クトゥルフしようぜ!

お兄さんは何を見た?

諾「(ぽちぽちと液晶へ軽快に指を滑らせ) 北米兄弟とフランスがお付き合い宣言なう、っと」
氷「……意味わかんない、なんで僕呼んだのさ(椅子の背凭れに顎を乗せて不機嫌そうな声を上げ)」
諾「なんでって、この空間に俺ひとりで居ろって酷でねえか。お兄ちゃん可哀想だろ?」
氷「全然。というか、僕仕事中だったんだけど。仕事残ってるんだけど(ジト目)」
諾「そうかそうか。それは可哀想に。お兄ちゃんがよしよししでやる(頭をわしゃわしゃと撫で上げ)」
氷「うわっ、子供扱いしないでくれる!?(頭をひょいとずらすとぐしゃぐしゃになった髪を手櫛で整え)」
諾「……なして拒む(むーっと残念そうに見つめ)」
氷「子供じゃないから。いい年したおっさんが恥ずかしいでしょ(真顔)」
諾「俺は恥ずかしくねえけど。だども恥じらうアイスはめんげえなあ(肩に腕を回して抱きしめる)」
氷「ちょっ、重い重い寧ろ近い!(じたばたと暴れ)」
諾「俺は重くねえ(すりすりと触れ合う頬同士を擦り合わせ)」
氷「酔ってる?ノーレ絶対今酔ってるでしょ!?」
諾「酔ってねえ。テンパるアイスもええなあ(普段より表情を崩しながら締りのない笑みを浮かべて頬にキス)」
氷「いや、おかしいから……絶対酔ってるって……(パニックになりながらもぐいぐいとノルウェーの頬を手のひらで押し退け)」
諾「…(何かを考えるように沈黙を置き)……確かにアイスのめんごさに酔ってるな(キリッ)」
氷「今までで一番意味わかんない(震え声)」
諾「アイスー…俺のアイスー(ちゅっちゅっと顔中にキスの雨を贈る)」
氷「やめて(ぐいぐいと押し退けていったん距離を取り)」
諾「なしてだー。俺はーこだにおめのこど好きなのに(拒まれた事に不機嫌そうに頬を膨らませ)」
氷「なんか今日本当にテンションおかしくない?ノーレ、普段そういうこと言わな……あ、北欧面子だけだと言うか(真顔)」
諾「……(バツの悪そうに顔を逸らすと近くのソファーに歩み寄りどかりと座り)」
氷「……え、なに。……本当にテンション上がってた?(困惑しきった様子でノルウェーの様子を見つめ)」
諾「(ソファーに置かれていたうさぎのぬいぐるみを抱きしめるそのお腹へ顔を埋め)…羨ましがった」
氷「羨ましい?……なにが(普段と違う様子にソファの肘掛けへと腰掛けてノルウェーの頭に肘を置き)」
諾「…北米の奴らも伊兄弟も…あいつら仲がええがら…俺もそれぐらいしてええだろ(顔を埋めたまま)」
氷「…………つまり、僕が素っ気無くて嫌だと?(肘を置いたまま困ったような呆れたような声音で尋ね)」
諾「(ぶんぶんと横に首を振り)俺だって大っぴらにおめを甘やかしてえ。俺の弟だって見せびらかしてえ」
氷「いつもやってるじゃん。それじゃ嫌なの?…………お、おにいちゃん(強張った声で見下ろしながら呟き)」
諾「!(がばりと顔を上げて)も、もう1回……」
氷「(勢いよく上がった頭から肘が滑り落ち、ぷいっと視線を背け)…………おにいちゃん。……あああっ、これで満足!?」
諾「アイスっ(がばりとソファーに押し倒す勢いで抱き着き)めんげえ……おめは本当さめんげえなあ」
氷「ちょっ、重い痛い暑苦しい!!(じたじたと暴れるものの払い除けるような乱暴さは見られない)」
諾「暑苦しいとは失礼だな。ああ、俺の弟が世界一めんげえ……(胸元に顔を埋め)」
氷「……ダンに何言われても、何誤解されても僕は知らないからね(抵抗を諦め)」
諾「(がばりと顔を上げ)そごは安心しろ。あんこもおめのこどはめんげえで一致してる(渾身のドヤ顔)」
氷「……馬鹿兄どもめ(思わず真顔でツッコミ)」

諾「……(隣の部屋から壁越しに聞こえる嬌声に視線を向け)…はじまったな」
氷「…………なにこれ(信じられないという顔で壁を見つめ)」
諾「なにこれって……3P?(小首を傾げながら)」
氷「自分の家でヤりなよ……(真顔)」
諾「正論だな。ま、こうなるこどは分かってたけどな(胸元に再び顔を埋めて頬をすり寄せ)」
氷「ノーレ、重い(甘えてくるノルウェーを退かすことをせず)」
諾「それがだなアイス。こごでお兄ちゃんに問題が起きたわけだ(顔を埋めたまま)」
氷「問題?腰でも抜かした?」
諾「……ねむい」
氷「はあ?いや、ベッドで寝てよ」
諾「やんだ…ねみぃから……こごでね……(言葉が途切れると同時に寝息が聞こえてくる)」
氷「……うそでしょ(信じられないという目でノルウェーを見下ろし)……今日だけだからね(深い溜息を零しながらぽんぽんと軽く頭を叩く)」
諾「……ん、あいす…(むにゃむにゃと呂律の回らない口調で呟きながら)」
氷「……はあ、手のかかる兄貴だ(肩を竦めるがその表情は何処か優しげ)」

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