ダブルクロスしようぜ!

仏(GM):はい、舞台はワーディングが既に張られた街中!イヴァンとソフィヤは研究所から脱走した実験体の捕獲にとりかかってるよ!
露:あれ、もうそういう状況ってところから始めるんだ。じゃあ、こんな感じ?

「(コツコツと靴音を鳴らしながらマフラーを棚引かせ)うふふ、鬼ごっこは何処まで続けるのかな?」
「(イヴァンの後につき乱れた呼吸を整え)はあ、はあ…。もう、イヴァンちゃんも逃げ出した子も足が早くて追いつくのが精一杯なんだから!(頬を膨らませながら)」
「ああ、姉さん。ごめんね、ついうっかり楽しくて我を忘れちゃった(無邪気に笑うと実験体を見据え)……大人しく僕たちと帰れば、まだ丁重に扱ってあげるよ?なんて、聞くわけないか」

仏(GM):実験体は人そのもの。フードを目深くかぶり黒ずんだローブを棚引かせてるよ。微かに臭うそれは血の匂い。無理やり研究所のセキリュティから逃れた為か実験で負ったものかは研究者のみぞ知るって感じかな?

「…カエラない……彼処ニは帰らナイ……あの人の元へイくノダ」
「行く?どこに?君が行くのは僕たちの研究所だよ。……さあ、おいで(微笑んでいるものの絶対的な圧力を放ちながら)」
「そうよ、帰りましょう?そんなに怪我をして怯えて……それじゃあだめだわ、幸せになれないもの(悲しげに目を細め)」

諾:……これはどっちが敵なんだ(真顔)
独:完全にロシア達が悪役だな……
露:失礼しちゃうなあ!(ぽこぽこ)
烏:そうよ!お友達を救いたい、それだけのことよ!(ぷんぷん)
仏(GM):さて、可哀想な実験体は嫌だ嫌だと首をふると突然痛々しい何かが折れる音を体内に響かせ苦渋の表情を浮かべるよ!

「帰りたくなカエリタクな……あがあああああああ!?(断末魔と共に体の皮膚が焼き爛れ膝をつくと同時にその体は無機物のような光沢のあるものへと変貌)」
「……ほら、帰ればそんな痛みを感じなくて済んだのに」
「ダメね。あの子…幸せではないわ。だってあんなに悲しそうだもの(実験体を見つめながら)」
「苦しいクルシイグルシ……助けろタスケテたすけろおおおおお!!(実験体が地面に拳を打ち付けると2人の方へ砂の刃が飛来する)」
「!姉さんッ!!(ソフィヤを庇うように抱きしめて砂の刃の攻撃範囲から離脱する)」

諾:…あんましこの間さ入りたくねえが入るか、ドイツ(死んだ魚のような目を向け)
独:……ああ、正直入りたくないな。しかし、これ以上放置すると悪化の一途だ(重々しい溜息を吐きながら)
諾:んだな。大ピンチな2人の前にお出ましだ

「故人曰く、『安心、それが人間の最も近くにいる敵である』(その言葉と同時に地面の砂が鎖となり実験体を拘束する)」
「……なにこれ(抱き留めていたソフィヤを離して顔を上げ)」

「……砂の剣さんは?(キョロキョロとあたりを見渡し)」
「これのことか?(角の生えた腕で刃を握り潰しながら)」
「!貴方、確かルートヴィッヒちゃん!ルートヴィッヒちゃんよね!?(目を輝かせながらルートヴィッヒに接近)」
「ッ、……人違いだろう(ソフィヤから逃げるようにルーカスの方へと移動し)」

「よお、常連客。それが噂のシスコンしでる姉さんけ?(イヴァンに向かって軽く手を挙げ)」
「そっか、やっぱり君もこっち側の人間だったんだね。……答えは必要かな?(にっこりと微笑みながら)」
「ああいらねえ。今の一連の動きでお分かりだな。……さて(実験体の方に視線を向け)これ、おめらのペットか何か?(指差しながら)」
「失礼しちゃうなあ。彼……彼女だったかな?どっちでもいいんだけどね、あの子は僕たちの大切なお友達だよ(傲慢にも見える笑みを浮かべたまま)」
「そう、お友達。だけれどあの子は今とても苦しそうなの。苦しいことは幸せじゃなく不幸なことなの。だから……お友達である私達が救ってあげなきゃ(にっこりと慈悲さえも覚える笑みを浮かべ)」

「……狂っている(理解出来ないという苦しげな表情を浮かべ)」
「はあ(深い溜息を吐き出しながら髪を乱雑に掻き)ようはその実験体ば楽に殺せばええってこっだろ。野放しに出来ねえからな、こんな化物」
「済まない……許してくれ……ッ(祈るように目を閉じ)」

「タスケロオ……助けろオオオ!!(鈍色の腕を4人に向けて)」
「ええ、今から助けてあげるわ。……だからじっとしていて。痛くないようにしてあげるから(優しい声色で実験体を諭すように)」
「さあ、逃げた悪い子にはお仕置きしなきゃ。姉さん程は優しくできないけど、ごめんね?(無邪気過ぎる笑みを携えたまま)」

仏(GM):これはどっちが可哀想ナンデショウネー。といった所で戦闘!開始でっす!!(ウインク)
烏:わーい(ぱちぱち)
露:やたー(ぱちぱち)
諾:あー、戦闘配置ば?
仏(GM):んとね、こんな感じだよ!

【実験体ー10mー(イヴァン、ソフィヤ)(ルーカス、ルートヴィッヒ)】

仏(GM):イヴァンとソフィヤ、そしてルーカスとルートヴィッヒでそれぞれエンゲージ。実験体はその10m向こうにいるよ!
独:別のエンゲージか……
諾:戦闘始まればエンゲージも崩れるだろ。問題ねえ
仏(GM):まあね。というわけで戦闘開始だよん!!
露:誰から行動かなー?
仏(GM):そうだね。セットアッププロセス後はルーカス(18)→実験体(11)→イヴァン(9)→ソフィヤ(6)→ルートヴィッヒ(3)となるからルーカスからかなっ
露:あ、敵より遅いや
烏:ソフィヤもだわあ。うふふ、負けちゃった
独:まあ、基本的に俺は最後だからな
仏(GM):はーい、まずはセットアッププロセスから始めるよ!

[セットアッププロセスー1Rー]

仏(GM):セットアップでなにかしたい子は手をあーげてっ
露:僕は今回なーし
烏:うーん、私もないかしら
諾:俺もねえな
独:ではルートヴィッヒは実験体に対して『ターゲットロック』を宣言しよう

侵蝕値
ルートヴィッヒ:32→35

仏(GM):あーい、選んだ対象を狙う際の攻撃力アップねー
独:これがあるとないでは随分違うからな

「……目標、捕捉(実験体を逃がさないように睨みつけ)」
「そうだ。ただ敵を見据えろ。余計な感情は今はどこかに置いておけ」

「うふふ。嬉しいわあ、ルートヴィッヒちゃんも私達の仲間だなんて(頬に手を添えて)」
「あの子、戦闘慣れしてる感じじゃないね。……姉さんを喜ばせるなんて、いい子(ふんわりと微笑みながら)」

仏(GM):ギスギスはしてないけどこの空気感が怖い(震え声)
独:胃に悪すぎる(真顔)
諾:おめが選んだメンバーだ、諦めろ
仏(GM):そうなんだけどさあ!!なんか怖いの!怖いのよ!!次!イニシアチブプロセス!!(半泣き)

[イニシアチブプロセス]

諾:まずはルーカスからだな。1つ試しにジェネシフト振るか。5d10ば振るぞ
仏(GM):はーいどうぞー

ルーカス
侵蝕値算出「ジェネシフト」
  5D10 = [2,1,9,8,3] = 23

侵蝕値
ルーカス:33→56

独:一気に上がったな
諾:ふむ。なら続けてマイナーアクションで『ハンドレッドガンズ』『ダブルクリエイト』で銃ば2つ精製だ

侵蝕値
ルーカス:56→64

仏(GM):はい、使うコンボは何かなー?
諾:非力な俺は範囲攻撃ばあえて選んで侵蝕値さちくちくあげんべ。てなわけで『ニーベルングの指環』を発動だ。達成値振るべ
独:非力……
烏:わー、2丁拳銃さんのガンマンさんねー
露:どれくらい攻撃力叩き出すかなー

ルーカス
達成値算出「ニーベルングの指環」
  9R+4 = [4,2,9,7,8,10,6,6,7][7]<クリティカル>+4 = 21

諾:あ、1回回ったが
露:よくそれで回せるね
仏(GM):んー、そうだなあ。ちょっと回避してみよっかな!ドッジ宣言で実験体は回避しちゃうぞー☆

実験体
回避判定
  12R+5 = [8,6,8,10,3,3,7,3,2,4,1,8][2]<クリティカル>+5 = 17

仏(GM):回ったのに抜けない!!!
烏:最後の出目が悪かったみたいねえフランスちゃん
独:相手が悪かったなフランス(肩ポン)
諾:ダメージ出すべ(コロコロ)

ルーカス
ダメージ算出「ニーベルングの指環」
  4D10+21 = [1,7,3,7]+21 = 39

侵蝕値
ルーカス:64→67

諾:ま、こんなもんだろ(ふうっと小さく溜息をついて)
露:きっちりそこそこダメージ出してくる辺り容赦ないよねえ

「(ピアスを耳からとり上空へと投げると2丁のハンドガンに変わり)さあ、イイ声で鳴け、喘げ!(ハンドガンを掴むと交差するように構えて実験体に連射する)」

「……凄い(蜂の巣になる実験体を見据えたまま)」
「ナターリヤちゃんと同じモルフェウスさんかしら?(ピアスから精製されたハンドガンを見つめたまま)」
「そうみたい。洗練されているね……面白い(にこにこと微笑んだまま)」

「(くるくるとトリガー部分を指で回すと健在としている実験体を睨み)……随分とタフだごった。それの方が楽しみが増えるんだがな」

独:素通り39は充分大きいがな。……さて、どこまで敵が持ち堪えることやら
諾:そこらへんはおめらがトドメさすんだろうがな。…次は実験体か
仏(GM):呼んだかなー?そうだなあ、ターゲットターゲットっと(コロコロ)

実験体
ターゲット指定
1イヴァン&ソフィヤ、2ルーカス&ルートヴィッヒ
  1D2 = [2] = 2

露:ん?エンゲージごと??
烏:単体ではないのねえ
仏(GM):今回は範囲(選択)だからね!じゃあ実験体はルーカスとルートヴィッヒに接近しエンゲージにお邪魔しまーす!
諾:来んな
独:帰れ
仏(GM):帰りませーん来ますぅー。実験体は『インフィニティウェポン』で大剣を精製。『カスタマイズ』『咎人の剣』『ギガンティックモード』『コンセントレイト:モルフェウス』を組み合わせて攻撃だーい!

実験体
達成値算出「カスタマイズ」「咎人の剣」「ギガンティックモード」「コンセントレイト:モルフェウス」
  19R+8@8 = [3,3,4,6,1,2,1,2,2,2,8,6,6,9,10,4,6,9,4][3,1,4,6]<クリティカル>+8 = 24

諾:…避けられる気がしねえな。ガード宣言だべ
独:24か。……どうせ当たる可能性があるのなら『電光石火』を使用してドッジするぞ
仏(GM):ほうほう。それじゃあルートヴィッヒは回避判定振ってねーん
独:む。ついでにダメージも振ってしまうか

ルートヴィッヒ
回避判定
  12R+1 = [3,2,1,2,10,7,1,7,5,3,4,9][8]<クリティカル>+1 = 19

ルートヴィッヒ
ダメージ算出「電光石火」
  1D10 = [6] = 6

ルートヴィッヒ:HP37→31

独:……少し足りなかったな(口惜しそうな様子)
仏(GM):残念でーしたっ!大人しく2人共ダメージ受けなよ?

実験体
ダメージ算出「カスタマイズ」「咎人の剣」「ギガンティックモード」「コンセントレイト:モルフェウス」
  7D10+30 = [8,9,2,8,7,8,5]+30 = 77

諾:馬鹿でねえの(真顔)
独:ガードしたところで無駄というやつか(真顔)
諾:はああ…。しゃああんべ。リザレクトすっが
独:だな。勢いよく侵蝕値が上がっていく

復活値算出「リザレクト」
ルーカス:1D10 = [3] = 3
ルートヴィッヒ:1D10 = [6] = 6

侵蝕値
ルーカス:67→70
ルートヴィッヒ:35→41

ルーカス:HP0→3
ルートヴィッヒ:HP0→6

「ウガアアアアアアアア!!(精製した大剣を2人に向かって大振りな横薙ぎをお見舞いする)」
「ッ!?(避けようとした瞬間に横薙ぎが直撃し、近くの壁に叩き付けられ)っが、げほ……っ、げほっ!!」
「っ!(咄嗟に腕で庇うも器官ごと切られた感覚に息を詰め崩れ落ちそうになる足を奮い立たせながら)っふう、…やってくれる」

「知らない人にも悪さをするなんて…駄目よ、私達は貴方にそう教えてはいないのに」
「……もうお仕置きじゃなくて、懲罰が必要だろうね。姉さん、いいかな?」
「ええ。あの子はきっと私たちに救いを求めてる。……それが死だというならば、それを与えてあげるのが友達ですもの(イヴァンの方へと振り返りにっこりと微笑む)」

「は、班長……大丈夫ですか……?(覚束ない足取りで立ち上がり、ルーカスの方へ戻ってくる)」
「んっ(乱暴に吐血した口元を袖で拭いながら)なんともなくはねえが無事だ。…それより見とけ。あの姉弟が動くぞ(顎で指し)」

露:じゃあ次は僕だね。まずは僕もジェネシフト、5d10でいこうかなっ
仏(GM):ういういー!じゃあ5d10振ってみてねー

イヴァン
侵蝕値算出「ジェネシフト」
  5D10 = [1,8,6,3,5] = 23

侵蝕値
イヴァン:33→56

露:60までちょっと足りなかったかー
諾:エフェクト使えばその数値なら使えんだろ
露:?……あ、ほんとだ。じゃあ敵さんひとりしかいないけどコンボ『ポーチヴァクルィク トロィエ』で攻撃しちゃうぞー!

侵蝕値
イヴァン:56→62

仏(GM):わあい大地の怒りを感じちゃうー(真顔)達成値どうぞーん

イヴァン
達成値算出「ポーチヴァクルィク トロィエ」
  6R+4@8 = [4,7,10,6,10,8][10,5,1][5]<クリティカル>+4 = 29

露:いちたりない(´・ω・`)
諾:いやいや、そのダイスの数ならええ数値でね?
独:6個で2回か……末恐ろしいな
烏:流石ロシアちゃんねえ…!(ぱちぱち)
露:どやあ?
烏:どやあ!
独:何だこれは(真顔)
諾:なんだこの姉弟(真顔)
仏(GM):ううん、難しい数値だなあ。…よし、実験体はガード宣言するよ!
露:じゃあ攻撃しちゃうよ!

イヴァン
ダメージ算出「ポーチヴァクルィク トロィエ」
  4D10+10 = [2,2,7,2]+10 = 23

露:しょっぱい……
諾:あひるが3羽泳いでんな
独:1つだけある7が異様な存在感を醸し出しているな……

「(ぱちんと指を弾くと周囲に無数の小さな魔法陣が現れ)大地よ、僕の領域よ。僕に仇成すオトモダチに、相応の罰を(言葉と同時に魔法陣が描かれた空間が歪んで地形が棘状に変わり、実験体を貫く)」

「ああ、なんて素敵なんでしょう!流石イヴァンちゃんの力だわあ(神々しいものを見るように貫かれた実験体を見上げ)」
「うふふ。姉さんに褒められるなんて嬉しいなあ(そう言いながら再度指を弾くと空間が捻じ曲がり、棘などなかったかのような世界に戻る)」

「オルクス…しかもピュアブリード。本人の性質も相まって厄介だない」
「攻撃することに、躊躇いも戸惑いもないなんて……」
「迷いのない分奴等ば強い。だが、あれが正しい強さかは分からねえがな(前を見つめたまま)」
「……あんなのは、おかしいだけ、だ……(葛藤するように自分の腕を握りしめ)」

仏(GM):相変わらずオルクスはラスボスとかそういう大物臭が強いよねえ……
露:??僕はただの研究者だよ?
諾:ただの(真顔)
独:何処をどうとればそうなるんだ(真顔)
烏:うふふ。イヴァンちゃんかわいい(ほわほわと微笑み)
露:ソフィヤ姉さんには負けるけどねえ(くすくすと小さく笑いながら)
烏:やだロシアちゃんったら(ロシアの額を指で優しく小突き)
諾:麗しい姉弟愛ダナー
独:ノルウェー、顔が死んでいるぞ
諾:安心しろ、元から表情筋ば死滅しでる(ドヤ顔)
仏(GM):それは安心するところなのかな??っと、次はソフィヤの手番だね!
烏:はあい!私もジェネシスやるわねえ
露:姉さん、ジェネシフトね(苦笑)
仏(GM):うんうん。じゃあジェネシフトで何個ダイス振るか宣言してねー
烏:んー、(顎に指を当て)そうねえ。じゃあ5個振っちゃおうかしら!
仏(GM):ういうい!それじゃあ5d10だね!振ってご覧!

ソフィヤ
侵蝕値算出「ジェネシフト」
  5D10 = [6,6,3,2,5] = 22

侵蝕値
ソフィヤ:29→51

烏:80さん使いたかったけど仕方ないわね(満足していない様子で首を傾げ)
露:うふふ、なかなか80って出ないからね。いい感じじゃない?
烏:それもそうね。それじゃあソフィヤはマイナーさんは放棄してメジャーの『戦乙女の導き』と『ポイズンフォッグ』、そしてオートで『タブレット』を使って皆を支援するわ

侵蝕値
ソフィヤ:51→57

仏(GM):ん、『戦乙女の導き』効果でPC全員にメジャーアクションのダイス+4個。さらに攻撃力+5がかかったよ!
独:ダイスが+4個か……これは大きいな
諾:味方だと心強いごって
露:姉さんはいつでも心強いよ。……そう、お金さえ払ってくれれば(白目)

「さあ、皆で幸せになりましょう。これは幸せになれるおまじないよ(ゆっくりと右手を上にあげるとその手から花弁がこぼれ落ち其処から幻影の花畑が拡がる)」
「ああ、美しい。姉さんの華は、世界を救う光だよ……(うっとりと顔を綻ばせ)」

「『綺麗な花には棘がある』。…いや、あれはそんな生半可なものでねえか(ふわりと舞い上がる花弁を睨みながら)」
「(手のひらを何度も開閉し)……エミール先輩と似た力?……いや、そんなはずは……」
「ソラリス。あいつにも備え持つシンドロームだな。……さて、仕事の時間だ。いけるか?(ルートヴィッヒの方を見つめ)」
「……任務を開始します(覚悟を決めたようにきつく目を閉じるが、すぐにゆっくりと目を開く)」
「おう。行ってこい(安心したように口元に笑みを浮かべ)」

仏(GM):はい!最後はルートヴィッヒの手番だねっ
独:ああ。まずは手始めに俺もジェネシフトだ。この数値だと……4d10程度が妥当か
仏(GM):ういー。じゃあジェネシフトどぞー!

ルートヴィッヒ
侵蝕値算出「ジェネシフト」
  4D10 = [3,9,4,9] = 25

侵蝕値
ルートヴィッヒ:41→66

独:いい具合の数値が来たな
諾:エフェクト使えば70ば余裕だろうな(深く頷き)
独:確実に超えるな。マイナーアクションで『一角鬼』を発動する

侵蝕値
ルートヴィッヒ:66→69

烏:あら、ルートヴィッヒちゃんは頭に角が生えるの?(じーーーっ)
独:いや……頭ではなくて腕だな。こう、腕をガントレットが覆うように角が生える(真面目に解説)
烏:まあ。それだとどこかに引っかからない?大丈夫?
独:問題ない。戦闘が終了次第元に戻る
露:ドイツ君も真面目だよねえ
諾:なんと言うか内容ば割とすっからかんな会話だったな
独:……ンンッ(咳払い)ルートヴィッヒの攻撃だったな。コンボは『獣の姿・強打一閃』の使用を宣言する
仏(GM):はいよ。それじゃあ達成値から出してねー
独:先程ウクライナからもらったダイスが4個だったな。と、なると……こうか

ルートヴィッヒ
達成値算出「獣の姿・強打一閃」
  17R+4@8 = [7,8,5,8,8,2,10,1,7,4,1,3,10,3,10,9,3][10,1,7,8,4,9,2][5,4,9][2]<クリティカル>+4 = 36

侵蝕値
ルートヴィッヒ:69→76

烏:ダイスさん沢山ねえ…!(ダイスを見つめながらほうっと息を吐いて)
諾:おー恐ろしい恐ろしい
独:ここまで数値が出るならば欲張ってもよかったな(苦笑)
露:欲張るといいことないんだよ?
独:いや、お前には言われたくない(真顔)
仏(GM):ドッジとかただの自殺行為だろこれ(真顔)実験体はガードを宣言するよ
独:む。ダメージを振るぞ

ルートヴィッヒ
ダメージ算出「獣の姿・強打一閃」
  5D10+37 = [10,6,1,4,6]+37 = 64

露:うわあ……なにこれ(ドン引き)
諾:狂ってやがんな
独:3桁に行ってないから狂ってはいないだろう
烏:ルートヴィッヒちゃんっていつもこんな攻撃するの?
独:時々だ
諾:ダウト(真顔)

ルートヴィッヒ
ダメージ算出「電光石火」
  1D10 = [4] = 4

ルートヴィッヒ:HP6→2

「ッ!!(腕に鬼の角を纏わせ)もう許してくれとは言わないっ!ただ、人として戻れないのならば!安らかに眠ってくれッッ!!!(全速力で実験体の前まで駆け抜けると、その勢いを殺さぬまま実験体の腹部に強烈な拳を叩き込む)」

「ああ、何だろうな。…おめらしい攻撃だ(近くの壁に寄りかかりながらルートヴィッヒを見つめ)」
「ルートヴィッヒちゃん、あんなに素敵な力を持っていたなんて。うふふ、お友達が出来て嬉しいわあ(喜びを抑えきれない様子で手を合わせ)」
「素敵なお友達がまたひとり。姉さんが嬉しそうで、僕嬉しいよ(ソフィヤを慈しむように見つめると小さく頷き)」

「……お願いだ。もう、倒れてくれ……(苦しそうに胸を押さえ)」

仏(GM):そのルートヴィッヒの願いが届いたのかな。実験体は動かなくなったよ。おめでとう、戦闘終了だよ
露:あれ、倒せちゃったんだ。やっぱりルーカス君とルートヴィッヒ君は強いなあ
烏:そうねえ。特にルートヴィッヒちゃんは私の支援があるを差し引いてもあのダメージですもの
独:もっと恐ろしいダメージを出す人がいるがな……(ノルウェーの方を見ながら)
諾:……(視線を逸らしながらテーブルのマカロンをむしゃむしゃ)

仏(GM):あいあい!それじゃあ経験点あげちゃうよー!欲しい子はお兄さんの素敵な所を言って挙手してよ挙手!
露:はーい!全裸ー!(挙手)
諾:変態の性癖ば出しても恥じらいを知らねえ神経の図太さ(挙手)
烏:お料理が上手?(挙手)
独:……く、空気を読めるところ(乗ろうと必死になりながら挙手)
仏(GM):いやあ、それほどでもあるかな!!!
露:で、経験点どのくらい?
諾:さっさと寄越せ
仏(GM):お前らもっとお兄さんを褒めてよ!!経験点上げるけどさあ!!(ぶわわっ)

経験点内訳
・戦闘に勝利→4点
・侵蝕値31〜50→3点
・侵蝕値51〜70→4点
・侵蝕値71〜99→5点
・Sロイス相手が生存→5点

仏(GM):更にお兄さんの優しさの2点も追加でどうだ!!!
諾:ルーカスは侵蝕値70だからぎりぎり4点け。ふむ、そっだらバロールのエフェクト『紡ぎの魔眼』習得さしでレベル2まで上げんべ
独:ふむ5点。……では『一角鬼』をレベル2から3、『崩壊の鼓動』を最大値の3まで上げよう
烏:ソフィヤも4点ね。ソフィヤは『戦乙女の導き』のレベルを最大の5にしちゃうわね
露:んー、僕も4点。そうだなあ(ぺらぺらとルルブを捲り)……あ、『ナーブジャック』取ろうっと!あ、あとはね。残った分で『完全なる世界』を2から3にしとくね!
仏(GM):ナーブジャック(震え声)
諾:やっぱラスボスでねえか(真顔)
露:なんで?ちょっと相手に意地悪するだけだよ?
烏:そんなに怖いエフェクトさんなの?
独:……相手と達成値比べをして、勝った場合は相手のメジャーアクションを自由に選択できるとのことだ(真顔)
諾:まさにGM泣かせのエフェクトだな。末恐ろしいな
露:相手が回復とか持ってたら味方の回復に使えるんだけどなー。120%がネックだよねえ
仏(GM):そんなエフェクト連発されたら困るわっ!……と、これで合同模擬戦は終わりだけど如何だったかな?
独:そうだな、比較的に良い成果を残せた
烏:色んな戦い方があって勉強になったわぁ
露:うんうん。もう少し色々改良の余地はあるかなあって感じだったね
諾:面白い試みでねえの?手の内見せるのがちとスリルばあったが
烏:ルートヴィッヒちゃんはツノツノさんが沢山なのはお姉ちゃん覚えたわ!(えっへん)
独:いや……棘人間のように言われても困るんだが(真顔)
諾:ツノツノだがルートヴィッヒば強えぞ。頼りになるうちのアタッカーだ
露:アタッカーはノルウェー君もじゃないの?手の内隠してるでしょ(柔らかな笑みを浮かべ)
諾:…どうだろうなあ(頬杖をついて目を細め)
独:……(互いに切札は隠しているだろう、という顔)
烏:あらあら、仲良しさんねえ(にこにこと2人を見つめ)
仏(GM):……このメンバー怖すぎワロエナイ

諾:んで、戦闘終了後のRPば?(フランスの方を振り返り)
仏(GM):あ、うん。少しやっておこうか

*

「…(沈黙した実験体の傍に膝を下ろし)もう大丈夫よ。貴方はこれで幸せになれるの(柔らかく微笑み)」
「そうだね。逃げてしまった罰を受けた先は、幸せの花園だ。……安らかにお逝き(優しげに微笑みを浮かべるがその瞳は濁り切っている)」
「お友達への別れの言葉は言えたけ?(ハンドガンを交差させると元のクロスのピアスに戻し)」
「……勿論。見て、この幸せそうな顔を。きっとこの子は幸せだよ(ルーカスの方へ視線を動かしながら)」
「………(じっと実験体を見つめるもため息を吐き)幸せ、ねえ。俺にはわっかんねえな」

「……(痛みを堪えるように腕に纏わる角を消し去ると胸の前で十字を切り、静かに両手を合わせる)」
「(ゆっくりと腰を上げるとルートヴィッヒの方に振り返り)ルートヴィッヒちゃん、私嬉しいの。今、とても嬉しいのよ」
「(祈りを捧げて顔を上げ)嬉しい……?貴女は、貴女は彼が死んで嬉しいと……!?(信じられないという表情を浮かべる)」
「?何を言ってるのルートヴィッヒちゃん。あの子の死を受け入れることで漸く幸せになれたの。あの子は自分がオーヴァードの力を得ることが幸せにだと気づけなかった。…残念なことに幸せに気づけない子は沢山いるの。だったら幸せなうちに死ぬことってとても素敵な事じゃない?(罪悪感のない綺麗な笑みを向け)」
「……ミズ・ソフィヤ。貴女は狂っている……いや、貴女だけではない。そこの男も、狂っている……(ぐっと自身の胸元を握りしめ)」
「狂っている?……僕からしたら、君たちの方がよっぽど狂ってると思うけどなあ」
「あら。ならルートヴィッヒちゃん、貴方は自分が正常だと言えるの?(くすくすと可笑しそうに笑い)」
「そ、れ……は…………いや、俺は異常だ。人間ではないのだから。……こんな、化け物の腕を持っているんだから(更に強く自分の胸元を握りしめる)」
「何を惑わされてんだあほんだら(ぽかりとルートヴィッヒの頭を叩き)」
「っぐ!(叩かれた頭を押さえ)……しかし、班長……これは事実で……」
「正常だの異常だのって言葉で容易く揺さぶられる程におめの求めてるもんはチープなのか?…言葉に惑わされすぎんな。信じるなら信じてえ奴の言葉だけ耳ば傾けとけ(ぽふぽふと頭を撫で)」

「(じっとルーカスとルートヴィッヒの方を見つめ)……君たちは、自分の力を誉れるべきのものだと思っていないんだね。悲しいことだ。実に悲しい。……その罪深さにも気付けないなんて(深い溜息を零す)」
「シスコンもこごまで来ると救われねえなあ(やれやれと肩を竦め)」
「僕は僕の意思で、姉さんの理想郷を目指しているだけだよ?君に救われたいなんて思わないなあ(氷のような笑みを浮かべ)」
「そうけ。ならその救われたい姉さんさ救えないおめはどうしようもねえなあ(長い前髪越しに愉しそうに目を細め)」
「(笑みはそのままに目を細め)……どうしようもない僕なんてね。どうでもいいんだ。正直、僕はすべてがどうでもいい。だから、姉さんがいればいい。妹がいればいい。姉さんの理想郷がそこに在ればいい」
「……それが姉さんを『苦しめる』理想でも?」
「うふ、……ふふふ、あははははっ!!!姉さんが間違ってるとでもいうのかい?君は馬鹿だね!姉さんが間違うわけないじゃないか!!」
「その間違いさえ気付けない……いや、気付いてないふりをしてんのか?そんな事をしていればどうなるのか本当は分かってんだろ、おめ(ルートヴィッヒの腕を引いてゆっくりとイヴァン達に歩み寄り)」
「は、班長……?(腕を引かれて瞬きを繰り返す)」

「イヴァンちゃん、この人は何を言ってるの?私が間違いって」
「(高笑いをしながら頭を掻き毟り、瞳の奥で憎悪の色を激しく燃え滾らせ)……姉さん。あんな間違った悲しい奴の言葉なんて聞いちゃだめだよ。あれは僕たちの敵、幸せを踏みにじる奴だ」
「でもあの人、私が間違いでルートヴィッヒちゃんは私を受け入れてくれなくて……(言葉を紡ぐにつれ体が小刻みに震え)」
「(にいっと笑を浮かべ)おめらは、ほんとうに幸せ?」
「姉さん。大丈夫、あんな奴の言葉を受け入れたらだめだよ。……僕がいる、ナターリヤもいるんだから。姉さんは、姉さんの望むままに歩んで(小刻みに震えるソフィヤを抱きしめ、ルーカスから遠ざけるように庇う)」
「あ、ああ……わた、わたしは……わたし、は……(抱きしめられて尚も体の震えが収まらず力の加減が出来ないのか周囲に毒霧が発生する)」
「ッ!?こ、これは……毒!?(一瞬吸い込んでしまい足元をふらつかせるが踏み止まり、口と鼻を手のひらで覆う)」
「時間だ。ずらかるぞルートヴィッヒ(ルートヴィッヒの腕を自身の方へと引き寄せ魔眼の力で質量を無視しての横抱きを行いその場から高く跳躍し離脱する)」
「ま、待ってくれ班ちょ……ああああっ!?!?!?(今までされたことのない運ばれ方に悲鳴を上げて離脱していく)」

「わたしは……しあわ、せ……しあわせなの、しあわせ、そう幸せに(ぶつぶつと呟きながら色濃い毒霧を生み出す)」
「……姉さん、ごめんね(毒霧を吸って顔色を悪くしつつも慈しむように微笑み、ソフィヤの首筋に手刀を叩き込む)」
「っあ……、(突然襲ってきた痛みに声を漏らすと意識を手放し)」
「っと(意識を手放したことで弛緩したソフィヤの身体を抱き留め)……領域よ、今ここに封鎖空間を(ぱちんと指を弾いて周囲の領域を隠蔽する)」

*

「はあ。少しつつきすぎだか。…もう大丈夫か、ルートヴィッヒ(腕の中にいるルートヴィッヒに声をかけ)」
「に、二度と経験したくないです……(真っ青になりながら)」
「そんなおめに残念な知らせだ。フランシスはあれを観察しろとの命令だ。嫌でも接しなくてはなんねえな(くつくつと笑い)」
「……あんな風に倫理観が崩壊した相手は正直……ですが、仕事、なら……(明らかに納得していない顔)」
「仕事熱心だなおめ。というか真面目け(ぺしりと片手で頭をチョップ)……と、そろそろエミール達との待ち合わせ場所につくな(ゆっくりとビルの間に降下し)」
「別に真面目というわけでは……いや、真面目なのか?だがしかし、仕事だから……(ブツブツ)」

「(待ち合わせ場所で壁にもたれて座っていたが二人の姿を見ると立ち上がり)あ、班長とルートヴィッヒ……がお姫様抱っこなう?」」
「……なにあれ(思わず真顔)」
「っと(ゆっくりと着地するとルートヴィッヒを下ろし)悪いな、少し遅れた」
「ねえねえ自分より細身の班長に抱かれる気持ちはどんな気持ち?ねえどんな気持ち?(によによ)」
「非常に心臓に悪い上に、俺が抱きかかえられるという虚しさは尋常ではない……(降ろされて真顔になりながら)」
「んで、そっちばマフィアんとことUGNの例の奴らの偵察してたんだろ。首尾はどうだ(話しかけながらそっと実験体に切られた箇所をモルフェウスの力で修復し)」
「ヴァルガスファミリーについては、ボスのロヴィーノ・ヴァルガスの暴走が相変わらずってところだね。あとは、アントーニョ・フェルナンデス・カリエドの衝動の暴走を確認。表面上は普通に振舞うんだから恐れ入るよ」
「UGNの方は特に変わらず?強いて言うならティーン2人が同級生とゴタイメーンでティーンとなった的な?」
「……(ギルベルトのことを思い出して視線を彷徨わせる)」
「俺達が知らねえ間に周りも目まぐるしく動いてるわけか(顎に手を添え考え込み)」
「そういえば班長達は例のFHとはどうだった?殺り合った?」
「殺り合ってはない……が、その……班長が煽ってだな……」
「人聞き悪い事言うな。少しお話しだだけだべ(うんうんと頷き)」
「ああ、お話という名の煽りだね。把握したよ(深い溜息を吐き)」

「て言うかルートヴィッヒ怪我してる?服がワイルドな事になってるんですけど」
「あ、いや……その、敵の攻撃を避け損ねて(視線を逸らしながら)」
「どれどれ先輩にその肌をさらけ出せ的な。優しく手当してあ・げ・る(語尾にハートをつけながらカバンから包帯を取り出し)」
「言い方が気持ち悪い(ロンの頭を軽くチョップ)」
「すまない、ナース服がないから妄想で俺をナースコスなりさせて楽しんでいってね!どっせい!!(傷口に消毒液噴射)」
「ぐううっ!!(勢いよく噴射された消毒液が染みて思わず顔をしかめる)」
「仲が良くて何よりだな(しみじみとルートヴィッヒとジァーロンを見つめ)」
「仲いいのこれ(真顔)」
「消毒液かーらーのっ!悪霊!退散!!(お札のようにガーゼを押し当てる)」
「!?!?〜〜〜っ!!!(痛みに声にならない悲鳴を上げている)」

「おーいジァーロン。程々さしてやれ」
「(包帯を巻くと満足したように鼻息を荒げ)よしっ。…あ、班長は怪我してるなう?」
「してねえなう(真顔)」
「……いや、先程俺と同じで攻撃を食らっていただろう?」
「おい言うなルートヴィッヒ(真顔)」
「へー。……ロン、やっちゃえ(ルーカスを指差し)」
「これは手当が必要ですねえ…(じりじりと歩み寄り)」
「いらねえもんはいらねえと言ってんだろ(じりじりと後退)」
「……(後ろからルーカスを羽交い絞めにする)」
「!?おい何すんだルートヴィッヒ(ぎょっとした表情で振り返り)」
「い、いや、空気を読んだ結果先輩たちに加担するのが一番かと……」
「でかしたルートヴィッヒ。そのまま押さえてて。ロンが治療(笑)するから」
「オペを始めます(手袋を付けるような素振りで)」
「手当じゃねがったのかおめっ。おめら覚えと…〜〜〜っ!!!(勢いよくかけられる消毒液の痛みに声にならない声が漏れる)」
「やったねルーカス。傷口癒えるよ(真顔でぷるぷるしながら)」
「後で、まとめて泣か……ふおうっ!?(バシーンとガーゼを貼り付けられる)」
「安心しろ、峰打ちだ(きらーんと目を輝かせ)」
「何処が安心なのだろうか……」

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