしねえ!!(拳グッ)」
「ねえ、今さらっと凄いこと言わなかった?(真顔)」
「……(それは寝苦しいから脱出しただけじゃないのかなという顔)」
「おふたりとも、迷子でしょうか……?(ぱちくりと目を瞬かせ)」
「だといいんだが…なぜだろう、嫌な予感がする」
「いやな……予感、ですか?」
【アーサーが不穏な気配を感じると……あ、ここで俺の出番?ああロヴィ!押さんといてえな!ちゃんと俺も歩けるからっ!】
「(ドアベルががらんがらんとおおきな音を立ててなるほど勢いよく扉を開け)いやあナレーションって大変やんな!おはようさん!」
「メメタァ!……って言うのがお約束だって俺は聞いた。おう、おはよ(片手を上げ)」
「おはよう…あ、違った。ここはサンタとして……メリークリスマス!!アントーニョ!ロヴィーノ!(きらきらと目を輝かせ零れんばかりの笑みを浮かべる)」
「(倣うように表情を綻ばせ)めりい、くりすます!サンタが皆さんに幸せを運びに来ました!」
「おお、おおきになふたりとも!めりーさんやでえ!!」
「クリスマスったらご馳走だよな!俺魚っ!(挙手)」
「…(このふたりはなぜキクちゃん達が小さいの気付かないのかな)」
「……(この場で俺まで流されたら多分ツッコミが不在になると思うんだぞ)」
「おいそこのふたり!イヴァン見なかったかイヴァン!(アントーニョ達に詰め寄り)」
「あー……俺は見てねえな(がりがりと頭を掻き)」
「あー俺も見てへんわ。なんや急ぎの用事なんギルベルト」
「急ぎとかそういうのじゃねえけど…あいつが俺に言伝無しに出掛けるってのが珍しいからなあ(苛立ちを隠せない様子で頭を掻き)」
「……そう言われると、フランシスさんが何も言わないで出掛けちゃったのも珍しい……よね?(こてりと首を傾げ)」
「俺たちが寝てる間に出掛ける時はだいたいメモ置いていくもんね(そう言えばと言った様子で目を瞬かせ)」
「ふーん、なんやマメやなあイヴァンとフランシスは。何をしとるんや…あ(ぽんっと何かを思い出したように手のひらを拳で叩き)」
「?どうしたんだアントーニョ(小首傾げ)」
「……?(同じように首を傾げる)」
「えっとな、ちょっと待ったってな。んーと…(ごそごそと懐に手を入れるとくちゃくちゃになった紙を取り出し)あーあったあった。んと、…そういえば街でとんでもない話を聞いたんやけどー(紙を見ながら演技臭い口調で)」
「いや、なんだいそのカンペ(思わずツッコミ)」
「皆知っとるー?こんなめでたい日に現れる良い子の敵にして悪い子の味方のブラックサンタクロースをー!それがなー、なんかタリアーヘでも現れるみたいで町中の子供達が困っとるってーイヤーコワイワー(指摘されたことを気にせず紙を見ながら演技臭いk)」
「こ、困って……!!(真面目に驚いている)」
「ブラックサンタクロース…なんて奴らが現れたんだ!(同じく真面目に驚いている)」
「……(額を押さえてツッコミを放棄した様子)」
「うん。アルフレッド、最後まで見届けようよ。気持ちはすごく…すごおおおおく分かるけど(肩ポン)」
「フランソワ……君だけが俺の味方だよ……(震え声)」
「そのブラックサンタクロースって具体的にどんな悪いことしてんだよ」
「プレゼントのラッピングをやたら何重にもしたりプレゼント入れるくつ下を何度も洗濯して縮こませまりなんてするみたいやでー」
「な、なんて悪質な……!天誅をくださねばならないです……っ!」
「ああ!子供達に手間をかけさせるなんて言語道断だ!」
「嫌がらせがあまりにも幼稚すぎるね……」
「どっかのいたずら小僧が遊んでるだけじゃないのかい……」
「さらに恐ろしいのはここからやで…。なんと!プレゼントには手紙が入っとってそこには親御さん真っ青なサンタクロースの秘密が書かれてあるという……!!」
「親御さん…サンタクロースの秘密……あ(察し)」
「サンタさんの秘密?……ああ(察し)」
「一番知られたくない秘密だね(確信)」
「そう、それには実はプレゼントを用意してるのは親御s」
「クリスマスのプレゼントはサンタが用意しています!(力説)」
「そうだぞ!サンタである俺達が限られた予算で用意してるんだ!(真剣)」
「急に現実的な話題になったね(真顔)」
「プレゼントなんてタダで貰えるなんてそんなん際限無かったらやってられへんってもんやで。サンタの財布事情ってのもあるんやでアルフレッド」
「そうだぞ。お前お坊ちゃんだから知らないだろうけどな、金は無限じゃねえんだぞアルフレッド」
「え、なんで俺集中砲火浴びてるんだい?」
「お金というものは当たり前のようにそこにあると思っていた時期が俺にもありました(幼い容姿に似合わない乾いた笑みを浮かべ)」
「み、右に同じく……(視線を逸らし)」
「金持ちのボンボンはこれだから…(真顔)」
「み、みなさんアーサーさんをいじめないでください!(アーサーの前に出て庇うように両手を拡げ)」
「キクちゃん、別に私達はアーサーを虐めてるつもりはないよ。……でも私も幼い頃、サンタさんに三階建ての二世帯住宅が欲しいとお願いしてお父さんに『サンタにも限界があるんだよ』って言われたことがあったなあ…」
「フランソワ、君って意外と凄いこと言うよね(真顔)」
「よく大人びてるとかは言われたけどね(くすくすと苦笑い混じりに)」
「あー、俺はちっさい頃何をお願いしたっけなあ(腕を組みながら思い出すように唸り)」
「僕、毎年魔術書お願いしたなあ……」
「俺様、強い相手が欲しい的な事お願いしたわ(真顔)」
「……で、その例のブラックサンタクロースが秘密をうんぬんかんぬんでどうしたんだい?」
「せやからな!そんな悪いブラックサンタを野放しにしたらタリアーヘのクリスマスがめちゃくちゃになるんやって!そういう事真のサンタクロースであるふたりが立ち上がってくれたら面白i助かるねんよって!…で、ええんやっけロヴィ(隣のロヴィーノに見ていた紙を見せながら確認)」
「(紙を確認して頷き)よし、ばっちりだぜ!流石俺のゴシュジンだな!(尻尾をびたびたと振り)」
「いやあ、それ程でもあらへんでー(満更でもない顔)」
「今面白いって聞こえたのは俺の空耳かな(菩薩顔)」
「聞かなかったことにしましょう(悟りの表情)」
「(ちらりと後ろを振り返ってアーサーの表情を確認し)……アーサーさん、一人前のサンタさんへの第一歩というお告げでしょうか?」
「だが…例えブラックサンタクロースだとしても俺達と同じサンタクロース。その同志であるブラックサンタクロースと対峙した時、俺はどうすれば…(拳をぐっと握らせ)」
「そう言えば、そのブラックサンタクロース?の目撃談とかはないんですか?もし会うにしても、戦うにしても、どんな姿か分からないんじゃ探しようが……」
「その必要はねえべ。なぜなら奴らはそう、俺達と同じサンタクロース……つまりサンタクロース同士共鳴する、それがこのクリスマスだべ(どこからともなく儚げなかつどこかノリノリな声が店内に響く)」
「だっ、誰ですか!?(声の方へと振り向き)」
「声がでけえ!!(背後から隙だらけのアーサーの肩に坐禅の要領でスタッフで肩を殴る)」
「いっっ!??(突然の激痛にその場に崩れ落ちる)」
「!!!あ、あ、あ、アーサーさん!?(慌ててしゃがんで崩れ落ちたアーサーの容態を確認)」
「あ、今のはキクけ。まあええが。…うおっほん(目元を覆う謎の仮面を光らせながら)我こそはサンタクロースの始まりにして終わりの存在。…そう、人呼んで!サンタ仮面!!!(背中に強烈な後光を背負い)」
「……フランソワ、俺、猛烈に寝たい。寝て現実逃避したい(真顔)」
「アルフレッド頑張って。私も今すぐ洗濯物干しに行きたいけど我慢して。私達がここに居なければマリアリリィの品格を疑われてしまうわ(真顔)」
「oh……(頭抱え)」
「(痛みがひかない肩を抑えながら)貴方があの伝説のサンタクロース…サンタ仮面…!」
「は、初めてみました……!サンタ仮面……!!(アーサーの肩を抱きしめながらも顔を上げて目を輝かせ)」
「未熟な…だが無限の可能性を秘めしサンタの子らよ。もっと褒め称えよ。そしてあわよくば酒を寄越せ(欲に忠実なスタイル)」
「サンタ仮面…なんだ、この妙な親近感はっ」
「僕、こういう感じ……凄く憧れた気がする……!」
「助けて(色んな意味で)」
「クリスマス怖い(色んな意味で)」
「サンタ仮面!いや、サンタ師匠!俺達はどうすればいい?やり方は違えどブラックサンタクロースも俺達と同じサンタクロース。それを同じサンタクロースとして裁いていいのでしょうか(不安げにサンタ仮面を見上げ)」
「私たちは正しく皆の笑顔へ貢献したいのです(同じように不安げにサンタ仮面の方へと視線を向け)」
「それはおめ達が直に奴らを見て考える事だ。と言うか俺に答えを求めんなめんどくせえ(スタッフで気だるげに肩を叩きながら)」
「何だただの本人か(白目)」
「サンタ仮面しっかり役を演じて(真顔)」
「!!そうか…そうですねサンタ師匠!人の噂だけでなく自分で見て確かめ見極める。それこそが真のサンタクロースが取るべき行動なのですね!(目を輝かせながら頷き)」
「ああ、私たちはそんなにも些細なことを見落としていただなんて……!(ふるふると首を横に振り)」
「あーうん。そんな感じだ。あ、フラン。いつものモーニングセットで頼む(カウンター席に腰掛けながら)」
「流石伝説の存在のサンタ仮面。モーニングセットにしゃれこむ余裕すら見せるなんておみそれするぜ(腕を組みながらうんうんと頷き)」
「……クリスマスってなんだっけ(哲学)」
「で、ではアーサーさん。早速ブラックサンタクロースを探しに参りましょう!(ぐっとガッツポーズを作り)」
「ああ。そうと決まれば街へ向かうぞ!(キクの手を取り)」
「君達が探しているのはもしかしなくても俺達の事かい?(どこからともn)」
「っ、な、何奴!?(びくりと肩を震わせ)」
「うふふ、誰だろう。君たちの探し人?それとも別の人?(どこから以下省略)」
「(店内を見渡すとロフトの方に視線を向け)ハッ!?あ、あれはなんや!!」
「鳥か!?ガルーダか!?いや、あいつらは…!サンタクロース……!!」
「ご明察。僕たちが人呼んで『ブラックサンタクロース』だよ(逆光の中ふわりと裾を摘まみ上げて優雅な挨拶を披露)」
「我が同胞にして宿敵のサンタリリィ共よ。未熟なサンタはお家に帰ってただの子供に戻るがいい(髪をかきあげながら幼い容姿に似合わない不敵な笑みを浮かべ)」
「…………(何処から突っ込めばいいのか分からずに取り敢えず現実逃避を始めた様子)」
「……ねえ、最近幼児化って流行ってるのかな?あれってイヴァンとフランシスよね(決めポーズを決めるふたりを指さし)」
「俺には何も見えない……俺には何も見えないんだよフランソワ……(震え声)」
「見たくない気持ちは分かるけど……あ、でも幼児化したふたりもなかなか可愛いね(深く考えずにふたりを見つめ)」
「……うん、可愛いとは思うよ。フランだし(然も当たり前のように)」
「……その幼児化してるふたりを探してたマシューとギルベルトが正体に気付いてないように見えるのは気のせいかな(真顔)」
「気のせいだよ(棒読み)……ねえ、すごーーーーーく信じたくないけど……街全体に魔術とか掛かってないよね?この異常事態に俺と君以外突っ込まないなんておかしすぎるんだぞ(震え声)」
「そ、そういうのってマシューやルカちゃんの方が詳しそうだけど……(マシューとサンタ仮面を横目で見つめ)」
「あ、あれがブラックサンタクロース……!(ごくりと息を呑み)」
「……ぐぅ(カウンターのテーブルに顔を伏せて熟睡)」
「(頭抱え)」
「……うん。こうなったら様子見るしかないね(サンタクロース達を生暖かい眼差しで見つめ)」
「お前達がブラックサンタクロース…!なぜだ……同じサンタクロースだというのにこの底知れない何かを感じるのは…(杖を強く握りながらブラックサンタクロースを見つめ)」
「クリスマスをめちゃくちゃにして……!も、目的は何ですか!(アーサーを庇うように立ち)」
「俺はフォーリナー・フランシス・ブラックサンタ・リリィ。お前達のような半端なサンタクロースではないという事さ(ふたりを見下すように見つめ)」
「同じく、フォーリナー・イヴァン・ブラックサンタ・リリィ。……そうだね、僕たちは完全なるものとして覚醒したのだから(嗜虐的な笑みを浮かべ)」
「あ、やっぱりフランシスとイヴァンだ(確信)」
「うん、ふたりだった(確信)……けど、なんだろう。俺、ちょっとだけざわざわしてるんだけど、……この辺が(左胸をぎゅっと押さえ)」
「(小刀を二本取り出すと臨戦態勢を取り)み、皆が楽しみにしているクリスマスに何故そんなことをするのですか!理由を説明なさい!」
「サンタクロースは夢を与えるもの。だけど夢は所詮夢だ。手に取れないものをいつまでも分け与えるなんて、あまりにもバカバカしいでしょ?……だから俺達は与えるのさ。そう、『現実』をね!」
「そう。だから僕たちは生まれたんだよ。ふわふわした夢から醒める『現実』の世界をプレゼントする為に(嗜虐的な笑みはそのままに口角を更に吊り上げ)」
「それは子供達の笑顔を奪う卑劣な行為だ!サンタクロースが子供達を泣かせる行為など、あってはならないはずだ!!(杖をふたりに向け勇ましい口調で)」
「ええ、アーサーさんの仰る通りです!サンタは笑顔を届ける者、涙は嬉しさで流すのです!(すぐに攻撃出来る体制を維持して叫び)」
「ふふふ。ご立派な御託だ。そういう綺麗事はオーナメントにしてツリーにただぶら下げときなよ。…君達がどう吠えようと俺達はブラックサンタクロースとして聖夜を駆け抜けるのみさ(ロフトから軽やかに着地しふたりを蔑んだ目で見つめ)」
「僕たちに与えられたものは『現実』で、君たちに与えられたものが『夢』だっただけ。正反対な僕たちだから、分かり合うなんてできないよね?(裾をはためかせながら着地)」
「(傍観者を決め込んでいたが体を震わせ)……なあ、一ついいか(4人の前に歩み寄り)」
「発言を許可しよう。さあ、どうぞ?(ギルベルトを一瞥して優雅に微笑み)」
「じゃあお言葉に甘えて…うおっほん。てえい!!(咳払いするとイヴァンを目にも留まらぬ手つきで抱きしめ)」
「ッ、……何の真似かな?(ぎろりとギルベルトを見上げ)」
「いや…なんか条件反射でこう…抱きしめてえなあーと(言い訳しながらも抱きしめる力は緩めない)」
「……あれは無意識にやってるのかな(真顔)」
「……だろうね(深い溜息を吐き)……フランソワ、違和感の原因分かったんだぞ」
「え、分かったの?(アルフレッドの方へ振り返り)」
「あのふたり、多分ル=ロウドとラーリスの残りかすだよ(フランソワに耳打ち)」
「え、ええ?…えええええっ!?(驚きのあまり大声)」
「レディ!?(フランソワの大声に思わず振り返り)」
「んむっ(口を手で塞ぎ)…は、はは。何でもないよキクちゃん。…それってアルフレッド、大変なことじゃない(アルフレッドに耳打ち)」
「大変だね。だってほら、現にギルベルトがあんなことしてるのにイヴァンは歯牙にも掛けてない。イヴァンよりラーリスの方が強いんだよ。……問題はどうすればいいのかが分かんないってことだね(肩を竦め)」
「(がばりと顔を上げ)そこは問題ねえべ」
「うわっ、びっくりした(一歩後退)」
「ルカちゃ…えっとサンタ仮面。それってどういうこと?」
「あれはアルフレッドが言った通りル=ロウドとラーリスの残り滓だべ。時間が経てばそれらはあっという間に消えちまうってわけだ。…そう、クリスマスが終わるまで、だない」
「クリスマスが終わるまで?」
「でも神様は神様なのでしょう?残り滓でも野放しにするのってかなり危険なんじゃ……」
「だからそれに対抗すべくアーサーとキクがあんな子供の姿になったんだろ。要は『目には目を、サンタクロースにはサンタクロース』。そういう事だべ」
「つまりカウンターってことかい?……神性をもっているふたりにどうにかしてもらおう、と(複雑そうな顔で視線を彷徨わせ)」
「だがあくまで残り滓だべ。それも幼稚な側面の欠片。今は神様の威厳で偉そうにしてるふたりだが徐々に本来のフランシスとイヴァンに戻るべ。…というかフランシスは完璧にル=ロウドではねえみてえだし(カウンターのテーブルに肘をつきながら頬杖をついて)」
「は?(慌ててフランシスの方へと視線を移し)」
「……はあ、イヴァン知らないからねえ。クリスマス終わってギルベルト君に酷いことしちゃったーって落ち込んでも知らないから…はあ(やれやれと肩を竦めながら困ったように頬を掻き)」
「いい加減離れてくれる?(ギルベルトを押し退け)……僕に気安く触らないでほしいね(軽くマントを払い)」
「あ、うん。……悪い(大人しく抱擁を解くも寂しげに微笑み)」
「……(フランシスの頭を撫でたくてうずうずと視線を泳がせているが何とか我慢している)」
「正直こういう役回りはもう懲り懲りなんだけどなあ。…はあ、仕方ないか(何かを決意した様子でマシューの方へ振り返り)…何かな坊や。俺に許可なく近付くなんて恐れ知らずだね(可愛らしく微笑むも毒を含んだ口調で)」
「!!!(びくっと小さく肩を跳ねさせ)あ、あの……その、(毒の含まれた言葉に息を詰まらせて視線を更に泳がせ)」
「……(マシューと反対の方向へ向き)……辛い(震え声)」
「うふふ、最高じゃないか。……僕は失っていたものを取り返した気分だよ(フランシスの様子を一瞥してにこやかに微笑み)」
「アルフレッド。おめの魔術で映像とか残すのとか出来るだろ。あれ残しとけ(ブラックサンタクロース達を指さし)」
「えー……フランに見せるなら嫌だよ。絶対傷付くもん(肩を竦め)」
「おめは甘えなああの男に関しては。どちからというと傷ついてんのはマシューとギルベルトだべ。(面白えから)撮っとけって」
「ついでにキクちゃん達も撮ってね!(ウインク)」
「……(渋々マギスフィアを取り出すと指先で突き)映写の光、此処に。真実を映す瞳、久遠を残せ。――マナカメラ(やる気のない声で詠唱を済ませると天井にマギスフィアを放り投げる)」
「…なんでやろなあ。クリスマス終わったらフランシスがマシューにめっちゃ謝ってる姿が目に浮かぶわー(しみじみ)」
「というかフランシスもイヴァンも部屋から出てこねえんじゃね?(しみじみ)」
「あー、ありえるかもなあ。あとギルベルトはロヴィの耳さりげなくもふもふしとるけどええん?」
「……(寂しさのあまりロヴィーノの耳を撫でている)」
「もふるならもう少し内側にしやがれこのやろー、そこは痛ぇんだぞ!」
「あ、触らせてあげるんや。優しいなあロヴィは」
「(盛大な溜息を吐き)俺もちょっとフランに声掛けてくるよ。隙あらばどついてくるんだぞ」
「そうしてあげて。あとはキクちゃんとアーサーだけど……チラッ」
「クリスマスは……邪魔させません!(威嚇中)」
「ああ、真のサンタクロースの在り方をここで見せてやる!(勇ましく啖呵を切る)」
「君たちに出来るのかな?夢に囚われた憐れなサンタクロース風情で(吐き捨てるように微笑み)」
「あ、これ乗らないといけないやつだね。あーあー…こほん。ふふふ、そうだね。夢見がちなその思考は雪に埋もれてしまえばいい(無理矢理に悪い笑みを作り)」
「(すたすたと4人の方へと歩み寄り)……やあ、フランシス。こんなところにいたのかい?探しちゃったよ(わざとらしく明るく声を掛け)」
「アr……んんっ!違うよ無知なる坊や。俺はフォーリナー・フランシス・ブラックサンタ・リリィ。君の知っている男ではないよ(零れんばかりのアイリスを細めながら微笑み)」
「(くすくすと笑うとそっと目を伏せて何処かぼうっとした表情へと変わり)……フラン、おれのこと、忘れちゃったの?(過去を彷彿とさせる声音で囁き)」
「!?(びくりと体を大きく揺らし息を詰める)」
「……小悪魔ね」
「……小悪魔だない」
「天才かよ(悪い意味で)」
「……(ひたすら耳もふもふ)」
「わすれてないよね?……俺のこと、忘れてない……よね?(フランシスの前で膝をつくと瞳を覗き込み)」
「……っ!わ、忘れるわけないだろ!俺がお前を忘れた事なんて1度も……あ(口を手で覆い)」
「フランシス君?……っ、う(額を押さえて一歩後退し)」
「(ふわりと微笑むとフランシスの身体を抱きしめ)よかった。……俺、君に忘れられたら、悲しい(片手を自分の背中側へと持っていくとギルベルトへハンドサインを送る)」
「おお、芋づる式でイヴァンも反応した」
「え、え……っと、ええと……???(まだ理解してない)」
「ほらギルベルト。今やで今(ギルベルトを肘で小突き)」
「……え?(アルフレッドとアントーニョを交互に見つめ)」
「オラ、俺の耳触ってねえでさっさと行きやがれ(ぶるぶるっと大きく身体を震わせ)」
「……(耳から手を離すと恐る恐るイヴァンと距離を縮め再び抱きつき)…俺のこと守ってくれるんじゃなかったのかよ、馬鹿イヴ(小さな背中に顔を埋め)」
「っつ、やめて……っ、違う!違う違う違う!僕は守れる力が欲しいんだ!神格を……っ、手離しちゃ……っ!(迷子になった子供のように大声を張り上げ)」
「……(呆然としていたがはっとした様子で自身の小刀を見下ろし)あ、アーサーさん!今です!今ならふたりを封印できるのでは……っ!?」
「あ、ああ!悪しき思想に捕らわれしふたりを救おう、キク(キクの手を握りもう片方の手で杖を振りながら)」
「(こくんと力強く頷くと目を閉じてアーサーから魔力を受け取るように呼吸し)……この二振りの刀は、彼らを癒すために在ったのかもしれません。……せいっ!!(的確にふたりの心臓へと刀を投擲)」
「がァっ!?っ…は、ああ(心臓の真上を貫く刃に手を添え)ァァァ…ま、また…またお前達にやられるのかっ私は…私は…ああ!?(自身でさらに心臓へと深く捩じ込むように突き刺し)……はあ。早く…出てってよね…『疫病神』」
「っ、ただの、ナイトメアの……分際で……っ!!(幼い顔で目を見開くと意に反して刃を抜こうとする手を気力で押し止め)アッ、ヴッ……っつ、もう……僕に構わないでっっ!!!」
「アーサーさん!今です!貴方の浄化を!!」
「ああ!……聖なる夜に小さな奇跡を今ここに。清らかな心に光あれ!!はああああっっ!!(杖を掲げると同時に鈴の音が鳴り光の雨が降り注ぐと雨がこぼれた地面からは光の羽根がふわりと浮かび上がる)」
「嫌だ……嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だこの依り代から抜け出しては狂気が……狂気……狂気、を…………(足から力が抜けてふらりと前のめりに崩れ落ちる)」
「イヴァン!!(崩れ落ちるイヴァンの体を抱きとめる)」
「ぅ、う……(光の羽根に包まれてぼんやりと姿がぼやけていく)」
「…はは、また完全に支配出来ずに消えるのか。締まらない終わり方だ……な……(言葉を紡ぎ終わる前に膝から崩れ落ちる)」
「(壊れ物を扱うように優しくフランシスを受け止め)……ばか。フランのばか。神様になんか、ならないでよ……」
「……(穏やかな表情を携えたまま体の輪郭がぼやけていく)」
「ふ、ふたりの体が……」
「お、おいアーサー!キク!!イヴァンがなんかおかしなことになってるぞ!!(切羽詰まった声でふたりに声をかけ)」
「(アーサーの顔を見上げ)……彼の癒しの力です。ふたりは浄化されたのです」
「ふたりはあるべき姿に戻るだけだ。そのあるべき本来の姿はどういったものか分からないが……」
「え、これほどわかりやすいのにまだ誰か分からないの(真顔)」
「ふ、フランソワさんはわかってるんですか!?(驚愕)」
「…………(生暖かい眼差しでマシューを見つめる)」
「(苦笑してぼやけるフランシスの輪郭を撫でるとそっと唇に口付け)……帰って来て。俺のヒーロー」
「(アルフレッドを微笑ましげに見つめたまま)……そっちは帰ってきたら何言うん?ギルベルト」
「(イヴァンの頭を撫でながら)何また乗っ取られてんだって殴ってやるよ」
「それだけ波長が合いすぎてるってことだよな。神格と波長が合ってるってある意味ではすげぇけど(真顔)」
「でもイヴァンはな、ただ乗っ取られてたんやのうて何かを欲しくてそれで手を伸ばしてしもたんかもやね」
「…何かって、なんだよ(見当つかない様子で首を傾げ)」
「本人のみぞ知る、ってこった。俺らにはわかんねえよ(くあっと欠伸をし)」
「おめら、実はすべてお見通しだろ(仮面を外しながら呆れた様子で溜息をつき)」
「あれルーカス。いつの間に居ったん?」
「今取り込み中だぞ。話せば長くなる」
「おう、だいたい分かるからえがっぺ。んでだ。おそらくキクとアーサーはクリスマスが終わるまであれだろな。腐ってもあれでサンタクロースだ。使命終わらねえと戻らねえんだろ」
「使命?……あっ、プレゼント配り!(はっと閃き)」
「そういう事だ。それさ終わったら戻るだろ(うんうんと頷き)」
「俺にもプレゼントくれるのか?魚がいいぞ魚!!」
「俺は金物使う時の素材とか何かないかなあ」
「ええ歳こいた大人がプレゼント貰おうという甘い考え(真顔)」
「うっ……(新しい羽根ペンと言おうとしていた顔)」
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