クトゥルフしようぜ!
普「……と、ここで一旦切ってもいいか。俺様どっと疲れたぜ…」
日「え、ええ……休憩しましょう。私も非常に……心拍数が……」
英「なら俺が紅茶でもいれてやるよ。日本、台所借りるぞ(言い切る前に台所へ向かう)」
日「あ、え……ど、どう…、あ、行ってしまいました……(目をぱちぱちと瞬かせ)」
普「……なあ、なんかイギリスの奴。機嫌悪くねえ?」
日「……ですよねえ、なんだか物凄く怒っていらっしゃるような……私、何かやっちゃいましたかね」
普「…嫉妬じゃね?(きっぱり)」
日「嫉妬ですか?え、誰に?プロイセン君にですか?(きょとん)」
普「俺様と、結城にじゃねえの?NPCに嫉妬ってどんだけだよな。俺様に至ってはすげえ殺意込めた目を向けてくるし。ったくよお(ごろんと横になる)」
日「……えっ、NPCにですか!?ええー、それはないですよ!前回もNPC助ける方向で行きましたけれど、その時は全然……あ(ふと自分の発言を思い出し)」
普「…まあ、爺もまさかのダイスの女神に嫉妬してたしー?あーあ、お前らお似合いだよお、に、あ、いっ」
日「っ、ちょっ、ちょっとプロイセン君私席外します!そこのお茶菓子は全部食べていいです!寧ろ後でひよこ饅頭箱で差し上げますので!(すぐに立ち上がって慌てて台所へ向かう)」
普「おー(ひらひらと日本に手を振りながら)」
普「…ったく、お前の飼い主は何というか鈍感なのか鋭いのかわっかんねえーよなあ(縁側にいたぽちくんを抱っこして)しっかしあいつらいつもこうなのか?ケセセセセ!まさに犬も食わねえってやつだよなあ!!なあ、ぽち公もそう思うだろ?」
「くぅうーん(いつものことだよとでも言いたい様子で)」
普「…お前も苦労してんだなー。(よしよしと頭を撫でて)…俺様が居るうちはまあ、それでいいけどよ。(慈悲深い眼差しで)」
「(ぺろぺろとプロイセンの頬を舐め、満足したのかそのままプロイセンの膝で丸まっている)」
普「お、おねむかよぽち公!ケセセセセ!!お前は今世界一、いや宇宙一の贅沢者だぜ!!何せ俺様の膝に乗れて休めるんだからな!!(どやぁ)」
「きゅーん、くぅーん(君も大変そうだねとでも言いたい様子)」
普「んあ?俺様が小鳥のようにかっこいいって?そうだろそうだろー!!ケセセセセ!!」
「うううーーー……(意思が伝わらなかったことに切なさを覚えた様子)」
普「なんだあ?腹減ってんのかあ。んんー、犬って饅頭いけるのか?うーん」
「(ぴょいとプロイセンの膝から飛び降りてぶるぶると体を振り回し縁側をとことこと歩いていってしまう)」
普「おいぽち公!腹減ってんじゃねえのかあー?それともしょんべんか!しょんべんだな!!」
「ばうわうっ!!(お饅頭食べれないよ!と言っているようだ)」
普「おー!しょんべんするならちゃんと専用の便所にしろよー!(手を振る)」
*
日「いぎっ、りすっ、さんっ!!!(息を切らしながら台所へ駆け込み)」
英「……日本か。もう少し待ってくれないか?まだ蒸してる所だから(振り向かずに答える)」
日「……っ、(一瞬躊躇うものの、後ろから静かにイギリスへ抱き着き)……ごめんなさい」
英「っつ(後ろに抱き着かれてびくりと肩を揺らし)…それは、何に対してだ?」
日「私、無神経にイギリスさんを傷つけてたんですよね。……ごめんなさい。ごめんなさい、イギリスさん……(段々と声が小さくなっていく)」
英「別に……お前がそんな奴だって、性格だって、俺はわかってるし、それを承知で、好きになったんだ。(ちらっと日本を見つめながら)」
日「……でも、私はイギリスさんを傷つけてばかりだ……無神経に、貴方の心に傷を……(顔はあげられず抱き着いたままでぼそぼそと)」
英「……。ダメだな。これじゃあアメリカにガキだなんて言えたもんじゃねえよな。(首を横に振って苦笑いを漏らす)」
日「……私は、貴方に謝りたいだけなのです……ごめんなさい、イギリスさん……私、貴方に内緒で……(イギリスの言葉に噛み合わない言葉を返している)」
英「……ない、しょ?(最後の言葉が気になって小首をかしげる)」
日「……内緒で、小さな声で、……この世界にいないはずの、女神に嫉妬しました……貴方が、愛されて……嫉妬を、しました……(懺悔のように震えながら)」
英「え……(日本の言葉に声を小さく漏らす)」
日「……笑ってしまうでしょう?……貴方が寵愛を受けて、私は嫉妬したのですよ。……貴方に愛を与えるのは、私だけなのだと(抱きしめる力を強め)」
英「……っ(思わずにやけてしまいそうな口を手で抑え)日本、まさかお前……ダイスの女神に?」
日「……(顔を押し付けたまま数回頷く)」
英「……日本、こっち向いて。顔、見せて(優しく囁くように)」
日「……は、い……(ゆっくり手を離して顔をあげる)」
英「ん、(顔を上げた日本の唇に軽くキス)…俺達、ほんっと変なとこ似てるよな。(苦笑いしながら)」
日「あ……(離れていく唇を目で追い)……ふふ、そうですね……」
英「分かってんだよ。お前とプロイセンの仲とかも、所詮はNPC…架空の人物だってのも。だけど、お前に向けられる好意が、やっぱさ、羨ましいんだよな。(日本を優しく抱きしめて)」
日「(抱きしめられた背をおずおずと抱きしめ返して緩く撫で)……それは、全部友愛です……。私の愛情は、すべて貴方だけのものですよ……」
英「それでも、お前の向ける全ての感情。全部全部欲しいって思っちまうのは、贅沢なんだろうかな(抱きしめる力を強めて)」
日「っ、……イギリスさん。私、この身も心も……貴方に捧げているのです。ですから、贅沢だなんて言わないで……もっと、もっと私を求めてください……(消え入るような声で)」
英「日本…。(少し驚いた様子で)…知ってると思うけどよ、俺、相当な欲しがりだぜ?(くすりと笑って)」
日「そういうところを含めて、貴方を愛したのですよ……?私も、貴方の全てが、ほしいです(顔を上げるとふわりと微笑んで)」
英「はは…なら、互いに飽きるまで求め合ってみるか。(額をこつんと合わせて)もっとも俺は飽きるなんてこと、当分ねえけどな?」
日「ふふ、貴方が私を要らないと云うその日まで……(合わせた額の感触を感じて瞼を下し)……私は貴方の所有物ですよ?」
英「どちらが先にいらないなんて音をあげるか、だな?悪いが負ける気がさらさらしねえな。(にやりと勝気に微笑んで)」
日「……私も、残念なことに負ける予感がしないのです……(瞼を閉じたまま口元だけ緩やかに微笑みを浮かべ)……ですから、永遠に私に、縛られてくださいな……?」
英「ああ、お前に拘束されるなんて……たまらねえな(恍惚な表情を浮かべる)」
日「ええ、ええ……永遠に。でも貴方も私を、永遠に縛ってくださるのでしょう……?(すうっと目を開けると言葉とは似つかない微笑みを深くして)」
英「そうだな。雁字搦めに縛っておこう。…俺から離れたら、首に喰い込むように(ぺろりと日本の上唇を舐める)」
日「ああ、きっと首に掛かったそれは心地好く私を絞め殺してくれるのでしょうね……(されるがままだがうっとりとした表情で)」
英「安心しろ、ちゃんと俺の首にも括るから。…堕ちるのは二人一緒だからな(甘く囁くように、歌うように)」
日「そうですね(そっとイギリスの手を取ると自分の指を絡め)……堕ちて逝く時は貴方の美しいお顔を見て、逝きたいです」
*
俺様、暇すぎるぜ!
「しっかし今日は暑いなあ。暇だから扇風機で宇宙人ごっこでもするかー(ぐわしっと扇風機を掴んで首振りしないように固定)」
「ケセセセセ!この扇風機は俺様が乗取ってやったぜ!!涼みながら遊ぶ!俺様天才すぎんだろ!!」
「しっかし日本の奴。節約なのは分かるけどよお、冷房つけりゃあいいのにな。冷え性だが知らねえがこっちがぶっ倒れちまうぜ。(扇風機の真横でゴロンと転がり)…あーあ、かき氷ーシロクマーアイスー」
「あーアイス食いてえー。アイスーアイスー!キンキンに冷えたアイスーー!!(ゴロゴロ)」
「アイスー(一頻り転がってからピタリと止まり)…雹氷なるその禁断の甘味よ、我が前に具現せよ!(大げさな振りで召喚ポーズ)」
「…うん、今のは俺様でもないわーって感じだな。これは記憶から抹消してえレベル(真顔)」
「何よりかっこよさが足りねえ!もっと!もっとだ!!もっと小鳥のようにかっこよくだぜ!俺様!!もっと熱くっ……は勘弁だな(ばたりとうつ伏せに倒れる)」
「…(うつ伏せになりながら台所から聞こえる物騒な言葉に耳を傾けて)」
「……おーおー、お熱い殺し文句で(ぼそりと呟いて顔も伏せる)」
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