クトゥルフしようぜ!

伊「ヴェー、日本遅いね。飲み物買ってくるって行ったっきり帰って来ないよドイツ〜」
独「……何か事件に巻き込まれているのかもしれない。休憩室まで行ってみるぞ」
伊「了解であります隊長!この後はー俺が予約したイタリアンのお店に行ってーパスタ食べてー女の子をナンパしてー」
独「はあ……お前はもっと緊張感を持てないのか……確かにイタリア、お前が選ぶ店に外れはないのだが……(頭を抑えて)」
伊「えっへへー、ドイツに頼られたあ〜やった……っつ!?(突然目を見開き、膝から崩れ落ちる)」
独「ッ!?い、イタリア!?どうした!!(慌てて崩れ落ちたイタリアを抱きとめ)」


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【黒い。黒い。何もかもが黒に染まっていく。目の前がぐるぐると回り、次第に色を失い、黒へ、黒へ。見慣れたホールはなく、視界に広がるのは黒一色の何もない空間。
いや、そこに不自然にあるのは白だった。小さく、白い。見覚えのある、懐かしい色。覚えている。心が、体が、記憶が。その姿に、見間違いなどない。】

「しんせ……ろー……(記憶のピースが埋まるような感覚を覚えながら、その小さいものに手を伸ばす)」
「…………」

【彼は――神聖ローマは一度だけ此方を振り向いた。だが、イタリアのことを見るとすぐに向き直ってどこか遠くへと歩いて行ってしまう。小さな歩幅の筈なのに、その一歩が酷く大きい。届かない。逝って、しまう】

「待って!置いてかないで!!また俺を、俺を、置いてかないで!!(重たい体を何とか引き摺りながら小さな背中を必死に追いかける)」
「……イタリア、お前は来ちゃだめだ。お前は、俺を捨てただろう?」
「ち、違うよ!俺はお前を捨ててなんてっ……っ、ねえ!行かないで、行かないで!!(目尻に涙を浮かべて、神聖ローマに触れる距離まで手を伸ばす)」

【彼はもう振り向かない。まるですべてを拒絶するように。伸ばした手は空を掻き、神聖ローマの姿がぐにゃりと歪んだ。
何が起こったのか分からない。ただ、彼が、神聖ローマが在ったであろう場所にいたのは、大きな背中。その背も、イタリアを拒絶するかのように遠ざかっていく】

「ドイ……ツ?やだ、待ってよドイツ!ドイツ!俺だよ、イタリアだよ!?行かないでよ……っ、いつまでも一緒だって約束っ……つ(止めどなく涙が頬を伝うもそのままに、その背を追いかける)」
「……もう、うんざりだ。
何故俺は、見ず知らずの国の為に戦ってきた?国益も何もない、ただ足を引っ張られるだけだ。あの弱国の尻拭いをさせられ続け、……貴様は、俺の、なんだ?」

【ゆらりと振り向いたその表情は、悲しみとも怒りともつかない、虚無のようだった。だがしかし、確実に、彼は言った。見ず知らずの国、と。まるでイタリアのことなど知らぬとでも言いたい言葉が、突き刺さる】

「(思わず足を止め)ドイツ……ドイツは……俺の…おれ、の、おれ……の、っうああああああああああ!!(顔を両手で覆い、その場に倒れ込み泣き崩れる)」
「……泣かれようが何をされようが、俺には関係のない話だ。……Auf Wiedersehen.」


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諾「…ああ、やべえな。ぞくぞくしどる自分さ居る(表情は変わらないがどこか物騒な光を宿した目でモニターを見つめる)」
米「君もかい?……自分がここまで気持ちよくなれるなんてさ、意外過ぎて笑っちゃうよ(舌なめずりをして画面を食い入るように眺めて)」
諾「おめは予想通りだろ。……はー、俺はこだなキャラではねえんだけどな(小さくため息をつきながらもどこか愉しそうに)」
米「……っは、予想外だよ。……で、神聖ローマ……俺が詳しく知らない奴が出てきたね」
諾「…ローマ帝国の忘れ形見……最後の栄光、か(懐かしそうに見つめる)」

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