ソードワールドしようぜ!
「…もうこんな時間か(星空を見上げながら)」
「ああ、本当だ。……アーサーさん、夜は冷える。これを着ていなさい(自分の羽織をアーサーの肩に掛け)」
「え、いや俺は大丈夫だからキク。……お前の方が寒いの苦手なくせに(むうっと頬を膨らませながら)」
「いいえ、大丈夫。敵がいなければ、少しくらい我慢できますよ(少し背伸びをしてくしゃりと頭を撫でる)」
「!(何かを閃いたように)じゃあこうしよう!(羽織を自身の左肩、キクの右肩にかけて)…よし、これで2人であたたかいだろ?」
*
「おーおー、見せつけてくれるこって。俺様達なんてまったく眼中にねえみたいだな(頭の後で腕を組みながら)」
「あはは、お取込み中って感じだよね。……んー、これじゃあ弟子入り志願は次回に持ち越しかなあ(楽しそうに笑う)」
「餓鬼は相変わらず魔法が好きだなあー。(くるりと3人の進行方向とは真逆を向いて)…俺様用事があるから先に帰っとけよ」
「え?これから真っ暗になるのに?危ないよ?」
「俺様は目が利くから平気だっての。じゃあな(振り返らずに手を振って真逆の道へと歩みを進める)」
「え、まっ、待ってよ!!(というものの追い掛けることを憚られて右手が宙を彷徨い)……うーん、追い掛けた方がよかったのかな。でも……うーん、はあ。皆自由行動しすぎだよっ(気分転換するように散歩を始める)」
「……(フードから見える目はギラリと物騒な光を輝かせ)…さあ、『食事』の時間だ(野垂れ死んでいる動物や蛮族の死体を見て舌舐り)」
*
「おや、まあ……(くすくすと小さく笑い)そうですね、温かい。……貴方のぬくもりだから、でしょうか」
「キクが体温低いからじゃないのか?(羽織がずれないように掴みながらもう片方の手でキクの腰を引き寄せ)…ん、くっついた方があったかいぞ」
「(されるがままだが穏やかな表情で)……ああ、温かい。幸せだ、心までぬくもりで満たされる」
「大袈裟だな、キクは(くすくすと笑って)…俺も、幸せだよ」
「大袈裟なものですか。二度と手に入らない幸せが、この手の中にあるのですから(目を細めて自身の胸元に視線を落とす)」
「(キクの手の上に自身の手も重ねて)キクはやっぱりキク、だなあ。はは」
「……アーサーさん、これ、覚えてますか?(重なった手を優しく握り返して胸元から首飾りを取り出す)」
「…(揺れるペンダントトップを見て)ああ、懐かしいな。持っててくれたんだな(柔らかな笑みを浮かべ)」
「これのお陰で、私は何度も危機を脱出しましたし、貴方との思い出を失わずに済んだんです。私は、頭が悪いですから(ふわふわと穏やかな笑みを浮かべて)」
「そっか、それがお前を導いてくれたのなら…これほど嬉しいことは無いな(目を細め、慈しむような視線をキクに向ける)」
「ええ。まるで貴方が私を守ってくれるように感じていました……その通りでしたね(ペンダントを持ち上げると愛しさを視線に乗せる)」
「……今は俺がちゃんと守ってるだろ(ペンダントを見つめるキクに視線を送り)」
「ふふ、嫉妬ですか?……大丈夫、貴方に守っていただいていますし、貴方を守りますから(ペンダントから視線を外すと優しく微笑む)」
「俺も、もっと強くなって……キクを守るよ(はにかみ笑い)」
「ええ、守ってくださいな。……私も貴方のことだけを守りますから(そっと寄り添う)」
「……(少し頬を赤らめながら、キクの肩をつかんで)んっ、(ぎこちない口づけを唇に贈る)」
「まあ……(不意討ちのキスに驚きを隠せず目を瞬かせ)」
「ち、誓いのキス、だ(自分で言っていて恥ずかしくなったのか視線をそらし)」
「(慈しむような視線をアーサーに送ると左手を取り)……では私も貴方に、誓いの契りを」
「契、り(キクをまっすぐ見つめ)」
「少し、痛いですよ(そう言うとアーサーの左手の薬指を口に含み、根元へ激しく噛みつく)」
「っつ!……っ(痛みに体をびくりと震わせるが拒むことなくキクを見つめる)」
「ん、く……っ(食い千切らんとする勢いで噛みつき、やがて口から指を離すと真っ赤な傷跡が出来ている)……指輪はないですが、貴方を縛る環を(うっとりと赤い傷跡を撫でる)」
「っん(浅く呼吸をするが傷跡を見つめる目は柔らかく細まり)…キクと、同じ色の、指輪だな」
「貴方の肌に傷を残すなんて、本当は嫌なんですが……貴方が愛してくれたこの色の指輪を、捧げたかったんです(傷口を労わるように撫でるとキスを落とす)」
「ぁ……(痛みに声をもらすがどこか嬉しそうに)世界に、一つとない指輪だな。…綺麗だ」
「(ぺろりと最後の仕上げに傷跡を舐め)……消えそうになれば、何度でも差し上げますよ。私だけの、アーサーさん(幸せそうに頬を染め)」
「痛いのはいただけないが、キクから与えられるものなら、喜んで(キクの額にキスを落として)」
「そうやって貴方は私を悦ばせて……(瞼を閉じてキスを受け入れる)」
「俺だってキクにたくさん喜ばせてもらってるぞ。……たくさん、たくさんお前からもらったんだ(瞼、鼻、頬にキスを落とす)」
「私が差し上げたものなどたかが知れていますよ……貴方には到底及ばない。記憶の中の貴方の笑顔に、何度救われた事か……(思い出すごとに閉じた瞼にじわりと涙が滲む)」
「ん、(滲む涙をすくいとるようにキス)記憶の中の、俺にだけ?(額をこつんと合わせ)」
「ぁ……(うっすらと瞼を上げ)…………今は、記憶の外にある、私の愛しいアーサーさんに、救われていますよ……(照れる姿を見せたくないのか視線を伏せ)」
「そっか(ほっとしたように笑って)……あやうく記憶の中の自分に嫉妬するところだったんだぞ」
「……私は、今も昔も貴方だけを愛しているのですから。嫉妬しないでください、……ね?(未だに恥ずかしさから視線を上げることが出来ず)」
「……(恥ずかしそうなキクを見つめ)キク、こっち向いて」
「い、いやです……今、情けない顔をしている……」
「やだ。キクの顔、見たい(むうっと頬をふくらませ)」
「……格好悪い私は、見せたく……(黒髪から出た耳まで真っ赤になっている)」
「……俺はどんなキクでも知りたいし、見たいんだけどな(真っ赤になった耳に愛げにキス)」
「っ、(耳へのキスでびくりと震えあがって反射的に顔を上げるといつもの澄ました顔ではなく子供のように感情を表した表情をしている)」
「うん、その顔も、好きだ(唇にちゅっとリップ音を鳴らしてキス)」
「こ、こんな子供みたいな顔を……っ!?(キスに驚いてそのまま言葉も動きも止まってしまう)」
「だってその顔もキクなんだから。…愛おしいよ(頭をなでながら柔らかく微笑み)」
「う……(バツが悪そうに視線を彷徨わせると)痛く、ないですか?」
「痛い?何が?(撫でる手をぴたりと止め、不思議そうに)」
「……髪に、角が隠れてますから。少し尖ってますし、触ると痛いですよ(意図的に角を避けるように視線を送る)」
「……触れられるのは嫌だ?(不安げに)」
「……一応、神経が通っていますから。それに、触る人は今までいなかったので、どういう反応をしてしまうのか(困ったように視線を泳がせ)」
「なあ、嫌じゃないなら……触っても、いいか?」
「……少しだけ、ですよ?(苦笑いを浮かべ)」
「ああ。……ん(割れ物を触れるような慎重さで角を撫でる)」
「ん……っ(ぴくりと反応しきゅっと両目を閉じる)……あ、こういう感覚……なんですね……」
「なんか、あったかいな(優しくなでながら)……うん、これもキクの一部だと思うと、愛しいんだよな」
「この角のせいでたくさんの罪を被りましたが……貴方に出逢うために、神様が下さったのですかねえ(頬を上気させうっすらと甘い吐息を吐く)」
「大袈裟(ふふっと微笑み)でも、神様には感謝しないとな。こうしてキクと笑いあえる。それが今は当たり前になったなんてさ……」
「私がただのエルフで、あの森で泣いていなかったら貴方には出逢えなかったでしょう?……当たり前が幸せで……ぁっ!(びくりと大きく震える)」
「キク?(キクの様子に目を見開き)」
「……も、もう角に触らないで……せ、性感帯という程ではないですが……末端の感覚のせいで……変な声が出てしまう……(口を手で覆い)」
「え……(顔を赤く染め)す、すす、すまないっ(慌てて手を離す)」
「いえ、私も知らなかったのですから……ただ、これは角を守らねば……色んな意味で(手で髪の毛を払い、手早く角を隠す)」
「……絶対に、他の奴らには触らせるなよ(顔は赤いままにキクを見つめ)」
「貴方以外に触らせるものですか。……貴方にしか、触らせません(耳まで真っ赤にしてふいっと顔を背ける)」
「なら、いい。……ん、じゃあまた今度、触らせてくれるのか?(目をきらきら輝かせ)」
「う……(しまったと表情を引き攣らせ)……そ、そうですね……ですがせめて、性行為の時だけで……」
「せ、性行為……(いかがわしい単語にさらに頬を赤らめ)……で、でも、触れるならいいや」
「日常で触られてさっきのようになったら洒落になりませんから……(居た堪れなくなって視線を伏せ)」
「他の奴らに見られるの嫌だから……うん、その、えっちの時だけで、我慢する(きらっとした目で)」
「ああ……あの純粋無垢だったアーサーさんが……仕込んだのは私ですけれど……(顔を覆い隠して震える声を誤魔化す)」
「……やっぱり昔の俺の方がいいんだな(ぷいっと顔をそらし)」
「い、いえ……そうではなくて、ああっ、もう!(アーサーの襟元を掴むと強引に引っ張り噛みつくようにキスをする)」
「っん!?(突然の口づけに目を閉じることなくキクを見つめ)…は、き、く?(わけの分からないといった表情で)」
「昔がいいと思ったらこんなことするわけがないでしょう!分かりなさいっ!!!!(言い切って手を離すと真っ赤になってしゃがみ込む)」
「き、キク……(しゃがみ込んだキクを見下ろし、顔が赤いのはそのままにくすくすと笑って)かっこつけたわりには締まらない、な。…はは」
「〜〜っ!!貴方が格好良くなりすぎなんです!!察してくださいよ本当に!!(両腕に顔を埋めて)」
「本当か?俺、かっこよくなった、のか?…少しは成長してる、ってことだよな(嬉しそうに笑って)」
「……(ちらりと顔を上げ)ええ、もう“可愛いアーサーさん”なんて言えない程には……(もう一度両腕に顔を埋める)」
「(しゃがみこみ、キクを抱きしめ)じゃあ次は“かっこいいアーサーさん”かな?」
「……絶対私も格好いいって言わせてやりますから(払い除けずにされるがまま)」
「……もう“かっこいいキク”なんだけどなあ(ぼそりと)」
「ならばよろしい(そっけない言い方をするが声色は上機嫌)」
「……ふふ(キクの様子に思わず噴き出す)」
「こら、噴き出さない(的確に自身の角でアーサーの顎をぐりぐりと突き上げる)」
「あだだだ、ちょっとちくっとするぞキクっ(くすぐったそうに笑って)」
「わざとです、わざとやってるんです(そう言いながらも心成しか声が弾んでいる)」
「御手柔らかに頼みたいな、まったく……(キクの頭のてっぺんに口づけを落として)」
「ん……(キスに動きを止めて照れた様子に変わるがすぐに表情を取り繕う)」
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