クトゥルフしようぜ!

仏「ざっくりとしたあらすじ!!俺達2人は突然この扉も窓もない部屋に閉じ込められているよ!!!」
米「さっき壁ぶん殴ってみたけどびくともしない!ヒーローのパンチが効かないだなんて!!」
仏「うーん。お兄さんがあまりにもトレビアンで美しいからって誘拐拉致監禁はいけないよね。それはウエスタンショーの歌詞の中だけにしてほしいものだよ(やれやれと肩を竦め)」
米「と言うか、ここに入れられたはずなのに扉がない時点でおかしいじゃないか。国の化身を誘拐拉致監禁とか洒落にならないんだぞ(壁に凭れてぺたんと床に座り込み)」
仏「…そもそもここに入れられた記憶が無いってのもまたおかしな話だよね(前髪をひと房掴み弄りながら顔を顰め)」
米「アー……確かに。しかも俺達、今日はお互い自国にいたよね(座り込んだまま腕を組んで悩むように唸り)」
仏「ねー。これは一体どういうことn」

諾「(私です…今、貴方達の脳内に直接語りかけています…)」
米「……oh,聞き慣れた声が何処からか聴こえてきたんだぞ……スピーカーかな?(すっとぼけ)」
仏「(ファミチキください……)」
米「(コーラもつけてください……)」
諾「(揚げ鶏とペプシでも飲んどけ……)」
仏「惜しい!揚げ鶏も美味しいけど惜しい!!お兄さんが欲しいのはファミチキ!!」
米「ペプシよりコーラ……って、変な茶番はどうでもいいよ!ノルウェー!君かい俺たちを誘拐したのは!!」
諾「あー、今からおめらには質問に答えてもらう。それさ答えてくれたらこっから出してやろう(何もかもを凝縮したような答えだけを簡潔に出すスタイル)」
米「は?質問に?……そんなの会議終わりにでも聞けばいいじゃないか(首を傾げ)」
仏「お兄さんには分かる…分かるよ。これガチで答えないと一生ここから出れない気配ってのがね…!(ティンときた顔)」
米「一生!?それは困るよ!!仕事も溜まってるし、何よりヒーローを待つ子供たちがいるじゃないか!!(慌てふためいて立ち上がり)」
諾「なら大人しく答えるべ。そだに考え込むような質問でねえし国家機密レベルの事さ聞かねえからそう身構えんな」
仏「けどここまでして俺達に聞きたい質問って…具体的にどんな質問なわけ?(小首傾げ)」
米「そうだよ、何が聞きたいんだい君は(眉間にほんのりとシワが寄り)」
諾「俺が聞きてえのは…えっとなになに(書類を漁る音が部屋に響き)あったあった。んと、『カップリングなりきり100の質問』って奴だな」
仏「うわあああああああ!!(黒歴史を抉るスタンス)」
米「それはいけない……ガチでいけないやつ……(真顔)」
諾「俺なんか変な事ば言ったが?」
米「全世界のネットに繋がれた古のオタクの傷口を全力で抉ったよ……(震え声)」
仏「うっ、BBS…拍手…、同盟…ランキング…グファ(吐血)」
米「――貴方は536番目の蜘蛛の糸に囚われた蝶々(ゲンドウポーズ)」
仏「もうやめて!お兄さんのライフポイントはもうゼロよ!!あとぷーちゃんがめっちゃ好きそう!!(巻き込み)」
米「プロイセンと日本はホイホイされるんだぞ……あ、ごめん。日本は血を吐いて死ぬやつだこれ(真顔)」
諾「オタクには効果抜群な質問ってのは分かった。ほだら始めるべ」
米「マジでやるのかい!?」
仏「それでも始めるあたりノルウェーだよなあ…(真顔)」
諾「早く終わらせてアイスとイチャイチャしたい(切実)」
米「せめてそこでデンマークって言ってあげなよ(マジレス)」
仏「ほ、ほら。アイスランドに似てお兄ちゃんのノルウェーもツンデレなんだよ(震え声)」
米「ナルホドナー(震え声)」
諾「おめらあんこば毎回フォローしてるが何なんだ?奴にレゴでも貰って賄賂でもされてんのけ?」
米「いや、全然。俺はそこまで大きな交流もないし(ひらひらと手を振り)」
仏「ただちょっと同情してるだけ。うん、ちょっとね」
諾「そういうもんけ?…ま、あんこのことばどうでもええから質問すっぞ。あ、立ち通しもなんだ、椅子とか用意すっから待ってろ(ぱちんと指を鳴らす音が部屋に響くと目の前に座り心地の良さそうな1人がけのソファー2脚とお菓子と飲み物が置かれたテーブルが現れる)」
米「Wow……この部屋どういう仕組みなんだい……(瞬間的に現れたソファーとテーブルをまじまじと観察)」
仏「深く考えない方がいいんじゃないかってお兄さん思えてきたよ(ソファーにどかりと座り足を組むとテーブルに置かれたコーヒーポットを手に取りふたり分カップに注ぐ)」
米「そうだね、俺もこれに関しては考えることを一回放棄するよ……(反対側のソファーに腰掛けて目の前に置いてあるお菓子に手を伸ばしてドーナツを頬張る)」
諾「んだんだ。細かい詮索はしないに越したことはねえ。つーことで寛ぎながら質問さ答えてくれ。まずは1問目」

Q1 あなたの名前を教えてください
米「(モシャモシャとドーナツを頬張りながら)……ン、こへ、国名でひーろはい?(リスのように頬袋を作り)」
仏「(ミルクを注ぎシュガーポットから角砂糖を2つ取り出しカップに入れ軽くかき混ぜるとアメリカの目の前に置き)とりあえず普段の生活してる時にでも使ってる人名も名乗っとこうか。みんな大好き世界のお兄さんことフランス共和国だよん。人名はフランシス・ボヌフォワ。お見知りおきを(ウインク)」
米「(ごくんと大きく喉を鳴らしてドーナツを飲み込むとコーヒーを受け取り)Thanks,そうだね。俺は世界のヒーローこと、アメリカ合衆国United States of Americaだ。人名が必要になった時はアルフレッド・F・ジョーンズで通してるよ。よろしくね!」
諾「知ってる(真顔)」
米「だよね(真顔)」
仏「知られてたの知ってる(こくりと頷き)」
諾「ま、俺は質問内容でそのまま尋ねてるだけだからな。次の質問だ」
米「さくっと行こうじゃないか!(コーヒーを飲みながら)」

Q2 年齢は?
仏「そこはシビアな問題だからそっとしておいてほしい的な(ゲンドウポーズ)」
米「これだからオッサンは(肩を竦め)……えっと、独立したのが1776年だから……242歳でいいかい?」
諾「改めて聞くと若けえなあ…」
米「これで若いって言われるのはどうかと思うけどね。ああ、人名使ってる時は19歳でビザも取得してるよ!(ウインク)」
諾「尚フランスば」
仏「…(ゲンドウポーズからゆっくりと手を離し)先史時代から遡ればいい?あ、やっぱやめようおっさんって露呈するから(真顔)」
米「仕方ないさ、実際オッサンなんだから。ほら、マカロン食べるかい?(テーブルに置いてあったマカロンを差し出し)」
仏「ううっ、うちの家のお菓子はやっぱ世界一だよね…!!あと人名の時は26歳で通してるよ!!(ぶわりと泣きながらマカロンがじがじ)」
米「俺、そろそろアルコール的な意味でも20歳に変えようかなあ……(凹んでるフランスを見ながら)」
諾「食うのか泣くのかどっちかにしろ(真顔)色々ダメージさ負ったふたりば置いて次の質問だ」

Q3 性別は?
米「男(即答)」
仏「昔は女の子とも間違えられてたこともあったけど今では立派ないい男だよ(ウインク)」
米「あ、例のめっちゃ可愛い肖像画の!……あのまま可愛かったら最高だったのに(ぼそり)」
仏「んんー?今のは聞き捨てならないなあ。確かにあの時は自他共に認める超絶美少女でお前がお持ち帰りしたくなるのは分かるよ?でも(ドーナツの欠片のついた口元を指で拭い)…今の俺の方がいいに決まってるだろ?(ぺろりと見せつけるように欠片を口に含み)」
米「ッ!!(色気に満ちた雄の仕草に言葉が詰まり)……そ、そう、だね。今の君が一番だよ」
仏「(にっこりとアメリカの様子に微笑み)あとアメリカは確かに男だけど俺の前では女のk」
米「それは!言う必要あるのかな!?(震え声)」
諾「……(なるほどここが生き地獄かと理解したが生憎彼の表情筋は死んでいたうえにふたりには声しか伝わらないのだった)」
米「の、のののっ、ノルウェー!黙ってないでほら、次!!(依然声は震えたまま)」
諾「…おう。次の質問ばこれだ」

Q4 貴方の性格は?
米「明るくポジティブ!ヒーローなら当然だね!!(サムズアップ)」
仏「んー、マイペースでお兄さん☆ってとこかな(ウインク)」
諾「なんだそのヒーローだからとかお兄さんって(真顔)」
米「ヒーローはヒーローだろ?(首傾げ)」
仏「お兄さんもお兄さんだからね仕方ない仕方ない(何度も縦に頷き)」
諾「ヒーローとお兄さんのゲシュタルト崩壊だべ…」
米「寧ろ俺を表現するためにヒーローという言葉があるようなものじゃないか(突然のジャイアニズム精神)」
仏「あ、それはないです(即答)」
米「なんでだよ!(ぽこぽこ)」
諾「自分で自分の性格言うのはなかなか難しい話なんだな(しみじみと)」
米「まあ自分が思ってる性格が他人から見ても同様かってのは物差しも違うからね(プチシューを手に取ってころころと弄び)」
仏「ちなみにノルウェーは自分の性格をどう思うの?」
諾「人見知り(真顔)」
米「ダウト(真顔)」
仏「最近それはないと思えてきたお兄さんが通ります(真顔)」
諾「解せぬ(真顔)…はあ。人見知りな俺は心に傷さ負いながらも進行するべ。次の質問」

Q5 相手の性格は?
米「ナルシストで意外と強情かな(弄んでいたプチシューを口に放り込み)」
仏「ナルシストは余計だっての。…あー、目立ちたがり。派手好きに言動が餓鬼でしょ、あとKY(指折り数えながら答え)」
米「フランス、それひとつも褒めてないだろ(思わず真顔)」
仏「ソウカナー(視線逸らし)」
米「……食らえチョコレートケーキ!(フランスの口めがけてフォークに突き刺した一口サイズのチョコレートケーキを突っ込み)」
仏「んむぅ!?(口にケーキを突っ込まれアイリスを見開くもフォークからケーキを抜き取りチョコレートがついたフォークの切先をちろりと赤い舌を這わせて舐め取り)…ん、ちょっと甘味強すぎて下品な仕上がり?俺が作った方がもっと美味しいの作れるよ」
米「(一瞬見えた赤い舌にこくりと喉が鳴り)俺はこのくらい甘い方がいいと思うけどね。君が作ってくれるやつ、いつも美味しいけど最近ダイエットだーって砂糖減らすからなあ」
仏「砂糖とか塩とかたっぷり使わなくても素材や出汁とかそういったものがしっかりしてれば美味しいもんだよ。…ほら、味覚も餓鬼と来たもんだ(にんまりと笑いながら頬杖をついてアメリカを眺め)」
米「(むすっと頬を膨らませ)なんだいなんだい!餓鬼だっていいんだぞ美味しいから!」
諾「味覚音痴で子供舌け…」
米「味覚音痴なのはイギリスのせいでもあるから俺は悪くないんだぞ!!」
仏「まあ味覚音痴に関してはお兄さんも同情するよ。…その点カナダは味覚音痴のまま成長しなくてよかったよほんとに」
米「カナダと同じもの食べてきたのになんであそこまで変わったのか俺にも分からない……(ゲンドウポーズ)」
諾「なんや話してると切なくなってきだな。次の質問に切り替えるべ」

Q6 二人の出会いはいつ?どこで?
米「……いつってなると、新大陸発見だってヨーロッパで騒がれた頃かい?」
仏「その頃だろうね。イギリスと同時期くらいにお前と出会ってた筈だけど…え、覚えてるよねアメリカ」
米「お、覚えてるよ!……覚えてると思うんだぞ(視線逸らし)」
諾「そん時のアメリカってちみっこかったのけ?それとも今のまま?」
米「小さかったよ。多分、フランスの膝上くらいに頭の天辺がつくくらいじゃないかな(幼少期を思い出しながら)」
仏「ちっさかったよ。目がくりくりしてちっこくてすげえ可愛いの。あの時のお兄さん、危うくアメリカに俺と契約して弟になってよ!って言いたくなったのは覚えてるもの(キリッ)」
米「時代先取りしすぎだろ(苦笑を浮かべ)……アー、当時はフランスとイギリスで俺とカナダの兄貴の地位を争ってたね」
諾「んでその兄貴の地位争いにあっさりとフランスは負けたと(しれっと)」
仏「ど、どどど独立は手伝ったもん(震え声)」
米「はは、そうそう。手伝ってもらったよ。土砂降りの中、俺の手を掴んで立ち上がらせてくれたのは今でも覚えてるよ(コーヒーカップに口をつけながら目を細めて笑い)」
仏「(カップを持ちコーヒーの水面を覗き込みながら)…あん時のお前はぼろぼろになりながら坊ちゃんに噛み付いてたからね。知らない奴からすれば嘘だろって話だけど…手伝ってる身としては近くで見ていてすげえハラハラしたのは確かかな」
米「……まあ、フランス達に独立を手伝ってもらって今の俺があるのさ!世界のヒーロー、アメリカ合衆国様は様々な出会いを経てこんなに立派になったってことだね!(しんみりした空気をあえてぶち壊すスタイル)」
仏「今ではこんなに(主にお腹が)大きくなりました!(サムズアップ)」
米「今間違いなく俺をバカにした気配を察知したんだぞ(ぎろり)」
仏「気のせい気のせい(ひらひらと手を振り)さ、次の質問に移ろうよノルウェー」
諾「ん、なら続けていくべ」

Q7 相手の第一印象は?
仏「ちっちゃくて可愛いなー、かな?今ではこんなに大きく以下省略」
米「大きいことはいいことさ(サムズアップ)……ンー、第一印象かー……覚えてる限りじゃ、綺麗な人だなーってとこかな?」
諾「フランスはなんとなくさ分かるがおめ…綺麗な人って…」
仏「ま、お兄さんは昔も今もトレビアンだからね(投げキッス)」
米「今はさておき、だってまだ純粋無垢だった頃の俺なんだぞ?見たことないきらきらした人がいきなり目の前に現れたら、綺麗な人だなって思わないかい?(真顔)」
仏「ちょっとちょっとー、それじゃ今のお兄さんは綺麗に見えないとでも言うのかにゃー?(うりうりと弾力の良い頬を指でつつき)」
米「ひはひひはひ!(つつかれた頬がもにもにと奥に沈み)……今はほら、……ね?(明らかに視線を泳がせ)」
仏「……今、は?(続きを促すように突いていた指を顎の下に滑らせアイリスを細めて微笑み)」
米「っつ……その顔、ずるいよ(心なしか呼吸が早くなって頬が紅潮し)……今は……CoolでSexyだと、思ってるんだぞ」
仏「ふふ、…Merci,今も可愛い俺のアメリカ(後頭部に手を添え自身の方へ引き寄せるとリップ音を立てて軽くキスを落とし)」
米「ンっ、……うん。俺は君のさ(キスの温かな感覚に紅潮した頬が柔らかな薔薇色に変わる)」
諾「……(部屋中にばりばりと何か硬いものを噛み砕く音が響く)」
米「……oh,ノルウェー。無言で食べてる音だけ聞こえると怖いんだぞ」
仏「と言うかそういうのって食べてる時は音を消すものでしょ。いや何食べてんの」
米「なんかめちゃくちゃ硬いもの噛み砕いてるっぽい音だけど……」
諾「サルミアッキ(ぼりぼり)」
米「出た(真顔)」
仏「北欧のヤベー奴(真顔)」
米「味覚音痴だなんだって言われるけど、俺ですらわかる。あれはヤバい(確信)」
諾「人の食ってるものに文句あんのけ?カタツムリとか着色料飲んでるような奴には言われたくねえべ」
米「着色料!?カラフルな方が食欲そそって美味しそうじゃないか!実際美味しいんだぞ!!(ぽっこー)」
仏「エスカルゴはちゃんと下処理したら美味しいでしょ!いい加減にしなさい!!(ぽこぽこ)」
米「というか北欧は食品兵器多すぎるんだよ!シュールストレミングとか!(ゲンドウポーズ)」
諾「あれはスヴェーリエの家のだから。皆はシュールストレミング食う時は人の居ない森の中とか野外で食えよ。家で食ってみろ。この世の終わりを近隣住宅に訪れさせる(真顔)」
仏「そこまでして食べるのって…」
米「食に困窮してるのかい?言ってくれたら多少融通利かすのに……(憐れみの眼差しを壁に向け)」
諾「失礼な奴だな。もう次の質問に行くべ」

Q8 相手のどんなところが好き?
米「どんなところ?……どんな、どんな……?(首傾げ)」
仏「(すっと手を挙げ)裏ページとかパスワードかけるような所に置いてないといけない答えは駄目ですか」
米「それは俺が死ぬやつ(真顔)」
諾「落ち着け。まだそん時でねえ(真顔)」
米「まだってことはやるのかい……!!(頭抱え)」
仏「ヒント:50問目以降の質問」
米「ウッ(クリーンヒット)」
仏「ま、お楽しみはさておき…ふむ、素直なところかな。好きなことは好き、嫌いなことは嫌いって言えることはなかなか難しいからね。そこら辺はアメリカの美徳ではあると思うよ。たまに空気読めよってところもあるけどね(苦笑いを浮かべてカップを口元へ近付け)」
米「oh……なんか面と向かって言われると照れるんだぞ(頬を掻きながらチョコレートを摘まみ)……フランスの好きなところかあ、やっぱり甘やかし上手なところだろうなあ。一緒にいて、心地良い甘やかし方をしてくれるっていうか……」
仏「(コーヒーを静かに啜るとソーサーに置き)まあ愛の国たる世界のお兄さんだからね!だいたい相手がなにを求めるかっていうのはなんとなく分かるというか…アメリカの場合はわかりやすいんだけどね」
米「え、そうかい?……俺、そんなに分かりやすい?(こてりと小首を傾げ)」
諾「わかりやすい時も多いがわかりにくいこども俺にはあっが…」
米「ヒーローは皆を守る立場だからね!心を読まれちゃいけないのさ(ドヤァ)」
仏「俺やカナダからすればそりゃもう目に見えてわかるよ(ウインク)」
米「……アレー?(真顔)」
諾「大丈夫かヒーロー(棒読み)」
米「大丈夫俺ヒーロー(真顔)」
仏「ヒーローが不憫になってきたから次の質問行こうか(くすくすと楽しそうに笑い)」

Q9 相手のどんなところが嫌い?
米「わかってて他の人にちょっかい掛けて焦らすところ(即答)」
仏「えー、お兄さんそんなことしないってば(唇を尖らせ)」
米「時々わざとイギリスにちょっかい出してるじゃないか(コーヒーを飲み干してテーブルに戻し)」
諾「ああ…ニヤニヤしながらつついてんな、おめ」
仏「坊ちゃんはね、なんだかんだでお兄さんに弄られるの待ってるところがあるから(やれやれと大袈裟に溜息をつき)」
米「……浮気は許さないんだぞ(ジトー)」
仏「あれを浮気と思うお前はどうかしてるよ(真顔)…アメリカの嫌いなところねえ…。…力加減が出来ないところかな(ゲンドウポーズ)」
諾「ああ(納得)」
米「か、加減してるじゃないか!かなーりセーブしてるんだぞ!?」
仏「前に襲われた時にお気に入りのワイシャツを真っ二つに裂かれたことをお兄さんは忘れないからな!!(テーブルをばんと強く叩き)」
米「ア(察し)……いや、ほら、あれはきちんと弁償したじゃないか。プラスでカッコいいジャケットも買ったろ?(震え声)」
仏「確かに買ってもらったけどさ。もう少しお前はガサツなところは治した方がいいと思うよ。カナダにもそのことでお説教喰らってたろ」
米「……ソンナコトモアリマシタネ(視線が激しく泳ぎ)」
諾「人も国の化身も直せねえとこはあっからなあ…(2人のやりとりに溜息を漏らし)」
米「ヒーローはどうしても力をセーブできないってことで次行こうじゃないか!(震え声)」
仏「…(逃げたな)」

Q10 貴方と相手の相性はいいと思う?
米「悪くはないんじゃないかな。じゃなきゃここまで一緒にいないんだぞ」
仏「同じく。と言うかお兄さんはイギリス以外とは皆気が合うと思うよマジで(真顔)」
米「イギリスとも気は合ってると思うんだぞ(ぼそり)」
諾「変態的な意味でか」
米「yes(真顔)」
仏「ふたりとも聞こえてるからね(真顔のまま)…ま、アメリカに関しては体の相性もばっちりと断言出来るよ☆」
米「そこは否定しないけどね!……気持ちいいし(視線を泳がせて空になったカップを口に運んですぐに戻し)」
諾「ああ…ドMとドS的な意味でな(以前のふたりの目合いを思い出し)」
米「お、俺はフランス限定でMだから(震え声)」
仏「お兄さんSって程でもないんだけどなー」
米「基本はMだもんね、君は」
仏「よく言われる(くつくつと笑い)でもま、SとかMとかさておき気持ちいいのは皆好きでしょ?俺はそこら辺素直だからね」
米「俺もそれは同意するよ。気持ちいいことは大好きさ(マドレーヌを頬張りながら頷き)」
仏「ノルウェーもなんだかんだ言ってセックス好きでしょ?(アメリカのカップと自身のカップにコーヒーを注ぎながら尋ね)」
諾「…嫌な奴は居ねえんでね?」
米「男なら誰だって好きだよね(淹れてもらったコーヒーを飲みながら不敵に笑い)」
仏「マドモアゼル達もそうさ。何も気持ちいいのが好きってのを恥じることはないのさ(ウインク)」
諾「そう言えばおめらのマニアックなプレイが真っ当だと思わせれると思うなよ(真顔)」
米「マニアックじゃないと俺は信じてるから(穢れなき瞳)」
仏「愛さえあればどんなプレイでも正当性はあるのさ(コーヒーを啜り)」
諾「だめだこいつら早くなんとかしねえと(真顔)キリがねえから次だ次」

Q11 相手のことを何で呼んでる?
米「フランス。国名使えない時はフランシス」
仏「ハニー(はーと)」
諾「帰れ」
米「聞いたことない(真顔)」
仏「冗談だよ。だいたいはアメリカ。国名使えない時はアルフレッドかな」
諾「…例の愛称呼びば?」
米「……ふたりきりの時だけ。あとは周りの国民を牽制する時はわざと大勢の前でdarling呼びはするよ」
仏「けどノルウェーとアイスランドにはばっちり聞かれちゃったけどね!(いい笑顔で)」
諾「ああ…主にアメリカがぶっ飛んでたあれな」
米「ほんとあれは理性がおかしかったんだって……(顔覆い)」
仏「…そういえばアメリカ。お前その後会議アイスランドと同席だったろ?何か言われた?」
米「……終始ドン引きされて言葉すら掛けられなかったよ(震え声)」
諾「アイスの塩対応とかお兄ちゃん羨ましい(ばりばりと悔しそうに再び硬いものを噛み砕く音)」
米「君もアイスランドとデンマーク限定でマゾヒストだよね(真顔)」
仏「特にアイスランドへの愛が天元突破してるよ(真顔)」
米「なんでかな、ベラルーシに盲目なリトアニアが脳裏を過ったよ……」
諾「あれと一緒にしないでくれませんかねえ…(流暢な敬語)」
米「突然の敬語(真顔)」
仏「恋は人も国の化身も変えてしまう化粧道具のようなものさ(突然の哲学)」
米「フランス、君の哲学は愛に関すること以外ないのかい?(真顔)」
仏「なになに、お兄さんの哲学をもっと所望かな?それなら肉体言語を持って語ってやるけど(ウインク)」
米「おっ、肉体言語ってことは殴り合いかい?負けないぞ!(すっとぼけながらファイティングポーズを取り)」
諾「ベッドでのプロレスごっこは後でしてくれ(切実)次、12問目」

Q12 相手に何で呼ばれたい?
米「え、普通にアメリカでいいよ」
仏「…ほんとにそれだけ?(にやにや)」
米「……意地悪(むすっとしてそっぽを向きつつ耳は赤い)」
諾「なんや、他に呼んで欲しい呼び方あんのけ」
米「……フランスんちのフレド呼びされると変な気分になるから、ほら、俺んち風に……フレディ、とか……(もごもご)」
諾「そういやおめらの愛称呼びって国独特の呼び方け?」
米「ン、英語表記でフランシスの愛称使ってるよ」
仏「ん?俺はちょっと違うかな(あっさり)」
米「……へ?(きょとり)」
仏「覚えてない?アメリカがちっさい頃に自分の人名呼ぶ時にアルフレッドのアルが舌が回らなくて言えないもんだから「あr…フレド!」って名乗ってたの。そこからだよ(ウインク)」
米「…………ナンテコッタイ(恥ずかしさのあまりテーブルに突っ伏し)」
諾「それ忘れてねえあたりおめは性格悪いな(袋を開ける音が響き)」
仏「いやあ、それほどでもー?(てれてれ)」
米「(突っ伏していた顔を上げ)……いや、でもなんだろ……地味に嬉しいんだぞ」
仏「昔のお前を覚えてたから?(くすくすと口元に手を当てて上品に笑い)」
米「それもあるけど……そんなの誰も使わないじゃないか。……俺だけってのが、また(鼻の頭まで真っ赤にしながら)」
諾「…めんげ(ぼそり)」
仏「ふふ、あげないからねノルウェー(ばちこんとウインク)」
米「……ってことは、カナダの愛称も舌足らずからかい?」
仏「え、カナダは自分の名前はきっちり言えてたよ。よくちゃんと言えましたっておめめキラキラ輝かせてこっちに来てたからね。あれは俺の家で表記した場合の愛称」
米「……(撃沈)」
諾「カナダは確かに影できっちり言えるように練習してそうだな」
仏「褒められたいってのもあったんだろうね。可愛い(確信)」
米「マシューの方が言いやすいじゃないかでも可愛い(確信)」
諾「そこは同意見か確かにめんげえが(確信)で、フランスはどう呼ばれてえの?」
仏「お兄さん?んんー…割と今の呼ばれ方に満足してるけど(腕を組み考え込み)」
米「フランク?(小首傾げ)」
仏「そうそう。そう呼ばれるのも好きだよ。…ま、好きな人に名前を呼ばれるってこと自体喜ばしいことだろうけどね(柔らかくアイリスを細めながら優しい声色で答え)」
米「(ピコーンと悪戯を思い浮かんだようにように笑い)フランス、フランシス、……フランク。何度だって呼んであげるさ」
仏「なんだそれ(くつくつと笑い)お前は相変わらず唐突に変な事するんだからさ。…フレディ(小指で唇をゆっくりなぞりながら普段より唇を大きく動かして名前を呼び)」
米「!!(空が大きく開くと恥ずかしそうに笑い)……へ、へへ……っ、なんか自分で言ったくせにいざ呼ばれると照れるね」
諾「……(あと80問以上ある質問をこの甘い雰囲気の中で尋ね続けなければならないのかとアーモンドを頬張り)」
米「?ノルウェー、生きてるかい?(ノルウェーの声が聞こえずに照れた空色が瞬きを繰り返し)」
諾「勝手に殺すんでね(真顔)希望が叶ったところで13問目だ」

Q13 相手を動物に例えたら何?
米「猫?」
仏「大型犬(即答)」
米「それに関しては言われると思ったよ(真顔)」
諾「?心当たりあんのけ?」
米「よく大型犬がじゃれついてるって言われるから(肩を竦め)」
仏「逆にお兄さんが猫って理由が気になるんだけどー?」
米「ン?気紛れに澄ましてるところとか猫っぽくないかい?(首傾げ)」
諾「分かる(こくりと頷き)」
仏「なるほど。血統書付きのおぬこ様ってわけね!」
米「調子に乗ってちょっかい出すと引っ掛かれるタイプだけどね(バッサリ)」
諾「決してお上品ってわけだけでねえと」
米「yes,上品に見えてやんちゃしてる猫ってとこかな。……フランス、一応聞くけど俺が大型犬の理由は?(首傾げ)」
仏「あ、それ聞いちゃうの?図体がでかくて餌付けしやすい。そんでそのなりで甘えん坊な所かな」
米「餌付け(真顔)」
諾「ブフッ」
米「もう少し可愛いげのある理由かと思ったんだぞ……(金平糖を大量に掴んでガリゴリと噛み砕き)」
仏「ははっ。拗ねない拗ねない(忙しなく動く頬袋を突き)でも実際そうだろ?夜には特にご主人様ってきゃんきゃん鳴くんだからさ」
米「……そ、そうだね。夜は飼い主が恋しくて夜鳴きしてるよ(視線を泳がせながら金平糖を噛み砕き続け)」
諾「……(これは深く追求するとこっちがダメージ喰らう奴だと理解した聡明な顔)」
米「ノルウェー?君、声だけしか聞こえてないんだから黙るといるかどうか分からなくなるんだぞ(天井を見上げ)」
仏「そうそう。あ、もしかして俺たちの会話に遠慮してる?(小首傾げ)」
諾「この場から逃げないだけ俺は相当心が広いと思うべ。この隙あらば発情期野郎共(ちっと舌打ちし)」
米「発情期って失礼だね!好きな人とふたりきりで閉じ込められて出れないんだから仕方ないじゃないか!」
仏「ふーん。じゃあアメリカは今絶賛発情期中なんだ?(にやにや)」
米「!?(空色が大きく見開き)……そ、そりゃさっきから君のセクシーな仕草見てたら、変な気分になるに決まってるじゃないか……」
仏「セクシーって…別に特に意識してないんだけどね。ん、(テーブルに置かれたケーキナイフを手に取り器用にロールケーキを切り分け手に付着した生クリームをぺろりと舐め)」
米「……そういう仕草がセクシーなんだって(額を押さえながら喉を潤すようにコーヒーを一気に飲み干し)」
諾「…俺の目の前でまたやらかす前にとっとと次の質問ば進むぞ(呆れたような声色で進行し)」

Q14 相手にプレゼントをあげるとしたら何をあげる?
米「実用的なプレゼントなら腕時計とかネクタイピンかなあ(空になったカップの縁に指を当ててくるくるとカップを回し)」
仏「(ロールケーキを切り分けフォークを添えながらケーキの乗った皿をアメリカの前に置き)んー、それこそ料理作ってやったりとか…あ、あとアメリカ本人を連れ回してお兄さんがトレビアンなコーディネートしてやるとかね!」
米「ン、(軽く手を挙げて皿を受け取り)服は気がついたらフランスがコーディネートしてるんだよね。……個人的なプレゼントならゲームソフトかな。一緒にオンラインやるんだぞってハードごとプレゼントしたこともあるし(ロールケーキをフォークで分解しながら頬張り)」
仏「あー、あったあった。と言うかお前はハードどころか日本と前にゲーム自体作ってたじゃん。あれもなかなか良かったけどね(スポンジ生地の所をフォークでカットし口に放り込み)」
米「ああ、あれ凄かったろ?やっぱりゲームは最高さ!またうちでホラーゲームしようよ!勿論、夜は怖いから一緒に寝てくれよ?(もしゃもしゃと頬袋を作りながらサムズアップ)」
仏「へいへい。…ああでも俺と一緒に夜を過ごすのならすぐには寝られないってこともお忘れなく(フォークにキスを落としながらウインク)」
米「……怖いの吹き飛ばしてくれるなら喜んで(膨らんだ頬に薔薇色を浮かばせ)」
諾「…バカップルを置いて俺は次の質問に移るのであった」

Q15 プレゼントをもらうとしたら何がほしい?
仏「あれ、いつの間に質問変わったの?」
米「ほんとだ、いつ変えたんだい?」
諾「なにが、ほしい(無理矢理に押し通すスタイル)」
米「欲しいものか……ゲームだろ、コミックだろ、最新の経済学書も欲しいし……(指折り数え)」
仏「お前は色々欲しがりすぎじゃない?(頬杖をついて呆れた様子で見つめ)」
米「もらうとしたら、だからね。言っといて損はないだろ?(ウインクを飛ばし)……あとは、そうだなあ。もうもらってるけど、人名の時の君のファミリーネームをプレゼントされた時は嬉しかったよ?」
仏「嬉しいこと言ってくれるねえ。それも作戦のうちかな?ちょっとゲームとかコミックも買ってやろうと思っちゃったじゃん(頬杖をついたままけらけらと可笑しそうに笑い)」
米「さて、作戦かな?……なんて、本心さ。君の妻に迎え入れられたみたいで、本当に嬉しかったんだから(はにかんでプチシューを口に放り込み)」
諾「んで、フランスの方は何がええんだ」
仏「俺?俺はねえ…うーん、いざ聞かれると悩んじゃうなこれ(腕を組み唸り声を挙げて頭を傾け)」
米「なんだって言ってごらんよ。プレゼントされて嬉しいものとかさ(カップにコーヒーを注いで唇を潤すように飲み)」
仏「…(喉仏を揺らしてコーヒーを飲むアメリカを見つめ)…お前って言ったら?(腕組みを解き鼻先がつく距離までテーブルの向かいから体を乗り出し妖艶な笑みを浮かべる)」
米「ッ、……もう君のものじゃないか(至近距離に身を乗り出したフランスを見つめて甘い笑みを見せ)」
仏「はは、そうだったね。…でも、んっ(触れるだけのキスを唇に送り)それでも、まだ足りない」
米「ン……(キスの柔らかな接触に目を細め)足りないなら、もっとあげるよ。満足するまであげるさ」
仏「そいつはいい。けれど最後のはいけないな。満足なんて、きっと互いに出来やしないからね(顎をすくいながら愉しげにアイリスを揺らし)」
米「(アイリスに囚われるように視線が固定されて空が潤み)一瞬満たされても、そうだね……もっとって先を欲しがったら満足なんて……出来ないや」
諾「……おめら、質問進める度にいちゃつきが増してねえけ?」
米「気のせいじゃないかい?(顎を取られたまま極めて冷静に答えるものの声音自体は甘い色を帯びている)」
仏「そうそう。気のせい気のせい(顎をするりと撫でて指を離し妖艶さの残るテノールで笑い)」
米「ン……っ、(ぴくりと肩を震わせて短く息を吐き)」
諾「…(ふうと溜息をつき)次だ」

Q16 相手に対して不満はある?それはどんなこと?
米「(気持ちを落ち着けるようにコーヒーを喉に通し)……さっきの質問でのことかな。誰でも声掛けるから、浮気してないか気になったりはする……のは不満でいいかい?」
諾「良く言えば気さく、悪く言えばただのナンパ野郎だかんな、フランスば」
米「そうなんだよね、だから気が気じゃないってのが不満点かな(コーヒーを飲み干すと再度ロールケーキを食べ始め)」
仏「愛の国としては声を掛けるのは当然でしょ。挨拶と同じことなの(フォークにロールケーキを刺し)」
諾「ロシアとも仲良いあたりおめは相当だぞ」
米「どの国にも言えるけど、挨拶でキスするのもどうかと思うけどね(ジトー)」
仏「なんだよ。だったら次からは挨拶で濃厚なディープキスでも交わしてやろうか?(口にケーキを含みながらフォークに舌を押し当て)」
米「……それで俺の腰が砕けたらきちんと責任取ってくれよ?(舌が銀に絡む様を見ながら艶かしい溜息を吐き)」
諾「なんだめでたく解決け(ずずと何かを啜る音が部屋に響く)」
米「俺の方はね。……フランスはこの質問の答え言ってないだろ?」
仏「ん?俺かあ。…強いて言うなら(髪を指に絡めて真顔になり)」
米「強いて言うなら?(変わった表情にこくりと息を呑み)」
仏「…俺とお前の家の距離。遠すぎマジで(真顔)」
諾「それはどうしようもなくねえか?」
仏「坊ちゃんとかならほにゃりですぐじゃん!ずるいよね本当!!日本は早くドラえも○を作るべき!!(きいっとハンカチを噛み締め)」
米「アー……それはどうしようもないけど、最新鋭のプライベートジェット贈ろうか?(満更でもない様子で頬が緩んでいる)」
諾「おめら的には今の距離でええ気もするべ。スペインやロマーノみてえに家が近いとおめら毎日セックスしまくって他の事さ手をつけねえだろ(さらりと)」
仏「そんなことっ…ないと、思いたいデスネー(視線逸らし)」
米「寧ろなんであの距離で毎日セックスしないんデスカネー(視線逸らし)」
諾「はああ…(深い溜息を漏らし)他の事さ手をつけねえってのは否定しねえのがなあ…」
仏「…(視線をアメリカに戻し)ノルウェーの言う通りかもね。この距離だからこそまだ真っ当に国の化身としての役割をきちんとこなせてるのかもしれないね」
米「かもね。……国の化身としては国と国民が一番なのに、いざ私情が入るとフランシス・ボヌフォワという男を求めちゃう辺り俺も相当重症だ(肩を竦めて苦笑)」
諾「んだな。だからおめらの家の距離については仕方ねえと割り切っt」
仏「でもやっぱりどこでもドアは欲しい!!こうヤりたくなったら何時でも行けるように欲しい!!頼むよ日本!!!(頭を抱え切実な願いを叫ぶ)」
米「出資は任せてくれよ!だから近日中に!!作ってくれ日本!!(天井に向かって願いを叫び)」
諾「だめだこの自由コンビ、早く次の質問に行こう(真顔)」

Q17 貴方の癖って何?
米「もっと聞いてくれても良いんだぞ……?(眼鏡を光らせながら)」
仏「と、言ってるうちにさくさくと進行してるノルウェーだけど…癖?」
米「癖って……気付かないから癖じゃないのかい?(コーヒースプーンをくるくると指で回し)」
仏「よく言われることとかじゃない?お兄さんは手持ち無沙汰の時はよく髪を指でいじってるとは言われるかな?(自身の髪をひと房掴み)」
米「あ、確かによく弄ってるよね。……癖かあ、カナダ辺りに言われるのは眼鏡触りすぎだとか、座ってると椅子揺らしすぎだとか……(考え込んでソファーに沈み)」
諾「そういや前にイギリスに言われてたな。椅子揺らすってのはなんかの現れだ〜だの」
米「例のあの日の話は聞こえない(震え声)……まあ癖って言う程じゃないけど落ち着きがない、って辺りじゃないかな?」
仏「坊ちゃんは目敏いからね。それこそリアルに目星して瞬時に相手の性格とか嗜好とか分かるらしいし。何であいつリアルでも探偵してんの?馬鹿なの死ぬの??」
米「イギリスがリアルで目敏いのは今更じゃないか。ほら、シャーロキアンなんだろ?……隠し事しても無駄なんだぞ(ソファーの上で脱力)」
諾「目星技能高え割にそれを使う場面が限られてるけどな、イギリス」
米「基本的に友達少ないからね、イギリス」
仏「頭いいくせに変な方向にしか使えないしね、イギリス」
米「まあ結論はイギリスだし、だよね」
仏「そうそう。まあ日本から言わせれば「だがそこがいい」なんだろうね(しみじみと拳をグッと握りしめる東洋の神秘を想像し)」
米「なんであれでOKなのかが未だに俺には分からないんだぞ。……ああ、いや、フランスが前に言ってた惚れた弱味、かな(苦笑してコーヒーカップに手を伸ばし)」
仏「恋をするとその人の弱点でさえも愛らしく思えるものだからね。…あ、日本の場合は尊く思えるのか(残っていたロールケーキをフォークに刺し口に含み)」
米「日本はイギリスがくしゃみしただけで騒ぐからね、ソースは島国が会議前に休憩室でいちゃついてたのを空気読まず休憩室に入った俺(コーヒーが空だったのでじゃばじゃばとおかわりを注ぎ)」
仏「いやそこは空気読んで…いやお前には無理な話だわ(シュガーポットを開け角砂糖をとると注がれているコーヒーの中に入れてやり)」
米「Thanks!ンー、やっぱりブラックもいいけどシュガーたっぷりも堪らないね!(頷きながらコーヒーを飲み)」
諾「…さっきから見てっけど当たり前のようにアメリカの好みの砂糖とミルクの分量分かってんだな」
仏「ん?まあ長い付き合いだしね。大体わかるよ(ウインク)」
米「俺も大体わかるぞ!フランス好みのカフェオーレ!(どやぁ)」
諾「得意げだなおい。なら次の質問さ答えるのは簡単け」
米「???(首傾げ)」

Q18 相手の癖って何?
仏「あーなるほどね。そう来たかって感じ(自身のカップにコーヒーを注ぎ)」
米「フランスの癖なんて見ててわかるじゃないか(手を伸ばしてフランスのカップに角砂糖を勝手に投入しながら)」
諾「いや分かんねえべ。あと質問の答えになってね(ツッコミ)」
米「フランスの癖だろ?動きが無自覚に俺を誘うみたいなセクシーさなんだよ、見ててわかるだろ?(戻るついででドーナツを手に取る)」
諾「ざっくりしすぎだろ(再びツッコミ)」
仏「意図的にやってることもあるけどね(スプーンでコーヒーを混ぜながら苦笑いを浮かべ)」
米「意図的にやられてる時は襲う(確信)」
諾「なお意図的でねくとも襲われてる模様」
米「フランスがセクシー過ぎるからいけない(真顔)」
仏「モテる男は辛いねえ!あ、アメリカの癖だろ?さっき言ってた椅子を動かすのもそうだし不満な時は食ってる菓子とか頬いっぱいに溜め込んでるとか…あと臍出して寝るのもかな?(髪を指に絡めながら小首傾げ)」
米「最後は癖じゃなくて寝相じゃないか(唇を尖らせて頬を膨らませ)」
仏「その寝相の時にいつも布団かけてやってる身にもなって欲しいもんだね(やれやれと肩を竦め)」
米「むぐぐ……っ!(悔しそうにドーナツを頬張ってコーヒーを一気飲み)」
諾「あ、ほんとだ。めっちゃ食ってる」
仏「でしょー?」
米「ふへひゃひゃいんひゃひょ!!(モゴモゴモゴモゴ)」
諾「何か言ってるかわかんねえがなんかめんげえなってのは分かる」
仏「こらこら北米クラスタ。あんまりうちのアメリカ虐めないでやってね?(くすくすと笑いながらカップに口をつけ)」
米「(ごくんっ)……ドーナツが甘くて美味しいからつい食べてるだけだぞ(ぷくりと頬が膨れ)」
諾「そういう事にしてやるか?」
仏「そういう事にしてやりますか」
米「みかんのみ」
仏「さ、アメリカが不貞腐れてめんどくさi退屈しないように次の質問お願いするよノルウェー」
米「(今面倒って言い掛けたんだぞ……)」
諾「んだんだ。ほだら次の質問」

Q19 相手のすること(癖など)でされて嫌なことは?
米「……素面の時にキスマーク付きそうになって思い留まるのは止めてほしいんだぞ。最近は減ったけど(グラスゼリーを見つけて手繰り寄せながら)」
仏「へ?嫌だったのお前(ハンカチで口元を拭いながらアイリスを瞬かせ)」
米「どうせなら君のものだってキスマークつけてくれて良いんだぞ(グラスゼリーを掻き込み)」
諾「俺からすればフランスばキスマークつける方が珍しい気がするが…」
仏「まあ昔付き合ってたマドモアゼル達は長い付き合いはなかったし執着しないようにって戒めもあったからね(ハンカチを畳みしみじみと思い出し)」
米「ん、だから初めてキスマークつけてもらった時は驚いたし、嬉しかったよ。やっと君のだって言われた気がして(照れ隠しにクッションを抱き締め)」
仏「……(真顔のまま畳んだハンカチをくしゃりと握りしめ)」
諾「おい顔。顔が怖いべフランス」
米「……あれ、俺変なこと言ったかい?(首傾げ)」
諾「…(ふうっと小さな溜息をつき)そこは義兄譲りけ」
米「あんな鈍感と一緒にしないでくれよ!(ぽこぽこ)」
仏「俺はお前に日本のこの言葉を贈るよ…目くそ鼻くそ笑うってね(ぐぐぐっとハンカチを掴む手に力が篭もり)」
諾「落ち着けここでおっぱじめようとすんな(早口)」
米「(フランスの圧に負けてソファーの上で少し後退し)ほ、ほら!フランス!君答えてないよ!!」
仏「ハッ!?い、いけないいけない。危うく衝動のままにとんでもないことをやらかしそうになったよ…うっかりうっかり☆(正気に戻ったのかてへぺろと舌を出しながらくしゃくしゃになったハンカチをテーブルに置き)俺はねえ…あ、あれだ。一応男としてのプライドってのがあるからお姫様抱っこは止めてからい(再び真顔に戻る)」
米「とんでもないことがちょっと怖すぎるけど……お姫様抱っこ嫌だったのかい?(きょとりと目を瞬かせ)」
仏「力の差ってのはあるけどさあ、改めて呆気なくされてしまうとなんかこう…ねえ?(ノルウェーに同意を求めるように天井に向かって話しかけ)」
諾「俺はあいつよりちっせえからノーコメント(ばっさり)」
米「フランスって俺より軽いし、ひょいっと持ち上げられちゃうからね!……それに、君だって俺のことお姫様抱っこするじゃないか(クッションを抱き締めたままコーヒーを飲み)」
諾「…フランスが、アメリカを?(聞き流せなかった様子)」
米「最近味占めてよくやられるんだぞ(真顔)」
仏「お兄さん意外と力持ちだから☆(ウインク)」
諾「あー…まあおめは一応は騎士の国だったし重てえ剣とか使ってた時代もあったから出来ねえことはねえのけ。しかし想像が出来ねえな」
米「だろ?あんな細っこい腕で俺を持ち上げるとか信じられなかったよ、俺も(肩を竦めて苦笑を浮かべ)」
仏「むむっ。そんなに信じられないなら今ここでお姫様抱っこを披露してやってもいいんだよ?(腕まくりして気合を見せ)」
米「アー……いや、俺は構わないけど……(扉や窓のない壁へ視線を泳がせ)ノルウェー、見てみたいかい?」
諾「別に俺は見ねくどもえ…って、もうやってんでねえか(ツッコミ)」
仏「(肩と膝下に腕を回し1度胸元で抱え直し)長いことは出来ないんだけどね。…んー、ちょっとは痩せたのかな?」
米「(フランスの首に両腕を回し)痩せた、というか……前にフランスが俺んちで、会議中に栄養バランスがどうのってご飯作ってくれた余り食べてたからじゃないかな?……胸周りとお尻は逆に脂肪ついちゃってるんだぞ……」
仏「あー、あの時のね。確かにそこら辺は触り心地良くなったよね。お兄さんの努力の賜物かな?(無防備な胸元に顔を寄せ谷間の部分に布越しにキスを落とす)」
米「ッん(胸の谷間に与えられたキスにぴくりと腕が震えてきつくしがみつき)……君のお陰で、心も体も女のコみたいな気分だよ」
仏「ふふ、(胸元に寄せていた顔を離し瞼に鼻先、唇にリップ音を立ててキスを贈り)…女のコにされちゃう気分は?」
米「(擽ったそうに笑って身を捩り)……変なことに、君に女のコにされるのは凄く、気分が良いんだぞ」
仏「それはそれは。光栄の極みでございます、姫(ふわりとアイリスを柔らげ金糸を揺らしながら微笑み)」
米「うむ、では君に褒美を取らせよう(そう言いながら唇にキスを贈り)……なーんてね(照れ臭そうにはにかみ)」
諾「おめら、1問ごとにイチャつかねえと死んでしまうのけ?」
米「え?今のイチャついてた扱いになるのかい?(天井を見ながら)」
仏「北欧はそういった事には割と淡白なのかな?(アメリカを抱え直しながら小首を傾げ)」
米「やっぱり国や地域が違うと考え方も違うんだね(抱え直されてもう一度きちんと首に腕を回し)」
諾「…姫様抱っこが出来たのは分かったからとりあえず次の質問さすっから座り直せ」
仏「はーい(アメリカを抱えたままソファーに座り)」
米「よっと……脚、痛くないかい?(尻の位置を調整しながら)」
仏「平気平気(ひらひらと手を振り)…乗られるのは夜で慣れてるしね?(人の悪い笑みを浮かべ)」
米「フランスのえっち(苦笑しながら)」
諾「………20問目」
米「ノルウェー、疲れてきてるのかい?アイス食べると良いんだぞ」
仏「それかチョコレートとか食べるとか。頭が糖分欲してるのかもね」
米「サルミアッキよりチョコレートだね。ほら、チョコレートあるなら食べた方がいいんだぞ」
諾「頭使わせてる原因がなんか喋ってる…鬱だ続けよう(棒読み)」

Q20 貴方のすること(癖など)で相手が怒ることは何?
米「怒ること?……ンー、なんだろ(考えるように首を傾げ)」
仏「怒るってのはないけどたまに食べてる時にお前なんか睨んでくるよね(顎に手を添え不思議そうに小首を傾げ)」
米「睨んでるんじゃなくて、君の食べ方がセクシーなだけだよ。……変な虫が君に群がったらどうするのさ(むっすりと眉間にシワを寄せ)」
仏「虫ってねえ…お兄さんお前よりも長いこと生きてんだからそこらへんは避ける術は知ってるっての(眉間に軽くデコピンし)」
米「あだっ(眉間を手で押さえ)……そうだけどさ。前だってデート中に食事してたら女の子のグループがきゃあきゃあ言ってたじゃないか……」
仏「まあお兄さんは自他共に認めるモテぶりだけどね!!(渾身のドヤ顔)…その後お前が不貞腐れてたからちゃんとマドモアゼル達の前で俺が誰のものかって教えてやったじゃない」
米「……そうだね、息の仕方を忘れるくらいに濃厚なキスが待ち構えてたよ(思い出して首筋まで赤く染まり)」
諾「公の場で何してんだおめら(真顔)」
米「何って、キス?(首傾げ)」
仏「まあ確かにマドモアゼル達には少々刺激が強かったのは認めるよ(苦笑い)」
諾「……。…アメリカばなんか怒られたことあるけ?」
米「怒られた記憶があんまりないんだよなあ……泊まってる時にゲームしながらご飯食べてたら、行儀悪いから止めろって言われたくらい?」
仏「俺じゃなくてもそれは誰だって注意すると思うよ。自分が作った料理をそんな風に食べられちゃあ…ねえ?(同意を求めるように天井に声を掛け)」
諾「まあ間違いなく日本は怒るだろうな。食べる事に集中しなさい、てか」
米「えー、新作出て続きが気になってたから仕方無いんだぞ!というか、うちは片手間に食べられるものばっかりだから(誤魔化すようにテーブルに手を伸ばしてお菓子の群れに突っ込み)」
仏「それとこれとは話が別だろ。…次、またながらでお兄さんの料理食べてみろ。暫く作ってやらないからな(ジト目)」
米「(腕がピタリと止まり)……ぜ、ゼンショシマス」
諾「…こりゃこりずにまたやるパターンだな」
米「しないよ!……多分(ごにょり)」
仏「(溜息をつき)料理お預けでも駄目なら何が効くんだろうねえ。…この駄犬には、ね(眼下の空色をどこか加虐の色を含んだアイリスが見下ろし冷淡さを含んだ声色で吐き捨てるように呟く)」
米「(ぎくりと身体が強張ってフランスの膝の上で姿勢を正し)ご、ごめんよ……もう、しないから……(叱られた犬のようにしゅんと縮こまると許しを乞うように身体を擦り寄せ)」
仏「(見下ろしていたアイリスが普段宿している淡い色に戻り)そう。分かればいいんだよ(にこにこと笑みを浮かべながらアメリカの頭を撫で)」
諾「…いったい今何があったべ(真顔)」
米「な、何もないよ!(頭を撫でられて心地良さそうに目を細め)」
仏「そうそう。だから進行続けてもらっていいよ(天井に向かって撫でていない手を振り)」
諾「…(本日何度目かの溜息をつき)」
米「溜息吐かれても困るんだぞ……(天井を見上げながら)」

Q21 二人はどこまでの関係?
仏「まあ行き着くとこまで行った…と言うか夫婦そのものなんだよねえこれが(くすくすと笑いながらアメリカの顎下を撫で)」
米「(顎下を撫でられる擽ったさにもぞもぞと身動ぎ)そうだね、国の化身だから籍は入れられないけど……夫婦そのものだよね」
諾「あ(ふと2人の会話に何か思い出し)そうだおめら。例の子供だがなんやあいつら。挨拶がわりに突然キスされたがあれはおめらの教育け?」
米「それに関してはあの子達が勝手に色々覚えてしまったというか……(困ったように眉間にシワが寄り)」
仏「アイスランドと一緒の時にされたんでしょ?うちの子達がごめんね。ふたりにはちゃんと叱っておいたから(申し訳なさそうに頭を掻き)」
諾「おう言っておけ。はじめましての挨拶がてらに舌入れてキスするのはやめろと言っとけ。割と上手かったのがフランスの因子さ感じられて俺は複雑だったべ(ゲンドウポーズ)」
仏「…サントルが言ってたよ。アイスランドの唇柔らかかったし見た目が美人だからそそったーとか(視線逸らし)」
米「ほら、やっぱり君に似てるんだよ。ナンパなところは似ないようにって目を光らせてたのに……(ぺしぺしとフランスの顎を軽く叩き)」
仏「ううっ、ルイだってお前の強引さを受け継いでんじゃん!物事無理矢理終わらせるところもあるじゃん!!(顎を軽く叩かれながら反論を繰り出し)」
米「あれほど雑な論破もないけどね!ルイジアナは君の口の回るところ引き継いじゃってるし、サントルは君のナンパなところ引き継いじゃってるし!(ペシペシ)」
仏「だったらサントルの考えなしに空気読めない発言したりとかルイの欲に忠実過ぎるところはどうなんだよ!完全にお前譲りですどうもありがとうございました!!(負けじとほっぺたをむにりと摘み)」
米「その癖美貌は君譲りと来た!なんなんだよもう!!(頬を摘ままれながらも顎をうりうりと撫で)」
仏「サントルは確かに俺似だけどルイは違うだろ!!お前に似てどこかサントルより童顔チックで天真爛漫、そんで直接触ったことないけど抱き着かれた時の胸の感触!あの柔らかさは間違いなくお前譲りだからね!!可愛いを継承してんなよおこだぞ俺は!!(顎を撫でられながらも頬をふにふにと弄り)」
米「はー、これだから無自覚は!サントルの甘ったるい笑みを思い出してごらんよ完全に君譲りの美貌だし、女騎士のような振る舞い!まったくセクシーさの因子を増やさないでくれるかい心臓に悪いんだぞ!!(顎髭を擦りながらも反論)」
諾「おめらは喧嘩してるのか褒め合ってるのかなんなんだべ(正論)」
米「……あれ?」
仏「……うん?」
諾「無 自 覚」
米「あれ?で、なに聞かれてたんだっけ?(首傾げ)」
仏「どこまでの関係かって話だけど…一部の国の化身には内緒だけど子供ふたり作ってるあたりでまあ察して、てね(ウインク)」
米「そうだった。夫婦ってのはいつもの面子には周知の事実みたいになってるけどね(恥ずかしそうに笑い)」
諾「んと、子供作るほど相手さ股をガバガバ開いて容赦なくちんこぶっこむくらいの仲、と(ペンを紙の上に滑らせる音が部屋に響き)」
仏「言い方(真顔)」
米「俺はビッチじゃないんだぞ(真顔)」
仏「お兄さんに関しては間違ってないってのがね(真顔)」
米「容赦なく挿れらるとぶっ飛んで気持ちいいんだけどね(ぼそり)」
諾「…おいアメリカ。今の発言には言及した方がええか?」
米「……完全に無意識だったからスルーしていいよ(真顔)」
仏「ふふ…(にこにことふたりの会話に笑みを携えたまま)」
米「な、なに笑ってるんだよ(うりうりとフランスの胸元に頭を押し付け)」
仏「いんやー、なーんにも?って擽ったいよアメリカ(胸元に髪が掛かり擽ったさに身震いし)」
米「ン、擽ったいのかい?……可愛いんだぞ(わざと更に頭を押し付け)」
仏「こらこら、擽ったいって言ってるだろ…!(頭をやんわりと押しながら吐息混じりに笑いを漏らし)」
米「へへっ……フランス、可愛いよ(頭を押されながらにへにへと笑い)」
諾「……(ずごごごとストローで何かを啜る音が部屋に響く)」
米「……ノルウェー、今度は何吸ってるんだい?(にやけたまま壁へ視線を向け)」
諾「…シュナップス(ずごごごご)」
仏「ストローでアルコール度数高いの飲むあたり本当にザルだよね、北欧(真顔)」
米「前みたいに酔っても知らないんだぞー(いつぞやのクリスマスを思い出しながら)」
諾「呑まれるような酒ばしてねえから安心しろ(ずごー)」
米「それならOK(壁に向かってサムズアップ)」
仏「酔っ払いの介抱は大変だからね。ましてや俺達ここに閉じ込められてるしね(肩を竦め)」
米「酔っ払って閉じ込められる前に、さっさと次の質問してくれよ(肩を竦め)」
諾「(啜る音が止まり)…次。22問目」

Q22 二人の初デートはどこ?
仏「これは付き合う前からもカウントされるのかな?(首傾げ)」
米「そうなるともう俺覚えてないんだぞ……フランス、覚えてる?(空色を瞬かせ)」
仏「2人で出掛けるってのがデートになるならあれじゃない?お前がまだ俺の膝下くらいの時に坊ちゃんの誕生日プレゼントを買うの付き合って欲しいって言われて買い物付き合わされたのが最初かな?(うーんと唸りながら)」
米「ああ!まだふたりとも時々しか来れなかった頃の!(きらきらと瞳が輝き)正式なのじゃないけど、祝われてるって聞いて俺も!ってフランスに無理言って街まで一緒に行ってもらったんだっけ?」
仏「そう、それそれ。色んな店巡ってあーでもないこーでもないって言って気がついたらまる一日買い物付き合わされてたっていう、ねえ?」
米「へへっ、結局買ったのは俺の両手に収まるくらいのテディベアだったけど……イギリス、めちゃくちゃ喜んでたんだぞ(思い出してくすくすと笑い)」
仏「そりゃそうさ。なんせ可愛い義弟が自分のためにと買ってくれたものだもの。…ま、あの時の坊ちゃんの感動のあまりに顔面崩壊したのは笑えたけどね(皮肉な言葉を発するもどこか楽しげに)」
米「ふたりともこっちに来ると俺の家に泊まってたろ?暫く俺んちのダイニングテーブルにテディベアが居座ってたんだぞ(子供の頃のリビングを脳裏に浮かべ)」
諾「…それはどっちかってえとはじめてのおつかいでねえの?」
米「……まあそうとも言う(真顔)」
仏「色気もへったくれもないね(真顔)」
米「付き合い始めてからだと……あれ、あれってデートなのかい?ほら、フランスの家で使うからって俺用の食器買いに行ったやつ」
仏「んー、そうなるのかもね。とりあえずお前は目を離すとクソダサい目が痛くなる派手な物しか選ばないなと改めて認識したわ(ジト目)」
米「え、格好良いだろ?派手で見栄えのいいネオンカラーとか最高じゃないか(いい笑顔)」
諾「アメリカだからな」
仏「アメリカだからね」
米「俺だからで納得されるこの風潮」
仏「まあクソダサい食器は俺が却下したけどね。食事くらいは目に優しいものを見ていたい(切実)」
諾「なおアメリカの家のお菓子ば」
米「カラフルなケーキ、美味しそうだろ?(穢れなき輝いた瞳)」
仏「インスタばえしていいんじゃナイデスカネー」
諾「ばえー(棒読み)」
米「これでいいね数もバッチリさ!(サムズアップ)」
仏「…ノルウェー。次の質問に移ろうか(げっそりした表情を天井に向け)」
諾「んだな。想像するだけで胃がもたれんべ」
米「虹色ケーキとか美味しいのに……」

Q23 その時の二人の雰囲気は?
Q24 その時どこまで進んだ?
諾「内容が被りそうだからまとめたべ」
米「これ、つまりはデート中どんな雰囲気でどこまで行ったかってことだろ?」
仏「さっきの食器買いに行ったのがそれなら…まあ買い物中は俺がアメリカの選ぶ食器査定に必死だったってのとキスとかはしたけどセックスは帰ってからすぐに…って感じかな?」
米「だね。キスされてムラムラして、家に戻って食器をテーブルに置いたら俺が押し倒してたんだぞ(フランスの身体に寄り掛かりながら思い返し)」
仏「流石に公の場でキス以上のことは出来ないからね。俺も片付けたらセックスしようかと考えてたら襲われてたんだよねー(けらけらと笑い)」
米「とにかくフランスに触りたくて、床なのお構いなしに押し付けて……って感じだったよね(苦笑を浮かべ)」
諾「…実はアメリカば襲うこどって多いのけ?」
米「(指折り数え)……6:4くらいの割合で俺じゃないかな」
仏「前は俺がちょっかい出してってのが多かったけどね☆」
米「ちょっかい出されて俺に火が点いて、ってのが一番多い流れだと思うんだぞ」
諾「ならおめが襲うのはフランスがそうさせるよう仕掛けてるってこどか」
仏「マネー」
米「ダネー」
諾「…(互いに満更でもねえってのがなあ)」
米「ノルウェー、黙り込んでどうしたんだい?(天井へ視線を向け)」
諾「いや、本人達が幸せなら何よりだべ(とぷとぷとグラスに何かを注ぐ音が聞こえ)」
米「ははっ、まあね!(注ぐ音に反応するようにカップに手を伸ばしてコーヒーをごくごくと飲み)」
仏「まさに俺たちは今リア充爆発しろと言われちゃう側だよねー(同じくカップを手に取り残っていたコーヒーを飲み干し)」
諾「本気で爆ぜろればええのに…フランスの股間が(真顔)」
仏「やめて(真顔)」
米「(カップに唇をつけたまま)……フランスの股間が爆発したら女のコになっちゃうね(によによと笑みを浮かべ)」
仏「お兄さんのお兄さん無くなったらお前を満足させられないでしょ!!いい加減にしなさい!!(頭抱え)」
米「……それは困るんだぞ(もにょり)」
諾「…なんなんだべこれは(真顔)」
米「フランスのフランスは重要だったって話(真顔)」
仏「お兄さんのバベルの塔よろしくエッフェル塔は爆発ダメ絶対な話(真顔)」
諾「……(じゅるじゅると飲み物を啜る音だけが響き)」
米「ノルウェー、音凄い響いてるよ(天井から壁へ視線を動かし)」
仏「飲むペース早いよねほんと」
諾「うるへえ、ふひはふひ(ストローを咥えがじがじと噛んだまま)」

Q25 よく行くデートスポットは?
米「お互いの家が一番多いんじゃないかい?」
仏「うんうん。だいたいどちらかが家に来て買い物や食事してから自宅へ〜って流れだよね」
米「時々有名スポット行ったりはするけど……(コーヒーを飲み終えてお代わりを注ぎ直し)」
仏「途中でどっちかがムラムラして自宅まで我慢出来ない時は近くのトイレだったりホテルに泊まったりはするかな(カップのふちに指を這わせ)」
諾「そこは我慢出来ねえのか」
米「うん」
仏「無理なものは無理だね」
諾「即答け」
米「嘘吐く程じゃないしね、事実だし」
仏「それにノルウェー自身なんとなく分かるでしょ。前に公開プレイした仲だし」
諾「した仲でねくで見せられた、なんだがな(ふーっと息を吐き)」
米「まあまあ、そんな固いこと言わないでくれよ。俺たちの秘密知ってる仲だろ?(もぞもぞと尻を動かし)」
仏「互いに性癖見せ合った仲じゃない。仲良くしようよ(アメリカを抱え直し座り心地の良い姿勢を模索し)」
諾「俺は性癖さ見せてねえ(びしゃり)」
米「(きちんと座り直すと耳を赤くし)は、早く終わらせようじゃないか。……ここ、トイレないし、コーヒーがぶ飲みしすぎてトイレ行きたくなってきたんだぞ……」
仏「…そういやこの部屋、トイレないよね。ノルウェー。お前のほにゃらでトイレとか作れない?(天井に向かって声を掛け)」
諾「……(ぱちんと指を鳴らすと部屋の隅に扉が現れ)」
米「!サンキュー!!(フランスから飛び降りると全速力で扉に向かう)」
仏「……(全速力で向かったアメリカに遅れて腰をあげようとしたがすぐに思いとどまり)」
諾「ここはおめらの家でねえからな。先に釘刺しとくべ(びしゃり)」
米「(比較的すぐに戻ってくるとスッキリした様子を見せ)あー、助かった。膀胱破裂するかと思ったよ(何食わぬ顔でフランスの膝に座り)」
仏「お、おかえりー(震え声)」
米「ン、ただいま。……ああ、重いかい?ごめんごめん、今退くから……(軽く腰を浮かし)」
仏「(離れていく腰を掴み)別に座ってても大丈夫だから。…っぶねえ。危うく一緒にトイレ入りそうになったわ(ぼそり)」
米「(きょとりと目を瞬かせるも少し照れたように笑い)……一緒に来てくれても良かったんだぞ?」
諾「そんでトイレで1発か」
仏「間違っていないけどどストレートだねノルウェー(真顔)」
米「君は恥じらいがないのかい(真顔)」
諾「公開プレイした奴らに羞恥心を説かれてもなあ…」
米「それはそれさ(視線逸らし)」
仏「さ、次の質問に行こうよ(視線逸らし)」
諾「………(一瞬の沈黙を置き)」

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