花京院「最近、身近で不思議な事が起こったりしませんか?」

『いんや別に』


聞いたら出身は日本で、いつの間にかここに飛んできたという彼に、まずはスタンド能力を理解させようと言うことになった。
まて、いきなりエジプトに来たんだぞ!?その反応はどうなんだ!?
い、いや、そうか、その事は置いといて他に何もないと言うことか。


『しいていうなら酒飲んで酔っている一夜のうちに飛行機に乗ってエジプトに行って誰かの部屋に侵入してしまった事?』

花京院「そのことを含めて別にないと言ったのか!!?」

『いやー酔っ払い搭乗させるって飛行機会社変わってるよね』

花京院「しかも不思議と思う視点はそっちか!!」


これは、なかなか手ごわいかもしれない。僕も今まで見えない人間に自分のスタンドをどう言えばいいものか考えたこともあったが、ここまで能力が発動していてその現象まで起こっているのにむしろ不思議に思わないこの人の頭の作りが気になる。
アブドゥルさんが炎を出そうが、ポルナレフが瓶を切ろうが、一発芸としか受け入れられないあげく


『スッチーがこのめで拝めなかったことが悔やまれる。くっそ、制服見たかった』

ポル「なんだお前、飛行機乗ったことないのか?俺なんて何人もくどいちゃったもんね」

『Σなんと羨ましい!だが俺は騙されない!貴様はその全てに振られているな!?』

ポル「Σぐはっ、てめー触れられたくない傷をっ」

『太郎ちゃんはいいでちゅねー、スッチーから声かけられるんでチュよねー』

承太郎「おいてめぇその話し方やめねぇとまたくらわすぞ」

『やめてっ!死ぬ!そのデコピンをする構えをやめて太郎ちゃΣいってぇ!!』

花京院「(ことごとく話しが脱線する・・・)はぁ・・・」

『のりちゃんなに悩み事?おにーさんが聞くよ?ん?恋の悩みか?』

ジョセフ「そう言うことはせめてベッドから落ちたままで無くちゃんとおにーさんらしい姿勢に戻ってから言うもんじゃな」

『のりちゃんイケメンだもんな、ねぇよな恋の悩み。お前も声かけられる側とみた、よって俺の敵!!』

アブ「ほら名前腰が痛くなるぞ」
『やっぱり俺の仲間はアブさんとポルっちだけだ!!』
ポル「Σそんな不名誉な仲間に入れるんじゃねぇ!!」

花京院「・・・」


名前さんを抱き上げてベッドに座らせて、肩をつかみ僕から目をそらさないようにする。


『え、え、何?;怒らせちゃった?ナイーブな少年の恋傷つけちゃった!?;』

花京院「もう一度聞きますよ?最近、身の回りで起こっている不思議な事はないですか」

『え?なにのりちゃん不思議系
花京院「な・い・で・す・か?!」
え、ちょ、ちょっとまって、いまおじさん記憶力の限り思い出してみるから」


ちょっと強引かもしれないが、このままでDIOに狙われても困るし、なにより自覚もないままでは自分にも周りにも被害がでないともかぎらない。
幸い、スタンドは攻撃力もなく自我で動いてはいるが悪戯をするタイプでもないし。


アブ「なにか身近なものがなくなたったり、どこかに行ってしまったりはないか?」

『んー・・・んんんー・・・?』
「[ムッキュ!]」←はいはいはい!と手をあげている

花京院「どうやらスタンドの方は心当たりあるようですね」

承太郎「てめーの言葉がわかりゃ苦労しねぇんだがな」

花京院「君、文字は書けない?」

「[ムッキュ!]」←花京院に向けて両手を上に広げている


どうやらペンをよこせと言っているらしい。
僕が渡したペンを抱きしめて一生懸命紙に書きだしているところをみると、知能はあるらしい。


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