ダブルクロスしようぜ!-Parallel-
【ジェミニネメシス、アーサー、フェリシアーノー10mーキク、ルートヴィッヒ】
普(GM):さ、セットアッププロセスに移るがエフェクト使いてえ奴は居るか?
英:アーサーはないぞ
日:キクもありませんね
伊:フェリシアーノもないよー
独:ルートヴィッヒもないな
普(GM):なら各自の行動に移るぞ。行動順はさっきと変わらねえからアーサーの番だな
英:まあやることは基本的に変わらないんだがな。マイナーアクションは放棄、先程同様に『月明のマクベス』を駆使するぞ
普(GM):んじゃあ達成値判定だな。ダイス振れ
アーサー
達成値算出「月明のマクベス」
11R@8 = [2,8,6,7,10,2,1,1,7,7,4][3,7]<クリティカル> = 17
侵蝕値
アーサー:76→86
英:……
独:これは……なんというか、こんな時もあるさ(肩ポン)
日:だ、大丈夫ですよ!いけますいけます!
普(GM):んじゃこっちはドッジ判定だな。…ちなみにキクのデバフは
独:相当警戒されてるな……
日:攻撃命中ラウンド中のみなので……(ショボン)
普(GM):なら回避出来る確率は増えるな!っし、回避判定だ!
ジェミニネメシス
回避判定
15R = [8,1,9,6,5,9,6,3,2,10,8,5,7,10,4][4,7]<クリティカル> = 17
日:同値……
英:なん…だと…
独:同値は受動側の成功か?
普(GM):どやああああ!!(コロンビアポーズ)
英:チッ
日:そ、そんな時もありますよ……
伊:そういう日もあるよイギリスー。どんまいどんまい
英:あ?(イタリアを睨む)
伊:ヴェヴェヴェーっ!?(ぷるぷると震えながらドイツにさらに密着する)
独:だから睨むなと……
普(GM):おいイギリス。あんまイタリアちゃん苛めんなよな!
英:…ふん(ぷいっと顔逸らし)
日:イギリスさん、イタリア君はイギリスさんを励ましているだけですから。ね?(イギリスの顔を覗き込み)
英:(目だけを日本に向け)…だがヘタレパスタに励まされるのはなんか屈辱なんだよ
日:ふふ、そんな風に言わないでくださいな。はい、お互い仲直りです。おーけー?(柔らかく微笑み)
英:…ok,…Darling(不本意な気持ちは拭えないが素直に日本の言葉を受け取り)
日:(にこにこと上機嫌でプロイセンへ両手で丸サインを作る)
普(GM):(流石爺…手馴れてるな)…(サムズアップで日本に返し)
伊:……(恐る恐る埋めていた胸元から顔を上げ)
独:イタリア、もう大丈夫そうだぞ(ぽんぽんと頭を叩くように撫で)
伊:ヴェヴェ…イギリスはいつもおこりんぼだよう(ドイツの服を掴みながらイギリスの方へぎこちない動きで視線を向け)
独:まあ素直にならん裏返しだろう。……思い出せ、ロマーノの反応を(真顔)
伊:兄ちゃん?…でも兄ちゃんはちゃんと最後にはなでなでしてくれるよ?
普(GM):ああ…確かにそんな感じだよな、お兄様(納得したように頷き)
独:……たとえが悪かったな(何とも言えない微妙な表情)
英:お、俺はおこりんぼじゃない!ちゃんと朗らかで穏やかな気性のまさに紳士そのものだろ!(イタリアの言葉な我慢出来ずびしりとイタリアを指さし)
独:何処をどう対処すれば朗らかで穏やかな気性になるんだろうな……(遠い目)
日:い、イギリスさんは紳士ですからね!とっても素敵なじぇんとるまんです!!(力説)
普(GM):…これは島国の寝言はほっといて次の行動順のルッツに回した方がいいな
独:そうだな。兄貴、進めよう(同意しながら頷き)
英:寝言とはなんだばかぁ!!
日:遺憾の意(真顔)
普(GM):そういやルッツも『ライトニングリンク』使ってたか。となるとHP1のルッツもコンボに含めなくなるな
独:ああ、そこなんだが……イタリアの件を見て、咄嗟に『ライトニングリンク』を抜いたコンボを作っておいた(すっとメモ用紙に記述したコンボを見せ)
伊:おお!流石ドイツ!用意シュート!だね!!(ウインク)
普(GM):シュート?
日:用意周到、でしょうね(苦笑)
普(GM):(メモに目を通し)ふむふむ、流石ヴェストだな。てことはこのコンボを今から使うってのでいいか?
独:『神鳴る雷弓』分の威力しかないが……そうなるな。『コンセントレイト』『アームズリンク』による『慈悲の雷鳴』の宣言だ
普(GM):よし、そんじゃあまずは達成値判定からだな。ヴェスト、振ってみてくれ
ルートヴィッヒ
達成値算出「慈悲の雷鳴」
12R+9@8 = [1,2,9,3,9,1,3,6,1,10,10,3][3,9,10,4][2,1]<クリティカル>+9 = 31
侵蝕値
ルートヴィッヒ:83→87
普(GM):まずまずって感じか?ジェミニネメシスはガード宣言するぜ
独:侵蝕値もじわじわと危険水域に達して来たな……ではそのままダメージを算出しよう
ルートヴィッヒ
ダメージ算出「慈悲の雷鳴」
6D10+1D+16 = [3,4,10,5,6,1]+[1]+16 = 46
独:先程から追加D分が揮わないな……
英:1dが勿体無いことになってるな…
日:ええ、本当に……最小値ですね……
独:うぐ……っ(クリティカル)
普(GM):それでもま、ダメージ蓄積してんだけどな。1R目のルッツのダメージがいてえのなんのって…
日:イギリスさんの援護のお陰ですね!!(目がキラキラと輝いている)
英:ふ、俺の援護の有難みが身に染みるだろう?(得意げに足を組み)
伊:でもイギリス、援護失敗してたよね
英:がふ……っ(クリティカル)
日:ああ、クリティカルが二か所で……
普(GM):どうして人は互いの足を引っ張り合うのか(哲学)
日:そんな日もありますよね……(ドイツにクリティカルをぶち込んだことから目を逸らし)
独:兄貴……敵はどうだ……?
普(GM):んー、まだ健在だな。さっきも言った通りダメージ蓄積はしてるみてえだが
独:ぐ……となると、日本は攻撃に参加しない……イタリア、頼んだぞ(肩ポン)
日:(参加しない、というより参加しても攻撃力が低すぎるだけなんですけどねえ……)
伊:ヴェヴェー!任せてー…って言いたいけど俺もHP低いままだからライトニングも使えないんだけどね(シュン)
日:むむむ……一応ありますよ、回復方法(自身の額をペンで押しながら)
伊:!ほんと日本!!(日本の方へ期待の眼差しを向け)
日:はい。ただ、これ……イタリア君が攻撃受けた時点でうまくいかないんですよねえ……
英:行動順の問題か?それか別の問題か何かか?
日:行動順です。キクのDロイスで『赤き聖餐』を使用すると「戦闘不能者」をLV×5回復できるのですが……エフェクトのレベルが1なんですよ。しかもセットアッププロセス。どちらにしても大博打でして
英:フェリシアーノは鈍足だからな。回復の恩恵を受けてもジェミニネメシスにダメージを受けてしまえば意味が無いな
独:厳しいな……ヘイトを集めるエフェクトを取得すべきだったか……(こつこつと指先でテーブルを規則正しく叩き)
普(GM):まあ悩んでるだけじゃ何もならねえだろ。ほらルッツの行動が終わったから次はホンダだぞ
日:ああ、そうでしたそうでした。ではキクは先程同様『囚われた血袴』の宣言を致します
普(GM):出たな厄介なデバフ…。あー達成値出してみろ
キク
達成値算出「囚われた血袴」
8R+4@8 = [7,4,6,3,6,2,1,3]+4 = 11
侵蝕値
キク:74→86
日:(チーーーーーーン)
普(GM):こ、これは回避出来るチャンスだぜ!ドッジだ!ジェミニネメシスはドッジ宣言して回避を試みるぜ!!
日:ううううう……避けないでくださいいいいい(震え声)
ジェミニネメシス
回避判定
15R+4 = [3,3,5,4,4,9,8,2,1,6,1,9,10,2,7][3]<クリティカル>+4 = 17
日:あああ避けられたあああ!!!(震え声)
普(GM):数値は糞みてえだけど回避成功だ!ケーセセセセセセっ!!
独:島国は1ラウンド目ですべての運を使い果たしたか……
英:日本…お前とお揃いで俺は嬉しいよ(優しい笑みと声色で声をかけながら日本の肩ポン)
日:イギリスさん……(ブワッ)
普(GM):傷の舐め合いェ…。あー、キクの行動終了ならジェミニネメシスが動くぞー
日:ど、どうぞ……(ぷるぷる震えながら頷き)
普(GM):っし。んじゃまずはターゲットロールっと
ジェミニネメシス
ターゲット指定 1D4 = [2] = 2
普(GM):キクに攻撃…てことは射撃で範囲攻撃だな!
日:おっと、此方ですか。……あ
伊:あ?
日:これ、ドイツさんも巻き込まれますよね?
独:巻き込まれるな……
普(GM):1R目の攻撃と同じだからな
日:ってことはもしかしたら……と、思いましたが盛大に勘違いしたので爺の耄碌と思ってください(ぺこりと頭を下げ)
伊:勘違いなら仕方ないねー
日:と、いうわけでプロイセン君。攻撃どうぞ
普(GM):お、おう。じゃあ達成値判定だな(コロコロ)
ジェミニネメシス
達成値算出「氷の回廊」「氷の塔」「結合粉砕」「クロスバースト」「コンセントレイト:サラマンダー」
20R+8@7 = [9,5,3,5,9,5,6,1,4,2,6,3,9,2,9,3,6,4,7,4][3,5,5,2,1]<クリティカル>+8 = 23
普(GM):ダイスこんだけあるのに!クリティカル一回かよ!?(頭抱え)
独:兄貴、そう言う時もあるさ……ガード宣言だ
日:ドッジは無意味ですので私もガード宣言です
普(GM):うぎぎぎっ、続けてダメージだぞ!
ジェミニネメシス
ダメージ算出「氷の回廊」「氷の塔」「結合粉砕」「クロスバースト」「コンセントレイト:サラマンダー」
7D10+55 = [10,3,7,8,4,4,2]+55 = 93
日:こんなの耐える方が無理でしょう(真顔)
独:どうにかしてるな(真顔)
普(GM):リザレクト受けるか?受けるよな?リザレクトしてえならダイス振れよー
日:了解です、リザレクト振りますよー
独:あまり回復しすぎるのも危険……か
回復値算出「リザレクト」
キク:1D10 = [9] = 9
ルートヴィッヒ:1D10 = [3] = 3
侵蝕値
キク:86→95
ルートヴィッヒ:87→90
キク:HP0→9
ルートヴィッヒ:HP0→3
日:ヒェッ……後がないんですがそれは(震え声)
英:キクの侵蝕値が高いな…
独:大台に乗りかかっている辺りが既に恐怖だな……
伊:ううっ、次の俺でなんとかジェミニネメシスちゃんをやっつけなきゃ!
独:ああ、イタリア。頼んだぞ(背をばしんと叩き)
伊:(唇を噛みこくりと頷き)フェリシアーノはマイナーアクションは放棄してメジャーアクション『コンセントレイト』と『アームズリンク』の組み合わせでジェミニネメシスちゃんを攻撃するよ
普(GM):なら達成値判定だ。ダイスを振りなイタリアちゃん
フェリシアーノ
達成値算出「コンセントレイト」 「アームズリンク」
15R+4@8 = [9,7,5,10,6,1,6,10,6,2,3,4,6,5,1][4,9,8][2,4]<クリティカル>+4 = 28
伊:振るわない(´・ω・`)
独:いや、大丈夫だ。ダイスはこれで3個確定している(ポジティブに励まし)
普(GM):ジェミニネメシスはガード宣言する。フェリシアーノはダメージ算出な
伊:う、うん。じゃあダメージいきまーす
フェリシアーノ
ダメージ算出「コンセントレイト」 「アームズリンク」
4D10+15 = [7,7,3,10]+15 = 42
侵蝕値
フェリシアーノ:63→67
日:おお、出目はかなりいいですね……!
伊:こ、これでどう!?
普(GM):…ジェミニネメシスはまだ動いてるな。ふらふらとはしているようだが
伊:!?うわあああんごめんねドイツ、にほおおおん!!(ぶわわっ)
独:安心しろ。ルートヴィッヒもあと一発なら100を超えずに撃てる。泣くな泣くな(わしわしとイタリアの頭を撫で)
日:ええ、大丈夫ですよ。いざとなったら私は行動放棄で侵蝕値据え置きしますので(イタリアの背を撫で)
英:…(口元の前に両手の指の腹を合わせ思案中)
日:?イギリスさん?(視線をイギリスの方へ向け)
英:ああいや(指を離すと自身の顎の下を人差し指で撫で)…2R目が終了してこれで3R目に入るんだろ?
日:ええ、そうなるかと思いますが……
普(GM):そだな。これで2R目は終わりだ。そんじゃ続けて運命の3R目に行くぜ!!
伊:…(不安がいっぱいなのかぎゅっとドイツの服をつかむ力が強まり)
独:……(安心させるようにイタリアの頭に掌を置いたままにする)
普(GM):まずはセットアッププロセス。一応聞くがアクション起こす奴は…
英:アーサーは変わらず特に何もしないぞ
日:キクもありませんね
伊:お、俺も…
独:前回同様だな
普(GM):ならセットアッププロセスはこれで終了だ。行動順は相変わらず変化ねえから最初はアーサーだな
英:…マイナーアクションは放棄。アーサーはオートアクションに『紡ぎの魔眼』、メジャーアクションに『コンセントレイト』『光の舞踏』を組み合わせたコンボ『バンクフォーの亡霊』を使用するぞ
独:『死神の瞳』がない、ということは……
伊:通常の…攻撃?
日:です、かね……?
英:(ぷいっと視線を逸らし)…俺はただアーサー単体でも攻撃手段を持っていることをお前らに見せつけたいだけで別に侵蝕値上がるのにびびってるのを何とかしてやりたいなんて思ってねえからなっ(早口で捲し立てるように話すがその顔はほんのり赤い)
日:イギリスさん……(トゥンク)
独:Danke,……素直ではないな、本当に(困ったように笑い)
伊:ヴェヴェ、…Grazie,イギリス(嬉しそうに微笑み)
普(GM):くっ…ゲームの中で深まる友情…!!そこに立ち会える俺、最高だぜ…!!(ぐっと拳を握り)
日:ええ、ええ……本当に素晴らしい……(手拭いで涙を拭い)
英:だ、だからお前達の為じゃないと…っ、クソ!!GM!達成値判定振るぞ!!(ぷるぷると羞恥心に震えている)
普(GM):おう、振れ振れ優しいイギリスー(にやにや)
英:後で覚えてろよっ(ぐぎぎぎぎっ)
アーサー
達成値算出「バンクフォーの亡霊」
11R@8 = [6,7,9,8,3,7,1,7,10,8,2][1,10,8,6][9,5][3]<クリティカル> = 33
日:お、おおお……そしてこのクリティカルですよ……(感激に打ち震えている)
普(GM):2R目とは打って変わったな!避ける気はしねえからジェミニネメシスはガードで受け止めるぜ!
英:…ダメージ算出、行くぞ
アーサー
達成値算出「バンクフォーの亡霊」
5D10+10 = [3,7,9,5,8]+10 = 42
侵蝕値
アーサー:86→93
独:固定値10でこれか……末恐ろしいな……
英:いったか?
普(GM):…胸熱展開すぎんだろ、これ(両手を挙げ降参するように)
日:お、おおおお……素晴らしい!(思わず涙目で拍手)
伊:よ、よかったあああ!ルートが無事でよかったよおおおお!!(安心した事で堪えていた涙が再び決壊)
独:100超えは免れたな……イタリア、泣くことはないだろう(ポケットからハンカチを取り出してイタリアの顔を拭き)
伊:ふううっ(大人しく顔を拭かれ)だ、だって俺…ルートが危ないことになるの、たえられないよっ
独:模擬戦なら流石にロストはないだろう。……なあ、兄貴?
普(GM):ねえねえ。まあ貰える経験点は少ねえけどな
日:ウッ(過去の傷口が開く音)
英:プロイセンてめえ日本をいじめんな!!
普(GM):俺様爺のことなんて一言も言ってねえけど!?
独:イギリス、確かに兄貴は日本のことは言っていなかったぞ(呆れ)
伊:ぐすっ…じゃあイギリスは日本にも心当たりあったんだね(鼻をすすりながら)
英:ぐはっ(図星をつかれ討死)
独:……島国が血を吐いたところで、兄貴。進めていいぞ……
普(GM):そ、そうか。そんじゃあ戦闘終了のRPやる前に報酬やっとくか。今回の報酬はこれだぜ
経験点内訳
・戦闘に勝利→4点
・侵蝕値51〜70→4点
・侵蝕値71〜99→5点
・Sロイス相手が生存→5点
普(GM):更に今回胸熱なもん見せてもらったからそのボーナスで経験点+2点やるぜ!
伊:ヴェー、俺侵蝕値67%だから4点かあ
独:ルートヴィッヒは90丁度だから5点だな
英:アーサーも5点だな。さて、何を習得するか
日:キクも同様に5点。増やすか強化するか……
普(GM):さて、その経験点で何習得するか強化するのは自由だ。何かしてえ奴は俺様に報告してくれ。キャラシも確認してえからな(雰囲気作り用の眼鏡をかけながら)
独:……よし、先程の反省を生かそう。固定値の旨味はかなり低いが、ルートヴィッヒは新たにモルフェウスのエフェクト『ヒール』を獲得するぞ(キャラクターシートに書き込みながら)
英:アーサーはバロールのエフェクト『灰色の庭』を習得するぞ。行動値の大事さを今回知れたからな
日:キクは『赤き聖餐』のレベルを1から3へと上昇させます。流石に回復値5ですと使いどころがなさすぎました……
伊:フェリシアーノはキュマイラのエフェクト『神獣撃』を習得するね。これでもっと皆の役に立てたらいいけど…
普(GM):(こくりと頷き)全員経験点処理終えたな。それじゃあアーサーの攻撃からRPして終わるとするか
英:了解した。…ふむ、となるとこうか
*
「(頭上高くに両掌を突き上げ)黒き星と白き光輪の前にその無知と愚行を呪え。憐れな男のその名は『バンクフォー』。男と共に己が運命を呪え!!(掌から生まれた黒と白の光が巨大な槍となりジェミニネメシスを貫く)」
「いや、死にたくない死にたくない…ぐあああああっ!?!?(ふたり同時に貫くと高い断末魔を挙げ膝をつく)」
「待てっ、殺したら……ッ!!(よろめく身体を叱咤してジェミニネメシスに駆け寄り)」
「(ルートヴィッヒの方へ振り返り)…殺したら?生かせばお前こそ殺されるぞ警察よお(オーヴァードの力を駆使した影響で両目は深緑を深め口元を歪ませ笑う)」
「ああ…うそ、うそつき…こんなにこわいひとだなんて…おし、教えてもらわ…(がくがくと体を震わせながら血反吐を吐き)」
「……(雪で作った腰掛けに座りながら笑顔を浮かべているが、瞳の奥で憎悪による漆黒の炎が揺らめいている)」
「ッ、違う!違う!!この子たちは悪くない!!(侵食が始まりつつある自身の違和感を振り払いながら少女たちを庇うように立ちはだかり)」
「そ、そうだよっ!俺みたいにこの子達もちゃんと力の使い方を教えれば…!!(ルートヴィッヒに習うようにふたりを庇い)」
「使い方を教えて、傷ついたこの憎しみが消えるのですか?(優し気な声音に確かな侵食による憎悪の色を乗せ)……ふふ、警察は酷くお人好しですねえ」
「…退け、警察。我が主に手を出した瞬間からこいつらは可哀想な餓鬼じゃねえ。…敵なんだよ(呆れた様子で目を細め)」
「も、もしかしたらこの子達は今まで誰からも力の使い方を知らなくて、その使い方がどうすればいいのか分からなくてそれでこうやって襲って…襲って…(キクとアーサーの威圧に震えながらも必死にふたりを擁護し)」
「フェリシアーノの言う通りだ……退くものか……我ら警察は、国民を守る義務……ッ、が、(抗いがたい自傷衝動に耐え切れず自身の首に爪を立て)」
「…(深い溜息をつき)…キク、どうする(キクの方へ顎で指し)」
「……(漆黒の炎を揺らめかせ)此処でルートヴィッヒ・バイルシュミットと戦闘になるのはよくないでしょう。ギルベルト君が出てきます、そうなったらややこしいことになる(憎悪の眼差しをジェミニネメシスに向けたまま)」
「…過保護なのかよ、あの騎士殿は(チッと舌打ちし)俺の槍で貫いたんだ。暫くは余計な真似はしねえだろうよ(ぱちんと指を鳴らすとジェミニネメシスを貫いていた槍を消失させ)」
「(槍が消失したことを確認するとジェミニネメシスを振り返り)大丈夫か?今、警察病院に移送するから……少しの辛抱だ……(気力で衝動をねじ伏せ)」
「(ぽんぽんとルートヴィッヒの肩を叩き)ルート、俺がふたりを運ぶから。だからルートは自分のこと大事にして、ね?(不安げな瞳を揺らし)」
「あ、ああ……助かる……正直、もう、限界、だ……意識しないと、この手が、自分の首を……(震える腕を押さえつけ)」
「(後方へ振り返りキクの元へ歩み寄り)大丈夫か、キク(その場にしゃがみ込むとキクの瞳を覗き込み)」
「……(ゆらりとアーサーの腕を掴み)あと数歩で憎悪の炎がこの身を焦がしそうです……ああ、すべてが憎い……けれど、アーサーさん。貴方も、限界は近いでしょう?」
「はっ、俺の元の質が『解放』だからな。お前よりかはある程度抑制の術は知ってるんだよ。…それにしてもキク(キクの頬に拘束されていない手指で触れ)…ああ、いい顔だな」
「いい、顔……ですか、この憎悪に満たされた顔が……ふふ、変なことを仰る……(微笑みながらも何処か憎悪と絶望の色を滲ませ)」
「俺はお前の下に着くまではそういった奴等の顔を何度もおがんでたからな。人の負の感情をさらけ出した顔は堪らない。そいつの裸を見るようなもんだからな。…はは、お前なら殊更と言うもんだ(獰猛な肉食動物のような物騒な目を光らせながら舌舐めずりし)」
「悪趣味な人……私、そういう方を何度も見ておりますが、ここまで好き者は初めてですよ……(物騒な光を宿したアーサーの瞳を見つめ返し)」
「ああ、だめよ…だめだわ(渾身の力を振り絞って四つん這いのまま腕の力で4人の元から離れようとし)」
「逃げられない…もうダメなの(赤い道を作りながら青い髪の少女と同じく這って行き)」
「!!どこへ行こうとする!!今病院に……ッ、」
「処刑せよ(どこからともなく聞き覚えのない無機質な声が響く)」
「ああ!あああああああっ!!(突然胸元からごぼりと血があぶれたかと思うとそこから無数の氷柱が生え赤い花と氷の華を咲かせる)」
「いぎぃぃぃぃぃぃぃっ!?!?(胸元から末端へと氷の華が咲いていく)」
「!!!(目の前で繰り広げられた惨劇に目を見開き)」
「!?なんで、どうして!?(目の前の惨劇に混乱しキクとアーサーの方へ振り返り)」
「俺じゃねえよ。…だがこれは…(断末魔が消え動かなくなったふたりを見つめ)」
「……血ですかね(幾分か冷静になった頭で血溜まりに沈むふたりを観察)」
「ひどい…こんな…こんな…(目に涙を滲ませながらいやいやと首を振り後退)」
「許してくれ……君たちを救えなかった、俺を……(崩れ落ちて額に爪を食い込ませて祈るように何度もつぶやき)」
「…ブラム=ストーカーの力と言うよりもサラマンダーに近いな。となると…力の暴走か?(冷静に分析し)」
「力の暴走にしては、先程一瞬聞こえた声はいったい……といったところでしょうか(興味深げに立ち上がると血溜まりへと歩み寄り)」
「(警察2人の方へ振り返り)…おい、お仲間でも呼んで原因追求しろよ。それも仕事だろ」
「許してくれ……俺を……俺を……(声が届かずに衝動のまま自らの身体に傷をつけ)」
「ぅ…ぐすっ、う(その場に力なく崩れ落ちると泣きじゃくり)」
「…(2人の様子に肩を竦めキクの方へ振り返る)」
「(血溜まりに指を付けると血をぺろりと舐め)……んー……美味しくないですね。しかし、これは、恐怖……絶望、逃避……(血から得られた感情を淡々と羅列し)」
「得られるのはこの餓鬼共の感情くらいか。はっ、犯人が居るのなら今頃高笑いでもあげてんだろ。この警察の体たらくにな」
「ええ、警察の程度が知れたことで満足でしょうね。……矢張り我ら<裏貴族>がこの国を守る立場でしょう(興味なさげに血を舐めると溜息を吐き)」
「ん…(キクの顎をすくうと唇に付着した血を舌で舐め取り)…不味い」
「ブラム=ストーカーでもないのに血は美味しく感じないでしょうに。……私だってこの血は美味しくないと思いましたよ。はあ、ヤオさんの血が飲みたいです……(肩を竦め)」
「(不機嫌そうに眉間に皺を寄せ)…俺のが美味いだろ」
「勿論、貴方の血の方が美味しかったですよ?けれど、最近飲んでないので……ああ、でもアーサーさんの血も飲みたい……お腹空いてきました……」
「ならとっとと帰るか。警察の奴等が動かなくとも国王付きの者がなんとかするだろ」
「そうですね。騒ぎを聞きつけて動くでしょう。……では、(ぺろりと指先を舐めて血を滴らせると地面に落としてワーディングを解除)」
「…(ワーディングが解ける様を見つめながら未だに正気を保たないふたりに視線を移すと溜息をつき)」
「皆さんお疲れ様でした(ワーディングの解けた世界からキク達の背後より声をかけ)」
「……?(声に振り向き)」
「あ、すいません。僕は国王認可の騎士のひとりライヴィス・ガランテといいます。その、僕は皆さんみたいな力はないので殺気を向けないでください(小柄な体をぷるぷると震わせ)」
「……ああ、噂の。あまり背後から声を掛けない方がいいですよ?私の忠実な騎士様が、適切に動いてしまいますので(憎悪の消えた感情の見えない微笑みを浮かべ)」
「……(キクを庇うようなポジションをとり)」
「は、はいっ!さっきからその騎士様からただならぬ視線を感じてますぅ!!(勢いよく首を横に振り)あの、そこに倒れているのはオーヴァードですよね?(ジェミニネメシスを指指し)」
「持って帰るのか?(殺意はそのままにライヴィスを見つめ)」
「持ち帰るならついでに、あそこのふたりも持ち帰ってくださいね(ルートヴィッヒとフェリシアーノを指差し)」
「はい。彼女達が死んでしまった以上わかることは死亡解剖くらいですから(困ったように微笑むと背後に待機していた兵士達に声をかけ)そこのふたりの死体を城へ。警察のおふたりは本部へ運んであげてください。ええ、慎重に」
「……(ライヴィスの手腕を興味深そうに眺め)」
「(キクの視線に気付き振り返り)あの…何か?」
「いいえ、国王認可とあってなかなかの手腕だと思っただけですよ(くすりと笑い)」
「僕はオーヴァードではないので戦闘ではからっきしですから、そこまでの実力はありませんよ。…と、エド。トーリス(兵士達を連れてこちらへ合流してくる2人に気付き)」
「ライヴィス、そちらも片付いたようだね。こちらはソルバイラールの国王様達が大暴れしていたよ」
「国境付近問題なし。どうやらソルバイラールの国王様までスィニエークに来てるとは思ってなかったみたいだよ」
「じゃあオーヴァードは返り討ちにあっちゃったんだね。お気の毒というか…喧嘩売る相手を間違えていると言うか」
「取り敢えずは他国に逃げようとした奴らは全員捕縛済み。……っと、ライヴィス。そちらの方は?(キクとアーサーに気付き)」
「……そちらのふたりも騎士か(エドァルドとトーリスを目を細めて不躾ではない程度で見つめ)…アーサー。ホンダ家の執事長だ」
「紹介が遅れ申し訳ありません。私がホンダ家当主、キクと申します(懐からホンダ家の紋章が彫り込まれた懐中時計を取り出し)」
「ホンダ家……(懐中時計を確認して呟き)……トーリス・ロリナイティス。国王認可騎士のひとりです」
「ホンダ家…成程、どこか清廉されたお方だと思いましたが(キク達に向かって丁寧に頭を下げ)…本来こちらが名乗る所を名乗らせてしまう無礼をお許しください。同じく国王認可の騎士、エドァルド・フォンヴォックです」
「いいえ、構いません。私は移民の貴族、貴方がた国王認可の騎士様にも畏まっていただなくても問題ありませんよ(優雅な笑みを浮かべ)」
「うん、皆下がっていいよ。警察のおふたりはさっき言ったようにね(兵士達に手を振り)あの、失礼ですが先程の少女達は貴方方がとどめを?」
「いや…こほん、いえ。我々の目の前で突然体から氷柱のようなものがふたりを貫きました」
「……そうですね。彼女たちはサラマンダーのシンドロームを所有していたので、自害の可能性も考慮しましたが……」
「(眼鏡をかけ直し)その様子ですと他殺の線が濃厚なのですか?」
「……処刑せよ。そう言った言葉がどこからか聞こえました(懐中時計を懐に戻しながら)」
「処刑、せよ?」
「穏やかではないですね……」
「まるで昔の『魔女狩り』のようだな。もっとも今はその名を語るのは国の者ではなくかつての国王に感銘を受けた革命家達ではあるが」
「そうですね、前国王の思想に共鳴した者たちは『魔女狩り』を名乗りますが……」
「(顎の下に拳を添え)でもこの子達の方がどちらかと言うと現代の『魔女狩り』側だと思うけどね」
「私もそうだと思いますよ。問答無用で我々に襲い掛かってきましたから(肩を竦め)」
「ん??ではその犯人…と言えばいいのでしょうか。それは『魔女狩り』ではない?(首を傾げ)」
「……立場が明瞭にならないね。ライヴィス、エドァルド。警備網を強化した方がいいかもしれない」
「(同調するように頷き)僕も同感。じゃあそのことを国王に…だれが報告しにいく?(震えをさらに大きくし)」
「そ、それは勿論発案者が…」
「い、いや……俺は姫に報告があるから……」
「(はあっと溜息をつき)国王が怖いのか?」
「そうかもしれませんね……(苦笑)」
「ぼ、ぼぼぼくは本来ミシェルカ様の騎士ですから!!(図星を突かれて吃っている)」
「おっ、おおお俺だってアルロフスカヤ様付きの騎士だから!!!(動揺しながら必死に弁明)」
「僕は兵士に伝達があるから…あ(何かを閃いた様子)それなら国王直属の騎士様に頼もうよ」
「それは名案だ。そうだそうしよう!(激しく頷き)」
「ライヴィス、君は冴えてるねそうしよう!(同じく激しく頷き)」
「…ギルベルトって奴、実は貧乏くじを引くタイプか(真顔)」
「貧乏くじどころか、ジョーカーも引きそうですね……(面白そうに三人を眺め)」
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