ダブルクロスしようぜ!
〜1時間後〜
「結局服が乾燥機に回るまで時間掛かるってのが分かって服を購入したわけですが…なんで互いに服をコーディネートしてんの(真顔)」
「ウチはいいって言ったんやけどなあ、そこの男子陣がノリノリで始めてたんよ(顎でふたりを指し示し)」
「やっぱりハンバーガーボーイにはちょっとB級なファッションが似合うと思った(こくこくと頷きながらアルフレッドに着せたダメージジーンズとTシャツとサマージャケットのアンサンブルのコーディネートに満足げに頷き)」
「どうだい?似合う?似合うだろ??(大人とナターリヤに着せてもらったコーディネートを見せながらジァーロンを指差し)中華っぽいシャツがあったから、ジァーロンに着てもらったんだぞ!やっぱり俺の目には狂いがなかった!(満足そうにチャイナシャツと細身のジーンズの組み合わせを見せ)」
「うんうん。ふたりともよく似合ってるよ。…そして(女性陣を眺め)」
「お嬢ちゃん、スタイルよくて何着せるか悩んだわ……(シンプルだが涼しげなワンピーススタイルのナターリヤを眺めてうんうんと頷き)」
「私のセンスを持ってすればどんな人間でも似合うに決まってるだろう(柄物のバンダナを巻き付けたカチューシャに合わせたパフスリーブにワイドパンツのラウラのコーデに得意げに鼻を鳴らしてスカートを揺らし)」
「…(なんだかんだで楽しそうに決めてたな、ツンデレっ子)」
「……(やっぱり学園のマドンナも、こうみると普通の女の子だよなあ)」
「さて、せっかくおしゃれな服を着てるわけだしそのまま食事でもしない?あ、もちろんこれも俺が奢ってあげるよ(くすくすと笑い)」
「ご飯まで奢ってくれるのかい!?(目に見えて瞳がきらきらと輝きを増し)」
「ファミレスくらいなら奢ってあげられるよ。君ら見た感じからしてよく食べそうだからね!(サムズアップ)」
「なぜバレたし(真顔)」
「お腹は空いてるよ!(いい笑顔)」
「メタボリックが…(隠すことなくため息を漏らし)」
「むっ!メタボなワケないだろ!あんなに激しく動き回ってるんだ!(ふんっと鼻息荒く反論)」
「運動したのならばなぜその服からでも分かるその無駄な肉は減らない(きっぱり)」
「(ばっと腹を腕で隠し)お、俺の腹ばっかり見ないでくれよ!実は俺のこと好きだろ!?」
「は?(ドスの効いた低い声)」
「うはー……ごっつ低い声出たなあ……(真顔)」
「初対面の俺でも分かるよ。彼女はアルフレッド君には脈無しだと(真顔)」
「そんなことより飯!タダより美味いメシはないんだぜ!!(良いことを言ったような得意げな表情で)」
「はっ!そうだよそうだよ!ご飯食べようじゃないか!!俺、お腹ペコペコなんだぞ!!(即座に切り替わってそわそわと身体が揺れ)」
「おーけえ。それじゃあショッピングモール内のファミレスに行こう。…にしても若いなあ皆。青春してるねって感じ(乾燥機に使用中の札をかけながらしみじみと感じ)」
「そう思うやろ?ウチもさっきそう思ったわ(肩を竦めると一瞬だけほんの少しの探るような視線で全員を見つめ)」
「…(ラウラの様子を一瞥し)何があったかはわからないけど今の俺にはあの3人、普通の若者に見えるけど?」
「(くすりと意味深に笑い)……せやなあ、ウチにも見えるで?一分一秒を楽しむ、若い子らに」
「(2人の方へ振り返り)若い若いとか連呼してたら心が老けてしまう的な!」
「もう老け込んでるだろ(きっぱり)」
「お腹空いたんだぞ!早くご飯行こう!!(空気は読めない)」
「ひっどい言い様やなあ(肩を竦め)ウチ、まだ23なんやけど」
「アルフレッド君の空腹を満たす為にも行きますか(やれやれと肩を竦め)」
「わーい!ごっはん!ごっはん!!(飲食店街の方へと走り出し)」
「奢りなら腹がぶっ壊れるまで食え。これ先生の教え也〜(アルフレッドの後に続くように走り)」
「学生の胃袋ってどないな許容力なんやろ……(勢いよく走っていったふたりを追うようにまったりと歩き)」
「まあファミレスならそう高くつかないはず…なのかな(真顔)」
「(フランシスの方へ振り返り)あのメタボ、嘘みたいな量を平らげるぞ」
「(ファミレスの前に置いてあるメニュー表を眺め)ねえねえ、ジァーロン。パスタ大盛プラス100円だって!これ、更にプラスできないかな!!(ジァーロンの服を引っ張りながらメニューを指差し)」
「いいんじゃね?大人様の経済的ならこのくらいの負担は屁の河童だろうしー?あ、俺このサイドメニュー全部制覇したい気分(ふむふむとメニューを覗き込み)」
「……財布、吹っ飛ぶでこれ(苦笑しながらふたりに追い付いて後ろからメニューを覗き)」
「…ファミレスってカード使えたよね(真顔)」
「(ちらりと入口に貼ってある紙を確認し)……うん、使えますって書いてある。便利な時代やなあ」
「(安堵の息を吐き)…よし、入ろうか。幸いこの時間はまだ人入りが疎らみたいだしね!」
「フランシスさん!俺これ!!カルボナーラの大盛!あとフレンチフライ!!あと、あと!!(入る前から食べたいものを羅列していく)」
「…聞いているだけで胃がもたれそうだ(口元を手で覆い不機嫌な様子で)」
「ん?ナターリヤも食べるだろ?このチーズソースたっぷりのフレンチフライにしたいんだけど!!(極上の笑みで食品サンプルを指し示し)」
「…私はシーザーサラダとコーヒーで(口元を手で覆ったまま食品サンプルから視線逸らし)」
「あはは、取り敢えず中に入ってから決めよ?(店員に声を掛け)……5人ですー。えっと、……(フランシスの方へ視線を向け)煙草吸う人?」
「今は吸わない人(にっこりと笑みを向け)禁煙でお願いするよ」
「はいよ。……煙草吸わないで……あ、全席禁煙?吸う場合は喫煙ルーム?ああ、はいはい(頷きながら手招きし)こっちやって」
「(嬉々として案内された席に向かい)ジュースはコーラだろ?さっきメニューにあったソーセージの盛り合わせも美味しそうだったし……」
「ハンバーガーボーイの胃袋まじブラックホール(テーブルに備え付けられている濡れナプキンを人数分取り出し4人の前に置き)」
「(ジァーロンの自然な行動に大きな目がぱちくりと瞬き)……ジァーロン、大家族の長男やったりする?」
「ん?(店員が運んできた冷水を同じく回して行き)ひとりっ子と言えばひとりっ子だけどそうでもない的な?」
「ひとりっこだけどそうじゃない?矛盾してないかい、それ?(水を受け取ると喉を潤すようにごくごくと飲み)」
「血の繋がっていない養父と妹?いや姉?みたいなのが居るから。血の繋がった方の家族はもう居ないし(袋から濡れナプキンを取り出しテキパキと手を丁寧に拭き取り)」
「あっ、あ……あー……Sorry(申し訳なさそうに眉根を下げ)」
「この話をすると9割9厘その反応だからいただけないというか…俺自身は些細なことだと思ってるんですけど(言葉通り気にすることなく使用済みのナプキンを畳み)」
「まあ人生色々、ウチは変に同情せぇへんよ。本人が大したことないって言うなら、深く突っ込む必要もないし(さらりと流すようにメニュー表を取って各自に回し)」
「そうだね。君達はまだ若いんだからやれることも沢山あるんだし後ろを振り返るより前を向いた方がいいってことだね(メニューの飲み物欄を吟味し)」
「(ばつが悪そうにモゴモゴと氷を噛みながらもメニューを見るところりと態度が変わり)俺さっきの大盛カルボナーラ!あとチーズソースのフレンチフライ、ソーセージの盛り合わせ!あと唐揚げと、コーラ!食べれそうならまだ食べるんだぞ!!」
「……お嬢ちゃんやないけど、ウチも胸焼けしそう(額を押さえ)……あー、ウチはフルーツパンケーキとコーヒーで」
「貴様はひとりで大食い選手権でもするつもりか(メニューを閉じ呆れた様子でアルフレッドを見つめ)」
「え?これじゃ序の口じゃないか。ステーキを1ポンドからスタートが俺のディナーなんだぞ?(心底不思議そうに首を傾げ)」
「スタートダッシュが最早ロケット並み的な。あ、すいませーん。注文いいですかー?(近くに通りかかった店員を呼び止め)」
「(店員が注文を取る体勢になってメニュー表を見せ)カルボナーラ!これの大盛と、フレンチフライのチーズソース。ソーセージの盛り合わせ、唐揚げとコーラ!(やりきった顔)」
「アルフレッド君、ここドリンクバーあるからそっち頼んだらどうかな。あ、俺は白ワイn」
「飲酒運転か(真顔)」
「捕まるで(真顔)」
「……ノンアルコールのビールとチーズ盛り合わせで(真顔)」
「ウチらはフルーツパンケーキと、お嬢ちゃんはシーザーサラダやったっけ?」
「…(無言で縦に頷き)」
「ほんじゃ、それと……ジァーロンは?」
「俺はよくばりチーズハンバーグ&チキンステーキプレートセット…あ、ライスの方で。そんで生ハムとーマヨコーンピザ、はハンバーガーボーイとシェアして…店員さん、小皿1つとテイクアウトでこのデザートのって出来ます?出来たらティラミスとアップルパイ、ロールケーキひとつずつ!」
「いや、あんたもそんだけ食うんかい!(思わずツッコミ)」
「ピザはハンバーガーボーイとシェアするんですー(唇を尖らせ)」
「俺もソーセージとフレンチフライはジァーロンとシェアするんだぞー(同じように唇を尖らせ)」
「あー、はいはい(男子陣に肩を竦めて見せ)……あとすんません、さっきのコーラキャンセルしてドリンクバーを4人分で」
「…デザートは家で帰って食べるのか(質問するがさして返答に興味は無い様子)」
「んー?甘いの好きなそこのJKに負けず劣らずなツンデレボーイにpresent for you?」
「ツンデレボーイ?……あっ、前に会ったちっちゃい人?(ぽんっと手を打ち)」
「そっ。見た目に似合って甘いもの好きだから(テーブルのグラスの水滴が付着した部分を拭き取り)」
「あ、確かに前にバーガーショップで会った時もアップルパイ食べてたよね(記憶が鮮明になって頷き)」
「そうそう、その子その子。きっと持って帰っても自分からは食べないだろうから口に突っ込んでやろうとプランを立てる俺であった!(どやあ)」
「めんどくさい奴だな」
「おまいう、じゃないか(真顔)」
「…あ(何か思い出したようにスマートフォンを取り出し)あちゃー…こんな時間か。ごめんね、ちょっと電話していいかな?」
「うん?うん、構わないんだぞ(がりごりと氷を噛み砕き)」
「どぞどぞー。っと、ハンバーガーボーイ、ジュース取りに行くべがなー(席から立ち上がりアルフレッドを手招きし)あ、3人は何がいい?」
「…アイスコーヒー。ブラック」
「ウチもアイスコーヒーで。シロップとミルク1つずつ……っと、ちとごめんな(スマートフォンを取り出して手早くタップし)」
「(スマートフォンを耳に当てながら)俺もアイスコーヒーで。シロップとミルクは要らないから。……繋がらないな(コール音が鳴り続けるスマートフォンを耳から離して睨み)」
「(席を立つとドリンクバーコーナーに目を向け)アイスクリームバーが!ある!!」
「ようしハンバーガーボーイ!どちらがアイスクリームをつむつむ出来るか勝負!(アイスクリームバーの方へワクワクが抑えられない様子で歩みを進め)」
「負けないんだぞ!!アイスクリームつむつむ選手権は俺がもらった!!(無邪気にアイスクリームバーの方へ向かい)」
「(メールを打ち終えてするりとポケットにスマートフォンを戻し)……子供って可愛いわあ」
「アイス食べすぎて腹を壊してしまえ(呪い)」
「あはは、手厳しいなあ(苦笑して頬杖をつき)」
「ラウラさんはご兄弟は居るのかな?いや、さっきからナターリヤさんに接する姿が慣れてるものだから興味を抱いてね(頬杖をついてにっこりと微笑み)」
「んー、お兄ちゃんと弟が一人ずつ。今は働いてるところの主人達が弟みたいなもんかなあ(頬杖をついたまま柔らかな笑みを見せ)」
「(口をつけていたグラスをテーブルに置き)やはりあの格好は本物のメイド服…」
「せやで?まあ、家政婦兼教育係、みたいなもんやけど」
「このご時世に家政婦っていうものが本当に居るなんて驚きだよ。その主人ってのは相当に可愛いんだろうね」
「我が家の主人達は天使やからね。可愛い次元超越してるってもんや(にっと唇を吊り上げ)」
「溺愛しているのか気持ち悪いな(びしゃり)」
「まあまあ(ナターリヤのストレートすぎる言葉に苦笑いを浮かべ)」
「おうおう、何とでも言いや。……ただ、ウチの主人を侮辱した時は覚悟しぃや。お嬢ちゃん?(一瞬で鋭い空気を作り上げて優しく微笑み)」
「……(僅かな時間に感じた肌を刺すような鋭い空気に眉間に皺を寄せ)」
「(ふっと空気を霧散させ)……それにしても遅いなあ。……って、ああ、戻ってきた」
「ひゃひゃひはー(スプーンを口に咥え器用にアイスコーヒーの入ったグラス2つを右手にアイスが今にも崩れそうに積み上がったカップを左手に持ち3人の前に現れる)」
「見てみて!凄いんだぞここのアイスクリームバー!!5種類も味があるんだ!!(目を輝かせながらアイスコーヒーとコーラが入ったグラスとカップへ溢れんばかりに詰め込まれたアイスクリームを持って戻ってくる)」
「……馬鹿だ。馬鹿がふたりいる(真顔)」
「楽しそうやな(苦笑して戻ってきたふたりを見つめ)」
「(キョロキョロとどこに座るか悩みながらテーブルにアイスと飲み物を起き)ドリンクバーも色々あったし、ここ気に入ったんだぞ!」
「(テーブルに持ってきたものを一旦置きアイスコーヒーを大人ふたりの前に置き)今度エミるん連れてアイスクリーム祭りしてやる算段的な!」
「そのエミるんがどう反応するか、なんか楽しみやな(肩を竦めてアイスコーヒーを受け取り)」
「彼の言うツンデレ君ならナターリヤさんみたいな反応をするだろうね(アイスコーヒーを受け取りストローでくるくると氷を混ぜ)」
「(空いていたフランシスの隣に座るとアイスを嬉々として頬張り)んー、delicious!!」
「(ぱしゃりとスマートフォンでアイスの塔を撮影し)よしっと。さ、食べるか(スマートフォンをテーブルに置きスプーンをアイスクリームに突き刺し)」
「ジァーロン、これ、ハニーレモン味!めっちゃ美味しいんだぞ!!(テンション高く報告)」
「まじ?んむ(同じハニーレモン味を口に放り込み)あ、やべえ。これは後でヘビロテで食っちゃうやーつ」
「あー、あーこれは語彙力溶けるやつ……!アーサーもいないし、俺を止めるやつはいないんだぞ……!!(大忙しでスプーンを口に運び)」
「おおい、少年達よ。そんなに急いで食べたら頭痛くなるよー」
「……(案の定頭が痛くなりスプーンを動かしていた手が止まる)」
「ジァーロン、平気かい?(けろっとした様子でアイスを頬張り)……フランシスさんも食べるかい?(アイスのカップを軽く振り)」
「(ぱちぱちと瞬きを繰り返し)…ああ、そうだね。後でアイスクリームバーの方へ行こうかな」
「ン、味見していいんだぞ(スプーンで少しアイスを掬い)……ほら、あげるよ!」
「え、味見?えっと…あー(スプーンの方へ顔を近づけて大人しく口を開け)」
「(フランシスの口にスプーンを入れて感想を待ち)どうだい?美味しいだろ?ハニーレモン!!」
「んっ(口元を手で押さえてアイスクリームを味わい)…ほんとだ、爽やかで美味しいね(ふわりと優しい笑みを浮かべ)」
「(ぱあっと表情が明るくなり)うん!すっごく甘くて美味しい!!」
「……(周りに感化されアイスクリームが食べたくなってきたが口に出すのが癪でアイスコーヒーを飲んでいる)」
「……よっと、ウチもアイス食べよかな。お嬢ちゃん、一緒にいく?(ぱちりとウインク)」
「…行く(アイスコーヒーのグラスをテーブルに置くと大人しくラウラの後に続き)」
「(女性陣がアイスを取りに行った様子に満足そうな顔を見せ)アイスは最高!はっきりわかんだね!!」
「ふー…(頭痛が収まったのか再びアイスを食べることを再開し)年中食べれるアイスを作った人に賞をあげたい。むしろ抱き締めたい」
「わかる……凄くよくわかるよ。このアイスを作った天才は永遠に表彰されるべきだ(フランシスからスプーンを回収して自らもアイスを食べて頷き)」
「君達の発想はほんと若者って感じだよね。青春を謳歌する姿が眩しく見えるよ(うんうんと腕を組んで頷き)」
「眩しい?(こてりと首を傾げながら無意識に掴んだ紙ナプキンを眼鏡に変質させ)……あっ」
「?どうしたのアルフレッド君(不思議そうに小首傾げ)」
「い、いや!なんでもないんだぞ!!(慌てて立ち上がると変質させた眼鏡を掴み)と、トイレ!!(逃げるようにトイレへと走り)」
「…(アルフレッドの背中を見送り)…見えてた?」
「まあね。にしても何度見てもオーヴァードの力は驚いてしまうよ。紙ナプキンから眼鏡って錬金術師とかの域を超えすぎだね」
「(前髪から水を滴らせて眼鏡を掛けた状態で戻り)……ふう、悪かったよ。急にトイレに行きたくなって(少しばかり視線が泳ぎ)」
「おかえり。アイスばかり食べてたからお腹冷えちゃったのかもね(にこにこと変わらない笑みを浮かべ)」
「そ、そうかもね……(先程より少しフランシスから距離を取り)」
「…(アルフレッドの様子に気付かない程度のため息を漏らし)フランシスサンは青春を謳歌した時代は女の子とかタラシにタラシまくってたの?」
「いやなんでタラシてる前提?…んー、実を言うと若い頃俺の家は転勤族だったからね。なかなかそういった交流は少なかったというか…」
「転勤族?ってことはいろんな場所の美味しいもの知ってるのかい?(コーラをストローで啜りながら首を傾げ)」
「まあ食べてたのは食べてたけど…口に合わなかったものも中にはあったね(肩を竦め)」
「一番美味しかったものと一番ヤバかったもの、覚えてる?(興味津々)」
「世界三大料理だけあって中国料理とメキシコ料理は美味しかったかな。料理の味付けとしてヤバかったのはイギリス。あとは南アフリカ辺りの料理はそのまんまの形で虫とか出されてたのはキツかったね(真顔)」
「……!!フランシスさん、いろんな国に行ってたのかい!?凄い……っ(純粋な尊敬の眼差しを向け)」
「(アルフレッドの眼差しに先程と同様に瞬きを繰り返し)俺がじゃなくて家族のおかげで渡れたってのもあるからね」
「それでも凄いよ!俺、産まれた国に行ったことないから……そういうの憧れるよ!(無意識でフランシスに近寄って力説)」
「アルフレッド君の産まれた国ってどこかな?アメリカとかイギリスあたり?」
「当たり。まあ、正確にはカナダ生まれのアメリカ人だけどね(ウインク)」
「へえ。てことはあの双子の子もそうか。ふたりはどうして日本に?…あ、ソーセージ盛り合わせはそっちに(料理を運んできた店員に場所を指示し)」
「(フォークを手に取ってソーセージを突き刺し)俺達が産まれてすぐに、父さんが日本支部で働くことになってさ。ナショナルスクールに通いながらだから、俺ちょっと英語のイントネーションおかしいだろ?(困ったように笑いながらソーセージにかぶり付き)」
「(首を傾げ)日本支部?ハンバーガーボーイのdaddyは海外に展開してる割とでかい会社勤めでFA?」
「うん、超大手企業の重役。……俺には関係ない話だけどさ(肩を竦めてソーセージを咥えたまま溜息を吐き)」
「えーなになに?親御さんとあんまり上手くいってないの?(無遠慮にソーセージをフォークで突き刺しながら興味津々に問いかけ)」
「こーら。人様の事情にあまり頭を突っ込まないことだよ」
「ははっ、構わないよ。ちょっとスクールで問題起こして、今働いてるところで下宿してるんだ。両親的には俺のこと疎ましく思ってるみたいだし(ソーセージをごくんと飲み込み)」
「ハンバーガーボーイも色々苦労してんじゃん。ほらお兄さんがこのピザを分け与えてしんぜよう(ワンカットしたピザをお皿に乗せてアルフレッドに渡し)」
「Wow, thanks!(ピザを受け取ると美味しそうに頬張り)ンー!!」
「…家族、か(ふたりの様子をぼんやりと眺めながら無意識に呟き)」
「(ピザで頬袋を作りながらフランシスがぼんやりしていることに気付き)……フランシスさん?大丈夫かい?」
「(はっと我に帰り)ああ、いや。…アルフレッド君にはあの喫茶店のマスターが親御さん代わりなのかなってね」
「(もごもごと口の中のものを飲み込み)そうだよ。アーサーが俺の親代わりになってくれてる。……歳の離れた兄貴って感じだけどね」
「兄貴かあ(ごっくんと喉を鳴らしてソーセージを飲み込み)そのアーサーって人、優しい?それとも鬼怖い?」
「うーーーん、基本は融通の利かない堅物だけど……何だかんだで俺達を追い出さないし、優しいんじゃないかな?」
「堅物かー。そういうタイプの人間をぼかァ驚かすのが大好きでしてねえ(ぺろりと唇を舐めながらにやりと笑い)」
「あ、悪い顔(にまりと笑い)……フランシスさんとは逆のタイプだと思うよ。アーサー、キ……っ、おっと、気に入った人以外には本当に笑い掛けないし」
「フランシスサンと逆…つまり軟派そうでなくへらへらもせずにふらふらしてない大人ってこと?」
「あれ?俺すごく馬鹿にされてる??(真顔)」
「いや、流石の俺もそこまで言ってないんだぞ(真顔)」
「ちょっと話聞いただけでも面白そうなのは確定じゃね?おっし、今度俺の中国雑技団も真っ青なアクロバティックで腰抜かしてやろうず!」
「じゃあ今度うちの店おいでよ!『プライベート・アイ』って喫茶店知ってるかい?」
「んー、ググれば出る?それとも割とローカル?分かんないからハンバーガーボーイ、LINEかメアド教えて。今度行く時に連絡するから(スマートフォンを取り出し)」
「隠れた名店ってやつかなー。LINEね、えっとスマホ……っと(スポーツバッグから星条旗柄のスマートフォンを取り出す)」
「あ、ついでにフランシスサンも交換。3人で交換した方が何かあった時フランシスサンにお金払ってもらえる(キリッ)」
「そういう目的で繋がるのって複雑なんだけど…(ジァーロンのコミュニケーション能力に内心舌を巻きながら懐からスマートフォンを取り出し)」
「フランシスさん、俺達を助けてくれたし悪い人じゃないからね!俺も!(ポチポチと画面を叩きながら)」
「この出会い、感謝永遠に〜(南無南無と唱えながらスマートフォンを振りLINEのID交換を行う)」
「(アホ毛がひょこひょこと揺れてふたりのIDの登録を済ませ)……そういえば、俺全く知らなかった他校の人とか大人と連絡先交換するの初めてだ!」
「やだ…俺ハンバーガーボーイの処女奪っちゃった(片頬に手を当て意味深に)」
「処……っ!?(ぼふっと意味を察して真っ赤になり)」
「多分ジァーロン君が言ってる意味とは違うと思うよアルフレッド君(アルフレッドの反応に苦笑いを浮かべ)」
「え?……っつ、(それはそれで恥ずかしいのか更に真っ赤になってコーラをイッキ飲み)」
「誰にでも勘違いってのはあるさ、ハンバーガーボーイ(肩ポン)」
「う、うるさいんだぞ……(モニョモニョ)」
「(カップに数個アイスを乗せて戻り)……え、何この空気?」
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