リーゼントと黒猫の住む町
気が付いた時には目の前に大型犬がいて、ヘアバンドしているおねーさんに道を案内されました。
その時朋子さんに拾われ、仗助君のペットとして東方家に居候していると何故か人間に戻れてそれを広い心で受け入れてくれてそのまま小学校から仗兄さんの弟として一緒に暮らしてます。
あの時のおねーさんに会いに行こうとしても道すら発見できていないのですけどね!!
『うぅ・・・おにーちゃ・・・目ざましなってる』
仗助「・・・zzZZ」
『うー、手届かない・・・起きて、そして離しておにーちゃん』
仗助「んー、晃・・・おはよ・・・」
『うんお早う、何故抱きしめるちょっと目ざまし止めないとっじゃなくて起きないと』
仗兄さんは目覚ましの音がうるさいのか僕の胸に潜ってきてたくましい腕で抱きしめてくるものだからぼさぼさの髪の毛にチョップを食らわせていってぇと離れたすきにベッドから降りる。
近くに置いておくと僕か仗兄さんが止めて二度寝に入るのでわざわざ離れた所に置いてある時計を止めて伸びをする。
仗助「うぅ〜・・・」
『(かみぐっしゃぐしゃだ・・・髪型のせいか、それともこの姿のせいか全然イメージ違うよね)』
仗兄さんはまだ布団に潜っているので一気に剥ぎ取っておく。
こうすればそのうち起きてくるだろうから、僕は先に朝食の準備。
ご飯は炊けてるし、インスタントの味噌汁と昨日の残りでいいか。
ついでに冷凍食品多目にチンして朝のおかずにしよう。
後は適当にお弁当箱に入れて、冷ますために放置しつつお味噌汁作ろう。
仗助「ふぁあ・・・洗面所空いたぞ」
『ありがと、ご飯よそって運ぶだけだから先に食べてて?
ってまだ眠いの?顔洗った?ご飯熱いから後ろから抱きついたらあぶないよ兄さん』
まだ眠気が覚めないのか、頭はバッチリ決まっているのにまた僕の首もとに顔を擦り付けてくる。
せっかく整えた髪が台無しになるぞ、普段怒るくせに。
満足したのか、僕から離れるとおぼんに乗せていた朝食を運んでくれた。
お言葉に甘えて僕もパジャマから制服に着替え身支度を終えて戻ると、食べずに待っていてくれていた。
こういう何気なく優しい所が一番好きだと、前本人に言ったらめっちゃくちゃ赤くなっていて可愛かった。
『ありがと!』
仗助「どういたしまして、それじゃ」
「『いただきます』」