ソードワールドしようぜ!

仏「模擬戦後のRPってなんでこんなに盛り上がるんだろうねー。またフランシスでちょっかい出すべきかなあ、ふふん」
加「え?何の話ですか?(きょとん)」
仏「ふふー、内緒の話だよ?ロシアもいればもっと面白かったんだけどなー」
普「ロシアが出るあたりまともな話じゃねえな」
加「うう、嫌な予感しかしないよ……」
仏「2人とも、そんなこと言ってたらロシア聞いたら怒っちゃうよー?」
加「い、いないから言えるんですって!(ぶるぶる)」
普「はっ、怒れるなら怒ってみやがれってもんだぜ!あんなしろくま野郎全然怖くねえーし!!」
仏「ぷーちゃん、お兄さん知らないからね。それフラグってやつだからね」

〜その頃のシベリア〜
露「……?誰か噂してるのかな?うふ、悪い噂だったら……ぷちーっとしなくちゃ(水道管をくるくる回しながら)」

普「ううっ(ぶるりと大きく震える)」
加「さ、寒気が……(両腕をさすりながら)」
仏「ところで残念なお知らせがひとつ」
普「な、なんだよ」
加「???」
仏「この模擬戦、テキストも音声もばっちり録音してロシアの方に実は送られてるんだよねー」
加「!?」
普「おいまてそんなの送るなフランス!!」
仏「あ、ごめん。もうリアルタイムで送ってる☆」

\プルルルルルル……/

加「うひゃああああああ!!!!(驚きのあまり椅子から滑り落ちる)」
普「…………(冷や汗だらだら)」
仏「(受話器を取り)Bonjour.」
露『Алё.ログと音声、見てるよーってふたりに伝えてくれるー?』
仏「あははー、だってさあぷーちゃん。代わるー?」
普「オコトワリシマス」
露『ねえねえ、今は模擬戦なんでしょ?電話でイヴァンのロールしよっか?(楽しそうな声色)』
加「あわわわわわわ(椅子によじ登って震え上がる)」
仏「んー、誰をご指名かなロシアー?(によによ)」
露『そっちって誰がいるんだっけ?ふんふん……(ログを確認するような音が鳴り)……マシューはフランス君の獲物だもんねえ(電話越しにも笑っている様子が分かる)』
仏「そうだねー、マシューはあーげない(くすくす)」
普「俺様は何も聞いてねえ……聞いてねえ……」
加「えええええ待ってください凄く不穏な会話g」
露『じゃあギルベルトは僕が貰うねー、出来ればキクももらいたいけど……今はお取込み中でしょ?(含み笑い)』
仏「えー、そうなるとお兄さんが坊ちゃん担当じゃーん。ってこらこら、島国は2人で貰おうってなったじゃない?…そだね、ぷーちゃん、カナダ。RPしよっか(にっこり)」
露『あはは、ばれちゃったかー。じゃあ電話越しだけど許してねえ(のんびりとキャラシを捲る音が電話越しに響く)』
普「心底したくねええええ」
加「うわああああ(明らかに怯えた表情)」

*

「こんばんはお兄さん(マシューの背後から優しい声色で声をかける)」
「?……えっと、どちら様ですか?(不思議そうに首を傾げ)」
「ふふ、どちら様でも構わないじゃない。…ね、マチュー(にっこりと微笑み)」
「僕の愛称、何で知ってるの?……どこかで会ったこと、あるのかな?(首を傾げたままだが警戒の色が滲む)」
「うん、俺はいつでも君を見てるよ?…そう、いつでも、ね(目を細め)」
「い、いやだなあ……ストーカーさんだったらお断りですよ?(じりっと僅かに後退)」
「ストーカーだなんてひどい。…俺は君に心を奪われたただの人間、だよ?(一つと無駄のない動きでマシューに近付く)」
「そ、そんな初対面の人に熱烈に言われても……女の子だったら確かにぐらっとしちゃうけど……(無意識に杖を握りしめて後退する)」
「へえ、じゃあ君が女の子なら俺にときめいていたんだね。それはそれは……(間合いを突然縮め、マシューの腰を引き寄せて)光栄だねえ?」
「う、わっ!?(急に抱き寄せられて驚きの声を上げる)なっ、え、なにを……!?」
「はは、迫る方は得意だけど迫られるのは苦手なのかな?(顔を近づけ)可愛いね、マチュー」
「なっ、ななな、なんで迫るって……知ってるの……?(近付いた顔から逃げる事が出来ず硬直)」
「ねえ、マチューは自分では分かってないようだけど、強引にされるとすんなり受け入れちゃうんだよね(マシューの唇に指を這わせ)」
「ひ、あ……!?(唇を滑る指の感覚にぞわりと粟立ち)や、やめ……(力なく抵抗する)」
「君の兄弟が冒険者として誘った時はどうだった?君の意思は?君の選択は……それははなからあったのかなあ(マシューの唇に指をつっこみ)」
「んむっ、ぁ……っ!ぼ、く……はっ、ぼく、の……意思、は……(指を噛まないように閉まらない唇の端からとろりと唾液が伝う)」
「君にも自由がある。その自由を誰かに奪われ、それを良しにするなんて実に嘆かわしいことだよ……ほら、楽になればいい(くちゅりと指で舌を掴み)」
「ぁ、あ……っ、ぼ、く、……ぁ……っ!(呼吸すらままならず苦しそうにフランシスを見つめる)」
「ほら、吐き出してご覧?君の奥底にある、理不尽の固まり、嘆きを。……俺が受け止めてあげるよ(口腔内をくちゅりと音を立ててなぞる)」
「じゆ、う…………ぼ、く、は……ふ、じゆう……?(酩酊状態に陥ったように纏まらない意識で呂律の回らない言葉を紡ぐ)」
「そう、君のがんじがらめになったそれを……俺が解いてあげるよ?(反対の手で胸元を指でなぞりながら顎に伝う唾液を舌で舐める)」
「あ、ああっ、ぼくはっ、ぼくはっ、ぼくはぼくはぼくはっ……!(感情の出口を探すように目を見開き)」
「うん、大丈夫……吐き出す事は何も怖いことなんかじゃないんだ(耳元に甘く囁くように)」
「いやっ、やだ怖いっ、こんな、こんな……っ!!(ぞわぞわと駆け上がる感覚に怯えて逃げるように首を振る)」
「怖い?つらい?……吐き出したら、自分じゃなくなる?(諭すような口調で耳に意図的に触れるように唇を近づけ)」
「……ぁ(耳に届いた蠱惑的な響きに意識を溺れさせるように)……ぼくは、だ、れ……?ぼくが、ぼくじゃ……ない、の……?(虚ろにフランシスの表情を見つめる)」
「大丈夫、マチューはマチューだよ。(くすくすと笑い)……俺はちゃんと君を理解している。俺は君の味方、だよ(耳朶を甘噛み)」
「あなたは、僕の味方……なの……?(縋るような視線を必死で送る)」
「そう。俺は味方、だよ(安心させるような笑みを浮かべて頬を両手で優しく包み)」
「味方……(じわりと涙を溢れさせ手を伸ばそうとするものの双子の兄弟の笑顔がちらつき)……っ!!!あ、る……っ」
「…………(マシューの姿を微笑みを携えたまま見つめ)」
「あ、るが……っ、泣いちゃうから……僕はっ(目に力が戻り表情も強さを取り戻す)」
「……そっか、なかなかに兄弟の血ってのは厄介だね(ぼそりと低い声で呟き、マシューから離れる)」
「ぼっ、僕に何をしたんですか!(取り落としそうになっていた杖を構え直して身を縮める)」
「何もしてないよ?ふふ、可愛いねえマチュー。うんうん、もっと欲しくなったよ(くすりと優雅に微笑み)」
「ほ、ほしいって……ぼっ、僕は可愛いお嬢さんのものだから貴方にはあげれないよ!(杖を突き出して)」
「ふっ、あははは!いいねえその強がりも。何もかもすべて可愛らしく見えるよ……ああ、欲しいなあ(物騒な光を目に宿し)」
「っ(底知れぬ恐怖を感じ取り震え上がるが必死に体制を保ち)……さ、去ってください!」
「あららー嫌われちゃった?もうちょっとだ遊びたかったのにな……っと(頭上を見上げ眩しそうに手をかざし)」
「え……っ!?(フランシスの行動に目を丸める)」
「本格的に嫌われる前に退散するとするよ、じゃあねマチュー。……また会おうね(ウインクしたと同時に光をまとった風がフランシスを包み、一瞬にして姿を消す)」
「な、な……(一連の出来事に驚きを隠せず腰を抜かしてぺたりと地面に座り込む)」

*

「うふ、こんなところにいたんだね(闇を纏うように音を立てずギルベルトの背後へと姿を現す)」
「!(口元の血を拭いながら振り向き)…お前は」
「また会ったね、ギルベルト君。お食事中?(靴音を響かせて一定の距離を保ちつつ近付く)」
「(かぶりついていた動物の死骸を放り投げてフードを深くかぶり直し)『食事』の時間に俺様に近づいてくんじゃねえ」
「前に言ったじゃないか、僕は自由だって。君の時間に自由があるように、僕の時間は自由。最高の理屈だと思わない?(無邪気な笑みを浮かべる)」
「……そうかよ(ぎろりと見つめたまま)で、何しにここに来た」
「何をしに来たんだろうねえ。……君に、デートを申し込みに来たとか?(くすくすと面白そうに笑い声をあげ)」
「気持ち悪い(ぷいっと顔をそらし手についた血を舐めとる)」
「酷いなあ。気持ち悪いだなんて(音もなくギルベルトの背後を取り)……僕、君のこと気に入っちゃったのに」
「俺様はお前のことなんざ気に入る要素がね……っつ(吸血衝動が体全身をめぐるのを自身の胸倉を掴んでやり過ごす)」
「ほら、美味しい美味しい人間の血が目の前にあるよ。……飲んでしまえば楽になる。飲んでしまえば、心地好い幸せだけが君を包む(ギルベルトの耳元へと囁くように)」
「はあ……はあ……っぐ、(目をぎゅっと瞑り)俺様は、俺は人の血は、吸わねえと……っつ」
「どうして我慢するのかな、我慢はよくないよ。自由にならなくちゃ。だって、自由は世界で一番素晴らしいことだから(耳に付くほどに唇を近付け言葉を吹き込む)」
「俺は……誓った……強く、誇り高く生きて……何も憎まない、憎ませない…それ、を……(鳴り止まない吸血衝動に呼吸を荒らげて)」
「いいんだよ、憎んでいいんだ。怒っていいんだ。君には力がある。権利だってある。……我慢する必要は、最初からなかったんだよ?(ギルベルトの心臓付近に自分の手を当ててどろりとした笑みを浮かべる)」
「お……れは……れ……は(くらくらと酸欠を起こしたような感覚が体を支配し、思考がうまく回らずされるがままに)」
「さあ、自由を掴もう。復讐も、吸血も、すべて君の権利だ。……拒む必要はないよ(心臓を撫でるように手を柔らかく動かす)」
「ふく……しゅ……う…………ふく(撫でられるように這われた手の感覚にぶるりと体を震わせながらぼんやりと昔の記憶を思い出す)」
「ああ、消えてしまう。なんて理不尽なんだ。殺さないと、大切な人を奪った奴に、報復しないと。これは自由だ、権利だ。……ほら、感情を解き放ってご覧?(ぐっと服の上から心臓を掴むように)」
「うぁっああ!っあ(痛みと駆け巡る悲惨な過去に頭を強く振り)いやだっいやだっ、おれは、おれは……っ!!」
「嫌だよね。自分には力があるのに、それを振るえないなんて。不自由は嫌だよね。大丈夫、誰も君を責め立てやしない(ギルベルトのフードを下ろしてどろりと微笑む)」
「(ずるずるとその場に崩れ落ち)お、れは……ふ、じゆう……?おれ、は……(どこか遠くを見つめるようにぼんやりとした瞳で)」
「(しゃがんでギルベルトと目線を合わせ)……今までの君は酷く不自由だ。でも大丈夫、僕と一緒なら、自由になれる(目を細めて)」
「お、まえ……と……なら(目尻に涙が滲みながらぼんやりとした視界の向こうのイヴァンを見つめる)」
「そう、僕と一緒に。……自由は素晴らしい。何にも縛られない(ダメ押しと言わんばかりに囁く)」
「しばられ……っつ!!(父親の姿が脳裏に浮かび)だ、めだ、それじゃ……親父は……親父との、約束は……」
「ああ、今日はダメかあ。いい線まで行ったけどなあ……(淀んだ笑顔でギルベルトを見つめる)」
「……っつ!(我に戻ったのかフードをかぶり、ぎろりとイヴァンをにらみ)てめえ、俺様に何しやがった」
「何もしていないよ、お話してただけ。でも……ああ、予想通りのいい匂いだ(嬉しそうに目を細めて)」
「……失せな。次に俺様の前に現れたら、容赦はしねえ(指の関節をポキポキとならしながら)」
「ああ、こわいこわい。ただの人間の体じゃあ、ラルヴァのパンチなんてひとたまりもないんだ。暴力的な人は嫌われちゃうよ?……例えば、君の大切な弟君とか」
「!!(目を見開く)お前、ルッツまで……っ!!」
「うふ、君の弟君は僕の意見に賛成してくれるかなあ。……ああ、どうせなら君たち兄弟、まるごと欲しいや(ぺろりと舌なめずりをしながら)」
「ルッツに手を出してみろ、泣きべそかかせるだけじゃ終わらねえからな(ふーと息を荒らげ)」
「鳴くのはさて、どっちかな?……でも出来るだけ綺麗に欲しいから、抵抗しないでほしいなあ。……じゃあ、そういうことで(くるりと振り向くと闇の中に歩いていく)」
「なん……なんだよ……これは(地面に拳を突き上げ)んだよこれは!!!」
「また会おうね、ギルベルト君。……次は、僕と一緒に自由を歩もうじゃないか(闇の中から反響するように声が響く)」

*

普「(魂が抜けている)」
加「の、乗っちゃったけど……なにこれ……」
露『あー、楽しいねえ本当に!(電話越しの声は明るい)』
仏「ねー!カナダもなかなかのりのりだったね!!お兄さん超楽しい!!!」
露『プロイセン君もカナダ君もノリがいいから本当に嬉しいよねえ、遣り甲斐があるよ!』
普「イッソコロシテクレ(顔覆い)」
加「おうちかえりたい(震え声)」
仏「えーカナダは今晩お兄さんの家でおとまりでしょー?」
加「ソウデシタ(震え声)」
普「どんまいカナダ(肩ポン)」
仏「ぷーちゃんは?どうするの??」
普「あー爺のとこに泊まるつもりが多分無理だな。イギリスとしっぽり決めんだろうよ」
露『日本君のところ通過して僕の家くる?』
普「ファッ!?」
仏「プークスクス」
露『こないの?(ショボン)』
普「……あー(髪をくしゃくしゃとかきながら)ボルシチ食いてえ」
仏「簡単に折れちゃうんだよねえ、ぷーちゃん(ひそひそ)」
加「なんだかんだ、面倒見がいいですもんね(ひそひそ)」
仏「というか対ロシアは面倒見がさらに良くなってる……いや、悪くなってるんだよねえ」
加「……仲良し、ですかね(苦笑い)」
仏「そういうことではないと……いや、そうなのかな?うーん」
加「あはは、でも仲が良いのはいいことですよ?ね?(ふにゃりと微笑んで)」
仏「ま、そうかもね。って、ぷーちゃんもう行くの?」
普「おう。邪魔したな(ふっと笑って)」
加「また次回のセッションで(ふりふりと手を振る)」
仏「またねー!(手を振る)」
加「……それにしてもあのふたりは、日常でもゲームでも手を離さないですよねえ(ちらっと島国を見やって)」
仏「よっぽどの執着だよねえ。いやー、愛だね!」
加「さっきも……ねえ、別にイギリスさんのこと取ろうとしてないのに……(呆れたように笑いながら)」
仏「ほんっと、困ったやーつら(微笑みながらどこか愉しそうに)」

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