ソードワールドしようぜ!

「……(仲間が倒れても尚その場に佇んでいる)」
「あとはてめえだけだぞ」
「(前衛に駆け寄りながら銃を構え)……脳天に涼しい穴が開きたくないなら、大人しく降りておいでよ」
「……戦闘は拒否する(4人に背を向けて)」
「拒否……?(急に走ったので息を切らせながら)」
「ちょ、待ちいや!!敵に背を向けるとはええ度胸やんっ」

普:……ギルベルトはリーダーらしき男と一気に距離を詰めて拳を御見舞するぜ
米:手が早い!(ケラケラ笑いながら)

「見物料は置いて帰りな!!(男の顔面に向けて拳を振り上げる)」

仏(GM):おー怖い怖い。男はギルベルトの拳を何か硬いもので受け止めるよ。その弾みに深くかぶっていた男のフードも外れるね
加:い、いったい誰……?

【強烈なギルベルトの拳は無機質な塊に吸収される。それがハンドガンだと気付いたと同時に男が深く被っていたフードが捲れ、薄い色素の髪が現れる。
威圧感が滲み出る角度を変えて見れば緑にも見える水色。端正な顔には銀のフレームの眼鏡をかけ、ただギルベルトを見つめている】

西:……もしかしてこれ
米:あー、うん
仏(GM):だって衣装提供してくれたからさー☆(テヘペロ)
米:ただし敵(真顔)
普:なんでまた敵サイドなんだよ…
仏(GM):別にい?誰かさんへの仕返しじゃないよ?私怨じゃないよ??
加:(合掌)
普:けどスウェーデン出したところでノルウェーって動揺するのか?
西:喜んでフルボッコしそうな気もするで
米:割り切ってプレイするからね!
仏(GM):お兄さんはね、決めたの……そう、心に決めたの!うわあフランスひどいーふええってみんなを泣きつかせるって!!
西:うわあフランスひどいーふええ><
普:ふええ><
米:きゃーフランスのいじわるー><
加:……えっと、これは乗るところですか?(間に合わなかった)
仏(GM):さあカナダもご一緒に!ふええ><
加:ふ、ふええ……?
仏(GM):かわいい(真顔)
米:可愛い(同意)

西:で、そろそろRP続きせえへんの?
普:さすがスペイン。マイペースの極み
仏(GM):もう少しカナダの可愛さ堪能させてよ!……続けるよ!

「ラルヴァ、さがれ」
「やだ、っつたら?(にんまりと笑って)」
「…………(ふう、とため息をついて)」

【男が空いた手でバレットポーチから何かを取り出した瞬間、突然煙幕が立ち込める。その煙にギルベルトは容易く視界を奪われるだろうね】

「げほっごほっ……」
「ッ!煙幕!」

【そして気がつけばそこに男は居なくなっているね】

「……き、消えた?」
「……逃がしたか(ぎりぃって歯ぎしり)」
「あいつは他の奴等よりも多分、強いと思う…」
「……多分、さっきのはマギテックの技さ。やられたよ……」
「……ま、逃げられたもんはしゃあねえな。戻るか」
「そうだね……二人の手当てもしなきゃいけないし」
「……(ごそごそとジャケットの裏柄のポケットに手を突っ込み、お目当てのものを見たあと)……あちゃー、やってもうたわ」
「んじゃ、ここらで一旦解散だな」
「ああ、そうだね。アントーニョ、なんか変な顔してるけどさっさと治療してもらうんだぞ!ほらマシュー、肩貸して!」
「うわっ、重っ!アルもう少し痩せてよ!!(アルフレッドを支えながらよろよろ街へと戻っていく)」

米:んー、こんな感じかい?
加:うん、長かったね……お疲れさm

\ポーン ポーン/

仏(GM):ちょ、ピンポンうるさいよ!はいはいだーれっ(玄関へ向かう)
南:煩くねえよさっきからずっと鳴らしてんだよ!!(ダイニングにいても分かるような大声で)

普:お、あの声はお兄様だな
西:え(ぴしりと固まる)
米:あーあ、スペイン。ログ隠した方が良いよ(によによ)
西:か、隠すってどこに!?え、えっと(あわあわ)
仏(GM):てなわけなのよロマーノ。そんで今その帰りのRP(によによと笑いを隠さずに)
南:(どかどかと廊下を歩いてくるような音が響き)おいゴルァスペイン!!!!!!!
西:は、はーい親分やでー(苦し紛れのウインク)
米:HAHAHA!スペインよかったじゃないか!オセッキョーしてもらえるよ!
西:親分今回何も悪いことしてへんやん!?
南:それとこれとは話が別なんだよ!面ァ貸せ!RPでみっちり叱ってやる!!!!
仏(GM):ププーッ。じゃあスペイン以外はみんなゆっくりくつろいどいてねー。RP再開するねー
西:ううっ…
南:取り敢えずロヴィーノはあれだ、アントーニョの血の匂いに気付いて走ってる。めっちゃ走ってる
西:…アントーニョは傷は塞がっとるとは言え血塗れな格好見られて一般人に叫ばれたらかなわんから、こそこそと人に会わんように教会へと向こうとるよ

「はっ、はっ、……トーニョ!おいトーニョどこだ!!!(吠えるように)」
「……(建物の影からキョロキョロと周囲を見渡しながら)…よし、大丈夫やな」
「!!(影から出てくる姿を見つけ)トーニョ!!!!」
「え、(自分の名前を呼ぶ声の方を向き)…ロ、ロヴィ!?」
「お、まっ!血の匂いがすっから!怖くて!そしたら……なんだよそれ!!!(涙を溢れさせながら)」
「え、えっとこれは…(必死に血の痕を隠そうとするもあまりにも染みが大きいことで観念したのか)…あはは、派手にやられてもうてなあ」
「派手にやられたじゃねえよ!!もっと自分大切にしろよ!!死んだら……死んだら何もかも終わりじゃねえか!!!」
「ん、(ロヴィーノの頭を撫でて)死なへんよ。まだ俺は死なへんから。…こないに自分のために泣いてくれる人がおるのに、そいつ残して死んだりなんかせんよ(優しく微笑みかける)」
「嘘つくなよ……!その言葉、絶対忘れねえからな!勝手に俺の前からいなくなったら……許さねえからな!!(泣きながらも睨み付け)」
「はは。……俺、嘘つきそうに見える?(わしゃわしゃと頭を撫でたまま)」
「……そう言うことに関しては、お前嘘つきだから(睨んでいるものの少し視線が和らぎ)」
「ひどい言いようやんなあ(言葉とは裏腹に声色はどこか楽しそう)…あ、せや。ロヴィ」
「……?」
「(ジャケットの裏側のポケットから何かを取り出し)…ロヴィ、手ぇ出して?」
「手?……こうか?(言われるままに右手を出す)」
「ん、(ロヴィーノの手のひらにワインレッド色のベルベットリボンのチョーカーをそっと置いて)俺からのプレゼントなんやけど…ううっ、やっぱ俺の血がちょっと染みてるわ。リボンよく見たらシミが…」
「!!!!(目を真ん丸に見開き、チョーカーとアントーニョを交互に見やる)」
「えっとな、それ俺が作ったんやけどな。言うても誓いのアンクレット加工してチョーカーにしただけやけど。…ああ、やっぱ血がついとるからまた別の!別の作るわ!」
「!(ばっと抱え込むようにチョーカーを胸に抱きしめ)やだ!これがいい!!」
「え、でも(ぽかんとロヴィーノを見つめ)」
「……誓いのアンクレットってことは、俺を飼ってくれるってことだろ。(チョーカーをアントーニョに渡して)……つけて」
「……いいん?飼われるってことは、俺がロヴィのご主人さんなってまうんやで?(真剣な眼差しで)」
「……お前がいい。……お前じゃなきゃ、やだ(ぷいっとそっぽを向き)」
「そっか(優しく微笑んでロヴィーノの前に手を差し出し)…ほなら誓うわ。俺はロヴィからはもう黙って離れん。ロヴィもやで?」
「……おう。俺は絶対、ゴシュジンサマであるお前から……トーニョから離れない(しっかりとアントーニョを見据え)」
「うん。…せやけどご主人やーとか言うても今までと何ら関係は変わらん。対等なままやからな?せやないと寂しいもんなあ(にかっと笑って)」
「……うん。たださ、俺ミアキスだから。本能的にそういう態度とか、行動するかもしれねーや。そん時は、ごめんな(くしゃりと不格好に笑いながら)」
「ふふ、ミアキスさんの特性やったらしゃーないよ(頭を優しく撫でて)…じゃあ、行くで?(がりっと自分の指を強く噛み)」
「ッ!(分かってたとはいえ無駄に血を流す姿に思わず目を瞑り)……トーニョ、無茶、すんなよ……?(恐る恐る目を開ける)」
「っ…(じわりと滲む指先の傷口の真下にチョーカーを寄せ)…『その命ある限り、真心を尽くすことを誓え』(合言葉と同時に一滴の血がチョーカーの金属部分に落ちると金属がぴかりと光る)」
「……!!(暖かな光に目を瞬かせ)……これで、俺、お前の猫だ(ぱちぱちと数回瞬きを繰り返し)」
「…ふう。ロヴィ、チョーカーつけたる(ロヴィーノの首に腕を回し器用にチョーカーをつけ)…これからも、よろしくなロヴィ」
「ん……(嬉しそうにチョーカー触りながら)ああ、これからも……ずっと一緒だかんな」
「夜なべして作った甲斐あったわ。よおロヴィに似合って……(がくりと膝から崩れ落ちる)」
「!!トーニョ!おまっ、傷が!い、今教会に連れて行ってやるからな!(慌てて引きずるように)」
「ご、めんなロヴィ…もう少ししたら復活するさかい。……せやから引きずるんはちょっと堪忍して。お、おしりが、する…」
「あっ、わ、悪ぃ!!(その場に留まってアントーニョの隣に座る)」
「ロヴィ。膝、膝かして」
「膝?……ん、こうか?(足を伸ばした座り方に変える)」
「それでもええわ。…ん、(ロヴィーノの膝に頭を置いて横になる)」
「……!!(合点がいった様子)膝枕してほしいなら言えっての!ほら、ゆっくり休めよ(アントーニョの頭を撫でながら)」
「そうさせてもらうわ。…おやすみ、ロヴィ(ふわりと優しく微笑んで、ゆっくりと瞼を閉じる)」
「……ん、おやすみ。ゴシュジン(閉じた瞼にそっとキスを落とす)」

*

普「RPと言う名目のいちゃつきじゃねえか!!」
米「リア充爆発しろ!」
加「わあ、おめでとう……!!」
仏「ねえ説教は?説教するんじゃなかったの?ねえ??」
南「ぶっちゃけ最初に言いたい放題言ったから満足した(どやぁ)」

西「いやあ、渡せるもん渡せてよかったわー」
普「思うに俺様、ロヴィーノにもつけるのもいいがアントーニョににも誓いのアンクレットつけるべきじゃね?」
米「ああ、名案だね!もうひとつ作った方が良いんじゃないかい?」
西「え、アントーニョは別に誓いのアンクレットは…」
南「俺がいればこいつ、どこにもいかねえし。なくたっていいよ」
普「ヒューヒュー」
仏「ヒューヒュー」
米「ヒューヒュー」
南「うっせえええええ!!!!」

西「あ、実はアントーニョはな、キクに頼まれたんも作ったんやでー」
仏「ああ、例の…」
加「え?キクさん?……日本さん何か頼んでたんですか?」
仏「それはほら、スペイン」
西「ひーみーつっ…やで!」

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