Poesie

2016/12/30 - きっと、どこかで想ってる。


ほんとうに久しぶりだね
そう笑うあなたのその目元も声も匂いも
あの頃と何ひとつ変わっていなくて 胸が苦しくなった

もう忘れられた そう思っていたのに
そもそもあなたとは何もなかった そう思っていたのに
最初から何もなかった そう思っていたのに
本当はほんとうは違かったこと
困った笑顔と目の奥の熱さが ふたりの過去を語る

笑っておめでとうって言えた
あなたの前で涙を流さなかった
そんな自分を褒めてあげたい
だから今は許して
懐かしい帰り道と涙の音
これで最後だから

きっとどこかで想ってる
幸せになって欲しい それは嘘偽りなく思ってる
この想い消えて欲しい それはだいぶ前から思ってる
まだそうやって想ってる
あなたのことが好き そんなわたしを許して欲しい

最後に贈る言の葉たちは
あなたへと あなたの心へと
ちゃんと届いたのかは わからない
次にあなたに言の葉を贈るときは
あなたから卒業できているはずだから
それはそれはだいぶ先のことになるだろうけど
そのときは教えて欲しい
あの日あなたは何を思ったのか
あの日何を

もうすぐでいつものわたしに戻る
あなたを忘れていくための日々が始まる
それまでは せめて今だけは
あなたのことを考えさせて
あなたのことだけを





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