クトゥルフしようぜ!
* + * World a la carte * + *
普「そこに俺様が入れば……ハッ!これがスペインの言う『楽園やんなー』って奴か!!」
洪「ちょっとプロイセン、神聖なあの場所に入らないでやめてあれで完成しているんだから(ガリガリガリ)」
普「はあ!?何言ってんだ、俺様が入ることでさらに楽しすぎることなるんだろ!?あとお前真顔でメモとるの怖っ!!」
洪「いいえ、あの二人の織り成す甘くて柔らかい空気をぶち壊すんでしょう、一人楽しくあっちで遊んでなさい(ガリガリガリ)」
普「お前こそあっち行けよ。俺様の陣地に入ってくんなっ。こっからそこの壁は俺様の陣地だぞ暴力女ー」
洪「小鳥しか友達がいない人が何言ってるのよ、陣地なんてありません。あとそんなに暴力を味わいたいなら(すっとフライパンを取り出し)……お相手しますよ?(にっこりと)」
普「……あっ!オーストリアの野郎!!(廊下の向こうを指さす)」
洪「えっ、オーストリアさん!?(慌ててフライパンを隠し)」
普「…なーんて嘘だぜケセセセセセ!!俺様嘘も天才すぎるぜー!!」
洪「……(笑顔でフライパンを素振り)」
普「お、おいハンガリー。そのフライパンいい加減しまえって。な??(1歩後ずさり)」
洪「あら、嘘つきさんにしっかりとフライパンの味を知ってもらわないと。……ね?(振り回しながらじりじりと近寄り)」
普「バカっ、そこは俺様の陣地だって言ってるだろっ……いやすいませんまじで!!」
洪「問答無用!(すこーん!と勢いよくプロイセンの脇腹にフライパンを打ち付け)」
普「ぎにゃあああああああああ!!(絶叫しながらスローモーションがかかったように倒れる)」
洪「ふ……っ、恋路を邪魔するものは滅びるのよ(どや顔で)」
*
墺「…お二人共、何をしているのですか(地に伏せているプロイセンを見つめながら)」
洪「おっ、オーストリアさん!な、なんだか急にバッファローがプロイセンを襲ったようで……(苦笑いを浮かべ)」
墺「ば、バッファロー?フランスの家にもそのような動物が出没するんですね…」
洪「え、ええ……それはもう急にどかりと乱暴者を突き飛ばし……(視線を泳がせ)」
墺「はあ…(プロイセンを呆れた眼差しを向けながら)またプロイセンがおかしな事をしたのですね。こりない人です」
洪「そうなんです、本当に懲りないですよね(フライパンを即座に遠くに放り投げ)」
墺「まあプロイセンのことはそっとしておきましょう。ハンガリー、今から食事へ向かうのですが御一緒に如何ですか?(優雅に微笑んで)」
洪「お食事ですか?私でよければ、喜んで(花が綻ぶように微笑みを返し)」
墺「では行きましょうか。会議場からすぐの場所ですが…(地図を取り出しながら)こちらですね(逆方向を指している)」
洪「……(思わず顔を覆い)オーストリアさん、エスコートは私に任せてもらえますか?」
墺「で、ですが本来エスコートと言うのは男性が行うものですから…」
洪「オーストリアさんは私が守ると誓いました。……騎士に、エスコートさせてくださいな?(オーストリアの可愛さにぷるぷると震えながら)」
墺「は、ハンガリーがそこまで仰るのなら…今回は貴方のエスコートで行きましょうか(苦笑いを浮かべて)」
洪「ええ、ええ。そうさせてください。ふふ、ではオーストリアさん、お手を失礼?(ふわりと微笑むとオーストリアの手を取り)」
墺「ふふ、まるで本当の騎士のようですよハンガリー。(そっと手を差し出して)」
洪「貴方だけの騎士ですから(にこやかにエスコート)」
墺「とても心強く、そして可憐な騎士ですね(クスクスと上品に微笑む)」
洪「オーストリアさんったら、お上手で(嬉しそうにくすくすと笑い)」
*
普「(ふたりが離れた後に顔を上げ)…くそ、あの暴力女……ぐふっ」
露「わあ、誰か倒れてると思ったらプロイセン君だ!どうしたの?僕にお持ち帰りされに来たの?(わくわく)」
普「げっ!?ロシア!!(がばっと起き上がる)ちげえよ!!大地の息吹に耳を傾けてるだけだっての!!」
露「なーんだ、つまんない。……そんなところでその大地の息吹、聞こえるの?(しげしげと見つめ)」
普「俺様にかかればここからでも聞こえるんだぜ!まあ頭の中もウォッカ塗れのお前には分からねえよなあ、分かるわけねえ(うんうんとうなづく)」
露「ウォッカを馬鹿にしてるの?……ねえ、馬鹿にしてるよね?お友達でも、ウォッカを馬鹿にしたら……コルコルコルコル……(笑顔で冷気を発しながら)」
普「ぎゃああっ!?こんな所でコルってんじゃねえっ、睫毛とれちまうだろおおお!!(尻餅つきながらなんとか後ずさり)」
露「コルコル……あれ、どうしたの?今度は尻餅?忙しいねえ(笑顔で近付いてプロイセンを軽々と持ち上げ)」
普「やめろおおおおおお!!俺様はヴェストとイタちゃんの楽園にいいいい!!(ジタバタと暴れるも為す術もなく)」
露「プロイセン君は僕と一緒にウォッカの飲み比べしようよー、ふふ、楽しいなあ!(笑顔でずんずんと歩き)」
墺「……今、プロイセンのようなお下品な断末魔が聞こえたような」
洪「気のせいではありませんか?ふふ、オーストリアさん、疲れているんですよ」
墺「そ、そうでしょうか?(不思議に思いながらも深く考えない)」
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