クトゥルフしようぜ!

クトゥルフTRPG二次創作 2016/5/5
アーサー、探偵(ひかるさん)
菊、薬剤師(おぼろ)

*
5/5

【本田菊は一人暮らしである。とある12階建てマンションの5階、そこが彼の住まい。
彼は友人であるアーサー・カークランドを自宅へ招待し、一緒に遊ぶという約束を取り付けていた。菊の部屋には必要最低限の調度品しかないが、趣味で購入したテレビゲームなどは置いてある。それを話のタネにしたのは、何か理由がないと申し訳ない気がしたからだ。】

「……さ、流石に部屋は片づけましたし邪魔になるものもありません……うう、お友達を呼ぶなど小学生以来です……い、今から緊張してきました……(うろうろと部屋を行ったり来たり)」

【さて、その来客であるアーサー・カークランドだが、彼は住所と部屋番号が書かれた紙を片手に親友である本田菊の部屋の前に神妙な面持ちで佇んでいる。
何せこのアーサー・カークランドという男。今まで家で遊ぶなどという親しい仲になったものは生まれてこの方巡り会うこともなく、所謂ボッチライフを20年以上楽しんでいる男なのだ
はじめての『お友達』のお誘いに、緊張と喜びがめまぐるしく彼の頭をかき混ぜ、なんとか動かない頭と足でここまで来られたのだが、直前にして足踏み状態となっているのだ。】

「(……こういう時の第一声ってなんて言えばいいんだ?)あーやべえどうすりゃいいんだよクソッ。やっぱ薔薇の花束だけじゃなくてスコーン焼いてくればよかったのか!?」

菊:おや、玄関で何か聞こえましたか?(聞き耳)
  1D100 = [5] = 5 <=75 <成功> クリティカル!

【うろうろと部屋を歩いていた菊の足がふと止まる。玄関の外で声が聞こえたような気がしたからだ。……いや、聞こえたような気がしたのではない。菊は確信した。確実に”彼”が遊びに来たのだ。
なるべく平静を保ち、菊は玄関へ向かう。チェーンロックを外し、扉を開いた。】

「アーサーさん!ようこそいらっしゃいました!遠路遥々、お疲れ様です。(にっこりと笑いながら)」
「おわあ!?(突然開いた扉に驚きの声を思わずもらす)き、ききキク!本日はオヒガラモヨク…じゃねえ!今日はお招き頂き誠にありがとうございますっ、か?」
「ふふ、大丈夫ですよ。難しい言葉は日本人ですら用法を間違えるものです。……特に面白みのある部屋ではありませんが、どうぞゆっくりしていってください(と言ってスリッパを用意)」
「あ、ああ……じゃあ、お邪魔するぜ。っと、その前にキク、これ(赤い薔薇の花束を差し出す)」
「おや、ありがとうございます。素敵な薔薇ですね、見事に咲き誇って……明日にでも花瓶を買ってこないといけませんね(花束を受け取りながら)」
「た、たまたま通りかかった花屋でたまたま買いたくなって買っただけだからなっ!(ぷいっと視線そらしながらもほんのり顔が赤い)まあ、喜んでくれてなによりだ」
「ふふ、たまたまですね。それでもありがとうございます、花、癒されていいですよね……あ、此方です。」

【菊はアーサーの前を先導しながら短い廊下を抜け、仕切り扉を開く。キッチンとリビングを区切るカウンターテーブル、リビングの一番奥には低めのベッドが置かれている。ベッドに寝転ぶとテレビが見易そうだ。テレビ台の前には小さなガラステーブルが設えられていた。
窓はベッドの傍にひとつ。窓というよりも、洗濯物を干すためのスペースへ出る硝子扉である。
テレビ台の下には本が整理されておかれている。専門書らしきものに混ざって漫画があるのは、恐らく彼の趣味なのだろう。】

「ん、(先導するキクの後ろから物珍しそうに部屋の内装をキョロキョロと見ている)」
「アーサーさん、一人暮らしの部屋珍しいですか?(にこやかに)」

アーサー:つい癖て目星しちまうだけだからなっ(目星)
  1D100 = [9] = 9 <=75 <成功>

【▼アーサーは本棚に並ぶ本や漫画に混ざって、少しばかり過激な青年漫画を発見した!】

「いや、お前が住んでる家だからこそ気になるっつーか…(キョロキョロしていたことに気付かれたことにちょっと恥ずかしい様子)adultcomic……(思わず声に出してしまう)」
「!?はっ、ここここここれはですね!以前ジャ○プで掲載されていたものをそのまま続けて読んでいて他意はなくてですね!!!!」
「?なんで焦ってるんだ?キクだって大人なんだから成人向けの本の一つくらい持ってるだろ。(けろりと)」
「いっ、いえ!アーサーさんには、あの、私のそういう部分……お恥ずかしくて、伝えられなくて、ですね……(顔が真っ赤)」
「俺はキクのすべて、見たいんだけどな。(せつなそうに目を細めてキクを見つめる)…心配するなよ、どんなキクの一面を見たって軽蔑なんてしねえ」
「……お、オタク趣味ってご存知ですか……私、そういったサブカルチャーが大好きでして……(視線に耐え切れず思わず視線を逸らして)あっ、わ、私ったらお茶も出さずに!少々お待ちくださいね!(キッチンへ逃げ込む)」
「otaku?ああ、日本が誇るsubculture…ってキク(キッチンへ向かおうとしているキクに声をかけるが間に合わず)…って、いっちまった。…そんなに隠したいものか?(本棚からとらぶ〇の1冊を適当に取り出し読んでみる)」
「っはああああ……ま、まさかこんなところでオタバレしてしまうとは……!何たる不覚……っ、オタクとは縁遠いアーサーさんには隠し通したかっ……(麦茶を入れたグラスを持って)▼○×◎※*!?(堂々と読むアーサーさんに驚きすぎて声が出ない)」
「ん?キク、どうした(驚いた様子のキクを不思議そうに見つめている)」
「ちょっ、あっ、アーサーさん!?えっちょっと待ってください読んでっ!?えっ!?(慌ててグラスを置き漫画を覗き込み、若干過激なシーンだったので赤面)」
「んー、絵柄はなんつーか流石日本のAnimeって感じだな。ファンタジー要素が多いし、何よりご都合主義な展開だがこのボディーラインは悪くない。(冷静に分析し始める)」
「なっ、なななななんでそんなに冷静なんですか貴方!私っ、これ読みながら激しくドキドキしてたんですよ!!ああっ、はっ、恥ずかしい……!!!」
「…へえ(何か企んでいる楽しそうな表情を浮かべる)つまりキクはこんなシチュエーションが好きだってことか。(触手シーンを開き、見せながら)それともされたい願望か?」
「うぐ……す、好きとか嫌いとか……そういうことではなくてですね、……っ!!(ぼぼぼっと湯気が立つくらいに顔を赤らめ)あっ、アーサーさんのえっち……!!」
「そういうことじゃなくて…(向かい合うキクの腰に片手を回し、抱えるように)どういうことなんだよ、キク?(いつもとワントーン低い声で)」
「っ、あっ、さーさん……!私たち、お友達……でしょう?そのっ、近いです……(これではまるで、恋人同士の距離ではありませんか……!)」
「ふっ……くっくっくっ、悪い悪い。(可笑しくて思わず笑いながら腰に回した腕を開放する)お前の反応がつい可愛くて、な」
「〜〜〜〜〜っ!?かっ、可愛くないですよ!私は男です!(ぽこぽこ)」

アーサー:なあ、キク。今何考えてるんだ?(心理学)
  1D100 = [46] = 46 <=70 <成功>

【アーサーは「菊がこの距離感では恋人同士ではないか」と考えて赤面しているのでは?と気付いたようだ……】

「…キク、嫌だった、か?(キクの顔色を伺いながら)悪い、俺はこうして誰かと遊ぶってこと、はじめてで、つい…」
「……!(そんな表情にはっとして)い、いえ……私もお友達と遊ぶなんて久方振りで……思わず……ごめんなさい、嫌だったんじゃないです。その、あ、アーサーさんのような整った顔のお方に迫られると、その……(もごもご)」
「…自分の顔を鏡で見直してこい。俺よりもお前の方がだいぶ整ってるだろ。(ぷすーっと少し呆れた様子)ん、嫌じゃない、ならいい」
「ふふ、日本の美しいと英国の美しいはまた別なのですよ?……私は、アーサーさんのお顔が好きですから(無意識に)」
「!?(不意打ちの褒め言葉に赤面し、片手で口を覆う)くそっ……キクの、ばか」
「……え?私、何か変な事口走りましたか……?(ベッドに座りながら)」
「(ぶんぶんと頭を横に振って)…いや、うん。なんでもねー。……どこか、座っていいか?」
「ああ、そうでしたね。一人暮らしで人も呼ばないので……ベッドで宜しければ(ぽんぽんと隣を叩いて)」
「おう、じゃあ隣邪魔するぜ(ぼすんと隣に腰掛け、落ち着くとやっぱり部屋の中をキョロキョロ見る)」
「遊ぶ、と言っても……ゲームが少しある程度なので、お話するくらいしかないのですよね……ふふ(キョロキョロしている姿に微笑みながら)」
「ん。gameか。昔は義弟達にせがまれてやったことは何回かあるけどな(思い出すように顎に指を添える)」
「では簡単なゲームでもやりましょうか。ちょっと待っててくださいね……」

【菊はテレビ台の下、収納スペースに掛けられた布を上げる。中にはごちゃりと雑多にゲーム類が押し込まれていて、ところどころコードが絡まっていた。その隣にあった大きめの箱を引き出すとそれを自身の隣に寄せた。】

アーサー:いろいろgameってあるんだな(目星)
  1D100 = [12] = 12 <=75 <成功>

【先程の箱にはゲームソフトが詰め込まれていたようだ。アーサーがそっと覗き込むと、格闘ゲームやRPGに紛れR-18やR-18Gの作品が混ざっていることに気付く】

「……いろいろな趣味をお持ちなようで(R18とR18Gのソフトに手を取りながら)」
「え?(振り返り)……うわっ、ああああ!!!それはっ、それはだめです!返してください!!」
「(キクの届かないように背伸びしてソフトを持った手を天井に向かって上げる)さっきの漫画といい、このゲームといい、キクは欲求不満、か?(にやり)」
「ちっ、違います!いや違わなくないですけど!一応私も男ですから!!(慌てて手を伸ばす)」
「別に隠すことはねえよ。……なんなら今ここで欲求を放ったっていいんだぜ?(手はそのまま上げ、にやにやと笑う)」
「(手がぴたりと止まり)……え?あ、アーサーさん……あの、一緒にやるんですか……?(エロゲーを)」
「俺はお前と遊べるならなんでも構わねえぜ(さらっと)」
「(……え、お友達と一緒に遊ぶとエロゲーで遊ぶんですか……?ふ、深いですね……)では、あの、やりましょうか……」
「ああ、ところでこれ全員未成年か?(パッケージの女の子の絵を指さしながら)あと、パッケージ裏にあるBL?モードってなんだ?」
「いえ、女の子たちは皆18歳以上ですよ。じゃないと規制に引っ掛かるので……って、あああその文言はお気になさらず!!ぼーいずらぶですはい!」
「日本の絵ってのは幼いよな。BoysLove?BOY?(よくわかっていない)」
「わわわわわ、わからない方が幸せなものってあると思いますよ!さあやりましょう女の子とイチャイチャを!!…………(セーブデータがまさかのBLだったので硬直)」
「?登場人物がみんな男にしか見えねえが……(不思議そうに)」
「………(頭を抱え)………アーサーさん、私は貴方に謝らないといけません。これ、男性同士の恋愛のセーブデータです……本当に申し訳ありません……」
「男性同士……キクは、ゲイセックスに興味もあるのか。(ほほうと言った表情)」
「興味というか興味本位ですよ!ほら、二次元ならば何でもありではありませんか!!ね!!(大混乱した様子で)」
「そ、そうなのか?まあ、折角だからゲイセックスルートでも見てみるか(淡々とスタートボタンを押す)」
「ああああああああっ!!!!!???(数回の選択肢で濡れ場らしき部分が始まり)……ひ、ひとりでなら、一人でなら見れました……アーサーさんが一緒とか何ですかこれ恥ずかしすぎて死にそうなんですけれど……!!」
「へえ、voice付きか。(流れてくる映像や音に冷静に視聴しながらボタンを押していく)しかし、こんな声出して鳴く奴は現実にいねえだろ。さすがゲームだな」
「え、そうなんですか!?てっきり私はこれがそういうものなのかと……!!(好奇心には勝てなかったのか驚きに満ちた表情で)」
「ああ。どちらかというともう少し喉に引っかかるかんじだな。苦しいのもあるし、気持ちいいってvirginの奴が普通あんな下準備ではならねえよ。こいつ絶対はじめてじゃねえ、ヤり慣れてやがる(淡々と考察)」
「ほ、ほうほう……!……って、あれ、アーサーさんお詳しいですね……え、ご、ご経験……あるのですか?(恐る恐る)」
「……言っとくけど、俺は掘られるのも掘る方も体験したことはねえよ。見たことはある(コントローラーのボタン押してページめくり)」
「みっ!?えっ、そっちの方が驚きなんですけれど!……でも、ふふ、そうでしたか……(気付かれないように小さく微笑みながら)」
「……昔、兄貴に無理矢理パブでやってるその手のショーを見せられたんだよ。そりゃもう、下品なショーだったがな」
「……そ、そうでしたか……申し訳ありません、興味本位でそんなことをお伺いしてしまい……そうですか、美しいだけではないのですね……」
「いや、構わねえよ。娯楽のためのゲイセックスのショーだったからな。けど、これみたいに愛があるならこんなキラキラしてんだろうな(少し羨ましそうにゲーム画面を見ている)」
「(ぽすりと隣に座りアーサーさん頭を撫で)……愛って、本当に大切なスパイスなんですね。私もそういった巡り合いがあれば、愛を大切にしたいと思います……」
「ん…(頭をなでられて気持ちよさそうに目を細め)巡り合わせ、か。…………」
「ええ。日本語にはこんな四字熟語があります。一期一会、出会いを大切になさい、と。だからそういった出会いも、大切にしないとですからね……」
「……なら、こうして俺とお前が出会ったのも『イチゴイチエ』、ってやつか?」
「ええ、もちろんです。一期一会。私がアーサーさんに出会えたことを感謝しないといけませんね。それに、友達になれたことも……(静かに微笑み)」
「……そう、だな(一瞬何か言おうとしたが悟られないようにすぐに柔らかな笑みを浮かべる)」
「?アーサーさん?……何か、言おうとしませんでしたか……?(少し心配そうに眉根を寄せ)」
「いや、何でもない。……ところでこいつら、なんでコンドームつけてねえんだ?(ゲーム画面見直して真剣な疑問を浮かべる)」
「あっ、と…………ゲームだから、ではないでしょうか…………(しまったそういえばBLゲーをやっていたんでした……!!)」
「……中出ししたら腹壊すんじゃねえか?(ヘブンなシーンにも太い眉一つ動かさない)」
「ふぁ、ふぁんたじぃだから……大丈夫です……!!(耳まで真っ赤になり両手で顔を覆いながら)」
「そして処理せずに2回目か……完全にこれ、終わったらトイレと友達コースだよな(ページめくりながら)」
「ゲームに現実を……持ち込んではいけませんよ……!(顔を隠したまま額をアーサーさんの肩に預けながら)」
「……つーか、タチの方は絶倫か?まだヤるのかよ、それともネコとの身体の相性悪いんじゃねえのか(キクの方に体を傾けながら)」
「なんでしょうか、これ……滅茶苦茶一人で真っ赤になってやってたんですけど……アーサーさん、冷静すぎですよ……(額をぐりぐりと)」
「そうか?色々ツッコミ所多くて面白いからなあ。(キクの頭に軽く自分の頬を寄せ、すりすり)」
「ち、知識がない方が幸せな時もあるんですね……(ぐぐーっと額を押し付けながら)」
「きっとこの創作者も体験したことなさそうだよな。お、5回目。随分とお盛んなこって。(キクの頭頂部に軽くキス)」
「あれ、そんなに回数在りましたっけ……結構前のソフトなので忘れていますね……(あれ、今キスされました……?勘違い、ですかね……)」
「なんかタチに火がついたみたいだなあ。『煽るなよっ』だってさ。紳士ならいかなる時も冷静に応えるべきだよな(何事もなかったかのようにまたキクに寄りかかる)」
「よくある文句ですよ、『煽ったお前が悪い』という文言を付け加えると何故か逆らえなくなる不思議な言葉なんです……今思うと確かに不思議ですねえ(何事もなかったので何もなかったと思いつつ手をアーサーさんの膝に乗せて少しリラックス)」
「……ふーん。(ふと、何かを思いつき、キクの方を向いて、膝に乗せられた手の甲に指を這わせて)なあ、キク。(目を細めて低めの声を意識して)煽ったお前が、悪いんだぜ」
「っ、!?(不意打ちのような言葉に思わずびくりと反応し、バランスを失った体がぼとりとアーサーさんの膝に落ち)……あ、アーサー、さん……?」
「あー、ほんとだな。効果は抜群みたいだ。(膝に落ちてきたキクの頭を撫でて)大丈夫か、キク?」
「なっ、え……(頬が今までにないほど真っ赤に染まり声にならない声が唇から漏れる)」
「……キク?(反応が薄いため不安になってキクの顔をのぞき込む)」
「っ、あぁ、ああ……アーサーさん……?(少しばかり息が荒く、涙で目を潤ませ)」
「……っつ、なあ、キク。俺は……っ(ゆっくりと顔をちかづける)」
「だっ、だめです……わた、わたし……私は……男、ですから……女性みたいに、柔らかく……ない、ですから……(拒み切れず金縛りにあったように)」
「ちゃんと、拒めよ……拒んでくれなきゃ(鼻先が触れそうな距離で止まり、もどかしそうな表情で)気が、くるっちまう」
「っ、狂う……なんて、だって……私も、アーサーさんも……男なのですよ……こんなの、私、私は……私、だって……くるって……(瞳が揺れ動きながら)」

アーサー:これからどうなる……?(幸運)
  1D100 = [12] = 12 <=50 <成功>

「キク、俺は\世界のお兄さんだよ!お兄さんだよ!/……っつ〜〜!!(ポケットにつっこんでいたスマホの着信に青筋立てる)」
「!?(突如とした音に跳ね上がりながら)」
「Fuck!!(渾身のスラングを放ちながら通話終了ボタンを押し)あのクソ髭!!いつの間に着信設定変えやがった!!!!」
「…………な、何だか済みません……へ、変な空気にしてしまいましたね……申し訳ありません。さっきのは、忘れてくださいな(のそのそと起き上がって)」
「いや、うるさくして悪かったな。今度髭殴ってお詫びのケーキ作ってもらうから。キク、ケーキ嫌いか?」
「いいえ、大好きですよ。普段は和菓子ばかりを食べますが、洋菓子も等しく好きですから。」
「そうか。じゃあ沢山作らせる。髭のケーキだけじゃ癪だから、俺もとびっきり上手い紅茶をいれてやるぜ」
「ふふ、ありがとうございます。私、アーサーさんの紅茶、好きですから……今から楽しみです」
「おう。昨日新しい茶葉をイギリスから取り寄せた所なんだ。英国式のティータイムをお前に披露するからな」


因みに途中で気が付いた恐ろしい事実
見直して気付く菊の能力の残念さ
1:心理学がない 2:目星初期値 3:SAN値悲惨 4:幸運が50切ってる
これで神話生物に突っ込んでいったら間違いなく散る本田菊

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