吸血鬼の世界
たしか、僕の部屋で寝ていたと思うんだけど・・・ここはどこだろうか。
ポカポカとした日差しとクーラーの風に猫の性か、ついお昼寝をしてしまったのですが、
気が付いたら見ず知らずの森の中に・・・。
『・・・・・・Σスタンド攻撃か!!』
はいそこ思考が遅いとか言わない。こちとらリ○ーンの綱君みたいなタイムスリップもあり得るんじゃないかとか色々思ったんだから!
しかし、マジにタイムスリップかもしれない。近代的な建物が見当たらないのです。
もしかしたら大都会の真ん中の広い森林公園かもしれないし、田舎の山奥かもしれないけど。
スタンド攻撃だとしても何なんだろう?もしかして他の人も攻撃を受けているのかもしれないけど、目的がわからない。
殺すのなら寝ている間にするだろうし、捕まえたいなら縄か何かで拘束されているだろうし、連れてきたかったのなら当の本人がこの周りにいなければ先に進まない。
あいにく死んではないし、高速の後すらないし、人間の僕では気配とかわかんないです。
僕のスタンドを発動し、半猫化(猫耳しっぽ)で周りを探る。
風の音・・・木の葉の音。人の気配・・・なつかしい・・・匂い?
「ほぉ、我々と同じ種族化と思ったが、獣人か?お前が見た牙というのはそれではないのか」
「獣人ならもっと獣の形になるはずだけど・・・」
『Σディオ兄さんジョナ兄さん!?』
その匂いの主はこの二人だった!なんかおそろいの服を着ているなんていつの間にそんな仲良く・・・。
は、え?でもジョナ兄さん目が赤かったっけ・・・?いやそんなわけないでしょう?
良く見ると二人がじわじわと僕に近づいてくるのだが、何かいつもと違う。
これは・・・まさか・・・
ジョナサン「可哀想だけど、獣人がこの学園内に入ったとなると殺さないといけないから」
DIO「愛らしい顔をしているから、攻めて苦しまずに殺してやろうッ!!」
『Σ!?(そっくりさん!?)』
言い終わったと同時に僕に殴りかかるディオにいさんもどき。
ディオ兄さんに殴りかかられるとはショックが大きいが、本人ではないと感じ、瞬時にスタンドで防御する。
DIO「っ!?きさま、なんだその魔術は!」
『は?魔術!?スタンドが!?』
ジョナサン「まってディオ、この子、獣化をといたのに小さいけど牙がある・・・。
君、もしかして本当に吸血鬼かい?」
『え・・・い、一応そうですけど』
現在進行形で無駄無駄ラッシュで殴られつつも、なんとかスタンド能力で攻撃を防いでいる。
こえええええ!!これはこええ!!!ディオ兄さんに殴られるとか有り得ないんですけど!!
承太郎はよく耐えたな!!あ、でも本当はディオ兄さんは僕を殴りたかったのかも!?
そんな悲しい事を考えつつ、ジョナ兄さんっぽい人の質問に答えていると、後ろから誰かに腕を拘束された。
ジョルノ「血を調べればすぐですよ」
『(こ、この声はっ姿が見えないけどジョルノ君!?)』
承太郎「どれ、顔をあげ・・・な・・・(な・・・なっ)」
『(うわ、後ろの仗助君とおそろいの制服の承太郎までいる・・・でもブレザーも似合うなー)』
じっと見てくると言うか睨んでくる承太郎に若干ビビりつつも、涙が出そうになるのを我慢して次の言葉を待つ。
な、なんでしょうかなんか気に障る事しましたでしょうか!?
承太郎の顔って怖いから兄さんたちみたいに本人でなくそっくりサンだとしたらかなり怖いんですがっ!!
承太郎「てめぇ・・・」
『え!?あ、あああのう!?(も、もしかして、お、おらおらですかー!?)』
承太郎「俺とツガイになれ」
・・・・・・・・・。 ん?(・ω・;)