閉じた目の上なら憧憬のキス。
食堂で読みかけの本を開いたまま、頬杖をついて居眠りをするセシル。
普段人前で弱みを見せない彼女があどけない寝顔を晒している。
その表情は今、俺だけが知っている。
他の奴らに見せたくない。
いつか隣で一緒に朝を迎える日がことを願って、瞼にキスをした。
prev
next
back