<17歳の場合>


ジョナサン「へーいいなぁ、僕ももっと晃とお風呂に入りたかったなー」


屋敷内の図書室で、ディオ兄さんとジョナ兄さんと僕の三人で其々の勉強をしていると、
本を探している時にジョナ兄さんも本を探しに来たみたいで、何を探しているのかから何故かこの話になった。
いつも途中からこうやって話がそれてしまうのです(主にジョナ兄さんと僕の二人ですが)。
まぁ、ディオ兄さんは向こうの机で集中しているし、煩くしなきゃ怒られないだろうからいいかな?


『はは、でもディオ兄さんに洗ってもらうの気持ちよかったなー』

ディオ「(ピクッ)」

ジョナサン「そうなんだー。昔、たまに三人で一緒に入った時もディオに洗って貰って気持ちよさそうにしてて、晃可愛かったなー」

『あのころは小さかったしねー』

ジョナサン「そういえば、僕晃の体ちゃんと洗ってあげたことないよね」

『?そうだね、背中は洗いっこしたけど』

ディオ「Σ!!」

ジョナサン「そうだ、今日一緒に入って体の洗いっこし
ディオ「ジョジョ!自分の年齢を考えろ!」

ジョナサン「Σいっった」


昔話に花を咲かせていたら、ディオ兄さんが怒っている様子でこちらに来て、ジョナ兄さんの頭を持っていた分厚い本の背で叩いた。
ゴスッて音がしたけど大丈夫なんだろうか、あ、大丈夫そうだ。涙目だけど。
ラグビーのおかげかな。凄いなラグビー。怖いから僕はしないけど。


『ごめん、ディオ兄さん。うるさかった?』

ディオ「いや、ジョジョが変な事を言いだすから」

ジョナサン「えー、僕だって晃の体を洗ってあげたいっ」

ディオ「だから年齢を考えろと言っているんだ!もう晃だって一人で風呂に入れるぞ!」

『(17歳の男子捕まえて一人で風呂に入れるとか言われても;)』

ジョナサン「僕らだって一緒にシャワー浴びてるじゃないか!」

『Σ!!!』

ディオ「ラグビーの練習終りの部室だからだろう!!しかも個室だろうがっ!
晃に誤解させるような事を言うんじゃあない!!#」

ジョナサン「晃だってひさしぶりに兄弟で入りたいかもしれないだろ!」

ディオ「だとしてもお前とは入らせん!」

ジョナサン「え、じゃあディオと入るかい?」

『え、なんで僕が誰かと入りたい前提の話になってるの!?』


さっきの衝撃発言で思考が止まりそうになったところに、いきなり話しがこっちにもどってきた。僕もけっこう話がずれると言われるのだが、ジョナ兄さんも対外だと思う。


ジョナサン「あ、嫌だった?」

『え、別に嫌じゃないけど』

ディオ「Σなっ!!///し、しかしっ(晃の裸っだとっ!!!///)」


昔はよくお世話になったからなー。正直懐かしくはある。
まぁ今も精神年齢と肉体年齢が位置しているだけであんまり変わらないけど。
さすがに、二人のようにガタイのいい男と風呂に入るのは窮屈そうだし。
だいたい二人はさっき言っていた通り練習帰りにシャワーを浴びてくるので、まず屋敷であまり入らない事を忘れてはいないだろうか。


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