クトゥルフしようぜ!

仏「…さ、解説の前にシナリオクリア報酬からプレゼントするよー」
露「殆どSAN値減ってないし黒字にならないかなー」

報酬
・前田の陰謀を阻止した 1d6
・無事生還した 1d10
・祥子との絆を強めた 1d6
・背寄るものを退けた 1d3

仏「こんなものかな?」
普「報酬多いんだな」
露「ふむふむふむ……ギルベルトはこれ全部最大でも赤字確定?」
普「ふっ、心に傷を負いながらも気丈に振る舞う俺様かっこいいぜー!(ヤケクソ)」
露「どんまい(若干嬉しそう)」
仏「はーい、それじゃあそれぞれ振ってみてねー!」
露「はーい、ころころー!」

陰謀阻止報酬
ギルベルト:1D6 = [2] = 2
イヴァン:1D6 = [6] = 6

生還報酬
ギルベルト:1D10 = [9] = 9
イヴァン:1D10 = [2] = 2

祥子との絆報酬
ギルベルト:1D6 = [6] = 6
イヴァン:1D6 = [5] = 5

背寄るもの撃退報酬
ギルベルト:1D3 = [2] = 2
イヴァン:1D3 = [2] = 2

SAN値結果
ギルベルト:50→38
イヴァン:60→66

普「うーん、40は欲しかったな」
仏「いや、だいぶ回復した方だよぷーちゃん」
露「やったあ黒字だあ」
仏「そしてこの勝ち組と負け組という構成が出来る昨今の世の中だよ。そいじゃあ次!技能成長だよーん!ファンブル、クリティカル、初期値成功したものあるっかなー?」
普「俺様目星2回ファンブルしてるんだが……」
露「僕は目星と精神分析がクリティカルだね。幸運のクリファンは勿体なかったなあ」
仏「じゃあそれぞれ成長ロールしよっか!技能値よりダイスが上回れば成長成功、1d10を振って技能値がいくら成長したかを出してね!」
普「うー、成功する自信がねえ……」
露「意外とどっちも数値大きいんだよなあ……」

ギルベルト:目星成長するかな?(成長ロール)
→失敗(数値上回り)が出れば成功
  1D100 = [30] = 30 <=50 <成功>

普「何一つ成果が挙げられなかったぜ!辛い!!」
露「寧ろSAN値の赤字しか残らなかったね!(傷口を抉るスタンス)」
普「ぐふっ!?(割と心を抉った様子)」

イヴァン:成長するかな?(成長ロール)
→失敗(数値上回り)が出れば成功
  1D100 = [53] = 53 <=65 <成功>(目星)
  1D100 = [64] = 64 <=51 <失敗>(精神分析)

露「あっ、精神分析の成長もーらい!」
仏「はーい、じゃあロシアはどれくらい成長したか振ってねー」

イヴァン:どれだけ成長した?(成長値)
  1D10 = [10] = 10(精神分析)

精神分析 51→61

露「最大値いっただきー!」
仏「やだロシア怖い」
普「(部屋の隅っこでいじけ出す)」
露「あはは、プロイセン君は本当に収穫がなかったねえ(ばしばしと背中を叩きながら)」
普「うるせえ、シナリオにギルベルトの生き様っていう爪痕は残してやったんだからなっ!」
仏「さて、アーサーとルーカスの方は後回しにして。今からシナリオ解説にうつるよー。ぷーちゃん大丈夫ー?」
普「……俺様は平気だ、続けろ」
露「(楽しそうにジュースを飲んで待機なう)」

仏「今回のシナリオは黒幕の前田秀文が魔道書『エイボンの書』を手に入れたことからはじまるよ。
前田という男は非常に優秀な男であり、優秀故にこの世界に退屈していた、そうデスノー○の月のように。一見完璧な彼の唯一の弱点はそう、一般人よりもどこか秘めていた狂気があったことだね。それをエイボンの書を手にしたことで暇つぶしに魔術を得たみたい」
普「暇つぶしで呪文習得とかどんだけ魔術ってお手軽なんだよ」
露「そんなにお手軽なら、イヴァンもエイボンの書持ち帰ってるし、魔術使える?」

英「魔術はそこまでお手軽じゃないんだからなばかぁ!(少し離れたソファーから叫んでる)」
日「どうどう(隣でイギリスを諫めながら)」

仏「研究したら使えるかなー?一つの呪文に36時間。SANチェックで1d4/1d6するなら構わないよ?あと坊ちゃん五月蝿い」
露「うわあ、折角黒字になったし覚えたいなあ!それに、今のタイミングで発狂出してもゲームには関係ないよねえ(うきうき)」
仏「んー、じゃあ後で呪文どれ習得するか決める?このエイボンの書は呪文わんさかあるからね。何種類でもとってもらっても構わないよ。……一つずつSANチェックは行うけど」
露「へえ、そんなにいっぱいあるんだあ。うーん、じゃあ一番今後も使えそうな魔術を一つだけ覚えておこうかなー」
普「PCまでコルコルさせるつもりかよこええ」
露「……こるっ☆(どこで覚えたのか見覚えのあるポーズで)」
普「ヒェッ」
仏「あ、ギルベルトもエイボンの書を翻訳したの貰ったら習得出来るよ?」
普「……って、俺様も習得出来るのか?(厨二心が擽られた様子)」
露「…………え、その低SAN値で魔術覚えるの?本当に死ぬよ?(真顔)」
普「……お、男はやっぱ肉弾戦だよなあ!(明後日の方を向いて)」
仏「アーサーは……」
英「アーサーはとらねえな。」
仏「うわあ、珍しい」
英「ゲームくらい自分とはかけ離れた境遇でありたいだろ。そのためにオカルトとらなかったしな」
日「なるほど、一理ありますね。ゲーム中くらいは別人に……ゲームくらいはイケメンです……!(ぶつぶつ)」
普「のわりには言いくるめと心理学とってんじゃねえか」
仏「でもなんだかんだでお前らは島国だよ、うん(しみじみと頷いて)」

仏「……っと、続きね!前田の狙いについて!」
露「あ、そうだったそうだった。前田君って暇つぶしで世界征服したかったのかなあ」
仏「それに近いかな。前田は神を崇拝ではなく神々の知識を崇拝するようになったんだよね。そして自分はその数多の神の知識を手に入れ、さらなる未知を解明したい、自身が神になるみたいなリアルにデス○ートのキラ様になろうとしたんだよ」
英「さっきからちょくちょく出てくるですの?ってのは何だよ」
日「我が家のシリアスな笑いを提供する漫画です」
露「僕知ってるよー、ノートで頭を殴って心筋梗塞に陥らせて戦う漫画でしょ?」
英「すごい分厚いノートだな」
日「全く違うので、イギリスさんは今のロシアさんの発言を綺麗さっぱり忘れてください(真顔)」
普「『新世界の神になる!』ってやつだろ?……んーと、つまりは神様になりゃあ分からねえことなんてなさそうだからなってみるかって前田は考えたのか?」
仏「そうそう、そういうこと」
露「神様ってなれるものなのかねえ」
仏「けれど前田は理解していたよ。神々の前では自分…人類は塵にも等しい。だから神になるなんて普通はありえない話だって。だけど前田は知ってしまった。ウボ=サスラの御許にある偉大なる石板『旧きの解答』の存在をね」
普「祥子に持ってこさせようとしてたのって確かそんな名前だったな」
露「それが今回の悲劇の原因?」
仏「旧き解答は宇宙の究極の真理が書かれたアーティファクトでね。つまりこれさえあれば神様レベルの知識を蓄えられることが出来る便利な板なんだよ。だけどそれはウボ=サスラの近くにあって、人間が近寄れるものじゃない。そこで生み出したのは盲目のウボ=サスラに近付ける存在、ショゴスを用いて生み出された新生物。
祥子はショゴスとウボ=サスラの一部を作って作り上げた前田の奉仕種族。だけど祥子が出来るまではなかなかうまく出来なかったみたいだね。その度に失敗作が沢山出来た。それが背寄るもの……2人が見たこと祥子に似た顔や体の化物だね」
普「完全にやることのそれがマッドサイエンティストだな……気持ち悪い」
露「まあ狂った人の考える事なんてそんなもんだよね」
仏「そして完成した祥子は知能的には未発達で、赤子同然だったみたい。面倒を見るのがめんどくさかった前田はその祥子を教師経験のある男に託し、世話をさせた。それが……」
普「高尾、だな」
露「じゃあその時点では高尾君は前田君の仲間だったの?」
仏「あったり。時系列については後ほど解説するけど高尾は祥子の世話をしていくうちに情が芽生えて祥子をギルベルトに託し、単身で前田に迫るよ。けれど前田はエイボンの書で習得した魔術で容易く高尾を殺害。あの臨時ニュースにいたるわけだね」
普「時系列……つーか高尾と前田の関係がよく見えてこねえな」
露「そうだね。なんていうか、全体的にちぐはぐだよね。手帳の中身との齟齬もとれないし……」

仏「それじゃあ簡単に時系列でも説明するよ。
前田はエイボンの書を習得後、ウボ=サスラが南極のどこかにいる情報をつかむ→それ目当てで極地研究所へ入所→数年間はそこで静かに働き、機会を図る→南極で微弱な地震を観測、これを好機と考え、自身がトップとなり南極調査隊結成→高尾含む南極調査隊を南極へ→調査隊がウボ=サスラの鎮座する氷穴を発見し、氷穴の調査を独断で指示→ウボ=サスラと遭遇し、調査隊は高尾を残し全滅
→唯一生き残っていた発狂している高尾を回収。自身の下僕に→ウボ=サスラの一部を使い幾度も実験開始→たくさんの失敗作を残すも祥子誕生→高尾に祥子の世話係を任命。門の創造で南極に繋げた場所の近くの貸別荘に2人を共同生活させる→探索者に研究所で出会う
→高尾が正気に戻り、祥子とエイボンの書を持ち出し、逃走→高尾が祥子を2人に託し、前田に立ち塞がるも前田の奉仕種族に殺される→前田、研究所を退所→門の創造があるラストダンジョンという名の実験室くらし→祥子と2人と再会
……こんなかんじかな?」
露「んん?……え、待って。手帳の感じだとSAN値完全にゼロだったよね?……え、高尾君のSAN値回復したの?」
仏「高尾は祥子と生活していくうちにSAN値が回復していったみたいだね。祥子の愛らしさや純粋さに教師時代を思い出して……みたいな?」
露「うわあ、そんな回復方法もありなんだ……」
普「高尾の指は?つーか忘年会の時は普通の状態だったのか?」
仏「あの指はニュースで特徴的な指だと高尾って直結させるためだよ。けど忘年会の時からちとSAN値はおかしかったね。なにせ前田に色々吹き込まれてはいたからね」
露「あ、もうその段階で下僕一歩手前だったんだね。……まあずっと希望していた夢が叶うって思えば、妥当なのかな?」
英「補足するとKapitanを祥子や背寄るものが怖がっていたのは前田の刷り込みだ。自身が支配者だという一種の植え付けだな。自分が襲われたらたまったもんじゃないからな」
仏「坊ちゃん、よく覚えてたね。シナリオ流し読みしてるだけなのに」
露「その割にイヴァンもギルベルトもKapitan持ってたのに襲われまくったね」
英「シナリオにはKapitanの匂いで怯えていたからな。パッケージを近づける、煙草に火をつけるじゃねえと効果はないんだろ」
露「あー、じゃあイヴァンがKapitan吸いながら歩けばよかったのかあ」
英「吸ったままだと祥子がずっと怯えてたろうな…」

仏「んー、時系列はこんなもん?…さて、ここからは質問タイムだよ!質問したい子は挙手してねー!!」
露「はーい!(挙手)」
普「ん、(まっすぐと手を伸ばして挙手)」
仏「じゃあ先に手を挙げたロシアからー」
露「イヴァンがクリティカル決めたから無事に手が高尾君だって分かったけど、あそこでクリティカル出てなかったら指の欠損って気付かなかった?」
仏「目星成功で第一関節がないのは分かるよー!ただどんな風になくなってるかはクリティカルじゃなかったら分からない感じかなー」
露「ああ、じゃあ成功さえしてれば無事に分かったんだね。……でも食いちぎられたんだっけ?危ない橋渡るよねえ」
仏「高尾は教師であり、サバイバーだからね!じゃあ次はーぷーちゃん!」
普「祥子のSTR。あと祥子と一緒に霧の中へ入った後の処理」
露「そう言えば割とSTR高かったイヴァンがいともあっさり引き剥がされてたよねえ」
仏「祥子のSTRは27だよ。db+2d6だね!怪力だね!!」
普「……そりゃイヴァンは簡単に引き剥がさせるな」
露「イヴァン13だもんね。確か差が10以上を超えると自動成功に自動失敗だもんねえ、勝てるわけないや」
仏「そしてぷーちゃん。祥子と霧の中の向こう行ったらね、南極に到着してそこで祥子は旧き解答を手にしたことで小神になり、その姿を見た探索者はSANチェックがあったんだよ。……1d8/5d10のね」
普「減少値おかしいだろ(真顔)」
露「イヴァンが引っ張ってよかったね、ギルベルト?(黒い笑み)」
仏「けれど祥子は失わなかったけどね。祥子とともにいる探索者は祥子が傍らにいることを拒む以外は自由にしてよかったしね。ただ生還報酬はないけど」
普「……(何か考え込んでる)」

仏「質問は以上かなー?」
露「小神になった時点で祥子君を殺すことは……もちろん不可能だよね」
仏「うん、神にとって人なんか塵にも等しいからね。……え、殺したかったの?」
英「殺し方があるのなら俺もその方法が欲しいもんだな」
仏「やだこの眉毛物騒!!」
露「いや、どうしようもなかったら殺せって言われてたし。殺せるなら一思いにって方が幸せでしょ?」
仏「……お兄さん、たまにロシアが優しいのかなんなのか分からなくなるよ」
露「え、僕は優しいよ?ねえ皆?」
英「(ぷいっと視線をそらす)」
日「(明後日の方向を向いている)」
普「……ん?なんか言ったか?(そもそも聞いてない)」
露「(・し・`)ショボーン」

仏「し、質問は以上かなー?なかったらアーサーとルーカスの処理にうつけるけど(冷や汗)」
普「俺様は特にねえな」
露「僕も今のところは気になるところ、ないかなあ」
仏「了解!何かまた気になる所あったら言ってねー。」

 




ALICE+