クトゥルフしようぜ!
>>自販機に行きたいだけだった<<
伊「飲み物買いに行こうとしたらアメリカとフランス兄ちゃんが自販機の前に居て何やらただならぬ空気を纏ってるであります。……うわーん、助けてドイツ〜」
独「なんなんだあれは……物騒すぎる……イタリア、あの自販機はだめだ。別のところへ行くぞ……」
伊「ヴェヴェ、了解であります!どうしたんだろうね、フランス兄ちゃん。あんなフランス兄ちゃんめったに見ないよ」
独「どうせくだらないことで喧嘩をしているのだろう……まあ、フランスがあそこまで剣幕になるのは珍しいが……」
伊「んー。あれかな、OTAKUの問題かな?二人ともゲームとアニメとか好きだし」
独「ああ、きっとそうだろう。日本のところのこ、こみけ……?が近いと言っていたから、それの談義かもしれないな」
伊「夏にそのこみけ?っていう大きなお祭りがあるんだっけ。俺、よく分からないけど日本はこの時期になるといつも目が輝いてるよねー」
独「ああ、俺も詳しくないが……なんでもどの祭りよりも人が集まるらしい。日本も参加するとのことだが、……その後枯れているのはどうすればいいのだ……」
伊「フランス兄ちゃんもお祭り帰りはすごい荷物持って魂抜けてるんだよね。…きっと、スペイン兄ちゃん家みたいな情熱的なお祭りなんだよ!」
独「毎度毎度……あれはいったい何なのだろうか……俺たちも交流を兼ねて参加するべきなのか?」
伊「前に日本にお祭り参加してもいい?って聞いたら『イタリア君、何も知らずに戦地へ向かうと…死にますよ』って俺、言われたことあるけど……」
独「死……っ!?な、そ、そんなに過激なのか……!?戦地……日本、お前はこの平和な世でも軍事演習をしているのか……!?」
伊「あの目はSamuraiの目だったよ。俺、痛いのは嫌だよドイツー(ぶわわっ)」
独「大丈夫だ、日本が忠告してくれたのなら行かなければいい!……行くのならば、事前予習をすれば死を免れることが出来るだろう!」
伊「うう、そこまでしなきゃいけない祭りに毎年参加してる3人が俺、わからないよ」
独「あ、ああ……俺にもわからん。だが、きっと何か重大なものがあるのだろう……」
日『嫁の為に!嫁の為に!!私たちは戦うのです!!!!!』
仏『お兄さん……このコミケが終わったら12人の姉妹と重婚するんだ……』
米『艦娘が俺を待ってるんだぞ!!ケッコンしなきゃ!!』
伊「そういえば、3人がこんなこと言ってたような……」
独「……なるほどさっぱり分からん」
伊「その発言聞いてたイギリスが『日本に……お嫁さんが居た……だと……?俺というものがありながらっ、俺とは遊びだったんだな!』って泣きながら走り去ってたけど」
独「……どうにかならんのかあの万年発情期は……(頭を押さえ)」
伊「うん、俺もちょっとあの時のイギリスには退いちゃった」
独「いい加減あれは日本離れできんのか……いつでもどこでも常時付き纏っているが……」
伊「ヴェー。でも日本も満更でもないんだよね」
独「……そういえばそうだったな。まあ、二人がそれでいいのなら俺からは何も言わんが……」
伊「俺も俺もー!えへへー、日本が幸せならイギリスでもいいかなーって俺思うよ。たまにひいちゃうけど」
独「そうだな。日本が選んだんだ、多少……多少?……多少性格に難があろうが、性的表現が過激であろうが、それでいいのだろう」
伊「おお〜!ドS国家のドイツが過激だって言うくらいイギリスすごいんだね!ヴェヴェ!」
独「どっ、ドSではない!周りがそう言っているだけだ!!それに、あいつはいつだってそう言った雑誌を持ち込んでくるだろう!!爛れている証拠だ!!」
伊「確かに日本と付き合う前のイギリスって平然とエロ本読んでたもんね!俺は写真の子より実物の子を愛でたいであります!」
独「……はあ。付き合い始めて多少は落ち着いたと思えば、今度は日本に性的感情がすべて走っているのは目に見えるんだがな……それについては俺も同感だ。実際に愛した方が、満足感があるだろう」
伊「お!ドイツもそういう子が居るの?だれだれー?」
独「ん、いないぞ。……兄貴もいるし、そんな余裕はない(はあっと大きな溜息を吐いて)」
伊「ドイツはずーっとムキムキで気をはってるから肩の力抜いたらいいよー。(肩をぽんぽんと叩きながら楽天的に)」
独「む……そうか、だが肩の力を抜くにも……周囲がな(眉根を押すように)」
伊「ドイツドイツ!俺、何か手伝えることがあったら手伝うよ!えへへ、だって俺達は友達でしょ?」
独「ああ、ありがとう。取り敢えずお前は自立してくれ、そうすると俺は非常に助かる……手がかかることが悪いとは言わないんだがな……(ふっと笑いながら)」
伊「ヴェ…(自立という言葉に思わず思考停止)ど、努力はする、であります」
独「無理にとは言わない。……お前のペースで歩け、俺はそれを支えるだけだ(頭をぽんぽんと撫でて)」
伊「……!(ぱああと花が咲くような笑顔で)うん、ドイツが支えてくれたら俺は百人力だよー(ドイツに抱きつき)えへへー」
独「だが過信するなよ?……俺だって体調を崩すことはあるんだ、いざとなったら助けてもらう予定だからな(抱き着いたイタリアの頭をぽふぽふと軽く叩き)」
伊「まっかせて!俺が全力でドイツを助けるであります!(撫でられてふにゃふにゃ笑いながら)…ところでさっきからそこの壁でプロイセンもハンガリーさんが俺達見てるんだけど」
普「俺のヴェストとイタリアちゃんかわいすぎる案件(真顔)」
洪「この場合はドイツ×イタリア……?イタリア×ドイツ……?ああっ、どっちでも美味しい……!(ガリガリガリ)」
独「……(盛大に溜息を吐き)……見るなイタリア。きっと有害だ」
伊「??(こてんと首をかしげながらも抱きしめることは止めない)」
独「あの二人は、ああ……いろいろと危ない(抱き着かれたイタリアごとずるずると歩いて距離を取り)」
伊「ドイツドイツー!フランス兄ちゃんが教えてくれたお店行こー!俺、案内するよー」
独「ああ、そうだな。フランスから聞いたなら美味いものがあるのだろう、楽しみだな」
伊「ねー!よーしドイツー!お店まで前進であります!(ドイツの背中にいそいそと移り、おぶってもらっている)」
独「お前は……まったく(そういうものの満更でもないのかおぶったまま歩き出し)」
伊「ドイツードイツームキムキドイツの背中ー♪俺の特等席ー♪(楽しげに歌っている)」
独「ふはっ、なんだその歌は。また即興か?(嬉しそうに)」
伊「俺の作詞作曲のドイツの唄だよ!2番まであるよー(ウインクしながら意気揚々と)」
独「本当にお前は芸術に関しては強いな。好きに歌うといい。変な歌だったらまた段ボールに詰めて国に送り返すからな(そう言いながらもしっかりとイタリアをおぶり直し)」
伊「そ、それは嫌だよぅ。ダンボールの中熱いし狭いもん…ヴェヴェー(しょんぼり)」
独「はは、冗談だ。……トマト箱よりは大きいものを選んでやるからな(楽しそうに笑いながら)」
伊「わーいそれなら安心……あん、しん?(クエスチョンマークを浮かべながらもドイツの背中に頬をぐりぐりと押し付ける)」
独「どうした、眠いのか?(ぐりぐりと当たっているのが眠いことを訴えていると思った様子)」
伊「ううん、こうしたかっただけだよー?ヴェヴェヴェヴェー、ドイツードイツー(歌うように)」
独「はは、相変わらず独特な奴だ(歌に耳を傾け)」
伊「えっへへードイツー(首を左右に振りながら楽しげに)」
独「……(嬉しそうにしながら)……さて、次はどっちを曲がるんだ?」
伊「はっ!次を右に曲がるであります!(敬礼しながら)」
独「右だな、了解だ。(右に曲がりながら)ナビゲートは任せているからな、イタリア。信頼をしている(振り向いてにっこりと)」
伊「まっかせて!俺、頼りにされてるー♪(頼られる喜びからか鼻歌を歌う)」
独「(鼻歌を聞きながら心成しか頭が左右に振れている)」
伊「ヴェヴェ〜(一緒に左右に揺れてることに笑みを深め)」
独「(揺れていたがぴたりと動きが止まり)……ここか?」
伊「うん!ここだよー!!中に突入でありまーす!(わくわくした様子で)」
独「さて、フランスの自慢の味を堪能しようではないか(イタリアを下しながら)」
伊「うん!俺エスカルゴ食べたい!(わくわくは止まらない様子)」
独「エスカルゴか、あれもなかなかに美味だと聞いたな、ぜひ味を覚えて帰ろう」
伊「CiaoCiao!えっと、予約してたイタリアでっす!(店員さんに予約を伝えながら)それにフランス兄ちゃんが言ってたよ!ここのソムリエさん、すっごいベッラなんだって!」
独「……ベッラときたか。そうだな、お前にとっては重要事項だ(呆れ笑いを浮かべるもののそれが当たり前だというように)」
伊「ワインも料理も美味しいしベッラが居る!まさに楽園だよね!…兄ちゃんも行きたいって言ってたけど今日はスペイン兄ちゃんと一緒だったんだよね」
独「ん、……ああ、そういえばあの二人は最近付き合い始めたと聞いたな。それなら一緒にいさせてやるのがいいだろう」
伊「うん、兄ちゃんもスペイン兄ちゃんも今すっごく幸せそうでこっちも嬉しくなっちゃうんだ。(テーブルを見つけて)ドイツ、ここ!ここ!」
独「そうだな、身内が幸せなことはいいことだ。……あの二人は、傍から見てももどかしかったからな……ああ、そこか。(椅子に腰掛け)」
伊「あ、ドイツもそうだったんだ。…スペイン兄ちゃんは親分だからって、無理してるなって所もたまにあったもんね(同じく椅子に腰掛ける)」
独「あれで気付かなかったのはロマーノが余程鈍感だったのだろう。自分に向けられた感情に気付かないのはよくあることだ……さて、郷に入って郷に従うなら、ここはワインだな(メニューを見ながら)」
伊「わあ、ドイツがビールじゃないのが新鮮だー。あ、俺もワインで!2人がもっと仲良しで俺嬉しいよー(にこにこ)」
独「本当はビールが飲みたいが、折角だからな。……はは、お前らしい答えだ。仲が良いことは悪いことではないからな、険悪な状況よりは断然いい(穏やかに笑いながら)」
伊「でしょー?みんな平和が一番だよー。…って、あれ?今お店に入って来たの、フランス兄ちゃん達?」
独「……む?ああ、あの目立つ金髪集団は間違いないな……フランス達だ」
伊「フランス兄ちゃんとー、アメリカとー、ノルウェー?…あれ、カナダ、も?」
独「なんだか珍しい組み合わせだな……今日はイギリスの代わりにノルウェーか。……それにしてもカナダがいるのは珍しいな」
伊「フランス兄ちゃんが泣いてる?んー、何話してるのかな?」
独「軽口を叩いて突っ込みをいれられたんだろう、いつものことだ(特に気にした様子はない)」
伊「んー、兄ちゃん達もここに呼んじゃう?」
独「呼んでくるのかあいつらは……」
伊「わー、カナダとノルウェー仲いいんだねー」
独「随分仲がよさそうだが……いつの間に仲良くなったんだ」
伊「フランス兄ちゃんとアメリカが吠えてるけど…んん?(状況がわからずクエスチョンマークが飛ぶ)」
独「……なんというか、店内で何をやっているんだあいつらは(呆れたように溜息を吐き)」
伊「あ、ドイツー!ワイン来たよー!!ほらほら、グラス持って!」
独「ん、ああ。もうきたか(グラスを持ち上げ)」
伊「(ワインを注いで貰い)…ヴェヴェ!じゃあ今日も会議お疲れ様!かんぱーいっ(グラスをかちんと合わせる)」
独「お疲れ様、乾杯(グラスを合わせてくいっとワインを煽り)……む、やはり本場は違うな」
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