ヴァニラ「申し訳ありませんっ!晃様ッ!!!」

『えっと、うー、バニラさん謝らないでください』


結局食後もずっと館中を歩き回って、でおおにーさんが「疲れただろう?少し休もう」と言ってくれて、いやいや僕をずっと抱き上げて歩いてた貴方の方がお疲れでしょうに!!
でおおにーさんのお部屋とやらでもうずっと抱っこされているので今更ですが、ベッドの上でお膝の上に座らされ足にはモフモフお布団が掛ってます。
そんなくつろぎタイムな僕にむかって屈強な男性が膝をついて頭を下げてずっと謝っているのだから、しかも気迫が凄くて謝られているのにすごく怖い。


『(こわいこわい頭ゴリゴリ床に付けてるあああ痛い見てる方が痛い)』

DIO「ヴァニラ、晃が怖がっている。もうよい、下がれ」

『あのっありがとうございます!もしまた見つけたらお願いしますっ!』


理由はたぶんおにーちゃんが見つからないからだと思うのだけれど先程から謝ってばかりで困っていたらでおおにーさんがバニラさんを下がらせてくれた。
おにーさんに抱っこされて色んな部屋も通路も一階も二階も見て回ったのだけれど結局見つからず、その後合流したバニラさんの隣におにーちゃんの姿が見えないことに目に見えてがっかりしてしまった僕も悪いと思う。


『僕、やっぱり自分で探しますっ』

DIO「この館は安全ではないぞ?」

『なおの事です、これだけ探しても見つからないなんて・・・
もしかしたら、館の外にいるのかもしれないし』

DIO「館の外こそどんな奴がいるのかわかったものじゃあない。
それに、私は外には出られないのだ」
『僕一人でも探しますっ!皆さんに助けてもらって本当感謝してます!
でも、僕自分でもおにーちゃんを探したい!
でおおにーさんも僕と一緒に探してくれて、ほんとう感謝してます』


僕の背中をおにーさんに預けている状態だから相手の顔は見えないけれど、何故かおにーさんがほほ笑んでいる事だけはわかった。
はやくおにいちゃんを探しに行きたいけど、このままでいたいと思ってしまう自分に混乱すら覚える。


DIO「なるほど、兄の為か・・・。
人見知りのお前が、あんなに愛想よく見ず知らずの人間に探索を頼んだのは」

『・・・そう・・・かもしれません』

DIO「ふふ、素直だな」

『なんか・・・なんだろう・・・おにーさんになら言っていいかなって。
不思議ですね、初めましてなのに』

DIO「んっんー、実にいい反応だ。
警戒心の強い過去に戻り、今の私に対して記憶がないにもかかわらず、身と心を任せるか。
やはり私たちは出会いながらにして、いや出会う前から結ばれる運命だったのか」

『え?』


そう言ったと思ったら僕らは一瞬で向かい合う形になっ


『っ!!????///』

DIO「おや、フフフ、キスで元の姿に戻るとはな。
どうだ?約束通りお前の大好きな兄を見つけてやったぞ?」

『うっうっうるさい!!///
うわあああああああはっずかしい!!!!///』


僕が今までの行動やらなんやらを思い出してここから消えたいと両手で顔を隠してもその手を掴まれ、懲りずにもう一度舌を入れてきたので






ちょっと噛んでやった





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