ダブルクロスしようぜ!-Parallel-
【ロングチャット】
フランス→フランシス・ボヌフォワ(ひかるさん)
アメリカ→アルフレッド・ジョーンズ(おぼろ)
カナダ→マシュー・ウィリアムズ(おぼろ)
*
「(蝋燭を片手に深夜の見回りをしながら窓の外を眺め)……そういえば、今日ってfull moonか」
「(アルフレッドの目の前の扉が開くと同じく蝋燭を持って現れ)ん、見回りご苦労様(にっこりと人好きのする笑みを浮かべ)」
「(声を掛けられてはっとフランシスが姿を現した扉へ視線を向けると丁寧に腰を折り)執事長、見回りですか?」
「いや、ちょっと私用でね。そろそろ実家の墓参りの為にご主人様へ有給届を、ね(ひらひらと手を振り仕事ではない事と否定し)」
「墓、参り……(一瞬悲しそうな色を瞳に浮かべるもすぐに誤魔化して表情を取り繕い)そうでしたか、もうそんな時期……」
「(アルフレッドの様子に苦笑いを浮かべながら頭を撫で)そんな顔しないで。と言うかマシューにも同じような顔されちゃったんだけどね」
「(頭を撫でられて困ったように視線を泳がせ)も、申し訳ありません。……ただ、執事長が……泣けない分、俺達が……泣いてるんだなって」
「(アイリスを大きく開き)そっか。…うん、お前達は本当に優しいね(穏やかな笑みを宿し撫でていた手でぽふぽふと頭を叩くそっと手を離し)」
「っ、で、出過ぎたことをすみません!(言い過ぎたと感じて勢いよく頭を下げて蝋燭の火がゆらゆらと揺れ)」
「っと(不安定に蝋燭を掴む手を掴み)そんなかたくならないで。…こう言った話をする時くらい昔みたいにしていてよ」
「(空色が大きく開くと少し照れたようにはにかみ)……一応、フランシスは上司だしきちんとした言葉は必要かなって思ったんだけど」
「俺相手に遠慮は無用。ましてや他のメイド達が居ないなら殊更ね!」
「(フランシスの言葉に何処か安堵したように瞳が揺れ)そうだね、君と俺の仲だもんね」
「(アルフレッドの言葉ににっこりと笑みを浮かべるがふと何かを思い出した様子で)…そうだ。俺が留守の間にメイド達の掃除分担を指示しておかないと。何せ1人で墓掃除するから2日3日で帰られないからね」
「毎回大変そうだよね。……俺も手伝おうか?力仕事ならかなり役に立つと思うけど。……あ、部下としてじゃなくて、その……幼馴染として(ごにょごにょ)」
「(アルフレッドの提案に目を丸くし)…いいの?せっかくの有休が肉体労働で終わっちゃうよ」
「君の力になれるなら本望さ。……屋敷に詰めっぱなしでご主人様……マシューからも言われてるんだよ。少し屋敷を離れてリラックスしておいでって(困ったように肩を竦めて苦笑を浮かべ)」
「そうですよ!おふたりはもう少し休むべきです!!(ふたりの居る廊下の突き当たりの壁からひょこりと数人のメイドが顔を出し)」
「うわ、びっくりした(言葉とは裏腹にくすくすと笑い)」
「き、聞いてるなら言ってくれよ……(慌てて佇まいを直して背筋を伸ばし)」
「す、すみません!行儀が悪いと思いましたが声が聞こえましたのでっ(申し訳なさそうにぺこぺこと何度もお辞儀し)屋敷のことは安心してください。私達がおふたりが不在の間頑張りますから!」
「でも旦那様がまず許してくれるか…」
「……マシューのことだし、ほら(顎でマシューの居室を示すとうっすらと開いた扉へ視線を向け)」
「え、あ…(アルフレッドに続くように扉の方へ視線を向け)」
「(扉を開けながらにこやかな表情で小首を傾げ)ウィリアムズ家当主からの命です。フランシスさん、アルも。ゆっくり身体を休めて、お墓参りのあとはバカンスをしてくるように」
「しかし…いや、旦那様からのご命令とあれば背く事は出来ませんね(苦笑いを浮べて気恥しさを隠すように髪を弄り)」
「……ね、マシューはこういうやつさ(くすりと笑いながらマシューへと恭しく頭を下げ)旦那様、フランシス・ボヌフォワ及びアルフレッド・ジョーンズ、確かに拝命いたしました」
「お土産はお菓子を買ってきてね。あとは、紅茶もあったら屋敷の皆でアフタヌーンティーを(にこにこ)」
「…承りました、旦那様(有休申請した日数以上にくれたのはもしかしなくともこういうことだったのかな)」
「(ふたりへ向けてぱちりとウインクを贈り)……ふぁ、じゃあ僕は寝るね。おやすみ……」
「ええ、おやすみなさいませ。旦那様(頭を下げたまま丁寧に返答)」
「旦那様、おやすみなさいませ(丁寧に頭を下げマシューが部屋に入るとぱっと顔を上げ)おふたりとも、良い休暇を!(どこか嬉しそうな足取りであっという間に廊下から離れ)」
「…メイド達にもお土産、買わないとね」
「(下げていた頭を上げ)……そうだね。うんといいやつ、買ってこないと」
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