クトゥルフしようぜ!

【世界会議会場近くのホテル】

米「………………(神妙な顔でとある部屋のドアをノックする)」
仏「(かちゃりと扉を開けて)いらっしゃい。ほら、中に入って(にっこりと微笑むと部屋に入るように促し)」
米「うん……(そわそわした様子で室内に入ると所在なさげに入り口付近で固まっている)」
仏「何か飲む?とは言ってもワインと部屋にあったミネラルウォーターしかないけどね(ベッドに腰掛けるように布団を触り)」
米「えっと、じゃあミネラルウォーターくれるかい?……その、あの……(フランスから少し距離を開けるようにベッドに腰掛けて言葉を探すように唸り声を上げる)」
仏「(冷蔵庫からミネラルウォーターのボトルとグラスを2つ用意しベッドの方へと戻るとぽふりとアメリカの隣に腰掛け)…ひとりで部屋でヤって来た?(くすくすと笑いながらボトルの蓋を開ける)」
米「!?き、君デリカシーなさすぎだよ!そ、そそ、そんなこと聞くなんて!!(真っ赤になるが図星を突かれたように声が裏返る)」
仏「まさかデリカシーをお前に説かれる日が来るとはねえ…(ボトルからミネラルウォーターをグラスに注ぐとそのグラスをアメリカに渡し)んで、おさまったの?いやおさまらないからここに来たのか(膝に頬杖をつきながら楽しそうに眺め)」
米「(大人しくグラスを受け取り)…………ま、前だけやっても治まんなくて……やればやるだけ変なところばっか意識がいくんだぞ……こんなこと、今までなかったのに……(グラスを持つ手がかたかたと小刻みに震える)」
仏「ふーん、それって日本やロマーノが言ってた通りだねえ(震える手の上からそっと手を重ね)…少し、意地悪が過ぎちゃったかな?(大人の余裕さえも感じる笑みを浮かべて)」
米「ッ、そ、そう思うなら!責任取ってくれよ!どうしていいか分かんないんだ!怖いなんて思ったことなかったのに!……怖いんだよ(最後の言葉は震えるように消えていく)」
仏「…いいよ、責任とってあげる。でも、(グラスを優しく奪い取りサイドテーブルに置くとその手の甲にキスを落とし)…病みつきになっても、知らないからね?」
米「い、1回どうにかしてくれれば俺だってどうにかするんだぞ。俺は、俺はアメリカだからね(はっとして挑戦的な光が僅かに戻ってくる)」
仏「さっすが超大国様。言ってくれるねえ……じゃあとりあえず今日は大人しく押し倒されてお兄さんに身を委ねてね(安心させるように微笑むとそっと肩を押してベッドへ押し倒す)」
米「(押し倒されるとごくりと息を呑み)……さ、っきみたいには泣かないから安心してくれよ」
仏「ははは。そうだね、泣くんじゃなくて今から鳴くんだもんねえ(可笑しそうに笑いながら服の中に手を入れて)…さて、まずはここ、だよね(快楽を呼び起こすような手つきで臍の周辺に指を這わせ)」
米「ん…………っ、(ピリピリとした快楽の電気信号に息を詰め、吐き出した呼吸は次第に熱を帯びていく)」
仏「気持ちいいってのは無理やり引き出すものじゃないんだよ。ゆっくりじっくりと誘う事でより快楽ってのは全身に染みていくわけ(アメリカの反応に小さく笑を口元に描くと服をまくしあげ指先は胸元に触れ、臍の窪みに舌先を尖らせて突く)」
米「ア……っ、それ……ヤバ……いッ!(逃げるように身を捩るが、触れられた胸の尖りがぴんと張り詰めて涙を浮かべ)……そ、の触り、方っ、おっ、かしくなる……ッ」
仏「(怪我をしないようにそっとアメリカの眼鏡を外し)…へえ、思ってたり早く反応してくれるとはね、ふふ(舌先で突きながらも表情を伺うと笑い声を喉元で鳴らし)…気持ちよさそうなら、んっ、何よりだ、ね!(指先で尖った胸の尖端を弾き)」
米「(眼鏡が外されて一瞬視界がぼやけるが、胸に感じる甘い痺れと濡れた性感帯を突かれる感覚に耐えきれず口の端から涎を溢し)も、分かんないんだ……って!頭ン中、びりびりして……っ!!」
仏「……(何かを思案するように一瞬考え込むが下腹部から顔を離すと額と額を合わせて)それが気持ちいいってことだよ。お前、胸と臍触られてイきそうなんだよ(普段よりも甘く柔らかい声色で)」
米「…………へ?(理解していない表情だったが段々と信じられないという色が浮かび上がり)お、俺は男だからそんなところでイかされない……っ!」
仏「そう?だったらこれは?(指先で尖りきった胸の尖端を転がし)それに苦しそうにズボン越しから主張してるこれは?(膝で股間を突き上げるように)」
米「ひぁっ!!(自分の甲高い悲鳴に思わず口を押さえ)」
仏「別に恥ずかしがることないでしょ?ここにはお兄さんとお前しか居ないんだからさ。ほら、今から出してあげるから(ズボンのファスナーを開けると勃ち上がっている性器を取り出し)」
米「ッ、あ……っ!(取り出された性器からだらだらと先走りが零れていることに気がついて呼吸を乱す)」
仏「自分でやるのとやられるのとは全然違うからね。ましてやその相手がお兄さんなら、ねー?(くすくすと笑うと零れたそれを指先に絡めて尖端に塗りつける)」
米「ヒッ、は……っ、さきっぽ……やめ、や……(駄々っ子のように何度も首を振るが目元は快楽に呑まれたようにとろんとしている)」
仏「んー?何かな、何言ってるか分からないよ……んむ(尖端を指の腹で押すと下腹部へと顔を埋め臍の周囲をねっとりと舌を這わせる)」
米「〜〜〜ッ!?!?!?(先端を押された上に舌が這った刺激でびくりと跳ね、勢いよく白濁が噴き出す)」
仏「っと、(掌いっぱいに放たれた白濁液を眺め)…若いねえ、こんなに出しちゃって。勿体ないからそうだね…せっかくだしここに使おうかな(汚れていない手でズボン越しに尻の割れ目を指でノックするように)」
米「……(吐精後独特の倦怠感を覚えながらも蕩けた瞳でフランスを見上げ)お、お尻……さっきからむずむずするんだ……こ、れ……つまり、そういうこと、なのかい……?」
仏「そういうこと(にっこりと擬音のつきそうな綺麗な笑みを浮かべながらズボンを下ろし)大丈夫。はじめは少し我慢しなきゃだけどすぐに良くなるから(性器を手で包み込むように撫でながら白濁を受け止めた手で尻の割れ目を撫で)」
米「……っ、や、優しくしてくれよ……?(撫でられている異物感に小さく身を捩りながら)」
仏「……グッとくるね、そういう台詞(ぺろりと舌舐めずりしながら蕾の中へと白濁を絡めた指先をゆっくりと挿れていく)」
米「ひぐっ……!(初めての異物を受け入れる感覚に呻き声を上げて顔をしかめる)」
仏「ん、前弄ってもそうなっちゃうよね。でも大丈夫、ちゃーんと気持ちいいところは知ってるからさ。…ここかな?(押し進めていた指先で1点を指の腹で擦り)」
米「ッッッ!?!?ぁ、あっ、な、なに!?(激しい電気を浴びたようにのたうつと痛みと快楽が綯い混ぜになって目を見開く)」
仏「良かった、ちゃんと気持ちいいみたいだね。やっぱりお前才能あんじゃない?(執拗に反応した部分を擦り)」
米「いやっ、まっ、そこばっかり触……ッッッ!!!(がくがくと小刻みに震えながら性器からとろとろと蜜が零れていく)」
仏「後ろだけでそこまで感じられるのは間違いないね、さっすが超大国様だ。多芸でいらっしゃるねえ!(指の数を増やし円を描くようにナカを拡げていく)」
米「ぁ、ぐ、や……っ、ぐるぐる、しないで……くれ……!(言葉とは裏腹に快感を拾い上げようと無意識に指に合わせて腰が揺れる)」
仏「ふふ、知ってる?アメリカ。実はもう指がこの中に3本入ってるだよ。下のお口も食いしん坊だねえ(愉しそうに指をばらばらと動かし)」
米「さ、さんぼ……(信じられないという表情だがバラバラに動かされた指に思考を奪われ)ぁ、も、そこ……いぃ……っ!」

仏「…ん、(ずぶりと糸を引きながら指を抜き)こんなものかな。どう?後ろ気持ちよかった?(汚れていない手の方の指先で目尻に浮かんでいる涙を拭いとり)」
米「(とろんとした目を何度か瞬かせ)……こんなの、知りたくなかったくらいには……」
仏「まあお兄さんの手にかかればこんなものだよ。指だけでこんだけ気持ちよくなれるのなら充分そっちの才能もあるんじゃないの?(前髪に手を差し込みながら露わになった額にキスを落とす)」
米「も、もう絶対されないんだぞ……俺のお尻は俺が守る……!(キスに擽ったそそうな顔をしながら)」
仏「本来ならこの後慣らした後に突っ込んじゃうわけだけどさ……うん、怖いよーおしっこ漏れちゃうーって泣かれたら困るからやめといてやるよ(にんまりと意地悪な笑みを向けて)」
米「…………(むすっと拗ねた顔をするとフランスの胸ぐらを掴んで一気に引き寄せ)……教えてくれるんじゃ、なかったのかい?」
仏「おわっ!?(突然引き寄せられつんのめるもなんとか耐え)……いいの?お兄さんお前のことを思って言ってやってんのに」
米「……君ならいいよ。どうせ最後は俺のためとか言って優しくしてくれるんだろう?……悔しいけど、俺の敗けさ(くしゃりと笑いながら)」
仏「(困ったように頬を掻き)あーあ、そこまで言われると優しくするしかないよね。…何てったって俺、お前のことも可愛いと思ってるしね(こつんと額を合わせ)これが最後の警告。…味をしめちゃうと後には引き返せなくなっちゃうよ?」
米「……知ってるだろ?俺、酷い味覚音痴なんだ。しかも酷い悪食でさ。……君を食べれるの、俺くらいしかいないからね。腹はここに来た瞬間に括ったさ(超大国の威厳を見せつけるような笑みを浮かべ)」
仏「……分かったよ。大人しくお兄さんも食べられちゃうとするよ(降参だと言わんばかりに両手を上げ)…それじゃあ頂かれようとするかな、その悪食なお口に、さ(片脚を自身の肩にかけさせるとぺろりと舌舐めずり)」
米「(ぞくりと走る感情に体を震わせ)……俺に優しくしてくれるヒーローは、君なのかもね(小さな声で呟くと大人しく体の力を抜く)」

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