あとがき

長い長い連載をここまでお読み下さり、本当にありがとうございました。
第一話をPCサイトにUPしたのが、2006年10月3日でした。
あれから3年、ようやくあの時心に描いていた話を形にすることが出来ました。

連載開始時、色々と迷いもありました。
というのも、周りの夢小説サイト様の政宗様がみなドSでとんでもなくカッコ良かったので、こんなに優しくて時に女々しい政宗様なんて果たして受け入れて頂けるのだろうかと、そんな不安がありました。
でも、こんなに皆様に支持して頂けるようになって、本当に感無量です。ありがとうございます。

タイトルにもなっているEternal Flameという曲との出会いは、中学1年生の時にさかのぼります。
学校の文化祭で、高校2年の先輩が軽音部で歌ったのを聴いてすぐに虜になり、元の曲を探しました。
中学高校時代を通して色々な曲を聴いてきましたが、いつも心のどこかに残る、とても温かくて綺麗な曲でした。
切なくなるくらいに甘く優しい小説を書こうと思った時に、心の中に浮かんだのはEternal Flameでした。
この曲、聴いた当初はあんまり理解してなかったのですが、よく歌詞を読んでみると、どう考えても二人で夜を過ごした後の曲なんですよね(笑)。
でも、どうしても、政宗とヒロインでこの曲を再現したかったんです。
二人、愛し合った後、政宗の手を取り、手をヒロインの胸に当てて、「Do you feel my haert beating?」ってやりたかったんです。
甘々ですよね。
そんなことが恥ずかしげもなく出来るって、本当にお互いを愛していて、幸せなことだと思ったんです。
そして、ただの濡れ場ではなく、本当に愛を確かめ合う行為を書きたいと思いました。
違った形の裏小説を書いてみたい。
それが全ての始まりでした。

全ての恋愛が上手く行くわけではありません。
この二人にも別れがありました。
それでも、離れてしまっても、別れてしまっても、愛し合った記憶、感覚というのは心のどこかに残るものだと私は思っています。
それが優しい記憶であればあるほど、ふとした時に思い出して幸せになり、そして自分を支えていってくれるものだと思います。
抱き合って見つめあうだけで幸せになれるくらい、お互いを愛し合う。
政宗とヒロインにそんな関係になって欲しいと願いながらずっと小説を綴っていました。
読んだ後に、切ないけれど、どこか温かい気持ちになって頂けたら幸いです。

実は、別れのシーンには、別のテーマソングがあったりします。
GACKTの「再会〜story〜」という曲です。
連載中に読者様からおすすめされて聴いて、泣きました。
本当に別れのシーンにぴったりなので、機会がありましたら聴いて頂けたらと思います。dwangoに着うたフルがあります。
それから、ヒロイン視点では、同じくGACKTの「Last Song」がぴったりだと思います。
こちらも併せて聴いて下さると嬉しいです。


さて、皆さんが一番気にかけているのはこの連載の今後のことだと思います。
連載当初、別れがこの二人の結末でした。
でも、自分自身が第7話を書き始めた時に、この二人は最後は一緒に幸せにならなくちゃいけないんだと強く思うようになりました。
それが、約2年半前のことです。
この後、間章を挟んで第ニ部がスタートします。
皆さん、予測がついていると思いますが、第二部ではトリップ連載になります。
ただ、政宗とはなかなか結ばれません。というか、再会まで色々試練があります。
それまで、第一部よりもずっと切ない展開が続く予定です。
去年のハロウィンで仕掛けたトリックとはこのことです。
別れが二人の結末ではないのです。

Eternal Flameは第一部で終わって欲しいと思う方もいらっしゃると思います。
私もその気持ちはよく分かります。
綺麗な別れのままで、二人、優しい思い出を抱きながらそれぞれの人生を歩んでいくのも幸せなことだと思います。
第二部は完全に私のわがままになります。
それでもよろしければ、今後もずっとお付き合い下されば嬉しいです。

この3年間、本当に多くの方に支えられました。
コメントを下さった皆様、本当にありがとうございました。
二人結ばれた時に祝福してくださった皆さん、結婚式でもらい泣きをしてくださった皆さん、そして、最後まで見守って下さった皆さん、本当に数え切れないくらい多くの方々に支えられて嬉しかったです。
本当にありがとうございました。

第二部もどうぞよろしくお願い致します!


2009.10.7 haruka拝

追記
第二部では、かなり残酷な描写があります。
特に白幸村しか受け入れられない、そのためならクレームも厭わないという方は絶対に読まないで下さい。
あと、Eternal Flame自体タバコの曰くがベースになっておりますので、喫煙描写を不快に感じる方もご遠慮下さい。
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