クトゥルフしようぜ!

伊「(会議室から出てすぐの長椅子に腰掛けるふたりを発見し)ヴェー、フランス兄ちゃんとアメリカだー!会議お疲れ様ー(てててっとふたりの元へ駆け寄る)」
米「(眠そうな目を擦り)ああ、イタリアじゃないか。お疲れ様なんだぞ」
仏「ああイタリアじゃん。イタリアもお疲れ様…ってお前はずっとシエスタしてたけどね!(足を組んだまま髪を靡かせ)」
伊「だって俺、この時間いつもシエスタしてるもん。…アメリカも眠たいの?(こてんと小首を傾げ)」
米「最近うちごたついてたからね、そのほかも色々(くああっと大きく伸びをしながら欠伸)」
仏「そ。色々ね(にこにこと楽しそうにアメリカを見つめながら)」
米「……色々(フランスの視線から逃げるように視線を逸らし)」
伊「??…もしかして昨日の夜にセックスしたの?」
米「ブフフォッ!?(噴き出してゲホゲホと咽込み)」
仏「お前ねえ…もう少しオブラートに包めよ。ここ公共の場(呆れたようにイタリアを見つめ)」
伊「ヴェヴェー。ふたりとも仲良しだねえ…(ふと何かを思い出したのかくるんをぴんと真っ直ぐに伸ばし)ねえねえ、ふたりのはじめての話し、俺聞きたいなあ」
米「(袖で吹き出した口元を拭き)は、初めて……って、あの初めてかい?」
仏「…はじめての貫通式?(ぼかすような言い方で)」
伊「うん、アナルセックスした時の(びしゃり)」
米「ゲホッ!げほっ!(ドストレートな物言いに再度噴き出し)」
仏「ちょっと保護者!保護者が足りないよー!(きょろきょろと周りを探し)」
伊「ドイツは今イギリスとお話してるよー」
米「この際誰でもいいんだぞ!回収っ、回収っ!!(日本やロマーノと言ったいつもの面子を視線で探し)」
伊「ねえねえ、はじめての話聞きたいー(ふたりの片足ずつに手を添え見上げるように上目遣い)」
米「プチデビルがいるううううう!!!!(イタリアの上目遣いを見ないようにと両手で自分の目を覆い)」

仏「……あれはそう、例の色々暴露しあった世界会議後の夜だったかな(遠い目)」
米「フランスううううう!?!?!?」
仏「だって考えてみなよ!?もしここで何も話さずにイタリア泣かせたら保護者という名の枢軸が!枢軸がお兄さん怖いの!!!お兄さん命は惜しいの!!(血眼)」
伊「わくわくっ」
米「……あの日は色々あったね(震え声)」
仏「うん。お兄さん本当は本番までするつもりなかったんだよ…でも、あんな事言われたら男が廃ると言うか…」
米「だ、だって!あんな風に中途半端に止められたら先が気になっちゃうじゃないか!(頬を真っ赤に染め上げ)」
伊「ねえねえ、あんな事ってアメリカはなんて言ったの?」
米「……教えてくれるんじゃなかったのかい、って(視線逸らし)」
伊「へー……へええ!!(きらきらと目を輝かせながらアメリカを見つめ)」
米「視線が痛い。痛いんだぞ(ばつが悪い表情を浮かべ)」
仏「まあその後はちゃんと教えたんだよ。そりゃもうお兄さん、アメリカが痛くないように入念にナカ慣らしたんだから(うんうんと頷き)」
米「俺、あんなに女の子みたいな声出るとは夢にも思ってなかったよ……」
伊「じゃあここで回想だね!(ウインク)」
仏「は?」
米「は?」

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