ソードワールドしようぜ!

おまけ

「アーサーさんをオカズにする野郎は全員不能にする」
「なんだか知らないがキクに変な目で見る奴はやばい奴だよな?じゃあ俺が何とかする」

モブ冒険者「キクたんの普段のクールな顔から想像出来ない雌っぽさhshs」
モブ冒険者「アーサー様の麗しいお顔が快楽に揺れるとかまじ下半身くるわー」

「何かキクに危険なこと言ってる奴がいるそうだからカオスブラスト撃てばいいのか?」
「アーサーさんに不埒なことを考える輩はすぐに名乗り出ろ。そうすれば首の皮一枚だけは繋げておいてやる」

「……ところで雌っぽさとはどういう意味なんだ?キクは男だぞ(モブ冒険者に見つめながら小首傾げ)」

モブ冒険者「はあああんアーサー様のあざとモーションいただきましたああああ!!」

「いいのです、あのようなクズ連中の言葉は無視しなさい。貴方の耳が穢れてしまう(ぎろりとモブを睨みながら)」

モブ冒険者「キクたんのドS女王様発言ふうううううううううう↑↑」

「キク、たん?」

「キクたんだってさ、キクたん」
「誰がキクたんですか、理解が出来ません」
「でも何か可愛いなキクたんって。とても愛らしい響きだ(上品さが残る笑み)」
「……アーサーさんが言うならば許可します(目を細めて微笑む)」
「キクたんはともかくだ。俺は様とつけられるような立派な人間じゃない。遠慮なくアーサーと呼んでもらって構わないんだが…(長いまつ毛をふせながら考え込む)」
「アーサーさんを呼び捨てにする輩は斬ればいいのですか?……ああ、でも奴らが気安くアーサーさんの名を呼ぶだけでも虫唾が走る……(至極真面目な表情で)」
「え、でも名前呼べないと不便じゃないか?……ふふ、呼び捨てでもさん付けでも好きに呼んでもいい。なんせ俺はこのギルドでは下っ端だしな(はにかみながら微笑む)」
「なんていい子なのでしょうか……ああ、流石は私の神様……!(感動のあまり涙を流し)」
「き、キク!?どうした、なんで泣いてるんだ!?どこか痛いのか!?(あわあわ)」
「違います、痛くないです感動です……こんなにも清らかな心が目の前にあると思うと……!」
「??何だかよく分からないが……よしよし?(キクの頭を撫でる)」
「っ!!!!ああ、アーサーさん以外の神を認めるつもりはないのに……神に感謝してしまいそうです……!!」
「キクはルーカス司祭やアントーニョのようにプリーストに目覚めたのか?」
「残念ながら私に魔術の素質はないのでそれはないです。……でも、少しは神に感謝しましょう(ふわりと微笑みを浮かべ)」
「そうか。俺もプリーストではないけど神様とやらには感謝してる。こうして毎日クエストをこなしたり読書に没頭したり……キクといっしょに居られるしな」
「……どうしましょう。もうアーサーさんが可愛すぎて、生きているってこんなに幸せなものなのですね……」
「だから可愛いは禁止だ!…ああ、生きててくれてありがとうな、キク(優しく微笑んで)」
「だって可愛いんですもの……ああ、でもそうですね……今は格好良く見えます。もう一度私に逢いに来てくれてありがとうございます、アーサーさん(暖かな微笑みを浮かべる)」
「……少し、ひやひやしたんだからな。もしお前が死にたいとかまたあの時みたいに言ったら、俺悔やんでも悔やみきれなかったし(むう)」
「いつの話でしょうかねえ(すっとぼけるようにわざと笑いながら)……もう二度と言いませんよ。だって、貴方がいるんですから」
「そっか(柔らかく微笑んで)……じゃあ俺もお前のために長生きしないとなっ」
「ええ、長生きしてくださいよ?……ずっと傍にいますから(優しく頭を撫でる)」
「お互いな(キクの後頭部に手を添えて引き寄せ自身の肩に乗せる)」
「永久(とこしえ)を、共に……愛していますよ、アーサーさん(抱きしめるように両手を腰に回して目を閉じる)」

*

「……とまあ、最近の2人はこんなのを毎日してるわけよ」
「わー、平和だねえ」
「アルフレッドいなくて良かったな、ほんと」
「本当に……長期で外に行っててよかったよ……」
「……めっちゃ丸くなったよな、どっちも」
「まあええんちゃう?ギスギスしてるよりかはなー」
「色々限度はあると思うんだけどねー」
「せめてプライバシーが保たれる場所でやってほしいな……」
「ねー、いちゃいちゃさんだよねえルート(膝に乗っかりながら)」
「君たちも十分似てると思うけどなあ(ルートヴィッヒとフェリシアーノを見つめて首を傾げる)」
「……そうか?」
「何だかねえ、癖で乗っちゃうんだあ。乗り心地すごく良いからマシューも乗るー?」
「え?うーん、僕は乗るよりも可愛い女の子の隣に座りたいなあ(ウインク)」
「だとさ、フラン」
「あら、可愛い女の子って年齢じゃないから乗れない相談だね」
「何言ってるんですか、フランソワさんだって可愛い女の子ですよ?今度一緒にご飯、どうですか?(上目遣いに頬を染め)」
「あら、私の作るご飯じゃお気に召さない?マシュー(にっこりと微笑み)」
「あちゃ、そんなつもりじゃないんだけどなあ。フランソワさんったらガード固いよ(困ったように笑みを浮かべ)」
「ああ、これはフランソワが一枚上手やんなあ」
「というか女と見たら誰彼構わず口説くから相変わらずだよな、こいつ」
「なー……ってきゃっ(通りすがりの冒険者とぶつかり)」
「女性の悲鳴!……って、あれ?」
「きゃ?」
「……なんだ今の」
「アントーニョ、今のお前か?」
「はははーそないなわけないやん?お、女やあるまいしー?(口笛を吹きながら)」
「すっげえあからさまに怪しいぞ、お前(肩をポンポンと叩き)」
「なーんも怪しいことあらへんよー?ほらほら、ロヴィーノもフェリちゃんみたいに抱っこしたろか?」
「……(両手を突き出して抱っこしろアピール)」
「ん、(ロヴィーノを抱き寄せ膝に乗せて)」
「なんだこの空間……つーかアーサーもキクもいつの間にか部屋に帰ってるし」
「不運だよね、こういう空間に取り残されるのって。はー、可愛いお嬢さんとお茶したかったなー」

「……(不機嫌さをあらわに玄関のベルを大きな音を立てて開ける)」
「あらルカちゃん」
「ルーカスさん、こんにちわー(ふりふりと手を振りながら挨拶)」
「おう……(どたどたと足音を鳴らしながら椅子にどっかり座り)」
「あらあら、お勤めが忙しかったのかしら?」
「教会は今の最高司祭選定でぴりぴりしでで居心地悪い……(机に顔を伏せて)」
「ああ、もうそんな時期なんだ。教会も大変だね……」
「ルカちゃんもその候補でしょ?(背中ぽんぽん)」
「どーでもええー」
「最高司祭か……なんかすげえそそる役職だな!(ふふんと)」
「司祭だからギルベルトさんにはなれないけどね(いたずらっ子のように笑う)」
「まー俺様には神の声とやらは聞こえねえからなあ。……はああ、俺様も魔術とか使いてえー」
「魔術?魔術は奥深いよ!凄く難しいけれど、達成感は凄まじいし!素晴らしいものだよ!!(目を輝かせ)」
「お、おう……(勢いに押され思わず後退)」
「あーあ、変なスイッチ入ったね、マシュー(くすくすと笑って)」
「魔術か…俺は神聖魔法だけでええ…(ぐりぐりと机に額を押し付けながら)」
「魔法より前線で戦いたいって言う人が多いけれど、魔法の素晴らしさを知らないからそんなことが言えるんだ!魔力を練り込み、意のままに操る!ああっ、魔法ってすごい……!(うっとりとした表情で)」
「へ、へえ、ソウナノカー」
「なんなら僕が真語魔法、教えようか?簡単な魔術なら5年も勉強すれば出来るよ!(ぐいっと身を乗り出し)」
「お、俺様よりそこの神官に教えた方がいいんじゃね!?ほらエルフだし!!(必死)」
「ルーカスさん、興味ないって毎回突っぱねるんだもん(ぷくりと頬を膨らませ)」
「真語魔法や操霊魔法ってのは努力が培って強くなるものだべ。俺はそこまで集中しで覚えられねえ(手をひらひらとふる)」
「……ね?」
「神聖魔法とか真語魔法ってのはそんなに違うのかよ」
「あ、ギルベルトその質問したらまたマシューが熱く」
「別物だよ!神聖魔法は神様に仕える魔法!真語魔法は自然を媒体にする魔法!ほら全然違う!!(力説)」
「あ、スイマセン」
「……さっきから兄さんたちは何を盛り上がっているんだ」
「ヴェー、マシューが盛り上がってるねー(ルートの背中にもたれながら)」

「ん、片割れが帰ってきだみてえだな(少しだけ顔を上げて玄関の扉に視線を移しながら)」
「ふーーー!!!!ヒーローの帰還なんだぞーーーー!!!!(ばたーんと勢いよく扉を開け)」
「うるせえ(再び顔を机に伏せて)」
「おかえりアルフレッド。その様子だと依頼は無事達成ね」
「勿論だよ!遠出したのに歯応えがなくてつまんないくらいだったね!(手近な机に荷物を放り投げ)」
「お帰り、兄弟」
「ヘイ、ただいま兄弟!(ハイタッチ)」
「ん!(ハイタッチ返し)」
「ぐう……(寝息をたてる)」
「この賑やかさでも熟睡するルカちゃんって……」
「久し振りに帰ってきたけど相変わらずだね!」
「で、マギシューの餓鬼。俺様に土産の一つはねえのかよ?(どやあ)」
「ギルベルトに?うーん……特に何もないけど。あっ、キクにお土産があるんだぞ!今日は来てないのかい?(キョロキョロと周辺を見回し)」
「あー……あはは……」
「え、えっとね。キクちゃんは部屋に戻っちゃった。疲れたんだって」
「ちぇーっ、キクが好きそうな本見つけたのに」
「俺様の土産……(しゅん)」
「……ギルベルト、仕方ないからこれあげるんだぞ!(鞄からごそごそと真っ赤な林檎を出すと放り投げ)」
「っと(林檎を受け止め)なんだあるなら最初から寄越せよな!あむっ(そのまま齧り付く)」

「うーん、今のキクちゃん見たらアルフレッドはどうなっちゃうのかしら(頬をかきながら)」
「……絶対アルフレッドにだけは見せちゃダメだと思う、僕でもどうなるか分かんないもん」
「その矛先がアーサーに降りかからないかも心配なのよね(キクの部屋の方を見つめながら)」
「うん、僕もそれが心配なんだ。……折角アーサーさん、皆といい感じになったのに。そんなことあっちゃだめだよ(目を伏せ)」
「そしてアーサーにアルフレッドが突っかかっての見たキクちゃんの反応も怖いなあ(ふう、とため息)」
「……キクさんだもん、多分アルフレッドのこと殺しかねないよ。ああ、絶対ダメだ。バラしたらだめ……(蒼褪めた顔で)」
「アルフレッドはクエストで別の街に行ったりとかしてるからここに帰ってくる事は少ないけど……うん、出来ることなら穏便に事が済めばいいんだけど」
「…どいつもこいつも(むくりと顔を起こし)」
「あ、おはよう」
「何も期待とか憧れを抱かなければええ話を。…まあ無理だろな。それを糧としで人って奴は強くもなるからなあ(欠伸しながら)」
「ルカちゃんがまるで神官様みたい…」
「神官様だよ……」
「だってルカちゃんだよ?こんなにだらけてるんだよ?(真顔)」
「それでも一応偉い人なんじゃなかったっけ……(驚きの顔)」
「まあアルフレッドが危なかっだらマシュー。そごはおめも介入しなぐではならねえだろな。あとは……アーサーだな」
「だよねえ……はあ。アルの行動力は小さい頃から知ってるから嫌な予感しかしないよ。……でも大丈夫、絶対に皆笑えるようにするんだ!」
「最終手段は魔法でねじ伏せろ(キリッ)」
「それ皆吹っ飛ぶ奴だよね!?」
「魔法使うなら別の場所でやってねー」
「大丈夫だよ、フランソワさん。貴女が困ることはしないから!(ウインク)」
「じゃあ店内で3人が修羅場になったらマシューに全面的に頼むね(にっこり)」
「……が、頑張ります(引きつり笑い)」
「フランの両親……見てっが?おめの娘はこだに立派に育ったぞ」

 ×

main




ALICE+