童話 灰かぶり姫
母が修行の為海外へ旅に出たので、一人になってしまう僕は母が帰ってくるまでの間、このお屋敷でお世話になることになりました。
皆さん親切で、召使の方も多いので特に不自由はないのですが・・・。
『・・・か、カーズ様?;えっと、その人は』
カーズ「晩飯だ、お前も食うか?」
『街に返してきてください!!すぐに晩御飯用意しますから!!』
このお屋敷のご主人は飯がまずいと言っては用意された料理に手を付けず、街の住人を持ってくる究極生物さんでした。
エシディシ「お、晃のめしかーそれなら俺もわざわざ町に出なくてもいいなー」
『言ってくだされば毎日作りますから』
ワムウ「しかし、晃様の手を煩わせるわけには」
カーズ「そうだぞ晃。今日ぐらいは休んで、ワムウにお前の分も取りに行かせよう」
『料理好きなんで!作らせてくださいお願いします!!』
カーズ「ふむ・・・そこまで言うのなら、おいワムウ。この男を返してこい」
ワムウ「はっ」
『Σちなみに吸血鬼にとかまだしてないですよね!?』
カーズ「石仮面は部屋にあるからな。今取りに行こうとしていた所だ」
セ、セセセセーフ!!!
どうやら僕の料理はお口に合うようなので、いつも作ってはいるのですが、こういった気づかいをしてくれちゃうので気が気ではないのです。
ちなみに、すでに僕が来た時にいた召使さんはいません。入れ替わりが激しいです。
理由は・・・聞かないでください。
なので掃除や洗濯なども僕一人で行っています。テッテレー家事スキルが上がりました。
まぁ、ワムウさんも手伝ってくれるし、洗濯は・・・お出かけ着以外は布面積少ないので大変ではないです。
特に洗濯はワムウさんの神砂嵐1/10000を乾燥器がわりに使えるので。
エシディシ「おーい、調理場行くぞ晃ー」
『はーい!じゃあワムウさん、宜しくお願いします』
ワムウ「畏まりました。すぐに戻ってまいります」
薪で火をおこすのは大変なのでエシディシさんに頼んでいたら、興味を持ったらしくお料理を手伝ってくれます。
火加減は弱火から消し炭まで調節可能ですが、油がはねているなか半裸で調理してるのはいくら本人が平気でも見ていられないので、この前エプロンを作ってあげました。
ぱっと見裸エプロ・・・いや、なにも言うまい。
カーズ「晃、肉が食いたい」
『野菜も食べてくださいね?あと、体離してくれないと料理作りに行けないのですが』
カーズ「んー、お前はいつも豊潤な香りだな。デザートに頂こうか?」
『Σひゃん!きゅ、きゅきゅ吸血するんですかっ!?』
カーズ「・・・まぁいい、早く行って来い」
後ろから抱きあげられたと思ったら首を舐められた!!
血が欲しいのか!そりゃさっきの村人を返すように言ったのは僕だけど!!
カーズさんに離してもらってさっそく調理場へ!
こうなったらそんな気も無くなるぐらい美味しい料理をたくさん作ってやろうではないか!!